いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。 

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働き者に囲まれていると、自分も働きたくなる。いま、ごちゃまぜの家の庭を有志の方々が整備してくれている。それを見ていると「自分もなにかをしたい!」的な気持ちになり、花に水をあげたり、家の掃除をしたりする。鬱病をなおすには「どうすれば他人を喜ばせることができるか」を考えればいいのだと聞いた。自分にないものを数え上げると惨めにもなるが、自分にあるものを数え上げると希望が生まれる。自分にできることはなんだろうか。それは「書くこと」だと思い、いま、こうしてブログ記事を更新している。 

 

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2月12日(月・祝日)にわたり食堂【0円食堂】が開催される。徐々に参加予定者の方々も集まってくださり、いまから当日が楽しみだ。まだまだ生まれたばかりの試みになるために、いろいろと暗中模索を続けながらの開催になる。もしも「自分もなにかを出したい!」と思ってくださる方がいたら、お気軽にご連絡ください。必ずしも大量の料理を用意する必要はなく、自分に無理のない範囲で、なによりも「自分が楽しめる範囲」でご参加を検討していただけたら幸いです。また、この日の参加が難しい場合は、15日(木)のお昼にネパール人のラジェスさんが「手作りのネパールカレーを振る舞う」的な催しを開催してくださることになったので、興味のある方はお気軽に遊びにいらしてください。

 

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おはなをあげる。

 

先日、大量の水仙をいただいた。ごちゃまぜの家に来てくれた方々と分け合うと同時に、遠方にお住いの方々に押し花にして郵送をした。すると、その押し花がものすごい嬉しかったとの連絡が届き、ああ、手紙のやりとりは素晴らしいなと思った。メールにはない温度感や、肉筆に宿る書き手の人柄に惹かれているのかもしれない。ごちゃまぜの家には、いま、大量の水仙が咲き誇ろうとしている。もしも「わたしにも水仙を!」と思われる方がおりましたら、全員に郵送できるかちょっと自信がないのですができる範囲で水仙の押し花を贈らせていただきます。ご希望される方は、坂爪圭吾まで直接ご連絡ください。

 

連絡先・坂爪圭吾

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ごちゃまぜの家をつくりたい!

 

ごちゃまぜの家第二号を、日本の何処かに作りたいと思う。北海道がいいのだろうか、東北か、新潟か、関西か、四国か、九州か。多分、最大の決め手は場所ではなくて『人間』なのだと思う。このひとと一緒にやりたいと思える出会いがあれば、すべてはとんとん拍子で進むような気がする。そのためにも、まず、自分自身が「このひとと一緒にやりたい!」と思っていただける人間性を磨かなくちゃいけないな、と思う。試しに、地元の新潟市内で物件を検索してみたら素敵な家がヒットをした。もしも、この記事をご覧の方のなかに「自分も一緒にごちゃまぜの家をつくりたい!」なんて思ってくださる方がおりましたら、(場所は問いませんので)ご連絡をいただけたら幸いです。いま、私の中には「まずは3人から」という思いがあります。有志の方々が3人揃えば、きっとどうにかなるのだという予感があります。

 

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音速で失敗をして、音速で反省をする。

ごちゃまぜの家の活動をはじめて9ヶ月が経つ。たくさんの出来事に恵まれたし、たくさんの失敗も重ねた。ごちゃまぜの家の活動をやらせていただくなかで、こうして「失敗をさせてもらえる」環境が与えられていることは、本当にありがたいことだと痛感をする。いま、平日の夜に晩飯を囲みながら行う『勉強会』のようなものをやりたいと思っている。仏教やキリスト教について(お坊さんや牧師さんを招きながら)説法を聞いたり、影響を受けた作家の読書会のようなものを行うなど、文武両道でいうところの『文』に強い関心がある。わたり食堂の開催と平行をして、このような活動をごちゃまぜの家第二号でも(地域の方々と協力をしながら)展開をしていけたら嬉しいと思う。

