いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

【9日目・オアフ島東海岸】誰も救うな。誰の問題も解決するな。

f:id:ibaya:20180308155759j:plain

 

9日目。カイルアからワイキキまで車で送っていただく。爆裂に感動的な物語を車内でK様ファミリーから伺い「朝からいい1日だ…」と震える。FISH HOOK CAFEに到着後、人柄が良過ぎて一瞬で惚れた日本人カップルの方と合流をする。朝食(ポケボウル)をご馳走になったばかりか、秘密のチケットをいただいて衝撃が走る。その後、ホノルル在住のK様が車で迎えに来てくださり「オアフ島をドライブしましょう」ということで、東海岸を中心に車で巡る。道中にハンバーガーをご馳走になって悶える。17時頃ホノルル市街に戻り、別の方々とDORAKUで夕食をご馳走になってしまった(!)のちにいまは一泊40ドルのホステルからこの記事を書いている。

 

 

なにから書けばいいのだろうか。1日の間にいろいろなことが起こる。日本人カップルの方から「最初は4月にハワイに来る予定でしたよね??それなのになぜ、この時期にも来ることにしたのですか??」と尋ねていただいた。今回、わたしは3月10日には一旦日本に戻る。が、4月9日から再びハワイに足を運ぶ。最初は4月のチケットだけを取った(2月20日頃に取った記憶がある)。しかし、2ヶ月先のチケットをとってのうのうとしている自分を客観視したときに「なぜおれは2ヶ月先も無事に生きているつもりでいるのだろう」とハッとして、やりたいことはすぐにやらなければならないと思い直して2月27日発のチケットを追加で取った。この話をしたら、日本人カップルの方は「なんだか元気になる話ですね」と笑ってくれた。笑ってもらえたことがとってもうれしかった。笑ってもらえたら、もう、それだけでゴールなのかもしれないと思った。

 

🌸🌸🌸8日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

朝日を見る

カイルアの海岸沿いを目指す。朝日が昇るからだ。外に出たら、思っていた以上にすでに空が明るくなっていて焦る。ビーチに向かう。海が見え始める。なんだか異様に綺麗な感じで朝焼けがすでにはじまっていたので「これはやばい!早くいかないとやばい!」となって小道を駆け出す。小道を駆け出しながら「ああ、思わず駆け出してしまいたくなるものが世界にあるということはほんとうに素晴らしいことだ」と思う。

 

まだ、汚されていない今日がはじまる。。 #goodmorninghawaii #BillyGyallow #lifeisgood #あなたはなに派 #わたしはアロ派 #さかつめ占い #今日は最高の1日になります #今日は最高の1日になるのだとあなたが決めさえすれば #目を開けて #見えないものを見る #心を開いて #見えないものを感じる #世界が動く #大きく変わる #ただ委ねているだけではない #真の意思と共に #希望 #勇気 #信頼 #安心して前に前に進みなさい #生きてきたことの意味がすべて繋がるような #最高の瞬間はすぐ目の前まで迫っています #haveaniceday #みなさまも素晴らしい旅路を!!

 

f:id:ibaya:20180307065424j:plain

good morning hawaii

 

 

東海岸を巡る

f:id:ibaya:20180308155759j:plain

オアフ島東海岸


K様に、東海岸をご案内していただく。

 

f:id:ibaya:20180308160144j:plain

K様に写真を撮っていただきました


K様の人柄が素敵過ぎて心身が緩み、移動中、寝落ちをした。

 

f:id:ibaya:20180308160201j:plain

寝落ち後の表情は穏やか

 

ハンバーガショップに連れて行っていただく。

 

f:id:ibaya:20180308160000j:plain

ありがとうございます!

f:id:ibaya:20180308160014j:plain

ありがとうございます!!!

f:id:ibaya:20180308160051j:plain

ありがとうございます!!!!!

 

はむはむしていたら、このようなメールをいただいた。

 

全然関係ないんですが(いつも突然、笑)

 

「感情は思考よりも、ずっとパワフルなもの。心臓は、最も電磁気を発している体の部位で、脳波よりも振り幅が60倍も強いのです。また磁気成分は脳のそれよりも100倍強く、身体から数メートル離れたところからも分かるほどの威力を持っています」

 

なんですと!!!

心臓(ハート)ってスゴイ!!!と!!!

キュンキュン♡

 

今朝この言葉に触れて、

【何をしたいか】(思考)

から

【どんな気分でいたいか】

【どんな風に感じたいか】

(感情)

に意識を向けたら、ムッチャ気分が良くなりました~♡

 

という、雑談、笑。

 

aloha~♡♡♡

Akahai=思いやり

Lokahi=調和

Oluolu=喜び

Haa Haa=謙虚

Ahonui=忍耐

 

なんですとー!!!

と、これもさっき知ったのであります( ˘ω˘ )♡

無知よ、ありがとう♡♡♡

 

「頭をからっぽにしないと、はいってくるものもはいってこない」

 

f:id:ibaya:20180307130116j:plain

from here to eternity


車内での会話は最強に勉強になったのだけれど、割愛! 

 

f:id:ibaya:20180307160244j:plain

ダイヤモンドヘッド

 

 

交換より循環 

オアフ島で出会う方々に「ごちゃまぜの家という、誰でも自由に無料で使える家なり空き地なりと出会うためにハワイに来ました」と伝える。このブログを読んでくださっている方ならばある程度の文脈を共有できるのだけれど、初対面の方にこの話をすると、ほぼ100%の確率で「意味がわからない」と言われる。オアフ島の家賃は高いから難しいよ、とか、ホームレスが大量にいるけど大丈夫なのか、とか、日本ではできているのかもしれないけれどそれは日本だからできるのであって、西洋では無理だよ、とか。

 

「絶対に無理だ」と言われると、燃える。ああ、こういう手応えが欲しかったんだよなあと萌える。あるひとがこのようなアドバイスを与えてくれた。「ワークトレードみたいにすればいいんだよ。庭の掃除をする代わりに一泊無料で泊めてあげるとか。そういうものだったらハワイにもたくさんあるよ」と。アドバイスをしてくださる方には、まず、なによりも「ありがたいことだなあ」と思う。ありがたいことだなあと思ったあとに、ああ、俺がやりたいと思っているものはトレードではないのだなと確信した。英語で言うなら、それはギフトであったりサイクルであったりサーキュレーションとでも言えばいいのだろうか、交換をしたいのではなく「循環」を生み出したくて、この活動をやっていることを思い出した。

 

f:id:ibaya:20180307114458j:plain

ワイキキビーチ

 

金銭だろうが物々交換だろうが、基本的には「交換」の原理で成り立っていることに変わりはない。わたしは、非常に乱暴にまとめると「交換は退屈で、交換は暴力的だ」と思うことがある。まず第一に、交換の原理には「持たざるものが参加をできない」という冷たさを感じる。庭の掃除を2時間する代わりに一泊できる世の中よりも、まず、無料で泊まれる家を誰かが誰かに贈与をする。すると、その贈与を受けた人間が(強制的にやらされるのではなく)なにかで恩返しをしたい内発的に思い、たとえば庭の掃除を2時間する。一泊したものが庭の掃除を2時間するという点ではどちらも同じだけれど、なんと言えばいいのだろうか、この行為の間にある「清々しさ」や「うれしさ」のようなものは、後者の方が圧倒的に大きいように思う。

 

こういう話をすると、大概は「綺麗事だね」で流されてしまう。しかし、わたしは思う。自然の摂理を見ていると思う。自然の摂理は交換ではなく循環で成り立っている。太陽は、照らす代わりになにかを求めたりしない。ただ、照らす。花は、咲く代わりになにかを求めたりしない。ただ、咲く。なんと言えばいいのだろうか、自分がこれをする代わりになにかを得ると言う交換の原理ではなく、まず、第一に「大いなる生命の輪【循環】」みたいなものがこの世の中にはあって、そのなかでただ『自分の命を思い切り生きる』ことが、結果的に大いなる生命の輪の維持に貢献をする。その方が、なんというか「生命として自然である」ようにわたしは感じている。

 

f:id:ibaya:20180309045448j:plain

ダイヤモンドヘッドとビリギャル男ヘッド

 

これは綺麗事なのだろうか。この辺の話をしっかりと言語化すること。これは帰国後の私の急務になる。いまのわたしに足りないものは「言語化」だと思う。これまでの在り方や生き方の諸々をあまりにも省きすぎた。だからなのだろう、出会う人々に「お前のやっていることは絶対に無理だ」と言われてしまう。逆境に燃えている場合ではない。これは完全にわたしの責任であり、そのように言うひとはまったくなにも悪くない。わかるひとだけわかればいいという生き方を続け過ぎた自分の責任だ。来月4月7日に33歳になろうとしているいま、これからは「自分がやろうとしていることを広く世の中のひとに『わたしはこういう人間です』と高らかに宣言をする、成熟したこころを発揮させていきたい」と思った。

 

キーワードは「交換より循環」であり、交換がメインの世の中では「なにかをもっているうちは安心をできるけれど、なにかを失ってしまう不安は死ぬまで消えない」ことになる。しかし、循環がメインの世の中では「自分がもっているときは誰かに渡す側にまわればいいし、自分がもっていないときでさえも、循環のなかで自分は生かされるだろう」という安心感がある。そういう世の中になればいいと思うし、多分、すでにそのような世の中は確実にある。事実、わたしという人間が(このような生き方が良いことなのか悪いことなのかは置いておいて)循環の原理【自然の摂理】で生きている【生かされている】ように思う。このあたりの言語化が現在は圧倒的に足りない。帰国次第、頑張ります。

 

誰も救わない。誰の問題も解決しない。

このような活動をしていると「さかつめさんはボランティアがやりたいのですね」と言われることが稀にある。多分、確実に違う。わたしはボランティアやNPOに興味がない。しかし、非常に似ているとは思う。だから説明が必要なのだと思う。まず、第一に「誰かを救いたいとも思わないし、誰かの問題を解決したいとも思わない」というスタンスで私は生きている。自分がやりたいと思うことをやること。そのことが、結果的に(あくまでもおまけとして)誰かを救うことになっちゃっていたり、誰かの問題を解決してしまうことになっちゃっていたりしたら、それは最高に素敵だなと思っている。

 

問題とは、問題視しなければ問題ではなくなる。ハワイではホームレスが問題になっている。だから、様々な活動が「ホームレスを助けるため」「ホームレスの力になるため」に頑張る。しかし、わたしの場合は、そもそもで自分自身がホームレスのようなものなので(この話を日本人カップルのひとにしたら笑ってもらえてうれしかったです!!)、上から目線で誰かの力になりたいというものとは根本的に違っていて、感覚的には「社会的弱者(たとえばホームレスの方々)と同一の視点で、なんだかんだ一緒に遊んでいるうちに気がついたら問題が問題ではなくなっていた」みたいな状態になることを理想だと思っている。

 

自分の中で決めたルールのひとつに「誰かを救おうとしない」というものがある。正義感は、それを押し付けた瞬間に暴力になる。わたしは他人に何かを強制したり、自分と同じであることを期待したいとは思わない。ただ、自分のためにやることが、結果として「誰かのため」にもなれば幸運だと思っている。ここは非常に重要なポイントだと思う。過去に家を失ってホームレスになったわたしは、見るひとが見たら「いくらでも問題を抱えている支援が必要な社会的弱者」だったと思う。しかし、わたしは自分自身をそのようには捉えなかった。自分に同情するのではなく、置かれた状態をいかに楽しむかに焦点を合わせた。その結果、このような形で人生は展開をした。あの頃の自分を褒めてやりたいと思う。自暴自棄になるのではなく、悲壮感を漂わせるのでもなく、置かれた状態を『楽しむ』方向に舵をとった自分を褒めてやりたいと思う。そして思う。わたしが舵を取りたいと思う方向は、問題を解決するための方向ではない、誰かを救うための方向でもない、誤解されるかもしれないけれど「いいことがしたい」ということでさえもない。ただ、生きていることを楽しみたいと思う願望と衝動。置かれた状態のなかで、いまの自分に与えられているものを精一杯に生かしながら、ただ、自分の人生を楽しみたいと思っている。朝日は誰のもとにも昇る。金持ちだろうがホームレスだろが、白人だろうが黒人だろうが、民主党だろうが共和党だろうが、キリスト教徒だろうがイスラム教徒だろうが、昇る朝日を綺麗だと思うこころに違いはない。同じ人間として『一緒に幸せになる方向』に、舵を取りたいのだと思う。それがごちゃまぜの家のコンセプトであり、ごちゃまぜの家の思想である(などと言うと大袈裟だけれど、割と本気で思っている)。

 

坂爪さん

 

こんばんは!

 

初めて連絡をさせていただきます。○○○と申します。
ブログを拝見しております。

 

とにかく、お礼の気持ちを伝えるなら、今だ!と思ったので、助けられたこと列挙させていただきます…


坂爪さんの言葉はいつも、私の気持ちをふわっと軽くしてくれます。それに何度も助けられました。


あと、坂爪さんは、人を大切にしていて、自分も大切にしていて、なんだか本当に仏様みたいだなぁ〜って思います。大事にされて大事にする世界ってあるんだなぁって、ほんわかしたのと同時に、私も大事にしたいと思いました。


あとあと!初めて坂爪さんを知った時、私は衝撃を受けました。ありとあらゆる私の中の当たり前をぶち壊してくださいました。当たり前がぶち壊されて、私の中での選択肢が沢山増えました。これからやってみたいことが沢山増えました。


支離滅裂な感じのお礼の文になってしまいました…笑

 

文を書くのは難しい!

 

とにかく、応援しています!!

 

私は貧乏人なので、絵でエールを送らせていただきます🇯🇵

 

フレー!フレー!サカツメサン!

 

以上です!

 

f:id:ibaya:20180308160658j:plain

 

ワイキキビーチからおはようございます! #hawaii #BillyGyallow #lifeisgood #今日は朝からホノルルでごはん #日本人カップルのお二人にポケボウルをご馳走になりました #本当に感じの良い方々で朝から幸せ #ハワイで出会うひとみんないい人過ぎる #ハワイの貧困の差は激しいとのこと #家族でホームレスをやっているひとたちもたくさん #ツーリストにはわからないこと #暮らすことで見えることがある #学ぶことたくさん #愛知県 #愛を知る #知ることは愛すること #ハワイから見たらビリギャル男は完全なる部外者 #邪魔者にはならないのか #知らないことを知ろうとすること #知ろうとすることがすべてのはじまり #愛することと知ることが重なるようなお勉強 #そう言えばハワイ島は女性的な雰囲気を感じた #感覚的にこれからは女性性が重要になると思う #戦争は男性性 #では女性性の本質とはなにか #お勉強してまいります #いまは車でオアフ島をご案内していただいております #オアフ島も奥が深い #楽しい #けいご坊やisFINE #残り2日間命を燃やしてまいります!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【8日目・オアフ島】わたしの居場所はあなたです。

f:id:ibaya:20180307182948j:image

 

8日目。ハワイ島を離れてオアフ島にはいる。

 

 

ホノルル在住の女性N様が、空港まで迎えに来てくださる。「ホノルルを案内しますよ」と、有名店THE PIG THE LADYに連れて行っていただく。チップの発生に怯み、最近はパンばかりを食べていた。レストランの食事はあまりにも久しぶりで「美味しいです!めっちゃ美味しいです!」と叫ぶ。その後、N様の仕事先やハワイ出雲大社やハワイのお寺を巡った後に、カイルア在住歴20年のN様のご友人・K様のご自宅にお伺いをする。 

 

🌸🌸🌸7日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

ゴミ拾いのすすめ 

f:id:ibaya:20180306114639j:plain

ハワイ出雲大社

 

ハワイでは、なにを思ったのか道端のゴミを拾う習慣が身についた。おそらく「自分がハワイに来たことで、わずかでも『プラスのインパクト』を残すことができたなら」という気持ちがあるのだと思う。ハワイの自然に触れていると、自然を大切にしたいと思う。多分、誰もが一度は感じたことがあるとは思うのだけれど、自然を大切にするためには「人間がいなくなること」が一番よいんじゃないだろうか、みたいなことを思う。自然を大切にしたいなどと言いながら、わたしは自動車に乗り、わたしは飛行機に乗り、わたしは冷蔵庫を使ったり水道水を使ったりエアコンを稼働させたりもする。「人間」とか「日本人」とか「みんな」とか「現代人」とか「現代社会」とか、そんな言葉でごまかしたくはないと思う。これらは、要するに『自分自身』を言い換えた言葉だと思う。

 

「公害に第三者はいない」という言葉がある。強い言葉だ。いまの世の中に問題があるならば、わたしたちひとりひとりは第三者ではいられない。ひとりひとりが公害の加担者であり、ひとりひとりが公害の加害者である。この実感は厳しいけれど大事だと思う。ごみを拾っていると、不思議とこころが浄化をされる。今日、ハワイ島の空港に向かう前にバスを待っている隙間時間があった。予定よりもバスが遅れていたので、わたしは、バスを待つ間に大量のタバコの吸い殻を拾い集めた。こころがあらわれる感覚を覚えた。タバコの吸い殻を拾うたびに、まるで「ポイントを集めている」ような感覚があった。楽しみながらゴミを拾った。道端を清めることは、そのまま自分自身を清めているように感じた。自分にすることと自分以外にすることに差異はないのだと思った。道にゴミを捨てる精神は自分を汚し、道のゴミを拾う精神は自分を清める。言葉も道具も同じだ。ひとを傷つける言葉を使うひとは自分自身を傷つけている。道具を乱暴に扱うひとは自分自身を乱暴に扱っている。言葉や道具を大切に扱うひとは、その行為を通じて「自分自身を大切に扱っている」のだと思う。すべてにこころは現れて、すべてはこころを洗い得るのだと思った。

 

自分がいることがなんの役にも立っていないばかりか、誰かの負担になっている。そのような実感を抱きながら生きる日々はつらい。誰にだってそんな瞬間はあるだろう。そんなときは、是非、騙されたと思ってゴミ拾いをしてもらいたいと思う。おかしな言い方になるけれど、ゴミ拾いは「誰がどのように見ても正しい」行為だと思う。普遍的な行為が、精神性を支えることがある。多分、ゴミ拾いは『祈り』だ。ルターは言った。たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、わたしは今日リンゴの木を植える。坂爪ルターはこのように言いたい。たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、わたしは今日道端のゴミを拾う。リンゴの木を植えることと、道端のゴミを拾うことは、別物のようで同じことであるように感じた。ゴミを拾う最大のコツは、道端にゴミを捨てたひと(要するに人間)を決して恨まないことだと思う。ただ、ゴミを拾う行為を通じて得ることができる「清々しさ」に、感謝を抱きながら拾うことなのだと思う。

 

アロハの精神

f:id:ibaya:20180306094952j:plain

コナ空港の銅像


いま、わたしはカイルア在住K様のご自宅(の個室)からこの記事を書いている。あれから紆余曲折あり、今夜はK様のご自宅に宿泊をさせていただくことになった。ものすごい綺麗な個室を与えられ、さきほどまで、あまりの快適さに「うおーーーーーー!」と感激をしながらメールの返信作業などをしていた。

 

こんなにも綺麗なお部屋に泊まらせていただけることがありがたく、わたしは「もしよろしければお部屋のお掃除をさせてください」と願い出た。K様も、K様の旦那様も、ほんとうに美しい表情をしていた。この美しさは間違いなく「魂が綺麗だから」なのだと思った。そんなひとに出会えたことが本当に嬉しくて、わたしはよろこびと共に床を磨いた。床を磨きながら、ああ、これは自分を磨いていることと同じだなと思った。

 

K様家族とは様々な話をした。ハワイアンスピリットは所有をしないということ。自分たちのものであっても、それを使いたいと願うひとがいれば「どうぞ使ってください」と差し出すということ。アロハの意味は、ありがとうだけではなく『神の贈りものであるあなたの前にいます』ということ。その精神性が、いま、徐々に廃れてきてしまっているということ。

 

わたり食堂【0円食堂】feat. ごちゃまぜの家 in ハワイ会議

f:id:ibaya:20180307182141j:plain

 

3月21日(水・祝日)に、横浜にあるごちゃまぜの家でわたり食堂【0円食堂】を開催します。この日、ハワイからの凱旋記念も兼ねて13時頃から「ごちゃまぜの家 in ハワイ会議」なるものを開催させていただきます。ハワイを愛している方、ハワイに行ってみたいと思っている方、ハワイに興味を持ち始めた方、ごちゃまぜの家に興味のある方、ビリギャル男(さかつめけいご)の旅路に関心を持ってくださった方など、どなたさまでもお気軽に遊びにいらしてください。

 

わたり食堂【0円食堂】feat. ごちゃまぜの家 in ハワイ会議

 

わたしの居場所はあなたです。

https://www.instagram.com/p/BgApzZ3lva0/

オアフ島もよい。。。 #hawaii #kailua #lifeisgood

 

昨日、新婚旅行中のM様とお会いした話は過去記事に書いた。あの日は衝撃が走り続けた時間になった。M様は言う。わたしはいま、お金を稼ぐためにやっている仕事とは別に、ボランティアのような仕事、言うなら「お金を払ってやっている仕事」があるのですが、不思議なことに、お金を稼ぐための仕事よりも、お金を払って(自分が損をしながら)やっている仕事の方が、なんだかやる気が湧くんです。これっておかしいでしょうか。と。わたしは、この話を聞きながら「めっちゃわかる気がする!」と思った。

 

また、M様は言う。実は私は結婚という制度に昔から違和感があったのですが、でも、結婚というのは自分と相手だけの話ではなくて、お互いの家族を含めた話なんだなってわかったんです。前に、わたしの両親と、主人の両親がすっごい仲良さそうに話している場面を目にしたことがあったのですが、なんだかその光景を見たときに、胸にじーんと来るものがあってうわああああああってものすごい感動しちゃって泣きそうになってしまったんです。と。わたしは、この話を聞きながら「めっちゃわかる気がする!」と思った。

 

また、M様は言う。さかつめさんは、ごちゃまぜの家とかわたり食堂とかハワイの企画とか、誰でもいつでも無料で使ったりできる(セフティネットみたいな)ものをいろいろな場所につくってくれるけれど、でも、わたしにとっては『ただ、さかつめさんが生きていること』そのものが一番のセフティネットみたいなものなんです。ああ、今日も、坂爪さんはどこかで元気に生きているんだろうなあって思うだけでも、この世界は捨てたもんじゃないなあって、どこかで優しさは循環をしているんだろうなあって、そんな気持ちになるんです。と。わたしは、この話を聞きながら「これはもうなんだかほんとうにありがとうございますとしか言えない!!」と思った。こんなにうれしいことってあるのだろうか。昨日、これまた本当にうれしいメールをいただいた。自分のために、最後に紹介をさせていただきます。わたしはいま、誰でも自由に立ち寄ることのできる家なり土地なり空間と出会うために、ハワイにいる。8日目を過ぎた現在、まだ、あてはなにも見つかってはいない状態になるけれど、大事なものは空間ではなく「人間」なのだと思う。あまりにも抽象的な言い方になるけれど、わたしの究極の役割は『BEハワイ(お前がハワイになれ)』なのだと思う。そして、自分こそが『あなたの居場所』になることのできるような、そういう生き方をしていきたいのだと思った。

 

坂爪さん

 

以前に本を送って頂きました🙂

 

これまで坂爪さんの綴る文章に、癒され、励まされ、気づき、思い直し、でも現実に引き戻され打ちのめされてはまた悩み、そしてまた坂爪さんの言葉に触れては奮い立たされ...^_^
そんなことを繰り返しています。

 

坂爪さんのプログは何度でも戻ってこれる場所です。たとえ現実に引き戻されても現実が何も変わらなくとも、坂爪さんの言葉に戻ってきてまた心が動かされればいい。変われない自分を責めなくても、また戻ってきて心が揺さぶられればいい、何度でも。そう思っています。私がそうであるように、きっとそういう思いでプログを読んでる方もいらっしゃると思います。

 

でも目に見えてる世界に変わりはないんですが、きっと心の底に住んでいる、坂爪さんからのたくさんの宝石のような言葉に時おりノックされる感覚があります。今の生活で何か違和感を持つ場面に感じます。そしてハッとします。

 

うまく文章に出来ないのですが、そんな気持ちをお伝えしたかったです。
ありがとうございます😊

 

ホノルルに向かいます! #アロハの精神 #BillyGyallow #lifeisgood #あなたは何派 #わたしはアロ派 #アロ派の精神 #バナナ #食べる #おなかいっぱい #おなかはぽんぽん #ぽんぽん #ぱんぱん #ぽんぽんがぱんぱん #ぽんぱん #けいご坊やのぽんぽんはぱんぱん #これからホノルル #ホノルルは動詞 #一緒にホノルろ #奇跡的にホノルルでお会いできる方がいらっしゃいましたらばお気軽にご連絡いただけましたら光栄です #LOST #and #FOUND #素敵な言葉 #さかつめ占い #今日は大切な忘れ物が見つかる1日になります #みなさまのLOSTが無事にFOUNDされますことをお祈りしております!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【7日目・ハワイ島北西部】自分の未来が楽しみになる。

f:id:ibaya:20180306141617j:image

 

7日目。ハワイ島最終日。北西部を目指す。

 

 

海を見つけてはしゃいでしまう。

 

溺れるカメラ #hawaii #BillyGyallow #lifeisgood #海 #裸足 #浄化 #放電 #きもてぃぃ #かかってこいや #波 #ばっちこい #ばっちこい波 #ばっちこいうどん #愛媛の美味しいうどん屋さんの名前 #ばっちこいうどん #讃岐うどん #大好き #讃岐うどん食べたい #海外に行くと食べたくなるもの #うどん #みなさまも愛媛に行った際はばっちこいうどん屋さんに是非!!

