いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

してもらうことを考えると失望が生まれ、してあげられることを考えると希望が生まれる。

現在、ごちゃまぜの家では「大晦日だよ!もらいもんスペシャル」を開催しています。これは「大晦日だよ!ドラえもんスペシャル」にかけているのですが、多分、こうして説明をしている時点でダメなんだろうなあと思います。連日の移動で無事に体調を壊し、よ…

自分が思う誠実さのど真ん中を生きていれば、世界は素晴らしい展開を見せてくれる。

効率ばかりが人生じゃない。という訳で、福岡から成田空港を経由して横浜に着いた翌日に、新横浜から広島に行くという「福岡から広島にいけばいいじゃねえか!」的な遠回りをして現在は福山駅にいる。いろいろ説明したいことが多すぎて、逆になにも説明でき…

永遠にそのままで行け。

自分という肉体はひとつだけれど、自分という人格は複数個あるように思う。最近の自分は完全なるおじいちゃんで、縁側に座り日光浴をしていると「これだけでもう充分じゃないか」などと思ったりする。最近まで、1800キロの距離を自転車で移動していたの…

神様は我々に成功を望まない。ただ、挑戦することだけを望んでいる。

昔、多分違法だと思うけど新潟市内の海岸沿いにテントを張って暮らしていた時期がある。風呂がないから知人に借りる。夜は防砂林から松の木などを拾い、焚き火を囲む。最初は変態扱いされていたけれど、徐々にひとが集まるようになり、食糧も勝手に集まった…

まずは自分を殺せ。

家の中でじっと座って考える時と、屋外を歩きながら考える時と、考えている内容も質も明らかに異なることを感じる。わたしの場合、長い間屋内で考え事をしていると「なにかが停滞していく」感覚を覚える。歩きながら考えると、風が吹き抜けるからなのだろう…

崇高な道を選べば、必要なものは与えられる。

銀河系の施しを受けて横浜【ごちゃまぜの家】に戻る。広島で死にかけていたのが嘘みたいだ。22日間の自転車移動の中で、本当に様々な方々から恩恵を受けた。次は自分が返す番だ。これからしばらくはごちゃまぜの家にいる。家は24時間開放をしているので…

俺たちはどこまで行けるのだろう。

金輪島のイベントを終えて広島駅界隈にいる。金輪島のイベントでは、30名を超える参加者ひとりひとりと10分間の面談をする、的な時間が設けられた。「これは死ねる!」と思い、みっつに救済を求めた。多分、みっつがいなければ今頃死んでいたと思う。主…

横を見るな。縦を見ろ。

広島県福山市を経由して、三原市の民宿にいる。瀬戸内海は綺麗だ。自転車を走らせていると、忘れたい思い出が記憶の底から蘇り「あああああああああああああああ!!」となることがある。感情のアップダウンは定期的に訪れるが、これもある種の浄化体験(?…

やるかやらないかをお金で決めてはいけない。

諸事情が爆発をして、なう、愛媛県松山市にあるジョイフルにいる。昨日、福岡県は小倉駅にて所持金が尽きて「終わったな」と思った。が、銀河系の施しにより生き延び、小倉港を発つフェリーの中で眠ることができた。目を覚ましたら愛媛にいた。今夜は今治を…

自分を開けば人間は死なない。

佐賀県武雄温泉から長崎県小浜温泉に移動をする。道中、諸事情で靴下を「しゃらくしゃー!」と投げて捨ててしまい、現在は裸足で自転車を漕いでいる。どうにかなるだろうと思っていたけれど、ふんが、どうにかなってはいるのだけれど足先が冷える。九州の冬…

説明のできないことをやりたいんだ。

福岡を経由して佐賀にはいり、いま、佐賀市内にあるジョイフルでこの記事を書く。東日本在住の方には馴染みのない名前かもしれないが、ジョイフルとは大分県発のファミリーレストランで、非常に素晴らしいことにすべての店舗にWi-Fiが(時にはコンセントまで…

もっと自分を出してみろよ。

高知県宿毛市の港から、大分県佐伯市の港にはいる。自転車で日本国内を巡っている。先週は大阪にいた。伊丹空港から高知空港に飛び、高知をひとしきり回っていまは別府にいる。なぜ、金もないくせに飛行機に乗ることができたのか。それは「さかつめけいごを…

我々は、宇宙全体における偉大なる黄金色のお米粒なのだ。

京都を経由して大阪にはいる。今夜は(多分)大阪に泊まる。おはなを無料で配り続けている。なぜ無料なのか。無料のほうが「なんか素敵だから」と思うからだ。当然のことだけれど、配るほどに身銭はなくなる。しかし、この身銭も本来は自分のお金ではない。…

行く道は違えど、共に進もう。

自転車移動も五日目にはいる。静岡県湖西市にあるコメダ珈琲に来た。私は軟弱者だと思う。チェーン店の従業員の笑顔が硬直的(接客が機械的)なだけで「死にたい」とか思う。もしも、たとえば自分の母親が死んだ顔でスーパーのレジを打っている様子を見たら…

10個の偽物より、ひとつの本物を。

東京から広島まで自転車で行く。静岡県の三島市まで来た。三日目の今日は静岡駅を目指す。宿はない。熱海から函南に抜ける峠が地獄で、汗が冷えて全身が凍えた。手先が痺れて、タイピングが器用にできない。道中、隙あらば出会う方々におはなを届けたい。予…