 

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勝手に偉人列伝・2『新島襄

新島襄同志社大学の設立者)の生き様に触れると、その思いが透明なものである限り、必ず神様的なものは道を示してくれるのだということを感じる。この番組の中では印象的なセリフが20個くらい出てくるのですが、そのうちのひとつに「規則で縛られているうちは本物ではない」という言葉が出てきます。新島襄は、校則を破る生徒を前に「破るような校則をつくった自分が悪い」と、全校生徒の前で血が滴るまでに自分を鞭打つ場面が出てきます。他人を責めるのではなく、己の誠のいたらなさを叱責する場面は、見るものの心を揺さぶるものがあります。是非、隙間時間に聞いてみてください。

 

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わたり文庫『翻訳できない 世界のことば』

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今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、エラ・フランシス・サンダース著作『翻訳できない 世界のことば』です。こちらの本は、東京都在住の方から「わたり文庫に是非!」とご提供いただいた一冊になります。ごちゃまぜの家の活動をはじめてから、本だけではなく、食料や家具や日用雑貨など、様々な方々が様々なものを持ってきてくださる(時には郵送をしてくださることも!)ことがとても嬉しいです。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、兵庫県にわたりました ※※※

 

この本で紹介した言葉は、今まで読者の方が考えたことすらなかった、もしくはすでに不思議に思ったことのある疑問への答えになるかもしれません。とらえどころのない、表現のしにくい気持ちや経験をぴたりと言いあてているかもしれないし、長いあいだ忘れていた人を思いださせてくれたりするかもしれません。すてきな会話のきっかけ以上のなにかをこの本から感じとったとしたら、それはあなたが『人間』であることの証明です。なぜなら、本質的にすべての人が『言語』から同じものを感じとるのです。

 

エラ・フランシス・サンダース『翻訳できない 世界のことば』【創元社

 

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。 

最近は「神の意思」について考えさせられることが多い。人間の目には悪く見えるようなことでも、神様の目(なんて書き方をすると怪しいけれど、そんな風にしか書くことができない)からすれば、すべては最適なタイミングで起きているのではないのだろうか。そのように考えると、たとえ自分の思惑通りに物事が進まなくても、昔ほどあくせくすることはすくなくなった。聖書には「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」とある。すべては神の思し召しであるのだと、自分にできることは「瞬間瞬間における、自分のベストを尽くすこと」くらいなのではないだろうか、ということを思う。 

 

 

今日、ごちゃまぜの家のシェアスペースの見学に、静岡県在住の女性がふらっと遊びにきてくれた。その方は、都心部でワークショップを開催できる場所を探しているのだと話す。やりたいことをやるときに、やはりネックになるのがお金だという。それで、昨日まで起業家セミナーのようなものに参加をしてはきたのですが、と話したところで、女性の瞳から涙が流れた。私は、何も言わずに、ただただ話に耳を傾けていた。何を言っても嘘くさくなりそうな時に、わたしは何も言うことができなくなる。ただ、この家が力になることができるのであれば、是非、この家を使ってもらいたいと思った。

 

 

極論、なにもなくてもいいのだと思う。大きなことを成し遂げようと思わなくてもいいし、ひとから褒められるような生き方をできなくてもいいし、何者にもなろうと思わなくてもいい。自分は自分のまま、あなたはあなたのまま、生命は生命のままでそこにある。自分の外側に張り付いているものを通じて自分を誇ろうとするのではなく、ただ、自分が自分であることを誇りにできるように。自分を傷つけることができるものは、他の誰でもない、自分だけだ。周囲の無理解や言われなき誹謗中傷の嵐を受けることがあったとしても、憎しみを耕さないことだ。生命の源に宿るもの【自尊心】を護るものは、他の誰でもない、どこまでも自分自身の捉え方に拠るものだと思う。

 

 

 

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ただ、自分が自分であることを誇りにできるように。

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
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