 

なんにもない場所を見つける。

 

少しでもハワイの風が届きますように! #hawaii #BillyGyallow #lifeisgood #iamlight #youarelight #海 #太陽 #光 #なにもない場所 #手を引いて歩いているみたい #癒されるなあ #癒されるなあ #癒されるなあ #君に #( ˘ω˘ )♡

 

最終日は、忘れられない1日になった。

 

猫と夕日 #hawaii #last #sunset

 

🌸🌸🌸6日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

自分の未来が楽しみになる。

f:id:ibaya:20180305141044j:plain

海のあるホテル

 

今日、新婚旅行でハワイ島に来ていた日本人カップルの方と食事をした。正確には「食事をご馳走になった」のだけれど、ご馳走になったばかりか、活動費として餞別まで頂戴をしてしまった。わたしは激しく恐縮をしながら「大切に、大切に、大切に使わせていただきます…!!」と感謝を伝えた。ら、餞別をくれたM様は「大切に使わないでください!」とわたしを叱った。坂爪さんは変な所が真面目すぎる。このお金を、私たちには使えないような使い方をしてください、と。わたしは「ああ・・・なんということでしょう・・・はい、わかりました!頑張ります!」と答えた。するとM様はただちに「頑張らないでください!」とピシャリと叱る。叱られたわたしは「う、う、うわああああああ!」となって何も言葉を出せなくなる、この瞬間のやりとりに救われるような嬉しさと温かさを覚える。

 

f:id:ibaya:20180305115143j:plain

名もなき海

 

宿泊先でも筆舌に尽くしがたい恩恵を受けた。みなさま、ハワイ島の宿泊先はku ke aloha guesthouseさんを激烈におすすめします。素晴らしい人間との出会いが、また、何度でも足を運びたいと思える『居場所』になる。今日もたくさんのメールをもらった。そのすべてを紹介することができないのが口惜しいけれど、みなさまにも読んでもらいたい言葉の宝庫みたいなメールが、たくさんある。目の前にある現実はひとつだとしても、見るひとの数だけ解釈がある。坂爪圭吾という人間はひとりでも、見るひとの数だけ坂爪圭吾は立体的になり、見るひとの数だけ坂爪圭吾は多面的になる。わたしに広がりを与えてくれるもの、わたしに価値を与えてくれるものは、わたしだけではない『あなた』になる。この記事の最後に全文引用をさせていただきます。是非、あなたにも読んでいただけたらうれしいです。すべては繋がっているならば、きっと大きな力になるのだと思う。

 

f:id:ibaya:20180306141617j:plain

どこにもない場所

 

ワイ島での日々を終えて、いま、胸を張って言える。ハワイ島は最高だ。もしもいま、まだ、ハワイ島に足を運んだことのないひとで毎日毎日「死にたいなあ」なんて思っているひとがいたら、一度だけでいいから、ハワイ島にあるホナウナウ湾とワイメナ渓谷とマウナケアの星空だけは見てからにして欲しい。ハワイ島がある世界なら、もう少しだけ生きてみてもいいかなと、そんな風に思ってもらえる魅力がこの島にはある。自然だけじゃない。目に見えるものだけじゃない。きっと、眠っていたなにかを目覚めさせる力がこの島にはある。とか言いながら、ワイメナ渓谷もマナウケアの星空もまだ見ていない。これは来月のお楽しみにとっておく。ハワイにおける、今後の身の振り方が見えてきた。ハワイ島の日々を終え、明日からホノルルに飛ぶ。自分の未来が楽しみになる。

 

f:id:ibaya:20180305180838j:plain

ワイ島最終日の夕日

 

 

こんにちは!


坂爪さんinハワイを通して
「優しさ」について考えさせられています。

 

これまでの時代の「優しさ」は
「溺れかけている人を見つけたら身を挺して助けてあげましょう」
的な考え方がありました。

 

でもそうなると、共倒れになってしまう危険もありました。

 

これからの時代の「優しさ」は
違うんだそうです。

 

「溺れかけてるその海は、実は波のない、穏やかな、美しい浅瀬で、リラックスしてごらん、そうすれば足がつくよ、なんならプカプカ浮いて真っ青な空を見上げることもできるし、思いきって潜ってみれば可愛い熱帯魚や海ガメや珊瑚が見れるよ」

ということを、
自分が実践してみせて教えてあげること、
惨めだと思いこんでいた世界は本当は限りなく優しく、温かく、美しいのだと知らせてあげること、
それが「新時代の優しさ」なんだそうです。


坂爪さんからは、なぜか後者の空気を感じます。
坂爪さん自身はそんなつもりはないかと思いますが(笑)


世界中の人たちが目を醒まし
あー楽しいねと
ただ笑って
海でプカプカ漂える未来が近づいていること、
なーんだ人生ってこんなに素敵だったんだねどうして今まで気づかなかったんだろと笑いあえる世界がもうすぐやってくること、
坂爪さんのハワイ滞在を通して
なんとなく予感している私がいます。

 

ありがとうございます!

 

 

坂爪圭吾様

 

こんにちは。

坂爪さんのブログは以前からすごいファンでいつも本当にワクワクしながら見せて頂いています。

 

事後報告になりますが、坂爪さんを四柱推命・算命学的に見た記事を書かせて頂きましたので

一応お知らせした方がいいと思いこちらでリンクをお送りいたします。

 

https://ameblo.jp/bossvoice/entry-12357363318.html

 

ハワイに私も死ぬまでに是非行ってみたいと思いました!

 

今後のレポートも楽しみにしています。

 

では!

 

 

圭吾さんへ

おはようございます。

うまく言葉に出来ないのですが、、

猛烈に応援しています!!!

なんと言葉にしたらより伝わるのか、わからないのですが、


猛烈に応援しております!!!!!


いつも圭吾さんの姿、声、言葉、生きる姿から大いなる光と風を感じさせてもらっています。今はハワイの暖かい空気と風と珈琲の香り(これは私の想像で嗅いでます笑)をいっぱい感じさせてもらっています。

ハワイにごちゃまぜの家を作るという大冒険に私も参加したい!と思い、本当に僅かではありますが御賽銭をさせて頂きました。 毎日ワクワクしながらブログを読んでいます。圭吾さん、私に冒険のチャンスをくれて、ありがとうございます!

ハワイの旅が圭吾さんにとって新たな出会いとなっていることはもちろん、それだけでなく、実はもう知っていたこと、出会っていたことを知る旅になるような、全ては圭吾さんの中にもう宿っている。それを知る旅のような・・・

本当に勝手にですが、そのように感じました。

きっと光と風と人が圭吾さんを運んでくれますね。

今日も素晴らしい時間が訪れますよう。

(最近覚えたての英語で、お別れの挨拶をさせて下さい(*´∀`)♪♪)

Have a nice day!!

 

 

圭吾さんが、ハワイ島が大好きだから♡
じゃダメですかね??笑
ワイ島である理由。

それくらい個人的で、それくらい簡単なことでいいんじゃないかなぁ、って思っちゃいました( ˘ω˘ )
というか、【好き】って最強だな、と。

圭吾さんが好きな土地を、圭吾さんが好きなひとたちに知ってもらいたい、経験してもらいたい。
もちろんそれがハワイ島じゃなくても、場所はどこだっていいと思います。
みんな圭吾さんが大好きで(事実ですが、調子には乗らぬように〜、笑。)、圭吾さんを応援しているわけだから、限りなく純粋に、限りなく個人的な理由を喜んで受け入れてくださる気がします✨✨✨


だって好きなんだもーん♡笑
は、最強であります♡

て、そもそも理由が必要なのか!??と、今思いました、笑。
理由がないと落ち着かないですか、、、ね!??

ま、何はともあれ、ハワイ島ラストデイを抱きしめちゃってください♡♡♡
圭吾さんが、素敵な夕日とともにありますように✨✨✨✨✨

 

 

圭吾さん こんにちは。
ハワイでは夕日が世界を優しい色に染めている頃でしょうか?
 
こちら川口では自転車をこぐ道に沈丁花の甘い香りがふんわりただよってます。
庭の梅も満開で春の訪れを告げてくれていますよ♪
 
特に急いで伝えたいこと、という訳ではないのにメールしてしまってごめんなさいなのですが、
圭吾さんが届けてくださるハワイでの日々に触れ、自分のなかでの気づきのようなものがたくさんあり、なんとなく圭吾さんに聞いてもらいたくなってしまってこうしてメールをしたためております。
 
日本とハワイ。
それを繋ぐものは何だろう?と、気になってしまって。
わたしがわずかに持っているピース(知識)をつなぎ合わせながら考えてみていたのですが、『受容』というキーワードで繋がっているのではないか?と。
 
異質なものを受け入れて、新しいものへと進化させるような、それでいてより根源的な本質へと回帰していくものへと変容させる役割のある場所であるような。そんな気がしています。
 
 
こちら↓のサイトでさわりだけですが、宗教もふくめたハワイの歴史に触れてみてそんなことを思ったりしました。
 
 
 
わたしのまったく個人的な宗教観なのですが、神とは″いのちそのもの″という確信があって。
 
 
日本やハワイやケルトもそうですが、古来よりひとは自然のなかに神を感じ敬っていた。
元々はその″自然″のなかには自分といういのちも含まれていることもわかっていたのではないか。
でも、いつしかその自然のなかに自分が含まれなくなってしまって「わたし」と「畏怖の念を感じる対象(神)」という分離が起きてしまったのではないか。
 
一神教にしても多神教(アミニズム)にしても、結局は自分の外側に神を感じてしまっている状態なのであれば同じこと。そんなことを思ったりしています。
 
 
これまでも、ごちゃまぜの家に流れているどこか静謐な雰囲気は、教会や神社や修道院みたいだなあ、とそんな風に感じることがあっのですが、それを超えて。
ごちゃまぜの家は『わたしたちはみんな神さまであった』ということを思い出せる場所、いのちを喜び合えるあたたかな場所として存在してくれたらいいなあ、などと勝手に願ってしまうわたしです。
 
 
いのちは神さまで、からだ(かたち)はお宮で。
 
 
わたしのこの人生のテーマは「お宮の手入れ」だったということをちゃんと思い出した感じで、3月の終わりからはちょっとずつ新しいお勉強も始まる予定です。
それが間違っててもいいの。それをやりたいの。という思いで日々を生きてます!
 
その話も圭吾さんにも聞いてもらえることがあったら…なお嬉しいです。
 
 
 
それから、名前にはすごく大切なメッセージが隠されているかも知れません!
 
圭吾さんが「神の道具になりたい」と思うことは運命の意図を思い出しているのかもしれない、と思ったことを伝えたかったんです。
 
「圭」は、土地神さまに祈りを捧げるときに盛る土
「吾」は、神さまのことばを汚れから守る器
 
という象意があるそうです。
 
 
わたしは自分の名前に込められた大きな意味を思ってすごく自分が愛しくなりました。
 
 
 
 
とりとめのない、そして一方的な話を長々とすみません。。
圭吾さんが発信しているもの。きっとわたしを含めたたくさんのひとのトリガーになってます。
 
 
目で耳で肌でこころで感じるハワイの日々の全てをゆっくり味わってくださいね!
それでは(*´ω`*)
 
 

f:id:ibaya:20180306171354j:plain

 

 

拝啓

 
日本では、啓蟄の季節になりましたね。
こちらLAも短い雨季が去り今日も穏やかな晴天です。
 
さて圭吾さんは、今日はハワイでどんな一日を過ごされるのでしょうか、、、
 
あれ以来、ラインでのメッセージはお送りしていないのですが、
ずっとハワイにいらっしゃるあなたの元へと心は飛んでおります。
そして、毎日のお知らせがアップされるのを今か今かと心待ちにしています^^
 
私は、いつしかFBを通して綴られるあなたの言葉に心を掴まれ
フォローをしてきた一読者です。
 
他の多くの方と同様に、
あなたの言葉に度々救われてきました。
 
遠く離れた日本から発せられるあなたの言葉は、
とても静かに私の心に入り込み、腰を掛けて側に寄り添い、
私を癒し、包み、明かりを照らし、鼓舞激励し、
ともに生きている同士のような、
まるでもう一人の私と話しているような、
まるで本当の心の友と話しているような、
そんな錯覚を私に起こさせます。
 
過去にひどい鬱病を患い、
未だに現実の世界で上手く生きられない不器用な私は、
インターネット、ソーシャルメディアの世界に入り込みなれないよう、
これまでできる限り、距離を置いて来たのですが、
あなた様がハワイに行かれるということを目にした後は、
日々心がそわそわと落ち着かず、、、
私はこの一連の神事に、力を貸すように命じられてしまったかのように、
その後のあなたの動向に目が離せなくなってしまいました。
 
これまで、FBでフォローをする以外は、
あなたの発する言葉に向けてメッセージなど一切送ったことがなく、
全く交流のなかった者から、あのように唐突にラインでメッセージを送られ、
更に、馴れ馴れしい申し出に当惑されたかもしれません。
或いは、そのようなメッセージや、出逢いは日常であるがゆえに、
特に何も思わず、いちファンレターとして受け取られたかもしれません。
 
でもあなたは知らない間に沢山の人の毎日を、心を、命を救っていて、
たぶんあなたの為に何かをしたいと思っている人は
この私を含めほんとうに大勢いて、
みんな勝手に親友以上の存在にあなたのことを想っていると思うのです。
 
謙虚で、自分に手厳しいあなたは、
そのことを自覚していらっしゃらないかもしれませんが、
『ハワイでごちゃまぜの家』どころか、
あなたのやりたい!実現したい!と思ったことは
多くの人が賛同し、惜しみなく協力してくれることと思います。
 
なぜなら、あなたは多くの人の心の友であると同時に、
あなたが実現しようとしていることは、
人類全体の、社会への挑戦だからです。
 
自然の一部である人類が
自然に、ただ自分として存在することができないこの社会、
(それは実際は刷り込みで、思い込みでしかないのですが、)
そんな社会の風向きに一石を投じるあなたの在り方は
間違いなく多くの人に力を与え、社会を揺り動かしています。
 
あなたが、ただあなたで在れば良いのだと、
矢面に立って、その奇跡を見せてくれるあなたの勇気に胸が熱くなります。
 
皆の為にと決して気負わず、
あなたが只あなたとして存在していることが
あなたの役割なのだということをご自身で忘れてしまわないように、
それはまるで海に浮かぶように、
焦らず、ただ力を抜いて、どうぞ今を、ハワイを存分に楽しんでください。
 
あなたの力になれることを、
何かをさせて頂けるのを心待ちにしております。
 
どうぞ何か私にできることがありましたら、躊躇せず連絡をください。
全力でお手伝いさせて頂きます^^
 
敬具
 
三月五日

 

 

"The Invitation"


It doesn't interest me what you do for a living. I want to know what you ache for and if you dare to dream of meeting your heart's longing.

It doesn't interest me how old you are. 

I want to know if you will risk looking like a fool for love, for your dream, for the adventure of being alive.

It doesn't interest me what planets are squaring your moon. 

I want to know if you have touched the centre of your own sorrow, if you have been opened by life's betrayals or have become shrivelled and closed from fear of further pain.

I want to know if you can sit with pain, mine or your own, without moving to hide it, or fade it, or fix it.

I want to know if you can be with joy, mine or your own; if you can dance with wildness and let the ecstasy fill you to the tips of your fingers and toes without cautioning us to be careful, be realistic, remember the limitations of being human.

It doesn't interest me if the story you are telling me is true. I want to know if you can disappoint another to be true to yourself. If you can bear the accusation of betrayal and not betray your own soul. If you can be faithless and therefore trustworthy.

I want to know if you can see Beauty even when it is not pretty every day. And if you can source your own life from its presence.

I want to know if you can live with failure, yours and mine, and still stand at the edge of the lake and shout to the silver of the full moon, 'Yes.'

It doesn't interest me to know where you live or how much money you have. I want to know if you can getup after the night of grief and despair, weary and bruised to the bone and do what needs to be done to feed the children.

It doesn't interest me who you know or how you came to be here. I want to know if you will stand in the centre of the fire with me and not shrink back.

It doesn't interest me where or what or with whom you have studied. I want to know what sustains you from the inside when all else falls away.

I want to know if you can be alone with yourself and if you truly like the company you keep in the empty moments.
 