「何もしないで死ぬ」ことも偉業。

体調不良の恩恵を受けて、おじいちゃんのような日々を過ごしている。寝起きに珈琲を挽き、敬愛する藤岡弘さんに倣い「ありがとう」と囁きながらお湯を注ぐ。縁側で日光浴をする。庭を行き交う蝶々を眺める。午前中は軽い運動か創作か読書の時間に充てる。午…

人生は、生き方ではなく「遊び方」の勝負である。

体調が激烈に悪化をして歩くのがやっと、昨日は喉がバキバキになってしゃべることもできなくなった。これは死ぬのかもしれないなあと思っていたら、ごちゃまぜの家に遊びにきたひとが「遺言を残すとしたら何をいいますか?」なんて不謹慎なことを尋ねてきた…

なんとなく生きるなんてクソだ。

「死ぬまでに何度も読み直すことになりそうな本は?」という問いに対して、ある女性は「よしもとばななの『デッドエンドの思い出』と、村上春樹の『風の歌を聴け』です」と答えた。ある男性は「南直哉の『老師と少年』と、あとは『星の王子さま』とかになる…

奇跡の中を生きている。

沖縄に来たものの、体調不良でぶっ倒れている。明日の便で成田に戻る予定だけれど、台風が来ている。飛行機は飛ぶのだろうか。明後日の日曜日には、横浜にあるごちゃまぜの家の見学ツアーがある。これに間に合うようには戻りたい。が、どうなるのかはわから…

好きなことを、好きなように、どんどんやりなさい。

ごちゃまぜの家の第二弾候補地をルキンフォーするために、明日から急遽沖縄県に飛ぶことになりました。10月24日(火)の21時頃に那覇空港に到着をして、28日(土)10時20分那覇空港発の便で成田空港に戻ります。が、沖縄での宿も予定も交通手段…

生きていることを楽しんでいるか。

2017年4月にクラウドファンディングでプロジェクトを企画し、多くの方々のご支援をもとに、翌月末には横浜市港北区菊名で産声をあげた「ごちゃまぜの家」。誰でも自由に使える空間があったらいろいろと良いんじゃないだろうかと思い、この活動(?)を…

生きる意味より死なない工夫だ。

世界一周9万5000キロを自転車で走った方が「最初の一週間は筋肉痛とかで死ぬけれど、それでも走り続ければ人間の肉体はアップデートされる」的なことを言っていた。70キロ超過の荷物を荷台に乗せて、1日平均(走るときは)100キロ程度は走ったと…

正しさよりも「楽しさ」だ。

Mr.Childrenの「光の射す方へ」を聴きながら新横浜駅まで歩く。雨だ。天気予報はしばらく雨だ。天候と精神状態は比例をする。やばい。このままだと(最近調子に乗りはじめた自転車ロングライドやランニングの類もできなくなるし)絶対に滅入ると思って日本の…

まずは自分を許せ。

生姜と大根をすりおろし、蜂蜜を加え、お湯を注ぐ。カラダ全体が温まり、なにかこう「俺はいま、カラダにとって『よいこと』ができている」という気持ちになる。弱気な時、不安な時、心許ない時、自分がやっていることが(どれだけささやかなものだとしても…

俺は俺という作品を完成させるから、お前はお前という作品を完成させるんだ。

東北から菊名に戻り、熱海の伊豆山神社と箱根の九頭竜神社を経由して、いまは東京の板橋周辺にいる。岩手県で開催された「ごちゃまぜの寺」のイベント時に、なにかこう神的なものから「自然に還れ」と言われたような気がした。自然に還るとはなんだろうか。…

すべての恐れがなくなったら、人は愛することしかしなくなる。

新潟から熱海を経由して横浜に立ち寄り、東北新幹線で岩手県一ノ関駅に到着をする。宮城県気仙沼市と岩手県奥州市で開催されたイベントに登壇(?)したのちに、いま、仙台駅構内にあるカフェからこの記事を更新している。連日の移動で頭がイカれたのだろう…

悲しみにケリをつけに行こう。

福島県会津若松市を経由して新潟県新潟市にはいる。新潟市は私の故郷で、良くも悪くも自分も一部なのだと思う。馴染みの道を歩くたびに、昔の傷が思い出されて精神がえぐられる(ような気持ちになる)。こちらのブログをご覧のみなさまは、ご自身の地元のこ…

お前の生き方は美しいから、もっと生きろ。

福岡を経由して鹿児島にはいり、昨夜、成田空港から車を飛ばして福島県会津若松市に到着した。福岡と鹿児島ではトークイベントを開催していただき、様々な方々と話をした。その際に「昔から坂爪さんは文章を書くことが好きだったのか」と問われ、私は「昔か…

俺の中の俺が「ぶっ飛ばせ」と言っている。

俺の中の俺が「ぶっ飛ばせ」と言っている。ぶっ飛ばせとは、多分、物理的に何かをぶん殴るなどという意味ではなく「もっと自分を出してみろよ」とか「もっと自分を追い込んでみろよ」とか「いい子ぶってんじゃねえよ」とか「置きにいっているんじゃないよ」…

それで生きていこうと思えば、生きていけないことはないんだよ。

小倉港から松山港にはいり、いま、道後温泉駅前の喫茶店にいる。来週の18日以降は再び福岡に戻り、対談形式のトークイベントに出演をさせていただくことになった。稀に、出会う方々から「坂爪さんは講演活動で飯を食べているのですか?」と尋ねられること…