【8日目・オアフ島】わたしの居場所はあなたです。
オアフ島のカイルアに来ました!
— 坂爪圭吾 / BillyGyallow (@KeigoSakatsume) 2018年3月7日
ホノルル空港からオアフ島在住の方に車で送っていただきました。その方が「知らないひとと会うのは怖くないですか?」と尋ねてくださり、人間に対する信頼感及び不信感について考察を深めたいと思いました。みなさまにとって、他人は味方ですか??他人は敵ですか?? pic.twitter.com/aQvCXI1qzK
ホノルル在住の女性N様が、空港まで迎えに来てくださる。「ホノルルを案内しますよ」と、有名店THE PIG THE LADYに連れて行っていただく。チップの発生に怯み、最近はパンばかりを食べていた。レストランの食事はあまりにも久しぶりで「美味しいです!めっちゃ美味しいです!」と叫ぶ。その後、N様の仕事先やハワイ出雲大社やハワイのお寺を巡った後に、カイルア在住歴20年のN様のご友人・K様のご自宅にお伺いをする。
🌸🌸🌸7日目の記事はこちらです🌸🌸🌸
ゴミ拾いのすすめ
ハワイでは、なにを思ったのか道端のゴミを拾う習慣が身についた。おそらく「自分がハワイに来たことで、わずかでも『プラスのインパクト』を残すことができたなら」という気持ちがあるのだと思う。ハワイの自然に触れていると、自然を大切にしたいと思う。多分、誰もが一度は感じたことがあるとは思うのだけれど、自然を大切にするためには「人間がいなくなること」が一番よいんじゃないだろうか、みたいなことを思う。自然を大切にしたいなどと言いながら、わたしは自動車に乗り、わたしは飛行機に乗り、わたしは冷蔵庫を使ったり水道水を使ったりエアコンを稼働させたりもする。「人間」とか「日本人」とか「みんな」とか「現代人」とか「現代社会」とか、そんな言葉でごまかしたくはないと思う。これらは、要するに『自分自身』を言い換えた言葉だと思う。
「公害に第三者はいない」という言葉がある。強い言葉だ。いまの世の中に問題があるならば、わたしたちひとりひとりは第三者ではいられない。ひとりひとりが公害の加担者であり、ひとりひとりが公害の加害者である。この実感は厳しいけれど大事だと思う。ごみを拾っていると、不思議とこころが浄化をされる。今日、ハワイ島の空港に向かう前にバスを待っている隙間時間があった。予定よりもバスが遅れていたので、わたしは、バスを待つ間に大量のタバコの吸い殻を拾い集めた。こころがあらわれる感覚を覚えた。タバコの吸い殻を拾うたびに、まるで「ポイントを集めている」ような感覚があった。楽しみながらゴミを拾った。道端を清めることは、そのまま自分自身を清めているように感じた。自分にすることと自分以外にすることに差異はないのだと思った。道にゴミを捨てる精神は自分を汚し、道のゴミを拾う精神は自分を清める。言葉も道具も同じだ。ひとを傷つける言葉を使うひとは自分自身を傷つけている。道具を乱暴に扱うひとは自分自身を乱暴に扱っている。言葉や道具を大切に扱うひとは、その行為を通じて「自分自身を大切に扱っている」のだと思う。すべてにこころは現れて、すべてはこころを洗い得るのだと思った。
自分がいることがなんの役にも立っていないばかりか、誰かの負担になっている。そのような実感を抱きながら生きる日々はつらい。誰にだってそんな瞬間はあるだろう。そんなときは、是非、騙されたと思ってゴミ拾いをしてもらいたいと思う。おかしな言い方になるけれど、ゴミ拾いは「誰がどのように見ても正しい」行為だと思う。普遍的な行為が、精神性を支えることがある。多分、ゴミ拾いは『祈り』だ。ルターは言った。たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、わたしは今日リンゴの木を植える。坂爪ルターはこのように言いたい。たとえ明日世界が滅びることを知ったとしても、わたしは今日道端のゴミを拾う。リンゴの木を植えることと、道端のゴミを拾うことは、別物のようで同じことであるように感じた。ゴミを拾う最大のコツは、道端にゴミを捨てたひと(要するに人間)を決して恨まないことだと思う。ただ、ゴミを拾う行為を通じて得ることができる「清々しさ」に、感謝を抱きながら拾うことなのだと思う。
アロハの精神
いま、わたしはカイルア在住K様のご自宅(の個室)からこの記事を書いている。あれから紆余曲折あり、今夜はK様のご自宅に宿泊をさせていただくことになった。ものすごい綺麗な個室を与えられ、さきほどまで、あまりの快適さに「うおーーーーーー!」と感激をしながらメールの返信作業などをしていた。