 
Oriah Mountain Dreamer
 
 
和訳)
 

あなたが生活のために何をしているかは、
どうでもいいことです。

私は、あなたが何に憧れ、
どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。 

あなたが何歳かということも関係のないことです。 

あなたが、愛や夢や冒険のために
どれだけ自分を賭けることができるか知りたいのです。

あなたがどの星座の生まれかということも
どうでもいいことです。 

あなたが本当に深い悲しみを知っているか、
人生の裏切りにさらされたことがあるか、
それによって傷つくのが怖いばかりに
心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです。

あなたが、自分のものであれ、人のものであれ、
痛みを無視したり、簡単に片づけたりせずに、
それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです

また、喜びの時は、
それが私のものであれ、あなたのものであれ、
心から喜び、夢中になって踊り、
恍惚感に全身をゆだねることができるかどうかを知りたいのです。 
気をつけろとか、現実的になれとか、
たいしたことはないさなどと言わずに。

私は、あなたの話すことが
本当かどうかには関心はありません。 

私は、あなたが自分自身に正直であるためには、
他人を失望させることでさえ
あえてすることができるかどうかを知りたいのです。

たとえ裏切りだと責められても、
自分自身の魂を裏切るよりは
その非難に耐える方を選ぶことができるかどうかを。 

たとえ不実だと言われても、
そんな時にあなたがどうするかによって、
あなたと言う人が信頼に値するかどうかを
知りたいのです。

私はあなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。 
それが見た目に美しく見えない時でも、
毎日そこから本当に美しいものを

人生に汲み上げることができるかどうかを。

私は、あなたがたとえ失敗しても、
それを受け止めてともに生きることができるかどうか、
それでも湖の縁に立ち、
銀色に輝く満月に向かって
"Yes."と叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。

あなたがどこに住んでいるか、
どれだけお金があるかはどうでもいいことです。 

それよりも、
あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、
どんなに疲れ果てていても、
また朝が来れば起き上がり、
子どもたちを食べさせるために
しなければならないことをするかどうかを知りたいのです。

あなたが誰を知っているか、
あなたがどうしてここに来たかは関係ありません。 

私とともに決してひるまずに
炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。

あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。 

私が知りたいのは、
皆が見捨ててたった一人になった時、
あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。

私はあなたが自分自身としっかり向き合い、
その何もない時間の中にいる自分を
心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです。

オライア・マウンテン・ドリーマー

 

 

世界中にはたくさんの南の島があるなかで、なぜ、ハワイなのか。本日は、その理由を強く認識するための1日にしていきたいと思います! #hawaii #BillyGyallow #lifeisgood #ハワイ島最終日 #明日からホノルルに行きます #なぜハワイにごちゃまぜの家なのか #自分自身まだ明確ではない部分がある #そこをはっきりとさせる1日にしたい #ハワイ島北部 #ワイメア渓谷 #ヒイラウェ滝 #直感 #海亀 #神の思し召し #今日は朝から同じ宿の方と話が出来てご機嫌 #簡単な挨拶を交わすだけでもさわやかな風が吹く #みなさまにとっても今日という1日に素敵な風が吹き抜けますように!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【6日目・日曜日】自分を越える。

f:id:ibaya:20180305170213j:image

 

6日目。花を眺め、珈琲を飲み、海岸を歩く。

 

 

なにもしないとは、ただ、生活を愛することなのだと思う。

 

f:id:ibaya:20180305170453j:image

 

🌸🌸🌸5日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

🌻🌻🌻ちーむぜろによる補足配信はこちら🌻🌻🌻

 

twitcasting.tv

 

詩と出会う・詩と生きる

移動中の車内で、NHKカルチャーラジオを聞く。

 

www.youtube.com

 

近藤宏一さんという人物を知り、衝撃を覚える。ハンセン病が悪化して失明をした近藤さんは、やがて「聖書を読みたい」と願うようになる。しかし、自分には視力がない。四肢障害によって手指も自由に使うことはできない。そこで、近藤さんは「唇と舌」を使って点字を学ぶことを決意する。唇だけを使って本を読むとは、舌だけを使って本を読むとは、どんなにか大変なことだろう。「学べ。学ばなければならない」と自らを叱咤激励する近藤さんの姿を思うとき、ああ、と強く動かされるものを感じる。

 

ぼくらの風 

近藤宏一さんの詩に「ぼくらの風」というものがある。

 

ぼくらの風      近藤宏一
 
健ちゃん
萎えたその手にハーモニカは持てるか
いや 持たねばならない
その唇にドレミは唄えるか
いや 唄わねばならない
 
外には風が吹いている
外を吹く風は冷たい木枯らしだ
木枯らしは萎えた手の皮膚をいため足のひびわれに血をにじませる
そして ぼくらにはぼくらの風が吹いている
 
ああ ぼくらの心を吹く風よ
それは決して冷たくない
健ちゃん
萎えたその手にハーモニカを持てるか
いや 持たねばならない
その唇にドレミは唄えるか
いや 唄わねばならない
 
たっちゃんもおなじだ
弘も五郎もみんなおなじだ
テーブルを叩いてリズムをとっているちょねさん
窓辺で手拍子をとっているのは鈴木くん
壁にもたれて天井をにらみつけている義足の輝一
 
みんないま邪魔ものを払いのけるようにして
自分の楽譜を脳裏に刻みつけている
それは ぼくらの心の中を吹く風だ
 
ドラムの川崎のおじさんよ
あなたは五十一才の足でペダルを踏む
浅井くんよ
きみは貯金と借金で買い求めた三千円のギターをはじく

ひとつの思い
ひとつの願い
ひとつの音楽
それらはぼくらの心の風だ
部屋中いっぱい渦をまき ごうごうと音をたてるハーモニカだ
 
健ちゃんよ
萎えたその手からハーモニカを落としてはならない
その唇にドレミを忘れてはならない
きのうまで部屋の片すみでじっと蹲っていた健ちゃん
 
きょうはそのくらさはどこにもない
生かされてきた昨日
生きぬこうとする明日へ
健ちゃん
ためらうな おじけるな
 
窓にはもう月が昇ったであろう
外には風が吹いている
 
ぼくらにはぼくらの風が吹いている
もうみんな覚えたであろう
はじめて生み出すぼくらの歌
みんなでいっしょに風の中へそれを流しだすのだ
 
さあ 用意はいいか スタートだ

 

何回も、何回も、読み直す。

 

ひとりはさみしい 

f:id:ibaya:20180306021813j:plain

ホナウナウ湾

 

昔、20歳の頃に「ひとりはさみしい」という詩を書いた。

 

ひとりはさみしい ひとりはつらい

 

たったこれだけの、詩とも呼べないような、みじかい言葉だ。

 

ひとりはさみしい ひとりはつらい

 

たったこれだけの言葉なのに、33歳になったいまになっても、何度も何度も思い出す。今日の日没後、マーケットで買い物を済ませて、外に置いてあるベンチに座りながら、ひとり食事をしていた。暗くなっていく空を眺めながら、この詩「ひとりはさみしい」を思い出していた。いま、自分は、誰でも自由に立ち寄れる居場所をつくるためにハワイにいる。みなさまの協力のもとに生かされてある日々、感謝の思いが尽きることはないが、それでも「さみしさ」を覚えることはある。これは、誰かといたいと願うさみしさではない。なにかこう、もっと根源的なさみしさ、決して埋め合わせることのできないようなさみしさなのかもしれないと思う。

 

ひとりはさみしい ひとりはつらい

 

今日、この言葉を思い出しながら「ああ、これは自分ひとりのつぶやきだと思えば弱音みたいに聞こえるけれど、これが人類全体の叫びだとしたら、さみしいのは自分だけではないのだという慰めを与えてくれるものになるのだなあ」ということを思った。自分ひとりだけのつぶやきは、ただの弱音でしかないのだろう。しかし、人類全体の叫びや嘆きを代弁できたとき、それは弱音を越える。自分を超えた言葉になる。「自分を超えた言葉になる」ということ。言葉を超えて、詩になるということ。ひとつの音楽になるということ。わたしがやりたいと思っていることは、わたしが行きたいと思っている世界は、この境地にあるものなのだと、暮れる空を眺めながらぼんやりと考えていた。

 

世界を作る

昨夜、一通のLINEをいただいた。

 

坂爪さま、

叔母が、背骨三箇所骨折し、

病院から、マンション自宅には、帰れず、

老人介護施設を探しています。

 

どこも、まぁ、暗い!

 

こんな施設の世話になりたくない、と、強く思いました、、、

坂爪さまに、

年を取ることが、

怖くない世界を作って欲しい、

なぁ、と、思います。

 

早く、死にたいと、

思わなくてよい、世界

 

誰でも自由に使える居場所があったらいいなと、そこはきっと「特定の人種だけがまるで隔離をされているように置かれているのではなく、あらゆる人種がごちゃまぜになって、それでいて調和が成り立っているような場所になったらいいな」と思い、わたしはこの家の名前をごちゃまぜの家と名付けた。第一弾は日本の横浜にできた。第二弾をハワイに作りたいと思って、今回、なんのあてもないままにハワイに足を運んで6日の月日が流れた。それを見て、この言葉を投げかけてくださった方がいる。実感のこもっている言葉だと思い、私自身、ごちゃまぜの家がそのような役割を担うことができたらどれだけ素晴らしいだろうかと思う。

 

ー 年を取ることが、怖くない世界

 

そして、

 

ー 早く、死にたいと、思わなくてよい、世界

 

このような世界にしていきたいのだ。

 

自分を越える。

近藤宏一さんは、その詩のなかで「持たねばならない・唄わねばならない」という言葉を使う。私は、昔から「この世の中に『こうあるべき』なんてことはひとつもない」ということを思いながら生きて来た。なにをしてもいいし、なにもしなくてもいい。どこにいってもいいし、どこにもいかなくてもいい。自分にも、他人にも、強制をされる必要はない。あなたは(私は)あらゆるものから自由なはずだ。そんな風に思って生きて来た。だが、近藤さんが使う『こうあるべき』という言葉には、わたしが反抗をしてきたものとは全く違う、崇高な決意の尊さが、圧倒的な響きをもってわたしの胸に迫って来た。

 

これは「自分を越えようとするものの決意」だと思う。なにをしてもいいし、なにもしなくてもいい。その通りだ。唇で本が読めないとしても、舌で本を読めないとしても、誰一人として近藤さんを責める人間はいないだろう。置かれている状態が状態なのだから、唇や舌を使う努力を近藤さんがおこたったとしても、誰も近藤さんを責めることはない。しかし、なのだと思う。ここで、近藤さんは自分自身を超えるために、(聖書の言葉を得ることで)新しい自分になって生まれ変わるために、あえて、自分自身に「学べ。学ばなければならない」という強い言葉を使ったのだと思う。

 

その気持ちが、いまの自分にはわかる。近藤さんは、自分の障害を乗り越えることによって、あとから続くものに『何か』を贈りたかったのだと思う。その何かとは、乱暴にまとめると「人間が人間を見限ってしまわないこと」だと思う。お前には無理だ。お前には力がない。お前には愛される価値がない。様々なひとが様々な否定的な意見を述べる。そんななかで、それでもなお、ひとりの人間が己の生き様を通じて「そんなことはないぜ」「自分にだってできたぜ」と示すことが、あとから続くものにどれだけ大きな勇気や慰めを与えることになるだろう。人間が人間を見限ってしまわないこと。ひとりひとりの存在は小さなものだけれど、ひとりひとりに与えられた役割は大きなものだ。今世の自分の役割は、自分の生き様を通じて、人間に与えられている可能性を示すことなのだと思う。そのためにこそ生きているのだと、そのためにこそ生きていきたいのだと、私は思う。

 

https://www.instagram.com/p/Bf7aYlDDMwj/

ひとりひとりの存在は小さなものだけれど、ひとりひとりに与えられた役割は大きなものだ。 #hawaii #BillyGyallow #lifeisgood #smile #peace #happiness #lifegoeson #今日もありがとうございました

 

坂爪圭吾さま
 
はじめまして。
○○○○○○と申します。
 
困難な日々を生きている者です。
 
「夜明け前が最も暗い」と信じているので、
自分の置かれた状況に絶望することなく
明るい気持ちで過ごしています。
 
そんな私にとって坂爪さんのブログやツイートを読むことは
ご飯を食べることや息をすることのように
それ無しでは生きていけないほど必要不可欠なことです。
 
いつもありがとうございます。
 
今日、突然思いついて
自分が大好きな数字のゾロ目の額を
お賽銭として振り込ませて頂きました。
わずかな額ですが、感謝の気持ちとして贈らせてください。
 
坂爪さんはただ生きて思いを文章にして発信してくれるだけで
大勢の人たちにとってありがたい存在になっていると思います。
 
これからもよろしくお願いします。
 
○○○○○○

 

本日はコナジョーコーヒーで休息日です! #なにもしない勇気 #心の声に耳をすませる #そんなことってできるのかな #いけないいけない自分で自分を疑ってしまってはいけない #いっぷんきゃぷてんくっきんぐ #コナジョーコーヒーはワイファイ完備 #素敵 #紙に色々書いたり景色を眺めたりしながら時間を過ごします #なにもしない時間大事 #夕暮れ時の景色がすごそう #生きていることに感謝 #生まれてきてよかったなあ #おかあさんありがとう #みなさまいつも本当にありがとうございます #あなたのおかげでわたしがあります #謝謝 #超絶謝謝 #謝謝forthepeople #目の前にいたら抱きしめているところですよ #smile #happy #havefun #goeasy #いま目の前にトカゲが来てうれしい #happy #たしか幸福の象徴だったような気が #荷物の少なさを自慢 #愚か #自分を偉いと思う人間に偉い人間ないない #be謙虚 #今日も素晴らしい1日になりますよーに!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

 

【5日目・Church-Kalapana Painted Church】奇跡は余白に舞い込む。

f:id:ibaya:20180304183111j:image

 

5日目の朝。ハワイ島南部カラパナにある教会を目指す。

 

 

昨日、ブログ読者の方からこのようなメールをいただきました。

 

坂爪圭吾様
 
こんにちは。初めまして。
いつもブログを拝見し、あたたかさや勇気をいただいています。
いつも素敵な文章をありがとうございます^^
 
突然ですが、坂爪さんは、ご自身のお誕生日(1985年4月7日)がキリスト教の大祭日、イースター(復活祭)と重なっていることをご存知ですか?
 
例えばこのサイトなどで確認できます。
 
今日のブログを拝見して、理由はよくわかりませんが、このことをお伝えしたほうが良いような気がして、直感に従って取り急ぎメールしました。
 
ハワイでのご活動が、大きなものの意思によってあるべきところに運ばれて行きますように、心よりお祈りしています!

 

なんだかものすごい驚いてしまった。いままでも、多分、これはわたしの髪の毛が長いからだとは思うのだけれど、さかつめさんはキリストみたいですねと言われることが定期的にあった。事実、私の目を見た瞬間に泣き出してしまうひともいままでに何人もいたし、私と出会ったあとに「数十年来の飲酒癖がなおった」とか「冷え性がとれた」とか「原因不明の涙がとめどなく流れた」とか「心の重荷が消えた」とか「謎に家族仲が円満になった」などなど、驚きの証言をいただくことも頻繁にあった。誤解をされると困ってしまうのですが、自分はすごい人間だなどと言いたい訳ではなく、ただ、このような出来事が実際に目の前で起こっているのを目の当たりにしたときに、どのようなリアクションをとればいいのかわからずに戸惑ったことが頻繁にあるということを(これは甘えなのかもしれないけれど)読者の方にも知ってもらえたらなどと思い、いま、この記事を更新している。

 

🌸🌸🌸4日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

代表的クリスチャン・内村鑑三

そう言えば、私の誕生日はザビエルと同じだったなあと思い出しながら運転をする。移動中の車内では「100分で名著」というNHKの番組を聴く。今日は教会を廻るのだからキリスト教に関連のあるものにしようと、代表的日本人でおなじみの内村鑑三を選ぶ。指南役は若松英輔さん。この会が最高に素晴らしいもので、車を運転しながら多分54回は強烈な感動を覚えた。言いたいことはここに全部言われているといっても過言ではないほどに、珠玉の言葉が散らばっている(何度でも聴きたい)神回だと思う。本当に素晴らしかった。是非、みなさまも聞いて見ていただけたらうれしいです。

 

www.youtube.com

 

サウス・コナ〜ヒロ〜カラパナ

f:id:ibaya:20180304162335j:plain

 

ゲストハウスのあるサウスコナからヒロを目指す。片道2時間の道中は、ただ、何もない道路が延々と続く。途中、一箇所だけ休憩所がある。そこに立ち寄り、昨日のうちに買い込んでおいた食料で昼食を済ませる。基本、欧米や欧州遠征中の食事は「パンとサラミと適当な果物」で済ませることが多い。サラミを丸かじりして、パンをかじる。この繰り返しがなんだか落ち着くと同時に好きだ。比較的大きめのサラミを丸かじりしていると「まだまだ生きるぜ」という野生的な気持ちになってしまう。多分、この感覚が好きだからりんごとかきゅうりとかも丸かじりをすることを好むのだと思う。

 

カラパナの海岸

f:id:ibaya:20180304162405j:image

 

ワイ島は地域によって天候がまったく違う。長距離移動をしていると、快晴と豪雨の両方を1日の間に楽しめる。コナ空港のある西海岸側は晴れが多く、ヒロ空港のある東海岸側は雨が多い。海の雰囲気も結構違って、西海岸は穏やかな太平洋に近く、東海岸日本海のような厳しさがある(ように感じたけれど実際は違うのかもしれない)。

 

f:id:ibaya:20180304162417j:image

 

f:id:ibaya:20180304183826j:image

 

f:id:ibaya:20180304183841j:image

 

カラパナ・マーケット

Uncles Awa Bar and Farmers Market #家は作れる #そう思うだけで生きるハードルが下がる #雨風さえ凌たらおっけー #自然を身近に感じられるハピネスも同居 #端的に楽しそう #うれしさを感じるのはなぜだろう #原始的な暮らしへの共感 #なのかな #現地の方に話しかけていただく #君も今日からファミリーだと言われてうれしい #GoEasy #素敵な言葉 #ここが天国であると思えばここが天国になる #ここが地獄だと思えばここが地獄になる #平和とは心の状態なのかなと思う #この後行った教会がとても良かった #マリア様と対面 #家や土地に執着をしてはいけないのだなと反省 #すべては神の思し召し #急がば回れ #待つ #勇気 #祈り #美しさ #ピース #願わくばみなさまのこころに平和と安寧が訪れますように!!

 

Star of the sea Church-Kalapana

f:id:ibaya:20180304162243j:plain

 

目的地の教会に到着し、マリア様と対面をする。穏やかな笑みを目の当たりにして、自分のなかにあるこわばっている部分を意識する。ごちゃまぜの家なり空間なりを見つけることに躍起になってはいないかと、神の手に委ねますなどと言いながらいまだに自力に固執をしてしまってはいないかと、我が身を鑑みる機会になる。神聖な気持ちになることと、からっぽになることは似ている。なにかをぎゅっと握りしめているうちは、はいってくるものもはいってこない。自分がからっぽになるほどに、その余白の部分に神【奇跡】は舞い降りてくるような感覚を覚える。

 

f:id:ibaya:20180304183111j:image

 

f:id:ibaya:20180304183212j:image

 

f:id:ibaya:20180304171001j:image

 

f:id:ibaya:20180304171010j:image

 

f:id:ibaya:20180304171141j:image

 

f:id:ibaya:20180304183927j:image

 

https://www.instagram.com/p/Bf5IeJ6DCmH/

Star of the sea Church-Kalapana Painted Church #kalapana #hawaii #scenic

 

奇跡は余白に舞い込む。

教会を出てから「明日はなにもしない1日にしよう」と決める。わたしのなかには、(せっかくハワイまで来たのだから・みなさまの協力の元にこの日々があるのだから)なにかをしなくちゃいけない・なにか特別な功績を残さなくちゃいけないという強迫観念にも似た思いがある。しかし、自分が定めた信念や想念が自分を縛り、やりたいとおもってはじめたことがいつの間にか「やらなくちゃいけない」なんてことになってしまうこともある。いままでは、そのことをあまりよくないことだと考えていた。が、今回のハワイにおいては「やらなければいけない」という壁を超えた先の世界、そういうものを見てみたいという思いがある。意思が道を開くということを、言葉ではなく経験として体感をしたいのだと思う。

 

過去に家のない生活をしていたころ、奇跡は余白に舞い込むということを経験的に学んだ。予定をいっぱいにしている限り、予定の範囲内の出来事しか起こらない。自分で決めるということは大切なことだとは思うけれど、余白のない日々を過ごしていると、自分が決めたことだけしか起こらない日々を過ごすことになる。他者が介入してくる余地や、奇跡的な出来事が介入してくる余地を、大袈裟な言葉で言えば「自らの手で封印をしてしまっている」ような状態になる。なにかをすることと同じくらい、なにもしない時間を設けることも大事なのだろう。そして、なにもしないことには、なにかをすることと同じくらいタフな精神力を必要とする。たおやかさを身にまといたいのだと願う。

 

家のない日々があったからこそ、荷物の少ない旅路を選んだからこそ、ひとの力を頼る必要性が生まれた。わたしが、かつて、これほどまでに多くの人々の支えを得ることができた一番の理由は、自分自身になにか特別な能力や才能が「あった」からではなく、生きるために必要なものがわたし自身には「なかった」からだ。わたしと他者を結びつけてくれたものは、わたしにあったものではなくてわたしに「なかった」ものになる。わたしに欠落があったからこそ、わたしは他者と繋がることができたのだ。自分に「ない」ものを通じて、わたしは他者を必要とすることができる。奇跡は余白に舞い込むということ。自分のなかにある欠落【弱さ】を認めること。それで生きると決めること。そのとき、静かなる声が聞こえてくるだろう。余白を「なにも生み出していない非生産的な時間」ととらえるのではなく、自分のこころの声を聞くための時間、自分のなかにある欠落を必死で埋め合わせるようとするのではなく、自分に欠落があるからこそ世界と繋がることができるのだということを、いま一度再認識するための時間になればいいと思う。

 

 

神のご加護がありますように! #今日は教会を巡ります #神の道具になれるか #往復5時間 #けいご坊や #車内では100分で名著を聞く #本日は内村鑑三 #代表的クリスチャン #内村は2つのJを大切にした #ひとつはジーザス #ひとつはジャパン #内村鑑三の歴史的名著 #後世への最大遺物 #金銭 #事業 #思想 #その三つをもたないひとでも残せるもの #高尚なる勇ましい生涯 #それこそが最大遺物である #けいご坊や感動 #真の感化とはなにか #YouTubeで聴けるのでよかったらみなさまも是非 #インスピレーションに富んだ素晴らしい番組 #みなさまにも素晴らしい神のご加護がありますように!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【4日目・ホナウナウ国立歴史公園】神の道具になりたいと思う。

f:id:ibaya:20180303135208j:image

 

4日目の朝。同じゲストハウスを利用していたともえさんと出会う。非常にありがたいことに、昔からともえさんはこのブログを読んでくださっていたとのこと。奇跡的な出会いに感謝をする。ともえさんに「今日はホナウナウに行こうかなと思っています」と告げる。すると、すると、ともえさんから「お邪魔でなければ一緒に行きませんか??」とのご提案をいただく。結果、私たちは1日行動を共にすることになった。

 

 

ホナウナウ行きが決まった瞬間、ロス在住の女性M様からラインが届く。

 

Pu’uhpnua o honaunau National Park【ホナウナウ国立公園】と言うところが近くにあります。ウミガメ出没率高しです。

 

実は今朝、坂爪さんからテキスト頂く前に書いていたところなんですが、坂爪さんのインスピレーションの邪魔になるかな?と思い消してしまったんですが、やっぱり気になるので送ります!

 

そこにハワイの歴史とか文化を知れる場所があります!

 

この一致はなんなのだろう。鳥肌が立った。ともえさんが「ホナウナウに行くなら絶対泳いだ方がいいですよ!ツーステップ(海)は最高です!シュノーケルセットを借りてから向かいましょう!」と、ゲストハウスのシュノーケルセットを借りてきてくれる。誰かと行動することのありがたみを思う。もしも、この時シュノーケルセットを借りていなければ(そしてともえさんが行動を共にしてくれなかったらば)、あの素晴らしい海を泳ぐこともなかっただろうし、以下のような動画を撮影することもなかった。

 

 

ホナウナウ海岸で泳いだのちに、マーケットに立ち寄って食材を買ってベンチに座って食し、その後、KONA JOEという絶景を眺めながら珈琲を飲むことができる(誰かを無理矢理にでも連れて行きたくなるような最高の)カフェに行き、帰り道に立ち寄った教会でインスピレーションを得て1日が終わった。最高の1日になったと思う。いかに、簡単に今日の出来事を振り返ります。

 

BBC...(Byebye baby cat.. ) #猫先輩 #ありがとうございます #ひとよりも猫や鶏と話すことが多い #動物の友達が欲しい #猫が寝転ぶ #じゃれてたら噛まれた #甘噛み #甘い考え #ハワイにごちゃまぜの家をつくりたいというのは甘い考えだと言われることもあります #甘いお菓子は大好きです #甘いキス #ロマンティック #甘いことも悪くない #ハワイ島は甘い香りに包まれている #多分花の香りだと思う #とてもいい匂い #みんながみんな苦く厳しい考え方で作られた世界を生きるよりも #甘い考えを現実化するための人間がひとりくらいいたっていいじゃないかということで猫先輩ありがとうございました!!

