いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

【大感謝祭】「センスのある損」をする奴が新しい。ー LOSS IS MORE!(服を選ぶように損を選ぼう!)

6月29日(月)新潟県で開催された大感謝祭『Enjoy Your Life!!!!! 地球をぼくらの遊び場に』には、全国各地から様々な方々にお集まりいただき、おかげさまで大盛会となりました。皆様の前でお話させていただいたことに若干の加筆修正を加えて、最近のいばや…

【いばや会議】「センスのある暇人」が時代を作る。

伝説のマイフレンド・みっつさんといばや会議をしました。すべての悩みは他人の目を気にすることから始まる— みっつ (@mitzparty) 2015, 6月 21【参考記事(全人類必読!)】人生を変える出会いについて。ー 本物の美しさや、本物の純粋さに触れると、自分の…

【KIJ-日本海】努力は暴力。ー 『正しさ』よりも『楽しさ』が人を動かす。

暇で発狂しそうだったので、とある著名人の講演動画を海岸で見ていたら違和感に満ち溢れた。その男性は大学卒業生に対して「これから世の中は大きく変わります」「常識が通用しなくなります」「勝ち組と負け組に大きく分かれます」「のんびり生きている奴は…

【いばや会議】神は「好きなように生きなさい」と言っている。

いばや会議を舞踏家Hさん(女性)と行いました。最近の私は海岸にテントを張って暮らしているのですが、それを察した仲良しの皆様が県外からも駆けつけてくれる。海と空が素晴らしい。人が集まれば「何をしたら面白くなるだろうか会議」が自然発生的にはじ…

【KIJ-ロンドン】「他人に迷惑をかけてはいけない」という嘘。

東京を経由して新潟に戻り、海岸沿いにテントを張っていた時に、ロンドンから一通のメールが届いた。内容があまりにも素晴らしく、自分ひとりのものにしておくのが非常にもったいないので、送り主の方の許可を得て転載します。 マッチ売りの少女の物語を頻繁…

【TYO-国立市】嫌われないために空気を読む、その態度が嫌われる。

新潟行きの高速バスを見事に乗り過ごし、昨夜は新宿の路頭で途方に暮れていた。「これは神のお告げに違いない」ということで、何かしろということだなと勘違いをした私は漫画喫茶で進撃の巨人を生まれてはじめて読んでいたら、主人公の母親が一巻で巨人に食…

【いばや会議】常識の賞味期限はせいぜい100年。ー 「固体・液体・気体の理論」

いばやのMAYUと横浜の山下公園でいばや会議を行いました。あなたは、変わりたい変わりたいと言いながら、なにひとつ、捨てる勇気さえもないのだ— mayu@yokohama (@harapekoyama) 2015, 6月 51・固体から液体、液体から気体。いばや会議中! #ibaya https://t…

【HND-東京】東京で出会った半端ないひとたち。ー 生きることに意味はない。そこにあるのはよろこびだけだ。

日本海を経由して東京に来た。朝日が綺麗だった。朝日を見ていると、何かこういろいろなことがどうでもよくなる。「フィンランドでオーロラを見に行きたいって思うと、いつも、同時に日本でも朝焼けをちゃんと見たいなって思うの」と、わたしの友達の女性は…

【KIJ-洞窟のオフィス】現状を打破する道は唯ひとつ、勇気を出して、自分が恐れていることをやることだ。

佐渡から新潟市内に戻り、仲間内で「屋内で大量の電力を消費しながら遊ぶのはダサい!これからは『屋内』から『屋外』の時代だ!」ということになり、結果的に「洞窟で暮らすのはアツイ」ということになって、洞窟で暮らしていた。洞窟で思うことあれこれを…

【SDS-佐渡ヶ島】人生とは、自分を楽しませることである。ー 自分を楽しませることができていない時に、人間は苛立ち、他人と比較し、未来に不安を覚えたりする。

「家がなくても生きていけるのか」という問いと共に、2014年2月からはじめた『家のない生活』も二年目に突入しました。私のような愚か者でも死なずに生きてこれたのは、このブログを読んでくれている皆様のおかげに他なりません。大感謝の意味も込めて、いま…

【HND-羽田空港】涙が出そうになるくらい生きろ。

クアラルンプールを経由して羽田空港に入った。羽田に到着する便が22時45分と遅く、このままだと空港泊になるなと思った私はツイッターから「誰か一緒にお茶をしませんか?」という投稿をした。すると、深夜という時間帯にも関わらず、七名もの男女が駆けつ…

