いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

【圧倒的肯定力】やりたいことをやる勇気と同じくらい、やりたくないことをやらない勇気も重要だ。

野田知佑著作「のんびり行こうぜ」の中で、強烈に印象的な箇所があった。野田さんはカヌー乗り(誤解を恐れずに言えば「カヌー馬鹿」)で、世界中の川をカヌーでくる日もくる日もくだり続ける。公務員を嫌悪しており、著書によれば実際に公務員を川に投げ込…

【永久保存版】素晴らしい出逢いは人生を肯定する。ー 2014年に日本で坂爪圭吾が出逢った半端ない人たち。

今年は移動に満ち溢れた一年になった。基本的には「家のない生活」を主軸に生きていたが、家がないと(猛烈に当たり前だけれど)「家に帰る必要」がなくなる。家に帰る必要がなくなれば、今いる場所から《次へ、次へ》と進むことが出来る。必然的に出会いも…

「人間の価値」と「人間の功績」について。ー 「何かをしなければいけない」というのは幻想で、「何もしていない」ことは絶対に悪いことではない。

私は「普段は何をしているのですか?」という質問が苦手だ。同じ風に「苦手だ」と感じている人は多いと思う。「普通のサラリーマンです」と答える人もたくさんいるが、本来であれば、普通のサラリーマンなんてひとりも存在しない。誰もが、その人だけのオリ…

【2014年最高の奇書】不食のすすめ。

「人は食べなくても生きることができる」ー それを証明するために、私が食べない実験を開始したのは、2001年の7月のことでした。実をいうと、なぜこんな無謀なことを始めたのか、自分でもよくわかりませんでした。私が2014年最大の名著であると睨んでいる「…

【生活に最低限必要な10の荷物】所有物を減らすと圧倒的に身軽になる。ー 選択肢を増やすことが自由ならば、選択肢を減らすことも自由なのだ。

今年の二月から「家のない生活」を実験的に試している。その過程で、人間ひとりが生きていくために必要な荷物は、それほど多くはないことを知った。行く先々で「カバンには何が入っているのですか?」と尋ねられることが多くなってきたので、改めてこちらで…

人生のあらゆることは(多分)難しくない。ー 周囲や自分自身の内側から「それは難しいよね」という声が聞こえた時に、突破するのは「難しくない!」と振り切るパワーだ。

先日、初対面の方に「色紙にサインとメッセージをお願いします!」と言われて戸惑いを隠し切れなかった。これじゃまるで有名人じゃないか、と思ったけれども嬉しさに頬を染めて快諾した。しかし、何を書けばいいのかがまるでわからず、28秒程度考えた後に…

社会性を保ちながら狂え。ー 「どうにでもなれ」の自暴自棄と「どうにかなってくれ」の切実な感情に揺られながら。

トークセッションツアー(?)で全国を巡っている。体調不良で意識が朦朧としている。生命力が失われると、考えることも自然と壊滅的になる。今月に入り、九州全域を巡った後に東京界隈でのイベント開催を終えて、新潟のトークセッションを終えてから福井&…

「どうすれば食べていけるか」ではなく「どうすれば張り裂けるほどの歓びを味わえるか」を軸にして生きる。

私はibaya《いばや》という名前の合同会社をやっている。いやばとは《とにかくやばいことだけをやる》会社であり、「やばい」を逆にしただけの「いばや」を社名に採用した。通常であれば、事業内容が決まってから会社を設立するのが一般的な起業の流れだと思…

【続・不倫肯定論】「こうあるべき」という枠に自分や他人を押し込めて生きるのではなく、正解を増やす生き方をしよう。

不倫を肯定する「不倫肯定論」を書いたら賛否両論の嵐でわっしょい状態になってしまった。炎上目的で記事を書いたことは一度もないのだけれど、「よろしくやってんじゃねえよ理論」でも同じ現象が巻き起こってしまい、私は「(真面目な記事ばかりだと退屈だ…

【不倫肯定論】所有は人間の自由を剥奪する。ー 「その人を使って自分を幸せにしたい」のか「自分を使ってその人を幸せにしたい」のか。

私の知人カップルが面白い契約(?)を結んでいる。それは「お互いに、他の異性と付き合っても良い(もちろんセックスもOK)」というものであり、恋愛において『所有』という概念を持ち込まない『まだ名前の与えられていない新しい関係性』は成り立つのかを…