 

🌸🌸🌸3日目の記事はこちらです🌸🌸🌸

 

ibaya.hatenablog.com

 

ホナウナウ国立歴史公園

f:id:ibaya:20180303135546j:image

 

サウスコナにあるホナウナウ国立公園。溶岩上にヤシの木が連立する様が壮観で、ただ、ぽけーっとしているだけでも最高の時間を過ごすことができる。小さな海亀を眺めながらパンをかじる。日光浴をしながら「生きててもいい」とか「生きているだけでいい」とか、そういうことを思う。その後、ツーステップと呼ばれている海岸沿いに移動をして、水中カメラを片手に30分程度泳ぐ。海は無料で、最高の癒しと生命力を与えてくれる。最高の時間だったが、その後、着替えに立ち寄ったトイレに水着を忘れた。あまりにも素晴らしいものだから、大好きなひとたちを全員をここに連れてきたくなった。ごちゃまぜの家をハワイ島につくれる日が来たら、海の近く、毎日でも海で泳ぐことができるような場所につくれたら最高だと思った。

 

f:id:ibaya:20180303135600j:image

 

f:id:ibaya:20180303135613j:image

 

f:id:ibaya:20180303135901j:image

 

f:id:ibaya:20180303135710j:image

 

f:id:ibaya:20180303135208j:image

 

f:id:ibaya:20180303135735j:image

 

https://www.instagram.com/p/Bf2P033D3j7/

ホナウナウなう! #hawaii #honaunau

 

KONA JOE

f:id:ibaya:20180303135749j:image

 

絶景を望みながら珈琲を飲むことができる「KONA JOE」というカフェに立ち寄る。結論から言うと最高だった。自然が豊かでひとも少なく、Wi-Fiも完備されていてなによりも(世界的にも最高品質であると言われている)珈琲が尋常ではないほどに美味しい。目の前に広がる空には夕日が沈む。毎日でもここに来たいと思った。豊かな時間が流れている。このお店にも海亀のオブジェが置かれていた。今日は何回も海亀と遭遇する機会に恵まれた。例の財布の件もある。海亀は今回の旅路の『守り神』だと思っている。

 

f:id:ibaya:20180303135804j:plain

 

f:id:ibaya:20180303153944j:plain

 

f:id:ibaya:20180303135814j:image

 

f:id:ibaya:20180303151148j:plain

 

https://www.instagram.com/p/Bf2drj8D6iB/

KONA JOE #konajoe #hawaii #scenic

 

🐢🐢🐢海亀の財布についてはこちら🐢🐢🐢

 

ibaya.hatenablog.com

 

THE CHURCH

f:id:ibaya:20180303135825j:image

 

ともえさんとゲストハウスに戻る途中、誰もいない教会に立ち寄る。わたしは、キリスト教徒という訳ではないのだけれど、キリスト教(とロックンロール)に強い影響を受けて育った。ハワイに来る前も、むさぼるように三浦綾子さんの著作を読み漁っては「神の道具になりたい。自分の意思に従うこと以上に、神の意思に従いたい」などと心に銘じてこの島に来た。教会のなかには誰もいない。車を停めてなかにはいる。聖堂の入り口はフェンスで塞がれていた。大きな広場がある。この広場で集会でもしている(過去にしていた)のだろうか。十字架の前で手を合わせると、おだやかで敬虔な気持ちになった。大広場の散策をさせていただきながら、ふと、もしも可能であったら「この場所をごちゃまぜの家(ごちゃまぜの教会)として、管理をさせていただく代わりに使わせていただくことはできないだろうか・・・??」ということを思った。

 

f:id:ibaya:20180303135841j:image

 

この教会の歴史が刻まれている。もちろん、一見すると使われていないように見えるこの教会も、実際のところは現役で管理をしているひとがいるのかもしれない。その時は、私の存在は不要になる。が、もしも「誰か管理人をやってくれるひとがいたら非常に助かる」という場所なり空間なり教会なりがあったとして、私の存在(あるいはごちゃまぜの家のコンセプト)がその役割を満たすことができるのであれば、必ずしも家である必要はないのだと思った。教会でもいいのだし、教会だとしたら・・・と考えるだけで不思議な力が湧き上がる。これはどうしてなのだろうか。元来、わたしには宗教色の色が強くある。宗教をはじめたいという思いがある訳ではないのだけれど、宗教の中にある「普遍性」であったり、なにかを信仰するものにやどる「敬虔さ」のようなものに、どうしようもなく惹かれている『なにか』を感じているのかもしれない。

 

f:id:ibaya:20180303135850j:image

 

そのような話をしながら、ともえさんと共にゲストハウスに車で戻る。この記事を書いている途中(いまから15分程度前)、ともえさんから以下のようなメールが届いた。明日以降の予定はなにも決まっていない自分の予定が、このメールによって決まった。特段予定もないままにハワイまで足を運び、ただ、誰でも自由につかえる空間を求めて導かれるままに四日間の月日が流れた。ともえさんは、これから昇る朝日を迎え撃つために標高4000メートルの高地までバスで向かうツアーに参加をするのだと言う。明日からまたひとりになる。もののけ姫に出てくるアシタカの有名な台詞「曇りなきまなこで見定め、決める」という言葉が脳裏をよぎった。こころの目を見開いて、まっすぐに、できることならば『(自分ひとりの意思ではない)もっと大きなものの意思』に沿った生き方をしていきたいのだと思う。

 

 

明日はもう 予定はありますか?
(おせっかいだったらごめんなさい)

坂爪さんがキリストとお友達というか(エネルギーが合うときいて) 
どうしても お伝えしたいところがあって

ここから ヒロ経由だと2時間半

ぐるーっとコナを通っていくと約3時間 (汗)

なんですが すっごく素敵な場所だった!!!

なんだか エネルギー的に力を貸してくれそうな(^^)/

ここは 火山が噴火して溶岩が流れてきたときに 

みんなが避難していて ここまで溶岩がながれてこなかった

という場所で

この近くに 溶岩が流れてきて
そのまま溶岩の地が続くところもあり

ワイ島のワイルドなエネルギーを感じられる場所です(^^)/

 

star of the sea church hawaii - Google 検索

 

上の場所が 流れてきた溶岩が そのまま大地をつくっていて
溶岩なのに(笑)植物が育ち始めている

破壊と創造なエネルギーの場所です(^^)/

 

日の出みてきます~!(^^)/(^^)/(^^)/ 

 

お友達が増えました! #今日こそが本番 #ホナウナウという場所に行きます #罪がすべて洗われる場所として有名 #罪まみれのビリー #神よ許したまへ #いっぷんきゃぷてんくっきんぐ #今日はなにをさばこうかな #わたしはすぐにひとをさばく #さばかれるのはわたしか #さばかれることは慣れている #サバカレー #食べたい #日本の食文化は優れている #ともえさんは千葉生まれ #房総半島から太平洋を眺めながらハワイは昔きっと日本とつながっていたのだろうと感じていた #日本とハワイのルーツを探す #ハワイにおける日本人の歴史に強い興味あり #ヒロの方に行くと日本文化の名残がものすごい #歴史を学ぶ #カラダを張っておべんきょうをしてまいります!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【3日目・キラウエア火山】ハワイの女神・ペレ様に挨拶をする。

f:id:ibaya:20180302152306j:image

 

みなさまお疲れ様です!ハワイ時刻ただいま20時29分。カイルア・コナという場所にあるゲストハウスに6日間の宿と車まで(!)ご用意をしていただき、ハワイにごちゃまぜの家をつくるために動き回っております。が、今日は非常に心地よい疲れとともに帰宅したので残りHPが比較的0です!駆け足で本日の報告をさせていただきます!(ちーむぜろが今回のジャケットを作成してくれました!!!)

 

 

昨日、非常に粋なご連絡をいただきました。粋であることとは、なんだかとても素晴らしいことであるように思います。これまでの日々、粋なひとの力によって生かされてきたと行っても過言ではありません。本当にありがとうございます(このメールをもらったとき、実は、諸事情によりショッピングモールの裏手にある誰もいない小屋でこっそりギターを弾きながらスピッツを口ずさみつつお迎えの車を3時間待つ、的な時間を過ごしていたのでものすごい救われました!!)。

 

 

今朝はカイルア・コナ(早朝の動画でまちがえてキャプテンクックにいるなどと言いましたが間違いでした!ごめんなさい!)から車で2時間、ヒロという場所でS様と合流をしました。S様が「今日は満月ですし、三月のはじめということもありますから、キラウエア火山まで行ってペレにご挨拶をしましょう!」という素晴らしすぎるご提案をしてくださったので、そのままS様の車に乗ってキラウエア火山を目指します。

 

 

日々の寝不足がたたり、車の中で眠り続けるさかつめに嫌な顔ひとつせず付き合ってくださるS様。S様の優しい人柄(S様は声がやさしかった。声にはかなりそのひとが出ると思う)に今日は何度も何度も救われました。ボルケーノに到着。25ドルの入場料金を支払って火口に向かう。降り続いていた雨が火口付近に到着すると共にあがる。念願の火口付近に立つ。なぜか、全身が「まるで温泉にはいっているような、かつ、日光を全身に浴びているような」感覚に包まれる。この場所にいるほどに力が蓄積をされていくような感覚になり、敬虔な気持ちになる。ここに来てよかったと心から思う。その後、Sさまに車でパホアやヒロをご案内していただき、ヒロで別れ、わたしはカイルア・コナの宿に向かって車を飛ばす。道中、虹と夕日に「うおおおおおおおおおおおおお!!!」と感動をする。何度か眠りおちかけながら、宿に着いたのが20時12分(ついさきほどになります!)。

 

 

🌸🌸🌸ちーむぜろによるビリギャル男解説🌸🌸🌸

 

twitcasting.tv

 

🌻🌻🌻2日目の記事はこちらです🌻🌻🌻

 

ibaya.hatenablog.com

 

明日からが本番。

本当はもっとエッジの効いたことを書きかったのですが、自室の隣が宿泊客共同のキッチンになっておりまして、なう、日本人ゲストの方々のおしゃべりが爆裂怒涛に盛り上がっていらっしゃるみたいでちょっと落ち着いて文章をかける状態ではないために、明日に備えてゆっくり眠りたいと思います!!

 

S様の話は興味深いものの連続だった。S様の車があまりにもかっこいいトラック【車中泊もできそうで、実際、車中泊もしているとのこと】だったので「この車はどうしたのですか??こちらで買われたのですか??」と尋ねたら「ワークトレードをしたんです。五日間、家の壁塗りの仕事を手伝う代わりにこの車をもらいました」とのこと。そんなことってあるんですね!とビリギャル男もびっくり。S様は、自動車免許をハワイで取得したそうなのですが、それにかかった費用が驚きの50ドル(単純計算で5000円程度)とのこと。かつ、かかった日数はたったの2日。日本だと30万円(期間も1ヶ月)近くかかっちゃうものだから、なんだかもうあれだなあ、という気持ちになりました。

 

ここに書いていることの五億倍はいろいろなことがあったのですが、なんだかもう目がしばしばしちゃっていよいよこれはもうあれになってしまったので寝ます!寝れるかな!キッチンの声をさげてもらえるようにお願いをしてから寝ようかな・・・そんな勇気がわたしにはあるのだろうか・・・すんすんすん・・・・車を運転しながら「人生とは、自分を楽しませることである」ということを今日は何回か思いました。生きているとフラストレーションを抱えてしまうこともあるけれど、そのときは大概「言いたいことを言えていないとき」か「自分を楽しませることができていないとき」だと思います。キッチンについては完全に前者なので、いまから勇気を出して「誠に申し訳ないのですが、これからちょっと眠りにつきたいと思っておりまして、こんな早い時間に大変申し訳ないのですがもうちょーーーーーーーっとだけ声のボリュームを小さくしていただけると最高にうれしいです!!」とお願いをしてまいります!!みなさまほんとうにありがとうございます!!最後にもらってうれしかった応援メッセージの数々を(一部になります!全部紹介できなくてごめんなさい!)自分のために転載します!!

 

 

坂爪さん(ビリギャル男さん)

 
こんにちは!○○○○と申します。
この度、坂爪さんが新たな冒険に出るということで、感銘を受けて何かしたいと思いメールさせていただきました。
(突然の連絡すいません)
 
ごちゃまぜの家 in ハワイ とても素晴らしいと思います!
私もいずれは南の島で暮らすことに憧れていて、そんなことを考えていたら坂爪さんが今回実際に挑戦されるということで、うれしい気持ちですし、先を歩いてくれることは、それだけで勇気付けられます。
 
ハワイでの日々を、ご健康で、なにより楽しんで過ごされることをお祈りします。
 
本当だったらお見送りにいって直接お伝えしたいところでしたが、予定の調整がつかず....
メールになってしまいますが、私のパワーをのせてこのメッセージを送ります。
楽しんでください!

 

ブログ拝見してます。
坂爪さんのピュアな言葉にいつも涙がでます。自分は自分でいていいんだと勇気もらえます。
いつもありがとうございます😊

 

圭吾さん、おはようございます!

ワイ島!!

私も大好きです!!

私のもじゃもじゃもじゃ頭はペレと一緒!!とか謎なことを考えて喜んでる変人○○○○です!!

圭吾さんがハワイ島でどんなことを感じるのか、すんごい興味があります。

こうやって応援させてもらえるのが嬉しい💖
(勝手に応援してるんですけどー笑)

見てます💖

圭吾さんのこと、見てます😄💖

身体は大切に。

でも頑張って!!

うまくいくとかうまくいかないとか、そんなのどーでもよくて、圭吾さんがいつでも圭吾さんで在れますように!!

帰ってきたら整体させてくださいね😄💖

 

はじめまして!坂爪圭吾さん、○○○○と申します。


私は2年程前に坂爪さんのブログに出会いました。
 
坂爪さんの綴る文章は、心の底から生み出された言葉で書かれている感じがひしひしと伝わり、毎回私の心がジーンと感動しています。
昨年、ごちゃまぜの家第一弾を作られるときにも何かしらの形で応援することが出来ればと思っていたのですが、タイミングを逃してしまいました。
「いつか坂爪さんを応援できる日が来ると良いな」と思っていたら、今回、第二弾ということで活動される事を知り、是非とも応援させて頂きたいと思いました。
誠に勝手ですが、ささやかながらお賽銭箱に入金させていただきました。坂爪さんが人生を楽しむために何かしらに使っていただけたら幸いです。
 
坂爪さんの生き様や、綴る文章、発する言葉からは本当に毎度感動を頂いております!
このような機会を頂き、ありがとうございます。
どうか背負い過ぎず、肩肘貼らずに自然体でいてください。皆そんな坂爪さんが好きだと思いますよ。
 
ではこれにて失礼します。今後も誠に勝手ながら応援させていただきます!
 
静岡在住の者より。

 

NYから坂爪さんの事、応援しています!坂爪さんと同じ新潟出身です!ハワイで楽しいご縁が生まれるよう祈っています😊

 

拝啓 ビリギャル男 さま

 

朝から、動画を拝見しました。
ああ、この方は、怖くてたまらない事をしようとしているんだなと思いました。

 

ああ、もうなんて生き方をしてるんだ!
もはやギャグのようじゃないですか!!←褒めてます。

 

世界中の私があなたの変わりに生きていて
あなたは私の変わりに生きている^ ^

 

お賽銭しました。
無駄使いに使ってください。

 

生きろ!

 

大分から全力で応援してます❗️

 

坂爪さんこんにちは🌟
足は大丈夫でしょうか?
ハワイからの配信、ありがとうございます✨まだこちらは絶賛雪景色なので、ハワイの空気を感じられるだけでほっこりしています✨坂爪さんは南国が似合いますね✨

ハワイは本当にナイスアイディアです!!ツテも情報も特になくて恐縮ですが、(毎年、やや長めの冬の間、南の島への憧れは半端ないです笑。)裸足でバニヤンツリーに木登りとか木の上でお昼寝とかしたいですね…✨

きっと、日本の神様もハワイの神様も味方していますね!(神様というのは、人々の祈りの集合体なのだそうですよ✨)
わたしも日本からお祈りしてます!

 

坂爪さんのSNS日常に綴られている正直な在り方が大好きで、私はいつも勝手に勇気つけられてます(*^^*)

今日も良い日で明日も良い日に🎵おやすみなさい❤

 

坂爪さん、はじめまして。
なぜか坂爪さんが大好きな、米国ロサンゼルス在住、○○出身の一児の母です。
今ハワイにいらっしゃると聞いて、何かできることはないものかとずっと心をソワソワさせております。
が、なにぶん、自身がハワイに居る訳でもないので、特にお役に立てることも思いつかないまま、
溢れる気持ちをここへ認めております。実は昨晩より送信を躊躇して今に至りますが、もしもこのメッセージが届きましたら、
ここロサンゼルスにもあなたの存在を心に留めている者が居るという事だけでも知って頂けたら幸いです。
そしてハワイとロサンゼルスでしたら時差も2時間しかありませんし、もしも困ったことがありましたら、是非ともご連絡頂きたく思っています。
私に何ができるかはわかりませんが一緒に考えさせてください。
良い出逢いがありますように念じています。

 

ほんの少しですがゆうちょ銀行の口座に送金してます。
私は、行動する人を信じます。これからも、自分の道を進んで下さい。私も私の道をまっすぐ歩きます。

 

坂爪さんへ

 

お久しぶりです。
ハワイにいらっしゃるのですね!
お元気そうで何よりです。
最新のブログを読ませていただきました。

 

たくさんの方達に見守られながら、次々と色んなことを成し遂げていく坂爪さんに、私は今も、パワーを分けてもらいながら生きています。

 

私も10年前から、坂爪さんと同じ病気にかかってるんです。
統合失調症!!!🙌

 

坂爪さんのように、一気に治すことはできませんでしたが、一番酷かった時期よりもだいぶ良くなってきています。

 

夫や子供たち、周りの理解のある人達に支えられて、明るい引きこもり主婦をしています。

 

毎日、家の中で過ごす日々ですが、坂爪さんのブログを読みながら、私もあちこち旅の気分を味わっています。

 

なんて自由な坂爪さん!

 

お陰様で、私も、気持ちだけは自由に生きています。
元気になったら、いつか家を飛び出して(家出ではありませんよ)、大自然の中でテントを張って、朝日を見ながらコーヒーを飲みたいです💑

 

うかいつまでも、お元気でいらしてくださいね。

 

坂爪さんが、どんどん進んで行くのを見るのが、私の何よりの楽しみです!

 

私も、生きますね。
命が尽きるその日まで。
一生懸命、生きていきます。
約束します。

 

坂爪さんが書いていたように、「人生が運んでくれます」、会うべき人、見るべきもの、行くべきところへ。 私も、おかけで、坂爪さんのブログを読んでいる人とのつながりを感じたり、また、私自身のハワイ島とのつながりを感じたりしています。ありがとう!

 

坂爪さん!こんばんは!
何度かご連絡させていただいてる○○○○と申します!

 

ブログ読みました!次はハワイなのですね!
わたしはいまインドにいるのですが、インド行きが決定する直前に、ハワイにいる友人からの紹介や誘いで《ハワイに行く》という流れもわたしの目の前にはありました。

 

でもなんとなーく、その流れはそのまま流れていき、結果わたしはいまインドにいるのですけど、きっとあの時のなんとなーくな違和感というか、一歩踏み出せずにいたのは「今はまだ早い」と天に言われていたのだなあとわかりました。

 

わたしはきっと坂爪さんたちが居場所を作り上げた後にハワイに行くのだと思います。

 

なんていうか、ことの流れ、ことの運びというものは、常にパーフェクトに作られていて、自分の中の感覚を信じることのおもしろさを、今改めて実感しています。

 

坂爪さんの、
本気で生きる姿
ありのままをさらけ出す姿
真ん中から目を背けない姿

 

本当に日々、勇気と希望をもらっています。

 

坂爪さんは確実に世界を増やしています。本当にありがとうございます。

 

わたしはたいした言葉を紡ぐことはできませんが、坂爪さんのことをほんとうにほんとうに応援しています!!!!


いま海外にいるので口座への振り込みようがなく、力になれず申し訳ありませんが、気持ちはいつも(勝手に)坂爪さんのそばにいます!

 

これからも今後の展開を楽しみにしています😊

 

では!体にお気をつけて。

 

坂爪さんがすてきなお仲間たちとつながり、今を味わい、しあわせな時間を過ごせますように。

 

インドより愛を込めて

 

○○○○

 

ハワイ島のヒロという場所に向かいます! #今日から本番 #1分キャプテンクッキング #表情が硬い #笑顔が不自然 #まだまだ改善の余地あり #自意識が邪魔をしている #自然な笑顔を身に付けたい #目のクマがやばいとか思ってたけど骨格の問題説 #今日は満月 #ペレ様に挨拶に行きます #今日はなにが起こるんだろう #GoPro #ゲストハウスのお部屋が広いのでビリーズブートキャンプやります #みなさまにとって本日も素晴らしい1日になりますように!! 

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【2日目・ハワイ島】ただ勝ちたいだけなのか、見たい社会を実現したいのか。

f:id:ibaya:20180228095126j:plain

 

朝5時半に目覚める。顔を洗ってホテルを出る。最寄りのコンビニで珈琲を買う。朝7時頃、ホテル前にオアフ島在住の女性H様の方が車で迎えに来てくださった。昨日、寝る前に「ホノルル空港までの足はありますか?もしよろしければ、車でお送りさせていただきます」というご連絡をいただいた。 あまりにもありがたくてありがたくて「ご迷惑でなければよろしくお願いいたします!」と即答をする。多くのひとたちに助けられながら、この瞬間の自分がある。H様のあたたかな思いやりがほんとうに嬉しくて興奮をしてしまってなかなか寝付けず、結局、寝不足のまま今日という1日がはじまる。

 

 

現在の時刻は13時30分。ハワイ島のコナ空港にあるベンチに座っている。非常にありがたいことに、ハワイ島での宿を(なんと6日間も!)手配をしてくださった方のご好意により、15時過ぎにホテルの方が車で空港まで迎えに来てくださる。いま、15時を待ちながらこの記事を更新している。ハワイ島では車も使わせていただけることになった。さて、ごちゃまぜの家の候補地を見つけることはできるだろうか。自分のなかにある「信じる力」が試されているように思う。信じることができれば実現をするが、信じることから遠く離れてしまうほどに、多分、現実化する速度も落ちるのだと思う。

 

🌻🌻🌻1日目の記事はこちらです🌻🌻🌻

 

ibaya.hatenablog.com

 

【2日目・ハワイ島】2月28日(水)ホノルル空港〜コナ空港

様々な方々から応援メッセージが届く。ひとつひとつに猛烈に励まされている。ハワイに行くと元気になる。ハワイは素晴らしいところだ。ハワイは日本人にとって故郷のような場所である。そのような話は過去に何度も何度も何度も耳にしていた。昨日、普段からものすごいお世話になっているN様から連絡をいただいた。N様は過去にハワイに二度足を運んだことがある。そのうちの一度は、なんと、懸賞で当たったからだというからものすごい。その時の思い出を、N様はこんな風に振り返りながら語ってくれた。

 

私はハワイにいった1度は懸賞で当てたからなんですが、

 

その時
私は統合失調症
診断されたばっかで、生きる希望が、なくて
ちょっとまずかったときだったんです。

 

んで病院の先生に
当たったことを
伝えたら
仕事はダメ
何もかもダメな
先生なのに
ハワイだけは
行きなさいと言われ、ビビりながら
行きました。

 

んであんな死しか
考えてない私が
ハワイでは
笑顔だけになり
帰宅した私をみて母が嬉し泣きしました!