【KUL-クアラルンプール】多分、これが希望だ。希望は良いものだよ、多分いちばんのものだ。良いものは決してなくならないんだ。

マニラ経由でマレーシアのクアラルンプールに来た。多民族国家だからあらゆるジャンルの人種がいて、非常にカオスだ。歩いているだけで嬉しくなる。インド人の赤ちゃんがべらぼうに可愛い。日本のいじめられっ子たちは、ここに来れば自分の悩みなんてどうで…

【MNL-マニラ市街地】調子に乗らずに、自由に生きろ。ー 自分なんかダメだと思うのがいちばん良くない。それよりも「自分は宇宙全体における偉大なる黄金色のお米粒なのだ」と開き直ろう。

生まれて初めてフィリピンのマニラに来た。格安航空券のジェットスターを利用したので、関西空港から片道およそ一万円だった。目的のない移動なので、特に何をする訳でもない。宿泊代も千円程度の簡易ホテルで済ませている。強い欲求のひとつに『ゼロになり…

【KIJ-日本海】「生きているだけで嬉しい」ということ。

日本海に沈む夕日が綺麗だった。最近は、私のふるさとである新潟と福島を往復する日々を過ごしている。この季節の移動手段はスーパーカブを使っている。去年、東京に住む男性から無料で譲ってもらったこのバイクは、燃費が素晴らしく、東京と新潟(約300キロ…

【FKS-不動滝】どうして『静』は『青い争い』と書くのだろうか。ー 高過ぎるテンションには、嘘が混ざる。本物は常に『静的』なものだ。

福島県耶麻郡猪苗代町の不動滝を訪れた。周囲の空気は神聖な緊張感に包まれていて、そして、静かだった。ふと、どうして『静』は『青の争い』と書くのだろうか、などと考えていた。青が争うことが静かさならば、青は『無』ということなのかもしれない。争い…

【KMI-高千穂】自分の外側にある正解に自分を合わせる生き方は終わりで、必要なのは「自分が正解になる」という気概だ。

神話と伝説の里・高千穂渓を経由して、イベントに登壇するために宮崎市に入った。イベント終了後は膨大な疲労感が押し寄せて、懇親会めいたものを断ってひとりになれる時間を確保した。そして、翌朝は青島の景色を眺めてから大分県に入り、苔の神宮寺奥の院…

【FUK-武雄神社】死ぬことばかり考えていた高校時代と、生きていく理由。ー 『死にたい』という言葉でしか『生きたい』と言えなかった。

佐賀県の武雄神社を経由して熊本県に入った。いまは阿蘇にあるゲストハウスにいる。私は初対面の人間が大勢いる場所が苦手で、旅人たちが集まって一緒に飯を食べる、みたいな空間も非常に苦手でひとりでいる。弁当をトイレで食べている人達の気持ちが、痛い…

【TPE-永田町】経済なんてどうでもいい。そんなことより『いま、ほんとうの意味で生きているか』の方が圧倒的に重要だ。

台北から日本に戻り、永田町で開催された『これからの経済』がテーマのパネルディスカッションに参加した。登壇者は辻信一さんと三宅洋平さんで、福岡県の糸島で市議会議員(?)をやっている人も来た。これからの経済について各自が思うことを話すという内…

【KHH-台中】幸せの中にも辛さがあり、大切なものは「大きな切なさ」を内包している。

台湾の高雄まで逃げてきた。LCCを使えば(安い時期なら)片道5000円程度で海外に行ける。素晴らしい時代になったと思う。高雄では世界一美しい駅(?)でお馴染みの美麗島のステンドグラスを見た後に、夜市で食事を済ませて愛河のほとりを歩いたりしていた。…

【FKS-東京】我輩は「地球のひきこもり」である。ー 何もかも失ったとしても、よろこびに触れる余地は大量に残されているのだから、恐れることなど何もない。

福島を離れて東京に着いた。自然に囲まれた会津若松から池袋駅に降り立った瞬間、人口密度の激烈な違いに軽い目眩を覚えた。本来であれば人間も自然の一部であるはずだとは思うけれど、東京などの都市部では、人間が快適な生活を送れる密度の限度を超えてい…

【ナウシカの「大丈夫だよ(ほらね、怖くない。ね?怯えていただけなんだよね。)」理論】憎しみで憎しみを消し去ることはできない。それができるのは『ナウシカの大丈夫だよ(以下略)理論』だけだ。