君が自由だと思えば、君はもう自由なんだ。

東京都新宿区で開催されたトークセッションに登壇(?)した。今回は、私だけではなく主催者も「家がない」という異色の時間となった。今回の主催者は「婚前道中膝栗毛」を絶賛開催中のカヤノさんと恋人のみのりさん。生活道具一式を詰めたリヤカーを押しな…

【絶対に人生はどうにかなる理論】「あなたが自分でいいと思ったらそれでいい」のであり、人生は必ずどうにかなる。

宮崎県で開催されたトークセッションに、看護師をやめて雑貨屋を経験してから、現在はデザインの勉強をしている女性が参加してくれた。仕事をやめようとした時、周囲の人達から何度も何度も「もったいない」と言われた。せっかく学校にも通って資格をとって…

自分の歌をうたい続けるということ。ー 「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめるひとつの歌さ」

誰もが自分の心の支えとなる愛する歌や言葉や大切な存在を持っていると思う。ひとつの鞄に詰め込める荷物には限りがあるので、私は私を支えてくれるものたちを言葉に残し、刺青のように心に刻む。何度でも思いだしたくなる文章がこの世の中には幾つかあって…

明るいバカに人は集まる。ー どんなに愚かでも自由に好き勝手に生きている人間は、それを見る人に自由を与えることが出来る。

佐賀県武雄市のいのししカフェで「坂爪圭吾を囲んで弄る会」を開催した。私が今年の2月に東京での家を失ってから、ひょんなきっかけで奇跡的に繋がったオーナーのゆみこさん(美人)には非常にお世話になっている。「家がないならここで働けばいいじゃない…

【北風よりも太陽になろう】自分の価値観や経験(苦労や感動)も、他人に押し付けた瞬間にそれは暴力になる。

私は海が大好きなのでひとりで頻繁に足を運ぶ。日の光が照りつける海面はキラキラと輝き、思わず「おおお…」という吐息が漏れる。自然に触れていると思考がクリアになる。余計なノイズが周囲から消えるために、自分自身と徹底的に(それでいてリラックスした…

【よろしくやってんじゃねえよ理論】批判の9割は嫉妬。ー 本当の意味で自由に生きている人は、それを見ている人の心まで自由にする。

私は家のない生活をしている。そのため、稀に一人暮らしの女性の家にお邪魔させていただく機会がある。先日、東京で「私より年下の一人暮らしの初対面の女性の方」の御宅にお邪魔させていただいた。その女性の方からはLINEを通じて連絡をもらった。「もし良…

自分に忠実に生きようとすれば、どうしても他人とは違う生き方になる。ー 職業は自分を表現する手段に過ぎず、本質的には職業「自分(まだ名前が与えられていないもの)」になる。

最近、面白い出来事に遭遇している。私は自分のスケジュールを全体に共有している。ご覧いただければわかるのだが、基本的に暇で自分のやりたいように暮らしている。私の生き方や私が書く文章に興味を持ってくださる方から、今では平均して1日20件程度の連絡…

【圧倒的肯定論】「自分が選んだ道で幸せそうに生きている姿を見せること」以上に説得力を持つものはない。ー 現実的な厳しさだけではない、理想の素晴らしさを語れる人間を目指そう。

大学四年生の女の子が「私は就活をちゃんとやっていなくて、周囲の友達や両親は『何も考えてないね』って私のことを言うんだけど、ほんとうに何も考えてなかったら普通に就活をしていると思う」と言っていて、共感の嵐が巻き起こった。大学四年生の女の子が…

私がブログを書く理由。ー 自分を殺して他人に好かれるよりも、自分を出して他人に嫌われる方がずっと良い。

私がこのブログをはじめたのが去年の12月で、まだ一年も経過していない。当時は「今、ブログをやっておいた方が良い気がする」という謎の直感に包まれて、適当にブログサイト(?)を検索したらはてなブログに行き着いた。シンプルなデザインが気に入って、…

【圧倒的備忘録】死にたくなったら旅に出よう。ー 人生には三つの美しい保証がある。人は優しい。不思議なことは起こる。今いる場所が世界のすべてではない。

全国を流転する移動を終えて新潟市内に戻ってきた。様々な人に出会った。ここでは書ききれない幾つもの奇跡にも遭遇し、私は(大袈裟だけれど)人生の素晴らしさを何度も実感した。私がここ数日間の移動の中で強烈に感じた教訓は以下の三つ。もしも人生に行…