つまりハワイとは
導かれ
勝手に守られ
勝手に元気になってくる
スーパーすごい場所なんだと思います。

 

この話を思い出したら、
ビリギャル男さんも 導かれたからハワイにいってるし
勝手に守られ Happyを
日本に運んできてくれると確信したら安心しました☆

 

死ぬことばかりを考えていたひとが、そこにいる間はずっと笑顔になる。そんな場所がこの世の中にあるとしたら、これはほんとうに素晴らしいことなのだと思う。いま、ハワイ島に着いたばかりの自分が言うのもあれだけれど、コナ空港近辺だけでも「ここにはなにかがありそうだ」と思わせてくれる空気感が漂っている。そんなことを思っていたときに、S様からこのようなメールをいただいた(正確には、数日前には届いていたのだけれど確認が物凄い遅れてしまって先ほど読ませていただきました!!ごめんなさい!!)。そこには、このような言葉が書かれていた。

 

坂爪さん

こんにちは。○○○○○○です。

いつもブログを拝見し、坂爪さんの姿や言葉、絶景写真に癒されております^^

ブログにのせている写真、いつも坂爪さんが撮影されているのですよね?

とっても色彩が美しくて心に響きます。

さて。この度メールしましたのは、お賽銭いれます!・∀・(正確には明日振り込みます。)

ということをお伝えしたくて。

坂爪さんの生きろというメッセージに対して

最近、私は生きることに興味がわかなくなりました。

そしてわからなくなりました。自分の人生をおもいっきり生きたいからこそ

 
なんでもできる可能性があるからこそ、何をするために生まれてきたのか
 
という使命を探したく、ただ考えるだけ考えて行動ができなくなりました。

ただ生きているだけでいい。何もしなくてもいい。いや、何かはしたい。

そういう思いでいっぱいです。

坂爪さんが生きるなら私も生きる。的な気持ちになり、

会社や企業からもらうお金ではなく

自分の好きなことのひとつである人物写真を撮り、

そこに価値を見出してくれた人から頂いたお金を

坂爪さんに託して循環させたいと思いまして。

お金がなくなる不安から働きたくはないので、
 
今持っているお金を握りしめてしまっている状態でして
 
本当に本当に使いたいことに使いたいと思っているところでした。

今とても気分がよくなりました♪ ありがとうございます。

ハワイは暖かくてよいですね^^

お気をつけて。

 

素晴らしいなんて言葉を使うことがおこがましく感じるほど、素晴らしい勇気だと思った。この感動をうまく言葉にすることができない(ちなみに写真はすべてiPhone7で撮影しています!)。このような形でいただいているお賽銭を、無駄に使うことは許されない。許されないというよりも「大切に大切に使わせていただきます」という、敬虔な気持ちになる。このような気持ちを与えてくれたS様、そして、すべてを紹介することができなくて本当に申し訳ないのだけれどこうして応援をしてくださるすべての方々に向けて、改めて「本当にありがとうございます」と感謝をしながら天を仰ぐ。自分の命は自分のものであって、自分のものだけではない。そのことを痛感していたとき、一通のメールが届く。

 

はじめまして、坂爪さん。いつもいつも、ブログを読んでいます。勇気をもらっています。自分を大切にできなくて心がボロボロになったとき、俺の悲しみは、自分を偽って他人に迎合したからなんだと気付かされます。きっと俺と同じように、たくさんの人たちが坂爪さんの行動に救われています。苦しみと向きあい、気持ちを文章化してくれることで…。文章を書くのが苦手なので、うまく伝えられないのですが、ありがとうです。坂爪さん、ありがとう。

 

あったことのない人間にメールを送るということは、とんでもない勇気を必要とすることだと思う。こうしてメールを届けてくれた方々は、みな、誰もがそれぞれの『勇気を出して』連絡をしてくれたのだと思う。このような連絡を立て続けにいただけたとき、ひとは「いい加減に生きる」なんてことはできないと思う。少なくとも、いまの自分にはそんなことをする勇気も度胸も気持ちもない。ただただ、しっかりと生きたいと思う。そして「しっかりと生きたいと思わせてくれる」周囲の人々に対する、言葉にならない感謝が湧き上がる。「俺の悲しみは、自分を偽って他人に迎合したからなんだと気付かされます」という言葉に、わたし自身もまた、大切ななにかを気付かされたような感覚を覚えました。

 

ただ勝ちたいだけなのか、見たい社会を実現したいのか。

先日、こんな話を聞いた。ごちゃまぜの家@菊名の管理人をつとめている稲村彰人さんが福岡に行った際、ごちゃまぜの家の活動諸々を初対面の女性A様に簡単に説明をした。その際、A様は「もしかしたらあなたのボス(要するに坂爪圭吾のこと)は、ものすごいバカか、ものすごい天才なのかもしれないね」的なことをあきとに伝えた。なにか新しいことをやる人間には、おおまかに分けて二種類ある。ひとつは『ただ勝ちたいだけのひと』であり、もうひとつは『見たい社会を実現するひと』の二種類になる。

 

 

この話を聞いたときに、わたしは「お前はどっちだ?」と問われているように思った。できることならば、後者でありたいと願う。社会不適合者という言葉もあるけれど、年間自殺者が3万人いて、うつ病患者も100万人を超えているとも言われている世の中に適応をしたら、頭がおかしくならないほうがおかしいのではないだろうかと思う(ことがある)。必要なことは適応よりも『開墾』なのではないだろうか。息苦しさを覚える世間のルールに自分をあわせて生きるだけではない、ここでなら生きていける【生きたいと思うことができる】、ここでなら自分らしくあることができる、ここでなら自分が自分のままで生きることができるという世界を見つけること、それがなければ自分で生み出すということ。それこそが、いま、なによりも求められていることなのではないのだろうか。そのような開墾マインドから、わたしはごちゃまぜの家の活動を続けている。

 

 

今日からハワイ島での日々がはじまる。当たり前の話だけれど、自分にできることには限りがある。しかし、自分を含めた「自分たち」にできることならば、無限大の組み合わせがあるように思う。今回のテーマはチームプレーだ。ハワイにいるのはわたしひとつの肉体だけれど、この命は、様々な方々によって構成をされている。そのことを思う時、ああ、自分はまったくひとりではないのだなということを思う。現在の時刻は14時15分。与えられたこの命を、わたしは、どのような形で生かしていくのだろうか。数日前、ものすごい感動的なメールをもらった。そちらを最後にご紹介させていただきます。この記事をご覧のあなたにとっても、今日という1日が素晴らしいものになりますことをお祈りしています。

 

 

圭吾さん

はじめまして!
○○○と申します 。
 
はじめに申し訳ありません > <
送信ボタンを押すのに勇気が要り、何日もかかってしまいました 。。
結果的に旅立ち直前のお届けになってしまい申し訳ありません 。



以前から圭吾さんの発信に励まされて、
力を与えていただいています 。

山あり谷ありの日々のなかでも
たゆまずピュアな発信をし続けてくださっていて、
本当にありがとうございます 。支えられています 。

以下、少し長くなってしまいますがどうかご容赦ください u u

**********
 
(中略)

**********

長くなってしまって恐縮なのですが、
最後に圭吾さんにお礼をお伝えしたくて
もう少しお付き合いいただけたら嬉しいです 。



いまひと文字ひと文字、
喜びと感動を感じながら
こちらのお手紙を綴らせていただいています 。

実は今こうしてパソコンに向かい文章を書けていることも
半年前の私からしたら奇跡的なことなのです 。

この数年病気がちで、
1年の半分以上が寝たきりのような日々でした 。

とある出来事をきっかけに、状態はますます悪くなり、
1年弱前からは仕事や活動の一切ができない状態になりました 。

それから精神的にも塞ぎ込み、
家族やこれまで付き合いのあったとても親しい人たちとも連絡を取れなくなり、
PCやスマホなど通信機器もアレルギー状態で触れられなくなり、極度の引きこもりになりました 。

― 今日に至るまで様々なドラマがありました 。

そんな折、圭吾さんのブログをふと拝見する機会がありました 。
1月中旬頃でしょうか 。

どの記事のどの部分を読んでだったか覚えていないのですが …
私は感動に胸打たれて衝動的に

" 圭吾さんにこれまでの発信への感謝の気持ちをお伝えしたい ― ! "

その思いに駆られて、
もう半年以上押し入れにしまい込んでしまっていたパソコンを
勢いで日のもとに再び引っ張り出しました 。

パソコンは大事な仕事道具だったのですが、
目に触れるだけであわや呼吸不全になるので
もう仕事を継続することも諦めて
ずっと目に触れないところにしまいこんでいたのです 。

それを再び目に触れる場所に自らの手で取り出した ―

それはもう一度外界と繋がろうとする、
私の内なる小さな意志を意味しました 。

ほぼ1年間ほとんど廃人のようだった私にとってそれは、
自分のこととはいえ奇跡を見ているようでした 。

あたたかな血の通った涙が溢れました 。

私にもまだこれほど生きようとする力、
ひとと繋がっていこうとする力が残っていたんだ …
私はまだ枯れ果ててはいなかったんだ … と 。

生きようとすることも、
ひとと繋がっていこうとすることも、
たとえほんの少しでも「自分と世界への信頼」が
なくてはできないことだと感じます 。

圭吾さんの在り方が私の絶望しきっていた世界に
一滴の「信頼」という雫を投じてくれたのです 。

寝たきりの私に衝動的に行動させて
さらには触れられなかったパソコンに向かって
このようにメッセージを綴らせてくれている圭吾さんのエネルギーは
なんて純粋で透明で力強いのだろうと感じています 。

圭吾さんの魂から迸るひと文ひと言が
私の暗い闇の底に手を伸ばし、闇をかき分け、
光の雨で潤してくれたような ―
そんな思いがいたします 。

献身的に支え続けてくれたパートナーも
私の部屋にある四角い箱を目にしたとき
「 ああ こんな日がくるなんて … 」
と感動していました 。

とてもとても小さな一歩ですが、
とてもとても大きな一歩だと感じています 。

人生をもう一度立て直したいと勇気を出すのに
十分すぎる衝動だったのではないでしょうか 。

圭吾さんという存在に、
本当に、本当に、ありがとうございます 。

私だけに限らず、
命(魂)を救われている方が
どれほどいらっしゃることでしょう 。

勇気と優しさと生きる力 ―

圭吾さんから巡り繋がり拡がる
目に見えないたくさんの恵み、
魂の潤いを、
ありがとうございます 。



やはり、とても長くなってしまいました 。汗
ここまでお読みくださってありがとうございます 。

圭吾さんのハワイの旅、そして人生の旅が、
よき出逢いに溢れた素敵な素敵な旅となりますように 。

いつも心からお祈りしております *.°
Bless you *.°


○○○

  

ハワイ島のコナ空港に到着しました! #ワイキキからホノルル空港までホノルル在住の方が送迎をしてくれました #手作りのサンドイッチとバンドエイドとお賽銭までいただきました #これで心置きなく靴擦れができます #超絶ありがとうございます #まじでもう本当にみんないいひと #ハワイ島では六日間宿を取っていただきました #わたしはなにで恩返しをすればいいのか #御恩と奉公 #恩返しと恩送りのハイブリッドな生き方を目指す #車も貸していただけることになりました #ハワイ島 #すみからすみまで見てみたい #ハワイ島に詳しい方は力を貸してください #コナ空港の開放感がやばい #GoPro #メガネ日焼け #キャントストップクマ #いろいろ興奮してしまって連日寝不足 #これから3時頃までお迎えまちの時間をいかに過ごすか #ツイキャス音声配信と同時進行で各種メール返信に励みます!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

 

【1日目・ホノルル国際空港】頭と体と心。全部使って、動きなさい。

f:id:ibaya:20180228173332j:image

 

誰でも自由に使える家、最悪の場合は「あそこに行けばなんとかなる」と思える空間がいろいろな場所にできたら、みんな、いまよりもちょっとだけ大胆に生きることができるんじゃないだろうかという思いから、2017年5月にごちゃまぜの家第1号を横浜に作らせていただいた坂爪圭吾(ビリギャル男)。その際に「世界のどこかに2件目もつくります!」などと豪語をしてしまったために、さて、それではどこに作ればいいだろうかと思ったときに「は、は、は、ハワイだぁ!」と閃き、あてもなにもない南の島でも「行けばなんとかなるかもしれないの精神」でやってきました今回の漂流記。当ブログは、ハワイにおける坂爪圭吾(ビリギャル男)の日々を限りなくリアル配信に近いかたちでみなさまにご報告をさせていただく内容になります。

 

 

徹夜明けでホノルル空港【オアフ島】に到着をしたビリギャル男。なにをしたらいいのかがわからなかったので「とりあえずワイキキまで歩こう」となり、歩き始めたものの新調したばかりの草履が靴擦れをおこして表皮がむける。血が流れる。足を踏み出す度に激痛が走る。どうしたものかと思ったときに、ハッと閃く。出発前におまもりとしてY様から受け取っていたウミガメのお財布のなかに、バンドエイドが複数枚はいっていたことを思い出し、九死に一生を得る。記念すべきハワイでの最初のお買い物は『追加分のバンドエイド』とあいなりましたビリギャル男、果たして彼の運命やいかに・・・!! 

 

🌸🌸🌸音声配信はこちらです🌸🌸🌸

 

twitcasting.tv

 

【1日目】2月27日(火)ホノルル国際空港〜ワイキキ界隈

f:id:ibaya:20180228173545j:image

 

ホノルル空港に到着をする。Wi-Fiをレンタルする。1日12ドル。11日間分で136ドルを支払う。その数時間後、Wi-Fiを借りるのではなく「SIMカードを借りれば1ヶ月45ドル程度で済む」という事実を知って撃沈をする。ハワイに体をなじませるために、ホノルル空港からワイキキ界隈まで歩く。今回、神様的な存在から「頭と体と心。全部を使って、動きなさい」的なことを言われている。忠実でありたいと思う。が、途中、靴擦れを起こして血を見る。どうにかこうにかしてワイキキ界隈まで到着をしたタイミングで、東京在住のA子さんからメールが届く。そこにはこのようなことが書かれていた。

 

これを言うのかどうかをすごい迷ったのですが・・・もしも、どこにも行くあてがないようであれば、ハワイ島まで足を運んで見てください。わたしが死ぬまでに一度は行きたいなあって思う場所が、ハワイ島にあるんです。

 

A様には常日頃からお世話になりまくっている。ゆえに、A様がそのようにおっしゃるのならば是非ともハワイ島に行きたいなあと思いながらワイキキを歩く。賑やかな繁華街。軽やかな服装をした観光客たち。少し離れると、豪華な住宅が密集している。素敵だなとは思うけれど、この場所にごちゃまぜの家をつくりたいかというと「ちょっと違うような気がする」などと思う。ここはちょっと都会すぎる。ごちゃまぜの家をつくるなら「もうちょっと自然の多い方がいいような気がする」などと思っていたタイミングで、神奈川県在住のS様からメールが届く。そこにはこのようなことが書かれていた。

 

応援メッセージが遅くなりました!


【社会的偏差値0の男たちが一年でいつでも誰でも立ち寄れる家をハワイに作ってしまった話】を見させて頂きたいと熱烈思う一人です。


ハワイにツテもなく、現実的にお役に立てるようなことはないのが自分なりに残念ではありますが、現実的ではないところで圭吾さんを応援できたらと思い、メッセージしました。

ハワイには4大神と呼ばれる神様達がおられます。

戦いを司り、農業漁業の神である「クー」
平和を司り、豊饒の神である「ロノ」
生命を司り、万物の根源の神である「カーネ」
死者の世界を司り、海の神である「カナロア」

そして4大神とは別にたくさんおられる神々の中でも、特に人々に愛され、また恐れられている女神「ペレ」
キラウエア火山に住まう破壊と創造の神です。

これらの神々にご挨拶をすることは、きっと圭吾さんのハワイ滞在とその目的に祝福を頂けると思います。

もちろん、圭吾さんがこういったことを信じるのであればのお話ですので、そういうのはあんまり、と思われるようでしたら、スルーして頂いても全然大丈夫です。

ただ、もしご迷惑でなければ日本から私が日々お祈りさせて頂く許可を頂ければ、とても嬉しいです😊

ハワイにごちゃ混ぜの家を作る!
そんな希望を見せてくれる圭吾さんと同じ時代に生きている、そして出会えている。
奇跡のように思えるそのことに、心から感謝しています。
ありがとうございます✨✨✨

素晴らしいハワイ滞在の日々を!

 

これを読んで「確かに!これは、いますぐにでも挨拶をしにいかなければならない!」と思った。しかしながらキラウエア火山ってどこにあるのだろうと思い、調べてみるとハワイ島だった。ハワイ島かぁー!と、そう言えば、数日前にハワイに土地をもっている男性の方とお会いしたのだけれど、その方もハワイ島に土地を持っているのだと話してくれた。ここ数日、思えば『ハワイ島』というワードを何度も耳にしている。これはなにかあるのかな、なんてことを思っていたら東京都在住のY様からこのようなメールが届き、わたしは驚愕をする。

 

ワイ島に、友人が自宅のいくつかの部屋をレンタルしています。そこの宿泊費を何日間か私が支払いますから、よかったら、いってみてください。今、空きがあるか、聴いています。
 
私はハワイ島が大好きで、将来移住したいです!
ワイ島にごちゃまぜの家をぜひお願いします(^o^)!

 

言葉だけでうまく説明できる自信がないのだけれど、これは「ハワイ島に行け」と言われているような気がした。物事がスムーズに進む時、自分の意思で決めているというよりも「意思を超えた大きな何かに運ばれている」ような感覚を覚える。横浜の家が決まった時もそうだった。あれよあれよと言うまに必要なものは整えられ、ただ、わたしはそれを受け取るだけでよかった。必要なものは人生がすべて整えてくれる。繰り返しになるけれど、自分はただ、それを受け取るだけでよかったのだ。そのような訳で、明日から急遽ハワイ島に飛ぶことになりました。もしも「ハワイ島にいったら○○をするといいよ!」などというあれこれをお持ちの方がいらっしゃいましたら、どのようなものでも構いませんのでご連絡をいただけましたら幸いです!!(ブログ読者のみなさまに、坂爪圭吾【ビリギャル男】を『みなさまの好きな方向に転がして』いただけましたら最高です!!) 

 

🌻🌻🌻0日目の記事はこちらです🌻🌻🌻 

 

ibaya.hatenablog.com

 

頭と体と心。全部使って、動きなさい。

神の意志などというと大袈裟だけれど、本当にものすごいタイミングで最適な連絡が届く。ワイキキまで歩いている途中にくたびれすぎて倉庫の裏に座り込んでいたときに、ブログ読者の方から「応援しています。がんばってください!」という心ある連絡が届く。それを読んだだけで、俄然チカラが湧いてくるから不思議だ。弱気になったとき、自分が自分を信じることが難しくなったとき、それを「押し上げてくれる」力が必ず舞い込む。この力に、わたしは何度も何度も何度も何度も、それはもう何度も助けられている。

 

昨日、京都でムラキさんが「成りあがることと、押しあがることって違うよね。成りあがるひとは、自分の力で無理矢理にでも強引にのしあがろうとする力が働いているから、土台がしっかりとしていない。だから、周囲のひとたちから裏切られたりしちゃうこともある。だけど、押しあげられるひとっていうのは(おみこしみたいな感じで)周囲のひとたちに支えられることによって『上に、上に、上に』『前に、前に、前に』って進むから、土台もしっかりとしているし、常に自分を低く置いている謙虚さも備わっているように思うの。奇跡のりんごの木村さんなんて、まさにそうだと思う。自分のことをいまでも『ただの百姓だ』って言うし、自分を常に低いところにおきながら、伝えたいことを真摯に誠実に正直に伝えていこうとする姿勢が、周囲のひとのこころを動かすのだと思う」ということを話してくれた。

 

素晴らしい教訓に満ちた話だと思う。本当にその通りだ。なにかあるとすぐに「自分はすごい人間だ!」とわたしは調子に乗ってしまうことがある。調子に乗ることは、謙虚であることから一番遠い。自分は生かされているのだと言うこと、すごいのは自分ではなく「自分を運んでくれたひと」であるのだということを、忘れたくないと思う。現在の時刻は20時39分。明朝9時30分発の飛行機でハワイ島に向かう。徹夜明けのカラダを休めるために、今日は早めに眠りたいと思う。この記事を読んでいるあなたにも、素晴らしい日々が訪れますことをお祈りしています。では、おやすみなさい!!