私は頻繁に罵倒される。この前も罵倒された。罵倒されると言い返したくなる。しかし、そんな時はグッと我慢だ。私は幼い。先日も、福島県で開催されたチャリティーイベントに登壇した際に、聴衆の皆様からボッコボコにされた。私は「家を持たない生活」をし…

【SDS-弘前の桜】明るいバカに人は集まる。ー 人生を変えるのは(幸福ではなく)受難である。

最近は孤独の淵に置かれて「静かなる絶望の日々」を送っていたのだけれど、新潟県で自虐性の高い友達と珈琲を飲むことで如実に回復した。日々のストレスによる過食に苛まれている我々は「醜悪なデブを目指す」を合言葉に、現在もナポリタンやトーストを喫茶…

【KMQ-佐渡ヶ島】破裂して粉々に砕け散って死のうよ。ー 生きることに意味はない。そこにあるのはよろこびだけだ。

金沢を経由して新潟県に入った。明日は佐渡ヶ島で開催される朱鷺マラソンに参加する。いろいろな事情が重なって、有志メンバーで42キロを裸足で走ることになった。いままでにマラソンなんて一度も走ったことはない。過去に裸足で登山をしたことがある程度で…

【HKD-ヘルシンキの空】自分を表現できる人間は、自分しかいない。ー 大切なのは「このひとと同じ時間を過ごしたいと思うかどうか」になる。

函館から新千歳経由で成田に着き、原宿での用事を終えたら金沢に向かう。道中、ヘルシンキで暮らす女性から空の写真が送られてきた。大勢のひとたちと会う日々を過ごしていると、それが楽しい時間だったとしても避けられないストレスは発生する。偉大なる自…

【CTS-洞爺湖】嘘吐きは殺人のはじまり。ー 「あなたのため」とか言いながら、自分のことしか考えていない人間が多い。

旭川経由で札幌に戻り、昼過ぎから洞爺湖に向かう。北海道の人は「自分の意見を口にできるひとが少ない」のだと、北海道在住の女性が教えてくれた。会話が盛り上がることもあれば、まったく盛り上がらないこともある。一緒にいると元気になれる人もいれば、…

【CTS-札幌】生きているのはいまだけで、いつか傷つくことさえもできなくなる日が、必ず来る。

東京の阿佐ヶ谷経由で札幌に来た。阿佐ヶ谷の空が綺麗だった。東京でも札幌でも、トークセッションのようなものに登壇して様々なひとと話した。ひとと話すと、エネルギーをもらうこともあればエネルギーを激しく消耗することもある。正直に言えば、疲れ果て…

【家を捨て去る10のメリット】成功しようとするのではなく、失敗しなければいけない。ー 失敗して、ニッコリと笑う。それが真の男である。

先日、知人が購買したシャネルの香水を借りて身に着けていたら「さかつめさんも香水とか使うんですか!家ないのに!」などと言われた。この前に訪れた奄美大島では「さかつめさんも飛行機とか乗るんですか!家ないのに!」と言われた。福岡でふぐを食べた時…

【KIJ-海のオフィス】「何者でもなく生きる」ということ。ー 何も持たずに生まれてきて、何も持たずに消えていく。人間であるよりも「一匹の動物」であるということ。

私は「とにかくやばいことだけをやる」いばやという会社の共同代表をしている。オフィスを構える潤沢な資金も事業もないので、誰かと会う時は自然環境を勝手に利用している。誰も使っていないスペースを見つけては「今日からここが俺たちのオフィスね!」と…

【KIJ-日本海】すべての美しいものは悲しみを内包している。ー 「こうでなきゃいけないなんてことはないんだよ」と言ってくれるものが、自分には何よりもやさしく響いてきた。

私の生まれ故郷である新潟県に来ている。学生時代の友達は皆無で、基本的にはひとりでいることが多い。灰色の学生時代を送ってきた私は、学校の授業を真面目に受けることにどうしても耐えきれず、近所の海に本や煙草やギターを抱えてひとりでいた。海は、私…

【ASJ-奄美大島】自分を大事にしようとするからこそ、自分が傷つかないように無難な選択ばかりを繰り返し、結果としてほんとうは開きたがっている生命の種を「安全な生活」によって捻り潰してしまう。

ヘルシンキから成田経由で奄美大島に着いた。途中、ロシアのシベリアらしき風景が壮大で「地球は半端ないな」と思った。私の誕生日は4月7日で、30歳になろうとしている。ある種の節目でもあるので「誕生日は島で迎えたいな」と思い立ち、奄美大島の航空券を…