【常識拡張論】(家のない生活を通じて)私が辞めた10のこと。ー 「こうあるべき」というあらゆるものは嘘である。

私は今年の2月から家のない生活をしている。イベントや講演などで呼ばれた先々に宿泊し、最悪の場合は漫画喫茶に泊まればいいやと思いながら(だがしかし漫画喫茶には泊まりたくないので)時には初対面の方々のハウスにハウス(犬的な意味で)しながら生活…

死ぬ覚悟を決めれば、人間は美しく生きることができる。ー 成功した思い出よりも失敗した思い出の方が人間を磨く。

「三年後に起業しようと思っている」と話す男性に最近やたら出会う。私には、どうしてそれが「今」ではなくて「三年後」なのかが分からない。三年後にどうなっていたいのかよりも「そのために、今、何をしているのか」の方が圧倒的に大事だと思うのだが、そ…

人生とは、自分を楽しませることである。ー 「正解を答える」生き方ではなく「正解を増やす」生き方をしよう。

岡山県で出逢った女性のFさんの話が非常に面白かった。Fさんには小学生の男の子の子供がいて、ある日、アート系ワークショップに親子で参加する機会があった。当日の内容は「紙袋をつかって自由に服をつくってみる」というもので、当日、会場では親にも子…

【八百万の神様との出逢い方編】最近の私に起きている10の奇跡。ー 完璧な人間を目指すのではなく、ひとりひとりは不完全でも完璧な共同体を目指す方が圧倒的にGOODだ。

私に奇跡が起き続けている。私はすぐに調子に乗るので、そんな自分をセーブするので精一杯になっている。ただ、今の自分が体験していることに普遍的なヒントがあるような気がするのでここに記します。私は現在、家のない生活を送りながら(まるで越後の良寛…

経験は財産になり、誰にも奪うことは出来ない。ー 「お前は将来大物になる。そのためには見聞を広めろ。金や名誉は一夜にして失うことがあるが、経験は誰にも奪うことが出来ない」

『芸術の島』として名高い香川県の直島に行ってきた。先日、徳島県美波町で出会った初対面の男性が「お前は将来大物になる。そのためには見聞を広めろ。金や名誉は一夜にして失うことがあるが、経験は誰にも奪うことが出来ない」という言葉と共に、餞別とし…

自信をなくした人間は、他人の自信を奪う人間になる。

10月25日(土)に東京の高円寺と高尾でトークイベントに出演し、27日(月)は国分寺で「坂爪を囲む会」が昼と夜の二回開催された。人前で話す機会が三日間で4回あり、漸く自分の気持ちを言葉にして伝えるスキルが徐々に磨かれつつあるのを感じている。今は…

乙武さんと出逢えた奇跡。ー 楽しく生きるためにはルールがある。それは「悲壮感を漂わせないこと」であり、明るいバカに人は集まる。悲壮感を漂わせはじめたら人生が終わる。

私の人生に奇跡が起きた。奇跡は得てして予期せぬ時に起こるもので、私は自身のツイッターに電話番号を掲載しているのですが、ある日(佐賀県武雄市にいた時)知らない電話番号から着信があり、誰だろうと電話に出てみたら相手は驚愕の国民的アイドル・乙武…

「等価交換」から「贈与交換」へ。ー 自分が余っているものを(それを必要としている人に)無償で差し出す。受け取った人はその経験に感動して、世の中に優しさを循環させていく。

私は今年のバレンタインデーにホームをレスしてから、基本的に家のない生活を送っている。自分でテントを張ってそこに眠るか、友人の家(時には初対面の方の家)にお世話になるか、最悪の場合は新潟の実家に戻ってコンディションを整えている。私は、家がな…

挑戦しなくて何が人生だ。ー 挑戦した不成功者には、再挑戦者としての輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などない。

「ここにいたら自分がダメになる気がする」と感じる場所がある。それは時に飲み会の席だったり住み慣れた場所だったり頻繁に会っている人との時間だったりするけれど、惰性に溢れた場所にいると人間は腐る。馴れ合いの中に成長はない。アントニオ猪木が最後…

【最近聞かれる10の質問】家がなくても金がなくても食べるものがそこら辺に生えているキノコしかなくても、人とのつながりがあれば死なない。

【最近聞かれる10の質問】ありがたいことに様々な場所に呼ばれて自分のライフスタイルから学んだことを人前で話す機会が増えてきました。直近では10月25日(土)と27日(月)に東京の高円寺と国分寺で開催されるイベントに出演します。私が足を運ぶ先々で「…