 

 

ホノルル国際空港に着きました! #諸事情が爆発して徹夜明け #隈がやばい #タグ付のやり方がこれであってるのか心配 #頭と身体と心を全部使え #GoPro #うまくやれているのだろうか #わたしの生き方は間違ってはいないだろうか #間違っていたとしても構わない #そもそもで生まれてきたことが間違い #ひとりでいるとそういうことばかりを考えてしまうのでとにかく歩きます!!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!(さかつめけいご)

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

【0日目・出発日】みんな最後には死ぬんだよ。

f:id:ibaya:20180227145950j:image

 

飛行機の中で爆睡をするために朝3時に起床。眠気まなこで準備を済ませ、横浜にあるごちゃまぜの家を出て東海道新幹線に乗る。10時頃京都駅着。四条駅まで歩き、菱屋カレンブロッソで草履を買う。道中、郵便局で記帳をする。想像をはるかに凌駕する数の方々からのお賽銭があったことを知り、じんわりと胸に熱いものがこみ上げる。現在の時刻は15:09。京都駅から関西空港に向かう特急はるかの中で、この記事を(スマホから)更新している。

 

 

27日19:30関空発の飛行機に乗り、現地時刻27日朝7:30ホノルル国際空港着になる。日付変更線の関係で、ちょっとしたタイムマシーン感覚になる。日本とハワイの時差は19時間。今回の目的は「ハワイに(誰でも無料で使える)居場所をつくる」というものになる。が、あてがある訳ではない。ブログ読者の方々からいただいた情報をもとに、様々な場所に足を運んだり、様々な方々とお会いできたらと思っているものの、明日の朝以降の予定はまだなにも決まっていない。

 

 

連絡先・坂爪圭吾(さかつめけいご)

LINE ID ibaya

keigosakatsume@gmail.com

 

【0日目】2月27日(火)横浜〜京都〜関西空港

03時 起床

04時 半身浴をしながら読書

05時 テントの中で軽いもの思いにふける

06時 荷造り開始

07時 各種SNSに『ギャル男の荷物』投稿

08時 新横浜駅

10時 京都駅着

10時10分 通帳記帳をして戦慄する

10時30分 菱屋カレンブロッソ

11時 四条駅前のエクセルシオールでメール返信

 

12時30分 ムラキテルミさんとランチ

 

京都駅前ヨドバシカメラ6階のTORAJIでムラキテルミさんとランチをさせていただく。わたしは、過去に家のない生活を2年間続けた先にボロボロに成り果てていた時期がある。ムラキさんはそんな私に「家がないのは大変でしょう」と、静岡県熱海市に家をご提供してくださった命の恩人になります。わたしは焼肉定食を、ムラキさんはビビンバをお肉抜きで注文したあとに「あ、抜いたお肉を坂爪さんの定食に乗せてください」と最高の笑顔で店員さんにお願いをする。ムラキさんの笑顔は本当に素晴らしいなあと毎回思う。ムラキさんと出会えた自分の人生は最高だと思う。

 

その後、お茶をしましょうということで入ったベトナム料理屋さんが「すみません、この時間帯は食事もご一緒にお願いしているんです」とのことだったので、2名分のベトナムランチセットを注文してそのすべてをわたしが食べる流れになる。死ぬほど満腹になりながら「実は、昨日ハワイ島に相当広い土地を持っていらっしゃる方とお会いさせていただきました」とわたしは話す。ムラキさんは「まあ、それならトムソーヤとか15少年漂流記をリアルでやっちゃえばいいんじゃないかな。ジャングルの中にこどもたちを集めて『ここで生き抜いてみろ』みたいな感じでさ♫」とのこと、示唆に富んだお告げとして胸に刻む。

 

ムラキさんから、飛行機の中で食べてねと(きっとおそらくものすごい美味しいのであろう)京都の豚饅と「前に使わなかったドルが余っていたから」と封筒をいただく。わたしは恐縮をし過ぎてしまって、およそ2時間の間にありがとうございますを126回は言ってしまっていたような気がして反省をする。もっと様々な表現手段を駆使して全方位的に感謝を伝えられる人間になりたい。本当にみなさまに生かされている。現在の時刻は15:52。関西空港には16:30頃に到着をする予定で、その後、チェックインを済ませたあとに「見送りにいきますね!」とご連絡をくださったS様と軽く合流をさせていただく流れになる。メールの返信がまったく追いついていない。どうしよう。忙しい中合間を縫ってまでわざわざメールをくださった方々に嫌われてしまったら本当に切ない。時間を見つけては返信をさせていただきますのでいましばらくお待ちください!!

 

ibaya.hatenablog.com

 

みんな最後には死ぬんだよ。

ハワイに居場所をつくる旅ということではじまった今回のハワイ企画だけれど、家があればなんでもいいとか、土地があればなんでもいいとか、そんな風には思わない。究極のところ「誰とやるか・誰と出会えるか」こそが重要なのであり、熱海に家を与えられたことも「家」そのものではなく「ムラキテルミさんという素晴らしい人間性の持ち主」から与えられたこと(ムラキさんとの関係性が生まれたこと)こそが喜びとなった。極論、どれだけ素晴らしい家が与えられたとしても、持ち主との関係性がうまくいきそうに思えないものであれば、その家は断ることになる。居場所とは、場所ではなくて人間だ。わたしは「家が欲しいというよりも、自由に使える空間が欲しいというよりも、関係性を築き上げていきたいと思える『出逢い』こそを求めている」のだと思う。

 

 

新しいなにかをやると、批判も応援も同時に来る。あるひとは言う。お前がやろうとしていることはめちゃくちゃだ。わたしは思う。たしかにめちゃくちゃなかのとかもしれないと。ただ、こんな時代だからこそ「めちゃくちゃに思えるような奇跡の実現」が必要なのだと思う。こうあるべきという枠の中で息苦しそうに生きているひとは多い、なによりも自分自身が「こうあるべき」の檻の中でもがいていた人間になる。こうあるべきの外側の世界を見たいと思う。世界を変えるのではなく「世界を増やす」ということ、世界にはまだまだ自分の知らない素晴らしい出来事がいくらでも起こり得るのだということを、言葉ではなく、カラダで実感するための数日間になるのだと思う。

 

 

集まる誹謗中傷に、時折何かを言い返したくなることもある。だがしかし、最近のテーマを「成熟したこころを育てること」に設定をしたわたしは、一旦ひと呼吸を置いて「成熟したこころがあるとしたら、いま、なにをやるだろうか」と考えることにしている。多分、成熟したこころは誰かに何かを言い返したり、誰かを悪く言ったり、憎しみに憎しみで応えるようなことをしない。己の誠のいたらなさを省みて、言葉を尽くし、瞬間における最善を尽くし、反省点を次回に生かす。現在の時刻は16:13。生に意識を向けるためには「メメント・モリ」を意識する。すべてに終わりの瞬間がある。みんな最後には死ぬんだよ。あなたも、わたしも、100年後にはこの地球上からいなくなる。生きているのはいまだけだということ、同じ時代を生きていることの奇跡を思うとき、つまらないことで憎み合っている場合ではないのだと思う。目を覚ませ、他にやることがあるだろうと、自分の頬を叩きたくなる。

 

 

ギャル男の荷物です!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ

 

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸 

応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!(さかつめけいご)

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

 

f:id:ibaya:20180227150403p:plain

LINE ID ibaya

今日だけは、本気で生きろ。

f:id:ibaya:20180221091627j:plain

朝四時に目覚める。寝袋を出て、お湯を沸かして白湯を飲む。吐く息が白い。テントの外に出ると、小さな紙袋がちょこんと置いてあった。「あれ、なんだろう?」と思って中身を見ると、チョコレートと珈琲豆と白い封筒がはいっていた。誰かが置いて行ってくれたのだろうか。差出人の名前はない。封筒を開けると1ドル札が10枚、5ドル札が4枚、10ドル札が7枚はいっていた。言葉にならない気持ちがこみあげる。天を仰ぎ見る。空はまだ暗い。明日2月27日(火)からハワイに行く。誰でも自由に使える空間を彷徨い求める【居場所を作る】旅になるのだけれど、まだ、現地でのあてはなにもない。

 

 

ひとりでいると、真面目になりすぎたり、物事をすぐに深刻に考えてしまう。そんな自分の過度な緊張感をほぐしてくれたものは、常に『他者』の存在だった。自分を笑わせてくれるひとの存在や、自分を支えてくれるひとの存在、このブログを読んでくれているあなたの存在など、わたしを鼓舞してくれたものは「自分を見てくれる他者のまなざし」なのだと思う。こどもたちを見ていると思う。彼らは頻繁に「見て、見て!」と言う。見てもらえることのなかにはよろこびがあり、見てもらえないことのなかにはかなしみがある。誰かが自分を見てくれるということ、自分の生き方を一緒に面白がってくれるひとがいるということ。ただそれだけのことが、大きな力になることがある。

 

 

今回、ハワイに足を運ぶきっかけになった最大の動機は「自らが希望になる生き方をするため」というものになる。ちょっと大袈裟な表現だけど、社会的偏差値0【無職】の男たちがチームを結成して、ハワイという常夏の楽園に『誰でも0円で使える・泊まれるパブリックな空間』を生み出すことができたら、人生における自由度が比較的向上するばかりか、それを見ているひとにとっても「ちょっとした勇気や希望を感じていただける」内容になるのではないだろうか、などと思っている。人生はなにが起こるかわからないということ、Where there's a will, there's a way(意志あるところ必ず道通ず)ということを、言葉ではなく『リアルな生き様模様』を通じて体現できたらと思っている。

 

ibaya.hatenablog.com

 

気晴らしではない、真実の生き方

ここ数ヶ月、自分の日々を『マンネリ化している』ように感じていた。似たようなことを考えて、似たようなことをやり続けている自分の日々に飽き飽きしていた。かと言って、その代わりになにをやればいいのかがわからなかった。海外に行けば気分転換にもなるかと思って航空券を調べたり、ひとと話す(異性と交わる)ことで慰めを得ようとしたりも考えたが、なにかが違うことはわかりきっていた。わたしのやりたいことは「さみしさを紛らわせるため【気晴らし】」ではなく、自分自身の真実に立ち還った在り方、ああ、おれはこの瞬間のために生きていた、これをやるために生まれてきたのだと思える手応えを、生き方を、内面から湧きあがる無尽の意思を、強く求めていた。

 

ハワイに居場所を作るという発想をもったとき、自分の中で「これだ」という手応えを覚えた。海外に気晴らしで足を運ぶでもない、無為で無目的な日々を過ごすでもない、あったらあったでいいけれどなければなくてもいいという中庸的な思考でもない。ハワイに居場所を作る。どのような形になるのかは、まだ、なにもわからない。やりながら考える形になるのだと思う。これまでの自分の日々は、流れに身を委ねる【起きた出来事に自分をあわせる】ことがメインの生き方だった。しかし、今回のハワイに関しては「自分から動き出したい」「自分の本気を見てみたい」「出し惜しみをするのではなく、いままでの自分をすべて投じて実現をさせたい」という、自分のなかから、あとからあとから湧き上がる『前のめりな気持ち』があふれ出すのを感じていた。

 

ただ、自分ひとりでできることには限りがある。これまでの自分は、なんでも自分ひとりでやろうとしてしまう悪い癖があった。その結果孤独になり、その結果ロクな成果を残せずにいた。だからこそ、今回は『チームプレー』を意識的に最重要視したいと思った。ハワイに行くのは自分ひとりの肉体でも、それをバックアップしてくださる方々に助けを求め、自分ひとりではなく『みんなの力によって』実現をしたいと強く思った。昔から、孤独を感じることが頻繁にあった。孤独の殻に閉じこもり、自分ひとりだけの世界で生きている限り無駄に傷つくこともない。だが、ひとりでいる限り、誰かと交わることによって生まれるよろこびからも遠く離れてしまう。わたしに足りない部分、そして、なによりも学びたいと強く思う生き方は『周りの人と共に生きて、周りの人を引き上げ、孤独から少し遠のく』生き方だ。ハワイにおける行程のなかで、わたしは『頼ること』を覚えたい。頼ることを学びたい。頼ることで孤独から遠のき、頼られる側も自身の孤独から遠のくことができるような、そして『全員で想像もできなかった素晴らしい景色が見れる。それを学ぶ、今回の挑戦』になることを目指したい。

 

勝手に偉人伝・8『相田みつを』 

生前、相田みつをさんはこんな言葉を残しています。「外灯というのは、人のためにつけるんだよな。わたしはどれだけ、外灯をつけられるだろうか」と。偉大な人柄に触れたとき、同時に、自分のなかからも湧き上がる『なにか』を感じることがあります。なにかを素晴らしいと感じるのは、きっと、その素晴らしさが自分の中にもすでにあるからなのだと思います。相田みつをさんは、また「みんなそれぞれにほんものなのに、骨を折ってにせものになりたがる」 という言葉も残しています。みなさまも、是非、隙間時間に聞いて見てください。

 

www.youtube.com

 

わたり文庫『こころの手足』

f:id:ibaya:20180226102740j:image

 

今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、中村久子著作『こころの手足』です。中村久子さんについては、過去、勝手に偉人伝の中でもご紹介をさせていただいたのですが、その反響の大きさに驚きを覚えました。もしもいま、悲しみのあまり、自分の人生を投げ出したいと思っている人があるとすれば、わたしは「あなたは中村久子さんをご存知ですか」と尋ねてみたいと思います。そして、もしもまだご存知でないとすれば、なにもかもを諦める前に、1時間だけ、この本を読むため(あるいは動画を見るため)に時間を使ってくださいとお願いをしたいと思います。こちらの本をご希望される方は、何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

【第4回・中村久子】これがわたしに与えられた人生なら、わたしは死なない。 - いばや通信

 

四肢なき悲しい運命を克服し、日本のヘレン・ケラーと謳われた女史の感動の生涯と信仰の記録。女らしい抒情豊かな筆致で力強くつづる寺田文学の白眉。(内容紹介より引用)

 

中村久子『こころの手足』【春秋社】

 

今日だけは、本気で生きろ。

ごちゃまぜの家【居場所】をハワイに作るということ。現在、横浜市菊名ですでに動き出しているごちゃまぜの家と、これからつくりたいと願うハワイの居場所と、同時進行で発展をさせていきたいと思っている。ごちゃまぜの家@菊名の管理は、これまでの日々の中で大変お世話になっている稲村さん・中村さん・三森さんの三名にお願いをしている。私達に共通点があるとすれば「全員が無職であるということ」で、彼らは決して豊かな暮らしをしているわけではない(三森さんに関しては、1日の食費150円で生きている)にも関わらず、常に無償でこの活動諸々を支えてくれている。無職という言葉につきまとうイメージはネガティブだが、彼らは働く無職であると同時にやさしい無職でもあり、日本とハワイを『チームプレー』で結び合わせたいと思っている。

 

 

わたしの誕生日は4月7日で、去年の誕生日にクラウドファンディングを通じて生まれた企画が、この「ごちゃまぜの家」になる。あと2ヶ月も経たないうちに、わたしは33歳の誕生日を迎える。33歳の誕生日を迎える前(ごちゃまぜの家の活動をはじめて一年経つ頃)には、ひとつのわかりやすい成果を示せたらと思う。残り時間は1ヶ月とちょっと、ごちゃまぜの家の管理人3名に加えて、常にお世話になっている嘉向徹さんと保科亮太さんにもお願いをした。「これからあと1ヶ月ちょっと、最後の追い込みにはいりたい。自分ひとりでできることには限りがあるから、力を貸してもらえたら本当にうれしい。これからしばらく忙しくなるかもしれないけれど、あと1ヶ月ちょっとの間だけ、一緒に忙しくしてもらえたらうれしい」と。彼らは、嫌な顔ひとつすることなく「わかりました」と答えてくれた。その声は爽やかで、念願のチームプレーがはじまるうれしさに触れながら、ああ、俺はずっとさみしかったのかもしれないということを思った。ひとりで生きるなんて思っていたのはただの強がりで、本当は、みんなでなにかを成し遂げたかったのだと、ひとりだけでよろこびを味わうのではなく、みんなでよろこびを分かち合うということを自分は求めていたのだということを思ったら泣けた。

 

gochamaze.hatenablog.com

 

彼らにしたお願いを、ブログ読者の方々にもお願いさせてください。どのような形でも構わないから、私達の活動を応援していただけたらうれしいです。メールなどで励ましの言葉をくれるだけでも(誹謗中傷などはいただきやすいけれど、喜びやはげましの声をいただける機会は少ない)大変にうれしいし、毎日、ふとした時に「あのひとたちはどうしているかな、いいことが起こるといいね」と祈ってくれるだけでも本当にうれしいです。昨日、ものすごい嬉しいメールをもらいました。このメールを読みながら「おれの命はおれの命であっておれだけの命ではない」のだと強烈に思いました。これまでの日々、なにかと言い訳をならべては「本気を出すことを避けてきた」人種であったように自分自身を見て思う。ただ、同時に『やる気のない不真面目な人間なんていない。ただ、具体的になにをしたらいいのかがわからない人間がいるだけだ』とも、自分を見ていて思います。ひとりの人間がやるべきことを見つけたとき、そして、それに向かってまっすぐに突っ走る姿を周囲の人間と共有したとき、きっと、奇跡は起きるものだと信じます。今日だけは、本気で生きろ。今日だけならば、きっと生きれる。そんな風に思いながら毎日を過ごしたい。自分の命は『自分の命であって、自分だけの命ではない』という入れ墨をこころの丹田に彫り彫り、(ああ、なんだかやったら硬い文章になってしまったけれど)ハワイ時刻27日7時にホノルル国際空港に到着します!!

 

 

坂爪圭吾様
 
雨水を過ぎましたが、今日は冬に逆戻りしたような寒い日となりました。坂爪さんにはいかがお過ごしでしょうか。
 
申し遅れました、私、○○○○○と申します。何度かLINEその他でやり取りをさせていただいたことがあります。
 
今日はハワイへ出発前のお忙しい中ではありますが、先日のブログを拝読いたしましてどうしてもお便りをと思い、メールいたしました。
本当は手書きのお手紙が良かったのですが、火曜日には出発なさるということですので、こちらメールにて失礼いたします。
 
いつもいつも坂爪さんのブログには、本当に力をもらっています。坂爪さんの生き方、坂爪さんの存在、そして言葉が、幾度となく私の心を救い、自分を愛する心をよみがえらせ、生きることの困難さから救ってくれました。「自分が生きるということ、自分を生かすということ、そのことがほかの誰かにとっても力になるような、そんな生き方をしていけたらと思います」という一文に震えました。私もまたその様に生きたいと、心の底から願っています。大それたことができるわけではありません。ただ、私の大切な人(家族・友人・知り合い)はもちろん、例えば私と道ですれ違っただけの人であっても、私の笑顔によって、振る舞いによって、その日一日が幸せに終われるような、そんな生き方がしたいのです。これこそ本当に大胆な夢かもしれませんね。「私の夢は世界平和。そのために貢献したい」と、神社仏閣に行くといつも必ずお願いしてしまいますが、そのために自分に何ができるのか、少しずつ見えてきた気がします。もちろんこれには、坂爪さんの存在がとても大きなウェイトを占めています。本当に心からありがとうございます。同時代に生きられたこと、幸せです。
 
近頃心の底から実感として思うのは、「人はパーフェクトでなくていい」「オールマイティな人間を育てる教育は必要ない」「生き物は相互補完で成り立っている。それは人間社会も例外ではない」だからダメな自分も素敵な自分も、全て自分として受け入れて愛していくことが一番大切なんだ、ということです。しかしこれは、心では分かっていても実際そのように生きていこうとするととても難しいことですね。これまで子供の頃から培ってきた・刷り込まれてきた社会通念や、まだまだ物質的・資本主義的価値観にとらわれている世間の在り方にともすると飲み込まれ、ひがみ根性が出てきたり、相対評価で落ち込んだり、自己否定が始まったり。
 
けれど時代は着実に「愛」と「相互補完」と「自分全肯定」の方向に向かっていると思うのです。坂爪さんは間違いなく、その最先端を麒麟児の如く突っ走っています!時には人々に理解されないこともあり、難儀することもあるのかもしれませんが、私は本当に坂爪さんを全力で応援しています。その傷つくことを厭わない勇気と、曇りのない空のような澄み渡った心に、私自身も自分の心を深化させ奮い立たせるきっかけを何度も何度ももらっています。重ねて、ありがとうございます。
 
この度は2月27日火曜日から、ハワイでごちゃまぜの家を探すべく旅に出られるとのことで、私としては今できる限りの(汗)お餞別を振り込ませていただきました。些少ではありますが、お役に立てていただけたら幸いです。今日振り込んだので、旅行に間に合うのかがちょっと心配でしたが、間に合わなかったらまた何か別の機会に使っていただけたらと思います。
 
振り込んだうちの2千円ですが、私の息子がお小遣いの中から「坂爪さんに!」と出してくれたものです。息子は小学校6年生ですが、担任の先生からの繰り返しの暴言・威嚇により現在不登校となっています。学校や教師や世間の求める、いわゆる「期待される人間像」を演じ「普通のたゆまぬ努力」ができないため、息子はダメのレッテルを貼られ、学校という枠組みからドロップアウトしてしまいました。
 
私もこの一連の事件によって約2年にわたり様々に悩み、考え、もがいてきましたが、最終的にたどり着いたのは「この世は何でもありだな」という考えでした(笑)何が普通で何が正義か、そんなものは時と場所によって変わるもの、諸行無常会者定離、思い悩むことなくあるがままに全てを受け入れよう、不確定な未来に振り回されることなく今を生きよう、と心を決めました。
 
こんなことを確信させてくれた息子には、心底感謝です。
「坂爪さんと一緒にハワイに行きたいな~~」と言ってた息子の心だけをお供に(笑)持って行っていただければ嬉しいです。きっと坂爪さんがハワイで出会ったあれこれに、私達親子もまた清々しい力を分けていただけることと思っています。
 
先日のブログで紹介されていました吉野弘の詩集。私も「生命は」「夕焼け」「奈々子に」が大好きです。以前私がわたり文庫に送った本の中に、本書も入っていましたが、今回改めて坂爪さんも吉野弘を好きだと分かり、とても嬉しいです。同じ作家、同じ本を好きだと思っていらっしゃる方に出会うと、本当に心が浮き立ちます。帰国後、読書会の企画がまた在りましたら是非参加させていただきたく思います。聖書、仏典等の勉強会もとても気になっております。
 
もしも『吉野弘詩集』をご希望の方がいらっしゃらないようでしたら、もう一度あの本を手元に置いて、息子に読み聞かせたいとちょっと思いました。しかし、多くの方に読んでいただきたい詩集なので、ご希望の方がいらっしゃる場合はそちらの方にお譲りいただきたいです。よろしくお願い致します。
 
では、旅行の直前に長文のメール、失礼いたしました(汗)
どうかお体に気を付けて、素敵な旅となりますように!!
 
○○○○○

 

 

テントからおはようございます!

