いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「自分は宇宙全体における偉大なる黄金色のお米粒なのだ」と開き直ること。

素晴らしい出会いは人生を肯定する。新潟で出会った何でも自分で作り出す鈴木さん(仮名)の記事が30万アクセスを超えて、多くの人々の目に触れる結果になった。実際に「鈴木さんに会ってきました!」と話す女性も現れた。鈴木さんが言う「お金は自分のた…

私は地球に愛されている。

宮城県気仙沼市から贈られた花のリースには「大きくて豊かな循環が生まれる場所になるように」という願いが込められている。玄関の近くを通るたびに、花の香りがふわっと漂い、幸せな気持ちになる。自分がいいなと感じるものと触れ合うことで、自分をチュー…

わたしを束ねないで。

花を無料で手にいれることができる、フリーブロッサムの花屋さんをやりたいと思った。金銭や物質や何かしらの能力と『交換(取引)』する形のやり方ではなく、無償で、無目的で、無条件で、必要とするひとにどんどん花を渡していく。花を渡されたひとは、こ…

咲き誇り、散り誇る。

まだ一月だと言うのに、春だ。早咲き日本一の静岡県熱海市では、桜が既に満開を迎えている。私の生まれ故郷である新潟県が桜の満開を迎えるのは四月の末頃になるために、およそ三ヶ月もの時差がある。桜が美しいのは、多分、散り際だ。美しく咲き誇ることが…

目標達成型より瞬間燃焼型。

横浜のBANKartのスタジオに招待していただき、馬車道に足を運んだ。空と海面の透き通る青が綺麗だった。非常にありがたいことに、様々な方々から「お会いできませんか?」という連絡をいただく。自分の存在が何かしらの役に立つのであれば、(応えられる範囲…

すべての人は詩人である。

熱海での暮らしをはじめてから、今日で一ヶ月になる。過去の自分が「家のない生活」をしていたことがまるで夢だったかのように、自分でも驚きを禁じ得ないほど、多くの出来事に遭遇している。家を持たない生活を二年間続けて出た身も蓋もない結論は『(別に…

ローズマリー軟膏の奇跡。

昨日の記事で「ローズマリー軟膏が届きました!」的な投稿をしたら、それを見た奈良県在住の女性・Mさんから「坂爪さんこんばんは。いきなりですが、ブログに載ってたローズマリー軟膏、私も欲しいです(*´-`)もちろんお代は払います!!いつでも構いません…

世界を変えるのではなく、世界を増やす。

前回のブログ記事で「名古屋から熱海に来たいのだけれどお金がなくて困っている女性がいる」という旨の投稿をしたところ、尾張一宮在住の男性から「もしもよろしければお連れすることが可能です」という連絡が届き、一時間後には問題が解決した。さらに、三…

自分自身と対話をする時間を持つこと。誰かの言うことではなく、自分自身の命令に耳を傾けること。

スマホを解約して、月額800円のガラケーに変えた。理由は単純で「金がないから」であり、自宅にネット回線を引く予定もないために、街中のWi-Fi環境以外ではスマホもパソコンも使えない『Wi-Fi乞食』に変貌を遂げた。これから、LINEやGmailなどの各種メッセ…

これで終わりだと思えば取り戻すことのできない悲しみになるが、これからも続くのだと思えば、次の希望になる。

いろいろなことを終わらせるために、新潟市内に来た。昨日、新潟地方法務局に足を運んで、およそ2年半続けた「合同会社いばや」を解散した。いばやとは、とにかくやばいことだけをやるということをコンセプトに、2013年の夏に私と(地元・新潟高校の同…

私は、鏡であるならば、透明な鏡でありたいと思う。

毎朝、近所の伊豆山神社にある石段を下駄で登って、神様的な存在に「グッドモーニング!」と挨拶をしている。私のような弱い人間は、適度に体を動かしていないと鬱になる。禅寺のお坊さんが「裸足で暮らすと風邪をひきにくくなる(足の親指と人差し指の間に…

すべての美しいものは悲しみを内包している。

2年間弱に及ぶ「家を持たない生活」にピリオドが打たれ、新しい暮らしを熱海ではじめてから、今日でちょうど三週間の月日が流れた。連日、様々なひとがこの場所に足を運んでくれる。多分、総勢で200人近くの人々が訪れた。今日、この場所に拠点を構えて…

幸せになるのに、誰の顔色も伺う必要はないんだ。

誰でも0円で、食事やお菓子や飲み物を楽しむことができるフリーミールの飲食店『わたり食堂』なるものを、1月10日(日)に開催した。実験的なものではあるが、幾つかの気付きを得た。昔から「無料で食事が出来る場所や、無料で宿泊できる場所が世界に増えた…

みんなから好かれる必要はない。

毎朝5時頃に起きて、白湯を飲み、半身浴をしながら1時間弱の読書をした後に、朝焼けに染まる海面を眺めながら伊豆山神社の837段ある石段を歩く。これが、基本的な1日のはじめ方になってきた。昨日は、白金高輪にあるアイソレーションタンクと、自由が…

まずは、自分が心の底から楽しめるものを見つけること。そして、その楽しさを周囲のひとたちと共有していくこと。

1月10日(日)に、誰もが0円で食事やお菓子や飲み物を楽しむことができる、フリーミールの飲食店『わたり食堂』を開催することになった。名前の由来は、前回のブログ記事で投稿した『わたり文庫』という名前の循環型図書館の発想が基盤にある。私は、かねて…

一生懸命に生きた記憶が思い出になる。

循環型図書館が、素晴らしい展開を迎えた。先日、平塚から遊びに来てくれた女性が「図書館みたいな、あの、巻末にカードをつけるのはどうでしょう??」と、幾つかのデザイン案を送ってくれた。「図書館の名前はまだ決まっていないということだったので、取…

あなたの悲しみに寄り添う。

ゴミ置き場に捨てられていた食器を拾って、道端に咲いていた草花を活け、玄関に飾った。昨夜は、熊本在住の女性がはるばる熱海まで遊びに来てくれて、一泊して別れた。熱海での暮らしも10日間ほどの月日が流れ、その間、全国各地から50名近い方々が様々な手…

この人でもいいかなではなく、この人といたいと思える人といること。

伊豆山神社で初詣をしてから、近所の小道を散歩していた。伊豆山神社とは、源頼朝と北条政子が結ばれた場所であり、現在は「縁結びスポット」として広く知れ渡るようになっている。837段の石段を登った先から眺める、境内からの風景が素晴らしかった。この時…