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu 

 

お賽銭箱:坂爪圭吾に「もっと生きろ!」という方はこちら
ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士
 10120−54031201 サカツメ ケイゴ 

《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ 

 

f:id:ibaya:20180117103552p:plain

LINE ID ibaya

おれはおれを生きるから、お前はお前を生きろ。

f:id:ibaya:20180221102859j:plain

 

突然ではありますが、2月27日から3月9日まで急遽ハワイに行くことになりました。目的は「ごちゃまぜの家の候補地or適切な空き地と出逢うこと」です。ハワイに暮らす知り合いがいる訳でもないので、あてもなにもない状態ではあるのですが、奇跡を信じて実際に足を運んでみたいと思います。もしも「ハワイに行ったら○○をするといいよ!」などご存知の方がおりましたら、どのようなものでも構いませんので教えていただけたら幸いです。みなさまからのお知恵を貸していただきながら、どうにかこうにか、ハワイでキラッと光るなにかを見つけてこれたらと思っています。

 

連絡先・坂爪圭吾

LINE ID ibaya

keigosakatsume@gmail.com

 

twitcasting.tv

 

昨日の感動的な出来事

昨日、とても感動的な出来事がありました。わたしがハワイに行くことを告げると、その話を聞いたY様が「私もハワイにはとても憧れていて、死ぬまでに一度は行ってみたいと思っていたところなので、そこに坂爪さんが行くというのはとても嬉しいです。なにかお守りになるようなものをあげたいと思ったのですが、わたしは持っているものも少ないから、あげられそうなものもなにもなくて、どうしようかなって考えていたときに、あ、これがあると思って持ってきました!」と、わたしにあるものを差し出してくれました。

 

そのあるものとは、Y様が昔から大事に使っていた『海亀が刺繍されている皮財布』です。Y様は言います。私はこのお財布にすっごい助けられてきました。このお財布があったから、いまもこうして生きていることができているんだなって思うんです。だから、わたしにはあげられるものがほかにはなにもないから、このお財布をおまもり代わりに持って行ってください。きっと、さかつめさんの大事な命を守ってくれると思います。お金も「命を守るもの」だと思うので、お金もはいっています。途中で落としちゃったり、どこかに無くしたりしちゃっても大丈夫です。私もハワイにいけたらいいなって昔から思っていたのですが、生きているうちに行けたらいいなとも思うけれど、死んでからでもいいのかなって思っています。だから、全然重く感じないでもらえたらうれしいのですが、これをおまもりに持って行ってください。

 

この言葉を聞いたとき、震えるような感動と感謝が湧き上がりました。感謝とは「感じて謝る」と書きますが、わたしは、何か大きなものに対して手をついて詫びたいような、そんな気持ちになりました。大袈裟な言葉で言えば、自分の中にある罪の意識を感じました。Y様の思いに触れたとき、わたしは、激烈に感動をしました。そして、震えながらもありがたくお財布を受け取りました。お財布を受け取りながら、ああ、おれはほんとうに傲慢な人間だったと思いました。わたしは、ともすると自分を正しいもののように思い、ひとを責め、ひとを裁くような考え方をしてしまいます。ひとによって生かされていることを忘れているときの自分は、本当に醜く、本当に罪深く、本当に恥ずかしい存在であるように思います。Y様の言葉と、Y様のお財布は、そんな「傲慢になっていた自分」の鼻を見事にへしおってくれました。そして、大切に使おうと思いました。自分に与えられているもの、自分の時間、自分の命、Y様のお財布、その他もろもろの恩恵を大切に使いながら、キラッと光るなにかをハワイで見出していきたいと強く思いました。

 

「働く」ことのよろこび。

ハワイ行きが決まってから、慌ただしい日々を過ごしていました。時間に追われる日々を過ごしていると「ああ、忙しい!忙しい!」みたいなことを思ってしまう(精神的な余裕を失ってしまう)こともあるのですが、忙しいということ、やることが与えられているということは、本当はとてもありがたいことなのだと思います。わたしは、過去に、椎間板ヘルニア躁鬱病統合失調症のトリプルパンチで寝たきりの生活をおくっていた時期があります。その頃は、働きたくても働くことができませんでした。誰かの力になりたいと思っても、それをすることができませんでした。それができないばかりか、自分が生きていることが周囲に迷惑をかけている、周囲に負担を与えている、そう思うことがとてもつらく、自分なんていないほうがいいのだと強く感じる日々を過ごしていました。

 

ibaya.hatenablog.com

 

やることが与えられているということは、本当はとてもありがたいことなのだと思います。ともすると、すぐにそのことを忘れがちになってしまう自分を悔い改めさせてくれるものは、常に『他者』の存在でした。自分という人間は、生きているのではなく「生かされている」のだということを、私は、ともすると簡単に忘れてしまいます。そして、傲慢な考え方をするようになってしまいます。そんな自分を正してくれるものは、常に『他者』の存在でした。自分はひとりだけの力で生きているのではなく、無限に広がる網の目の中で、お互いに生かし生かされながら生きているのだということを思うとき、わたしは、大袈裟な言葉になりますが敬虔さのようなものを感じます。そして、その敬虔さを前に、自分の罪深い弱さやみにくさを恥じて、いまよりもよい人間になりたいなどと思います。

 

私には、なんでも自分ひとりだけの力でやろうとしてしまう悪い癖があります。そのため、無駄に自分を過酷な状況に追い込み、無駄に体力と精神力を消耗し、無駄に死に急ぐ傾向があります。昔より少しだけおとなになったいま、思うことは「大事なことは死に急ぐことではなく、適切な形で自分の命を生かすこと」なのだと学びました。無駄に野営を続けて体力をすり減らすのではなく、豪華なホテルに泊まる必要は皆無だけれど、疲れたときはちゃんと布団で眠ること。おなかが減ったときは、炒めた玄米をかじってごまかすのではなく、しっかりと栄養のつくものを食べること。当たり前すぎる話かもしれないのですが、それが『自分を大事に扱う』ことなのだと学びました。今回のハワイ行きにあたり、坂爪圭吾の銀行口座番号を公開することを決めました。その理由を上手に説明することができないのですが、ここにある言葉「本気で挑んだトライの末の失敗だとしたら、それは本当に素晴らしい。その姿勢をみなさんに見せたりすること。みんなで協力して、新しい世界を見たいと願って行動するということ。それだけでも、自分と、人の人生において、忘れられないような輝く時間になる。周囲の見てる人も心も動かされるはず」という言葉を、わたしが『信じたい』と思ったからです。ハワイでの日々がどのようなものになるのか、いまはまだ想像もすることができません。ただ、少なくとも「自分はできるだけのことはやった」と思うことのできるような、固く重く深刻な意味ではない、芯があるうえで柔らかで軽やかな『本気』と共に、ハワイに向かいたいと思います。これは自分の冒険であって、自分だけの冒険ではないのだと思います。Y様の冒険でもあり、これを読んでいるあなたにとっての冒険にもなる。そんな「みんなの冒険」になるような時間を、瞬間を、しっかりと捉えていきたいと思います。

 

ゆうちょ銀行 10120 54031201 サカツメケイゴ

 

ゆうちょ銀行以外からの振込の場合

銀行名 ゆうちょ銀行

金融機関コード 9900

店番 018

預金種目 普通

店名 〇一八店(ゼロイチハチ店)

口座番号 5403120

 

ibaya.hatenablog.com

 

勝手に偉人列伝・7『細川ガラシャ

わたしたちは「愛」という言葉を簡単に使います。しかし、真の意味でなにかを愛するということは、実際はとても難儀なことであるように思います。健やかなときにひとを愛することは簡単でも、病めるとき、苦しいとき、厳しいとき、途端に愛は困難な一大事業に変わります。明智光秀の娘として生まれ、壮絶な最期を迎えた細川ガラシャさんの生き様に、わたしは、芯の通った『愛』を見たような思いを抱きました。細川ガラシャさんの辞世の句「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ(花は散る季節を知っているからこそ、花として美しい。私もそうありたい)」にも、生きる姿勢を正してもらえるような凛とした影響を受け取りました。みなさまも、是非、隙間時間などに聞いて見てください。 

 

www.youtube.com

 

わたり文庫『吉野弘詩集』

f:id:ibaya:20180223105415j:image

 

今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、吉野弘著作『吉野弘詩集』です。わたしは、この本の中にある『生命は』『夕焼け』『奈々子に』という詩が大好きです。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、兵庫県にわたりました ※※※

 

「生命は」

 

生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

生命は

その中に欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分

他者の総和

しかし

互いに

欠如を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?

 

花が咲いている

すぐ近くまで

虻の姿をした他者が

光をまとって飛んできている

 

私も あるとき

誰かのための虻だったろう

 

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない

 

吉野弘吉野弘詩集』【ハルキ文庫】

 

おれはおれを生きるから、お前はお前を生きろ。

三浦綾子さんの『藍色の手紙』というエッセイ集のなかに、日記の勧めが紹介されていました。その本の中で、三浦綾子さんは「自覚的に自分を眺めることは、私たちが思っているよりも、もっと自分を豊かにしてくれることと思います」と書かれています。自分自身、生きているなかでしんどさを覚えた時は、なんでもいいから紙の上に自分の思いを吐き出すことで、落ち着きを取り戻すことができた体験が幾度となくあります。紙に吐き出すということは「神に吐き出す」ことと似ているのかもしれません。誰にも言えない話を紙【神】に吐き出すことで、自分自身を客観的に眺めることができるのだと思います。

 

自分という人間は、この世でたった一人だからです。地球始まって以来、自分と同じ人は、一人も生まれたことはありませんでした。そしておそらく、今後も自分と同じ人間は絶対に現れないはずなのです。その自分をいとおしんで欲しいのです。愛して欲しいのです。自分を正しく愛することが多ければ、人を正しく愛することも多くなると思います。自分をいとおしむことは、人々の幸せに関わることだと思うのです。ー 三浦綾子『藍色の便箋・日記の勧め(小学館文庫)』より引用

 

本当にその通りだなと思い、ごちゃまぜの家でも『日誌』という形で公開日記をはじめることにしました。先日、ごちゃまぜの家に遊びに来てくれた方から、誰のために坂爪さんは文章を書くのかと問われました。わたしは、しばらく沈黙をした後に「自分のためです」と答えました。が、そのあと、自分は嘘を言っているような気がしたので訂正をしました。わたしは「先ほどは自分のためと言いましたが、ちょっと的確ではないような気がしました。私は、多分、(自分を含めた)人類全体のために書いているのだと思います」と、そのようなことを答えました。

 

gochamaze.hatenablog.com

 

自分が生きるということ、自分を生かすということ、そのことがほかの誰かにとっても力になるような、そんな生き方をしていけたらと思います。しかし、思うことは簡単だけれど、実際に『夢を生きる』ことは難しい。Y様が、ハワイに向かうわたしに向けて「生きているうちにいけたらいいとは思うけれど、死んだあとからいってもいい」という言葉と共に、おまもりを託してくれた瞬間のあの感動と感謝を、いま、改めて感じています。自分はひとりだけの力で生きているのではないということ、生きるということは『チームプレー』であるということを、そこに自分も参加させてもらっているのだという恩恵を、ありがたく受け取りながら、自分に与えられた命を精一杯生かしていきたいと思いました。

 

 

https://www.instagram.com/p/Bfg_J_mj6yB/

夢を見よう。みんなが幸せになっちゃうような、素晴らしい夢を。

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu        

 

f:id:ibaya:20180117103552p:plain

LINE ID ibaya

あなたは私の代わりに生きていて、私はあなたの代わりに生きている。

f:id:ibaya:20180225133432j:plain

前回の記事で「呼ばれた場所ならどこでもお花を配りに伺います!」と書きました。ら、北海道と東京と静岡と愛知と兵庫と山口と福岡と沖縄から連絡をいただきまして、坂爪圭吾の思考回路は開始二日目にして停止をしました。誠に申し訳ないのですが、一旦冷静になりますのでいましばらく返信をお待ちください!!(現在地などはイベントページから更新を行う予定になりますので、界隈にお住いの方はお気軽にご連絡ください。とか言いながら、返信がまったくできていなくて申し訳ありません!)

 

おはなをあげる。

 

趣味は自爆です。そう言えるくらいには「おれはなにをやっているのだろう」と思う日々です。前回の記事で「ごちゃまぜの家の活動資金は現在こんな感じになっています!」と書きました。が、言葉だけで説明をするのが難しすぎたために、昨日の昼間に『サカラテスの弁明』と称して、なぜ、これだけのお金がかかったのかを詳らかに弁明させていただく機会を設けさせていただきました。が、それはそれは見事に坂爪圭吾のダメさが露呈される結果になりまして、ああ、おれはやっぱりダメな人間なんだなあと逆に清々しい気持ちになりました。今世の合言葉は「今世は諦めてください」なので、もう、ダメならダメなまま今世はこのまま生きるしかないのだなあと思ったのでした。

 

ssl.twitcasting.tv

 

twitcasting.tv

 

男の日常。

昨日は、東京の渋谷で3名の方におはなを配りました。

 

ー 18時30分

 

ハチ公前で女性E様と合流をしました。E様は、私に、非常にありがたいことに特大サイズの葛餅をプレゼントしてくれました(とても嬉しかったです!)。わたしは「開封した瞬間に全部食べなきゃいけないと思っちゃう病」の罹患者【重度】で、カントリーマアムのファミリーパックなどは相当にやばいのですが、その後、深夜に大量の葛餅をひとりで食べきるという愚行をしてしまいました。

 

ー 19時ちょっと前

 

場所を同じくしてハチ公前で男性S様と合流をしました。話を聞くと、S様、なんと今日が29歳の誕生日!とのこと。これは祝わなければいけない!ということで、最寄りのカフェに足を運びます。「今日はご馳走をさせてください!」と偉そうな顔をしながらS様にメニューを渡した瞬間、私は非常に重要なことに気づきました。ああ、そうか、おれはこうやってすぐになんでもかんでもご馳走をしてしまいたがる傾向があるから、あったはずのお金もすぐになくなるのだということを思い出したのです。「ああ、これか・・・これだったのか・・・」と・・・(猛省)。

 

ー 19時30分

 

S様といたカフェに女性M様が合流をします。私とM様は初対面、もちろんS様とM様も初対面になるのですが、両者ともに「一緒でも構いませんよ」とおっしゃっていただいたのでお言葉に甘えて3人で酒を飲みました。S様は、素敵すぎるキャンドルと、あろうことか「活動資金に使ってください!」と金一封まで贈呈をしてくださいました。この瞬間の感動を言葉でうまく説明することが難しいのですが、物をもらえるとか、お金をもらえるとか、そういうことだけではなくて「そこに込められている気持ちがうれしいのだ」と、そしてなによりも「おはなをあげるとか言っている坂爪圭吾が、なんならもらってばっかりいるこの現象はなんだ!」ということをすごく強く思いました。

 

人間の価値とはいかに。

S様の妹様は、先天的な障害をもって生まれてきたという話を伺いました。妹様が、職業訓練のような場所に通っていたとき、その空間の空気感が「働けないものには価値がない」前提のものだったことがどうしても身体にあわず、その後、うつ病めいた感じになってしまったと聞きました。わたしは、この「働かざるもの食うべからず」という考え方に、冷酷な精神を感じることがあります。役立たないものは無用のもの、自分で金を稼げないものは価値のないものと決めつける、差別的な精神を感じてしまうのです。

 

わたし自身、過去に躁鬱病統合失調症椎間板ヘルニアのトリプルパンチで、半年間の寝たきり生活をしていた時期があります。自分が生きていることが誰かに迷惑をかけている、負担を強いている、体の自由がきかない自分はなにもすることができない、そんな自分はこの世の中にいないほうがいいんじゃないだろうかと感じたことのあるひとは、決して少なくないと思います。しかし、役に立つから有用、役に立たないから無能、健康だから有用、不健康だから無能、頭のよいものは有用、頭のわるいものは無能とするのでは、やはり、あまりにも差別的に過ぎるように感じることがあるのです。

 

どうしてこの

わたしではなくて

あなたが?

あなたは 代わって

くださったのだ

 

精神科医神谷美恵子さんにとって、はじめて目に触れたハンセン氏病者たちの姿は、とても強烈な衝撃を与えることになりました。その衝撃によって、神谷美恵子さんは「癩の人に」という詩をつくりました。わたしは、この詩のなかに『思いやり』としか形容することのできないものを感じました。これは、ただの綺麗事に過ぎないことなのかもしれませんが、わたし達は「互いにやさしさを学び合うため」にこの世の中にいるのではないだろうか、などと思うことがあります。そうでなければ、役に立たなければ価値がないとか、健康でなければ価値がないとか、金を稼げなければ価値がないという価値観だけでは、思いやりに欠けた、潤いのない、やさしさのない、非常にギスギスとした世の中になってしまうのではないだろうかと、冷酷な差別意識をおそれる気持ちがあります。

 

ibaya.hatenablog.com

 

勝手に偉人列伝・6『勝海舟

今回の「勝手に偉人列伝」は、無血開城でおなじみの勝海舟さんです。当時、蘭学を学びたいと思った若き日の勝海舟さんは、しかし、60両もする蘭学の本を買う経済的な余裕がありませんでした。そこで、勝さんは本の持ち主から10両で一年間後払いで借り、なんと、全58巻(!)をまるまる手書きで書き写す(しかも二部!!!)という覇業を成し遂げます。その後、一部を知人に10両で売り、そのお金を貸主への返済にあて、残りの一部を蘭学習得のために使っていたのでした。わたしは古い人間だからなのでしょうか、このような苦学ぶりを伝えるエピソードに触れると「意思のあるところに道は開ける・・・」などということを痛感できて、なんだかうれしい気持ちになります。みなさまも、是非、隙間時間などに聞いて見てください。

 

www.youtube.com

 

わたり文庫『ひかりのいと』

f:id:ibaya:20180221102739j:image

 

今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、銀色夏生著作『ひかりのいと』です。こちらの本は、宮城県在住の女性から「わたり文庫に使ってください」と贈呈をしていただいた一冊になります。読み終えたときに、ああ、これはまるで宝石のような一冊だと思いました。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、大阪府にわたりました ※※※

 

いろんなことを考えはじめると心細くなり気弱になって眠れなくなり、

まるで川の流れにくるくると翻弄されてる一枚の落ち葉のように、自分を思ってしまうから、

わたしは大きな山だと思おう

岩のようにかたく強く重くしっかりとした山

大地にしっかりとすそ野をひろげ ゆらがずゆうゆうとすわっている山

遠くまでみわたせて 近くもみえて

落ち着いて落ち着いて 深呼吸もできる

やわらかくなだらかな稜線をもつ緑深い山

自分を大きな山だと思って 眠りにつこう

 

「祈るように願う」

 

祈るように願う

形から入っても

思いがそれに続きますように

 

祈るように願う

悲しみの海は深くはないと

あの人が気づきますように

 

祈るように願う

何度でもやり直せることを祈るように願う

あの人が気づきますように

 

祈るように願う

今見えるものにも別の面があることを

あの人が気づきますように

 

祈るように願う

今悩んでいるその場所から

心だけは飛び出すことができることを

あの人が気づきますように 

 

生きる力というのは

ひょんなことからわいてくる

誰か僕の未来にわずかな期待をもってはくれないか

それを口に出してはくれないか

 

銀色夏生『ひかりのいと』【角川書店

 

あなたは私の代わりに生きていて、私はあなたの代わりに生きている。

ただ生きるということ、ただ生き延びるということ、それだけのことならば(現代社会においては職場環境も福祉も昔よりはるかに充実をしているから)それほど難しいことではないのだと思います。でも、それでもなお、人間は「ただ、生きているだけではむなしい」と感じる生き物なのではないだろうか、と思います。生きるため、生活のため、死なないためだけに生きるのではなく「生きたいと思わせてくれるもの」との出会いを、誰もが求めているのではないだろうかと感じています。

 

いまから10ヶ月程前、わたしはハワイのマウイ島にいました。ハレアカラという名前の活火山の麓で、私たちはテントを張ってキャンプをしていました。翌朝、昇る朝日を迎えるために、私たちは車を飛ばしてハレアカラ火山の山頂を目指しました。到着と同時に、東の空からゆっくりと朝日が昇りました。その時に見た雲海の素晴らしさを、その時に見た朝日の素晴らしさを、いまでも頻繁に思い出すことがあります。大袈裟な言葉になるけれど、わたしは「生きていれば、また、こんな風景を見ることができるのだ」と感じました。また行きたいと思える場所があるということ、また会いたいと思えるひとがいるということ、なにかを好きになるということは、それだけで「これからも生きていきたい」と思える希望になり得るのだということを思いました。

 

働くとは、必ずしもお金を稼ぐことだけではなく『側を楽にする』ことだと言われています。誰かになにかをしてもらうことを考えると失望が生まれるけれど、誰かになにかを『してあげる』ことを考えはじめたときに、生まれるものが『希望』や『信頼』なのだと思います。きっと、ひとはどのような状態に置かれていたとしても「誰かのためになにかをすることができる」ものだと思います。かく言うわたし自身、日々、反省と実践の反復横跳びを繰り返しているふつつかものではございますが、少しでもまともな人間になれるように、これからも邁進をしていきたいなと思いました(これからメールを返信するのでお待たせしている方々いましばらくお待ちください!!)。

 

 

 

https://www.instagram.com/p/BTBDC6hj_tH/

はわひ。。。(ハワイの夕日)

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu        

 

f:id:ibaya:20180117103552p:plain

LINE ID ibaya

何をしてもいいし、何もしなくてもいい。

f:id:ibaya:20180220071514j:plain

 

神様から「つべこべ言わずに散れ!」と言われた気がしたので、本日2月20日(✨大安✨)より呼ばれた場所ならどこにでも伺っておはなをお届けにあがる営みを開催します。散る桜、残る桜も、散る桜。散り際の美学とでも申しましょうか、人間、往生際よく逝きたいものだなと感じております。小生、不幸の元凶は「自分かわいさ」にあるのではないだろうかと思うことが多いのですが、この点、ここからは自分との心理戦であるのだと。自己破壊と他者貢献が人生の肝だと。能書きばっかり垂れがちなわたしではございますが、「おはなをちょーだい!」という方は、是非、どなたさまでもお気軽にご連絡ください。

 

おはなをあげる。

 

昨日、こころある方から「ごちゃまぜの家第2号をつくる前に、ごちゃまぜの家のお財布事情はどうなっているかを公開するといいのではないでしょうか!クラウドファンディングのお金がどのように使われているのか、必要な維持費や月額の固定費、ごちゃまぜの家ではどのような日常が流れているのかなど、そういったことが書いてあるとブログ読者のみなさまにも『ああ、そんな感じなんだね!』ってよりわかりやすく伝わるような気がします!」といいお言葉をいただきました。わたしは「まさにその通りすぎる!」と感動をしたのちに「なんでそんなことにも気がつかなかったのだろう!」と強く反省をしました。このような指摘をしてくださる方々の存在に感謝をします。ものすごい今更にはなりますが、この場を借りて『ごちゃまぜの家のお財布事情』を簡単にご説明させていただきます。

 

ibaya.hatenablog.com

 

ごちゃまぜの家のお財布事情

f:id:ibaya:20180219090100j:plain

 

ごちゃまぜの家とは、2017年4月にクラウドファンディングという仕組みを通じて、みなさまからいただいた支援金をもとに、2017年5月末に横浜市港北区に生まれた「誰でも無料で自由に使うことができる・泊まることもできる家」になります。

 

camp-fire.jp

 

クラウドファンディングでは、驚きの231名もの方から、驚きの487万円(!)もの支援金をいただきました。また、クラウドファンディングを通じてではなく、実際に手渡しやお振込などで支援をしてくださった方々もいる(もう本当にありがとうございます。この場を借りてもう一回感謝させてください。否、死ぬまで何度も感謝をさせてください!!)ので、クラウドファンディングの事務手数料【総額の10%】を差し引いても、手元には550万円もの活動資金が集まりました。ああ、もう、本当にこころの底からありがとうございます。みなさまのおかげでごちゃまぜの家は生まれました。いま、この文章を書きながら「もう一度お礼の気持ちをみなさまに伝えたい!」という気持ちになってしまったので、ご支援いただいた方々の中で、もしも、もしも、もしも、いま一度坂爪圭吾と電話をしたいという方がいらっしゃいましたらばお気軽にご連絡ください。みんなに電話なんて大変じゃないですかなどと気遣っていただけることも多いのですが、電話をさせていただくことで自分自身『新しい着想』を得たりすることもできるので、非常に助かっております!!

 

連絡先・坂爪圭吾

LINE ID ibaya

keigosakatsume@gmail.com

 

このお金、いまはどうなっているのか。 

 

クラウドファンディングのリターンの花束

ひとり1万円 × 20人=20万円

リターンの際の往復交通費 30万円

ごちゃまぜの家の契約初期費用 15万円

グランピング設備代 10万円

交通費+ガソリン代+高速道路代 50万円

家具・寝具・食器・調理器具代 20万円

人件費的な慰労代 30万円

庭の剪定・植物代 10万円

運搬・粗大ゴミ処理・各種修理代など 20万円

 

食費 月額3万円×9ヶ月=27万円(以下、多めに計算しています)

光熱費(ガス・水道・電気) 月額3万円×9ヶ月=27万円

雑費 月額1万円×9ヶ月=9万円

灯油代 月額1万円×2ヶ月(1月から使用開始)=2万円

 

当初の活動資金 550万円

現時点での使用金総額 270万円

活動資金残金 280万円

 

こちらのような形になっております。

 

ごちゃまぜの家の「いま」と「これから」

本来であれば一個一個使用金の詳細を説明するべきだとは思うのですが、文章だと非常に難しいために近日中に音声に録音したものを公開します!現在、ごちゃまぜの家は築65年の古民家を借りて行われています。不動産屋さんのご好意で家賃は0円になる(本当にありがとうございます!!)ために、月々に必要なものは光熱費+食費+雑費になります。上の計算だと、月額最高8万円かかることになるのですが、多分、究極の節約をすれば3万円程度に収まるように思います。現在の活動資金の残高はおよそ300万円、そのうちの100万円はごちゃまぜの家(現在菊名でおこわわれている家)の維持費として大事に取り扱いをしつつ、残りの200万円を有効活用して「世界のどこかにごちゃまぜの家の第二号を!」と、鼻息をあらくしているのが現在になります。

 

「無料」なのにどうやって維持をするのか

ここが一番のポイントになります。ごちゃまぜの家は「誰でも自由に『無料で』使える家」なので、基本的にお金は(出て行くことはあっても)はいってくることはありません。100万円を維持費にあてたとき、月額3万円でおさまったとしても、およそ3年後には活動資金はなくなります。その時は、もちろんわたし自身がアルバイトでも派遣社員でもなんでもいいから労働を行い、そこで稼いだお金を運営資金にあてるという形でも問題はないのだと思います。ただ、私が抱いている仮説のひとつに「ほんとうに世の中にとって必要なことをしているのであれば、必ず、どこかから『生きろ!』という救いの恵みが差し伸べられるはずだ。逆に言えば、世の中にとって必要なことができていないときは、生かされることもなく野垂れ死ぬまでのこと。その時は、潔く散ろう(そしてほかのやり方を挑戦しよう)」ということを思っているために、採算性は一旦度外視をして、活動そのものに宿る『精度』のようなものを磨くことに、現在は専念をしています。

 

365日炊き出しが行われている状態

f:id:ibaya:20180220070816j:plain

 

理想は「365日炊き出しが行われている状態!」になります。現段階では、私、坂爪圭吾が米炊きじじい役を買ってでておりまして、常にあずき玄米だけは絶やさない家庭作りにいそしんでおります。あずき玄米とは「酵素玄米」とか「寝かせ玄米」などとも言われているみたいで、保温したまま寝かせておけば寝かせておくほどに、栄養価が高くなるという優れもの!単純に「(白米はパサパサになるけれどあずき玄米なら)保存が効く」ことが便利で助かるので、常に、ごはんだけは炊かれている状態が維持されています。

 

今世紀最大の大発明「ランドリーマグちゃん」

f:id:ibaya:20180215111002j:plain

 

先日、こころある方から「自然に優しいエコな洗剤をプレゼントします!」と、こちらの商品【ランドリーマグちゃん】を贈っていただきました。使ってみてびっくり!これ、ただ洗濯機にいれて洗濯物と一緒に洗うだけなのに、汚れも臭いも落としてしまうという優れもの!便利!簡単!楽チン!300回【およそ一年間】の使用に耐えるとのことなので、その間、いっさいの洗剤が不要ということになるのです。世の中はこんな風に進化をしているのだなと・・・こんな進化ならば大賛成だなと・・・ごちゃまぜの家をやっているといろいろなひとがいろいろなことを教えてくれるから最高だなあと・・・みなさまも、是非、興味のある方は『ランドリーマグちゃん』を使ってみてください。

 

【参考リンク】https://magchan.com/

 

勝手に偉人列伝・5『上杉鷹山

ロバート・ケネディ大統領がもっとも尊敬する人物の名としてあげた『上杉鷹山』。ごちゃまぜの家の活動をはじめてから、私は、ことあるごとに(第2回で紹介をした)新島襄上杉鷹山の動画音声を、何度も、何度も、何度も、自分を励ますように聞いてきました。彼らに共通しているのは、大袈裟な言葉ではありますが『誠』に尽きると思います。自分が思う誠実さのど真ん中を生きるとき、決して、天はそのひとを見放すようなことはしないのだと、そういうことを感じさせてくれる大好きな偉人のひとりです。みなさまも、是非、隙間時間に(音声だけでも構わないから)聞いてみてください。

 

【第2回・新島襄神のなさることは、すべて時にかなって美しい。 - いばや通信

 

www.youtube.com

 

わたり文庫『心のある家』

f:id:ibaya:20180220090232j:plain

 

今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、三浦綾子著作『心のある家』です。前回の記事でも、こちらの本に掲載されていた素晴らしいエピソードを紹介させていただきました。三浦綾子さんの文章からは、読んでいるだけでこころが清らかになるような、姿勢を正すことができるような叡智を授かることができるように思います。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、宮城県にわたりました ※※※

 

「ぼくらの職場では、人間関係が目茶目茶でね、どうしようもないんだ。君。一度説教に来てくれないから」

 

(中略)

 

この話を聞いた時、私がふと思い出したのは、河合隼雄氏の言葉だった。ある中学生が家庭内暴力を始めた。父親は、「欲しい物は何でも与えてある。この上何が欲しいのか」と尋ねた時、彼は、

 

「うちには宗教がないではないか」

 

と答えたという。少年たちもまた、心の飢えを訴えている時代なのであろう。

 

〈わたしが苦しみに遭ったことはよいことであった〉

 

という聖書の言葉が添えられてあった。私はどきりとした。今尚苦しみの只中にある人が、こんな聖句を書いて下さるとは。昨年お会いした時、私はそのことを氏に言った。星野氏は、

 

「病気とか怪我というものに、最初から不幸という肩書はついていないのですね。それをつけるのは、先ず人々の先入観、それから、その人のそれまでの生き方の問題というか・・・」

 

と、淡々と話された。星野氏の目は澄み、そして輝いていた。

 

生命を愛する第一は、自分自身を尊重するところから始まる。自分を精神的に高めるところから始まる。恋愛はお互いの精神が高められる交際でなければならない。そこに立ち戻らなければ、毎年おびただしい胎児が、闇から闇に葬られる悲惨をとどめることはできないのではないか。

 

三浦綾子『心のある家』【講談社文庫】

 

何をしてもいいし、何もしなくてもいい。

f:id:ibaya:20180220103041j:plain

 

都会にこそ『静けさ』が必要だ。そのような思いから、ごちゃまぜの家にはできるだけものは少なく、テレビを置かず、自分自身(そして目の前にいるひとと過ごす時間)を大切に扱える空間になるようにと、できる範囲のところから心を配るようにしてきました。自分自身、高級な調度品を揃えておもてなしをすることはできないけれど、できる限り、作り手のあたたかさを感じることができるような品々を揃えて、慎ましいなかに『豊かさ』を見出すことができるような、そんな空間づくりに励んでいる真っ最中ではあります。が、数日前、ごちゃまぜの家に宿泊をしてくださった方からなんともうれしいお言葉をいただきました。こんな風に言っていただけることは、本当にうれしいことだと感動をしました。

 

坂爪さん、お世話になりました。お布団敷いてくださったり、あげてくださったり、素晴らしい晩げの食卓を整えてくださり、本当にありがとうございました。

 

スマホもテレビも音楽もない粛々とした時間は、それぞれが、自分も目の前にいる相手も大事にしてる素晴らしい時間だなぁと思いました。

 

わたしは家にいるとき、何かしなければという焦燥感にかられ、やたらに動くのが止められないのですが、昨日は心の奥からゆったりとした時間でした。そして、心の奥から満たされると、ゆるやかなあたたかい気持ちで帰路についております。

 

とても贅沢な時間を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。

 

また再会の日を楽しみにしております。

 

よしえさんにも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。彼女の存在は、場を緩ませてくれますね。すてきだ。


置いてきたエプロン使ってください。
あと、陶器作ってらっしゃる方のこと教えていただければ幸いです。

  

私自身、過去に「家のない生活」を2年間程度していたのですが、その間に様々な方々との出会いに恵まれました。ご自宅に泊めていただいたり、食事をご馳走になったり、自家用車に載せていただいたり、お話に付き合っていただいたりなど、大袈裟な言葉になりますが「いろいろなひとに育てられる」という体験をしてきたように感じています。この、いろいろなひとに育てられた経験は、誰にも奪うことのできない『宝』になりました。血の繋がった両親というものはふたりしかいませんが、自分を育てあげるものは、必ずしも血縁者だけではないのだと思います。「いろいろなひとを育てる/いろいろなひとに育てられる」という体験が、この家を通じて、様々な方々にとっても体験をしていただける(?)空間になれば素晴らしいなあと思っています。ごちゃまぜの家は常に開放をしているので、お近くに立ち寄られた際は、是非、お気軽に遊びにいらしてください。管理人不在の場合もありますので、事前に坂爪圭吾まで来訪の旨をご連絡いただけましたら幸いです。

 

GOCHAMAZE no IE

神奈川県横浜市富士塚2丁目24−5

TEL 05010268936

  

ごちゃまぜの家の活動をはじめて9ヶ月、最初は「やるからには毎日なにかしらのことをやって、この家をどんどん稼働させていかなければ!」などと鼻息をあらくしていたのですが、やがて、ああ、この家は「存在しているだけでいいのだ」という風に感じるようになりました。実際に足を運ぶひとは限られたひとだけになるとしても、この家があるということがお守りのように機能をしているのだと、困った時はごちゃまぜの家に行けばいいのだと思うだけでも少しだけ大胆に生きることができるのだと、そんな風に言っていただける機会も増えました。これは、多分、家だけではなく人間も同じことなのだと思います。なにかをしなくちゃいけないという思いで自分を縛り付けてしまうのではなく、実は、こうでなければいけないなんてことはひとつもないということ。何をしてもいいし、何もしなくてもいい。どこに行ってもいいし、どこにも行かなくてもいい。ただ、そこに「存在しているだけでいい」ということは、なにも特別なものに対してだけではない、生きとし生けるものすべてに対して言えることなのだと感じています。

 

 

https://www.instagram.com/p/BdbyicrjDG-/

この人でいいかなではなく、この人といたいと思えるひとといること。

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu        

 

f:id:ibaya:20180117103552p:plain

LINE ID ibaya

これがわたしに与えられた人生なら、わたしは死なない。

f:id:ibaya:20180219071258j:plain

 

ごちゃまぜの家の庭にテントを張って暮らしている。誰にもわかってもらえないのが口惜しいけれど、テントの暮らしは素晴らしい。寒くないのですかと問われまくるが、わたしは「寒いのがいいんですよ…ふぉっ…」と答える。明け方が一番寒い。5時頃になると寒すぎて目覚める。昨日、風呂にはいったあとに面倒臭くて髪を乾かさないで寝たら、翌朝、毛髪が凍結していた。妙に頭頂部が冷えるなあと思っていたら、髪の毛に霜がおりていたのだ。風邪をひかないでよかった。この経験を通じて、わたしは「風呂あがりに髪を乾かさないで寝ても、風邪をひかない」というナレッジを獲得した。

 

起き抜けにお湯を沸かし、珈琲を淹れる。この時間がたまらなく愛しい。いま、テントのなかでこの記事を書いている。手先が冷たい。寒いのは嫌いだけど、テント内における寒さは「生きているなあ…楽しいなあ…」みたいに思えるから不思議だ。鳥の鳴き声が聞こえる。青みがかった空は、1日のはじまりを告げる天然の幕のようにゆっくりと開帳をする。新しい1日がはじまるのだ。ホッカイロがわりに、お湯をいれたマグカップを両手に抱える。手の中に温もりが広がる。寒いのは嫌いだけど、温めることは好きなのだ(だからテントにいるのかな)と思う。

人生とは、自分を楽しませることである。

4月9日から23日まで、急遽ハワイに行くことになった。関空〜ホノルル間の航空券が往復2万円(!)だったので、これは「自分への誕生日プレゼントだ!(注・坂爪圭吾の誕生日は4月7日です)」ということで予約をした。不思議なもので、航空券の予約をするだけで「生きる希望」みたいなものを獲得する。少なくとも「4月までは生きよう」と思うことができる。問題点がひとつだけある。航空券をとったところでわたしの所持金はほぼほぼ尽きた。ハワイは物価が高い。ホテル代も高い。一応、寝袋などの野営道具は持参するつもりだけれど、ハワイの法律は野宿を禁止している。わたしはどうするつもりなのだろうか。そのあたりなども含めて、自分の人生を楽しんでいきたいと思う。

 

自分の人生を楽しんでいきたいと思うなどと書いておきながら、甘えたい気持ちがある。もしも、ハワイに住んでいる誰かが「それなら我が家においでよ!」みたいなことを言ってくださったらどれだけうれしいだろうかなどと夢想をする。その時は、全身全霊でご奉仕をしたいと思う。部屋の掃除は好きだ。食器も洗う。話相手になることもできる。激落ちくんを持参して換気扇あたりをピカピカに磨き上げることもできる。あとは・・・と考えたところで「意外とおれにできることって少ないんだな…」と思って愕然とした。

 

いま、テントの前を野良猫が通過した。彼らは裸一貫で生き抜いているから真の意味でタフだ。動物を目撃したとき、わたしは「みんな全裸だなあ…偉いなあ…」と思う。服を着ている自分は完膚なき弱者なんじゃないだろうかと思う。わたしの地元は新潟県で、港界隈に足を運ぶと、真冬でもロシア人がタンクトップ一枚で自転車を漕いでいる場面に(稀に)遭遇する。極寒のロシアに比べれば、新潟の冬は『暖冬』になるのだろう。人間の皮膚は、意外と頑丈にできていると聞いた。服を着ることは過保護みたいなもので、服を着ることによって「人間にある潜在能力が抑圧されている」のかもしれない。俺も鍛えればいけるのか・・・ごくり(生唾を飲む)・・・などと思うけれど、多分、口先だけのわたしはこれからも服を着続ける人生を過ごすことになるのだと思う。

 

ごちゃまぜの家をハワイに!

f:id:ibaya:20180219090100j:image

 

昨日、宮城県から来てくれた女性Y様がごちゃまぜの家にて「仙台名物・せり鍋」を作ってくれた。カキフライと油麩の卵とじまで作ってくれた。せり鍋を食べてびっくりした。世の中にこんなにうまい鍋があるのかとあごが外れた(ちなみに『あご出汁』でした)。Y様は、大量の食材を仙台で調達して、大きな荷物を抱えたまま新幹線にライドオンした。Y様曰く「酔狂なことがやりたかったのですよ。ああ、わたし、たまごまで抱えている状態で新幹線に乗っているんだなあと思ったら、楽しくて楽しくてしかたがありませんでした」とのこと。快活なY様の話を聴きながら、ああ、こういうのはすごいいいなあとわたしは感動をした。

 

f:id:ibaya:20180219090121j:image

 

Y様、ほんとうにありがとうございました!!

 

 

ごちゃまぜの家の活動をはじめて9ヶ月。まったく説明できる自信がないけれど、素晴らしい体験を何度もさせていただいている。こんな場所は他にもあったほうがきっと素晴らしいと思い、過去記事で「日本のどこかにごちゃまぜの家の第二号を!」などと書いたものの、まったくできそうな気配がない。これはもう、待ちの姿勢ではいけないのかもしれない。仮に、仮に、仮に、ハワイにごちゃまぜの家ができたらどうなるのだろうか。奇跡的に空き地が天から降って来て、1000ドル程度の小さなモバイルハウスを建設して「誰でも自由に使ってください」なんてことができたら素晴らしいなあと思うものの、口先だけで終わってしまう可能性は高い。多分、これはもう神の思し召しなのだと思う。人間のさかしらな意図を超えたところで、神は予想を超えた展開を用意してくださることだと思う。合言葉は「採算を考えるな。ただ、誠意を生きろ」なのだと思う。

 

ごちゃまぜの家

 

ibaya.hatenablog.com

 

勝手に偉人列伝・4『中村久子』

岐阜県の飛騨高山に生まれた中村久子さんは、4歳の時に両手両足を失います。その後、見世物小屋に売られるなどの数々の苦難を経たのちに「日本のヘレン・ケラー」とまで言われるような、偉大な生涯を送りました。こんなにまでして、なぜ生きるのか。連続する悲運な出来事のなか、何度も何度も人生を諦めそうになりながらも、やがて、久子さんはひとつの信念にたどり着きます。それは「人生に絶望なし。如何なる人生にも、決して絶望はない」という思いでした。偉大な人柄に触れたとき、自分のなかにある「尊さ」が呼び起こされるような感覚を覚えます。みなさまも、是非、隙間時間などに聞いてみてください。

 

www.youtube.com

 

わたり文庫『ミルクこぼしちゃだめよ!』

f:id:ibaya:20180219085849j:image

 

今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、スティーブン・デイヴィーズ著作『ミルクこぼしちゃだめよ!』です。もう、最高の絵本でした。みんなも読んだ方がいい!!アフリカの雰囲気が最高で、カラフルな絵をみているだけでラテン的な気持ちに、ハッピーな感覚に陥ることができます。実は、こちらの絵本、いつの間にかごちゃまぜの家に置かれていた不思議な一冊になります。どなたかが置いていってくれたのかな・・・天使かな・・・神様かな・・・こんなにも素晴らしい本をありがとうございます・・・ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、神奈川県にわたりました ※※※

 

しっかり

どうどうと あるくのよ

とおくをみながら しゃんとして。

ぜったいに ミルクを

こぼしちゃだめよ、1てきも!

 

スティーブン・デイヴィーズ『ミルクこぼしちゃだめよ!』【ほるぷ出版

  

これがわたしに与えられた人生なら、わたしは死なない。

中村久子さんの話を聞いたとき、思い出すひとつのエピソードがある。あるところに、12歳の娘を持つ母親がいた。12歳の娘は脊髄の病気で下半身不随になり、車椅子の生活を余儀なくされた。母親は、絶望のあまり、病院の屋上から飛び降り自殺を考えるほどだった。娘と一緒に死にたいと願うほど、母親の精神は追い詰められていた。しかし、12歳の娘は、苦悶を続ける母親を前にこんなことを言ったのだという。

 

ー 「これがわたしに与えられた人生なら、わたしは死なない」

 

なんとこれが12歳の少女の言葉である。人間なかなかこうは言えない。この話は、三浦綾子さんの著作「心のある家」の中で紹介されていたエピソードであり、実話になる。素晴らしい人間がいたものだと胸を打つ。わたし自身、おれはおれだと強気で生きてみたところで、どうしたって周囲と比べて「おれは大丈夫なのだろうか」とか「人間失格なんじゃないだろうか」などと思うことが頻繁にある。誰もが当たり前にできることが、自分にはできない。そのことが「自分はダメな人間だ」とか「自分には生きている値打ち【愛される値打ち】がない」などと思わせてしまうこともある。が、冷静に考えてみれば、どれだけあがいてみたところで自分にはこのカラダとこのココロしかないのだということがわかる。それならば、自分に与えられた運命を、自分に与えられている境遇を受け入れて立つ、受け入れて生きる、そのことに力を注ぐことができたらと思う。

 

この世界に自分と同じ人間はひとりもいない。そのことがひとに孤独を与えることもあるけれど、そのことが自分自身を唯一無二のかけがえのないものにする。自分の人生を受けて立つとき、家がないならば「家のない人生、よし、その人生を生きてみよう」と自分の人生を背負って立ちあがる時に、真の意味で自分の人生ははじまるように思う。自分が自分であることによって、ひとから馬鹿にされることも頻繁にある。しかし、自分が自分であることによってしか得ることのできないよろこびがこの世の中には確実にあって、そのよろこびは数々の罵倒を軽々と払拭する。自分を生きるということ、それは「自分が置かれている境遇を誰のせいにもしないこと」であり、潔く、晴れやかに、自分の人生を受け入れる覚悟なのだと思う。

 

 

 

https://www.instagram.com/p/BfNv38DFGCK/

自分のこころが「美しい」と感じる道を。

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu        

 

f:id:ibaya:20170719083411j:plain

LINE ID ibaya