こんなにも綺麗なお部屋に泊まらせていただけることがありがたく、わたしは「もしよろしければお部屋のお掃除をさせてください」と願い出た。K様も、K様の旦那様も、ほんとうに美しい表情をしていた。この美しさは間違いなく「魂が綺麗だから」なのだと思った。そんなひとに出会えたことが本当に嬉しくて、わたしはよろこびと共に床を磨いた。床を磨きながら、ああ、これは自分を磨いていることと同じだなと思った。
K様家族とは様々な話をした。ハワイアンスピリットは所有をしないということ。自分たちのものであっても、それを使いたいと願うひとがいれば「どうぞ使ってください」と差し出すということ。アロハの意味は、ありがとうだけではなく『神の贈りものであるあなたの前にいます』ということ。その精神性が、いま、徐々に廃れてきてしまっているということ。
わたり食堂【0円食堂】feat. ごちゃまぜの家 in ハワイ会議
3月21日(水・祝日)に、横浜にあるごちゃまぜの家でわたり食堂【0円食堂】を開催します。この日、ハワイからの凱旋記念も兼ねて13時頃から「ごちゃまぜの家 in ハワイ会議」なるものを開催させていただきます。ハワイを愛している方、ハワイに行ってみたいと思っている方、ハワイに興味を持ち始めた方、ごちゃまぜの家に興味のある方、ビリギャル男(さかつめけいご)の旅路に関心を持ってくださった方など、どなたさまでもお気軽に遊びにいらしてください。
わたり食堂【0円食堂】feat. ごちゃまぜの家 in ハワイ会議
わたしの居場所はあなたです。
オアフ島もよい。。。 #hawaii #kailua #lifeisgood
昨日、新婚旅行中のM様とお会いした話は過去記事に書いた。あの日は衝撃が走り続けた時間になった。M様は言う。わたしはいま、お金を稼ぐためにやっている仕事とは別に、ボランティアのような仕事、言うなら「お金を払ってやっている仕事」があるのですが、不思議なことに、お金を稼ぐための仕事よりも、お金を払って(自分が損をしながら)やっている仕事の方が、なんだかやる気が湧くんです。これっておかしいでしょうか。と。わたしは、この話を聞きながら「めっちゃわかる気がする!」と思った。
また、M様は言う。実は私は結婚という制度に昔から違和感があったのですが、でも、結婚というのは自分と相手だけの話ではなくて、お互いの家族を含めた話なんだなってわかったんです。前に、わたしの両親と、主人の両親がすっごい仲良さそうに話している場面を目にしたことがあったのですが、なんだかその光景を見たときに、胸にじーんと来るものがあってうわああああああってものすごい感動しちゃって泣きそうになってしまったんです。と。わたしは、この話を聞きながら「めっちゃわかる気がする!」と思った。
また、M様は言う。さかつめさんは、ごちゃまぜの家とかわたり食堂とかハワイの企画とか、誰でもいつでも無料で使ったりできる(セフティネットみたいな)ものをいろいろな場所につくってくれるけれど、でも、わたしにとっては『ただ、さかつめさんが生きていること』そのものが一番のセフティネットみたいなものなんです。ああ、今日も、坂爪さんはどこかで元気に生きているんだろうなあって思うだけでも、この世界は捨てたもんじゃないなあって、どこかで優しさは循環をしているんだろうなあって、そんな気持ちになるんです。と。わたしは、この話を聞きながら「これはもうなんだかほんとうにありがとうございますとしか言えない!!」と思った。こんなにうれしいことってあるのだろうか。昨日、これまた本当にうれしいメールをいただいた。自分のために、最後に紹介をさせていただきます。わたしはいま、誰でも自由に立ち寄ることのできる家なり土地なり空間と出会うために、ハワイにいる。8日目を過ぎた現在、まだ、あてはなにも見つかってはいない状態になるけれど、大事なものは空間ではなく「人間」なのだと思う。あまりにも抽象的な言い方になるけれど、わたしの究極の役割は『BEハワイ(お前がハワイになれ)』なのだと思う。そして、自分こそが『あなたの居場所』になることのできるような、そういう生き方をしていきたいのだと思った。
坂爪さん
以前に本を送って頂きました🙂
これまで坂爪さんの綴る文章に、癒され、励まされ、気づき、思い直し、でも現実に引き戻され打ちのめされてはまた悩み、そしてまた坂爪さんの言葉に触れては奮い立たされ...^_^
そんなことを繰り返しています。
坂爪さんのプログは何度でも戻ってこれる場所です。たとえ現実に引き戻されても現実が何も変わらなくとも、坂爪さんの言葉に戻ってきてまた心が動かされればいい。変われない自分を責めなくても、また戻ってきて心が揺さぶられればいい、何度でも。そう思っています。私がそうであるように、きっとそういう思いでプログを読んでる方もいらっしゃると思います。
でも目に見えてる世界に変わりはないんですが、きっと心の底に住んでいる、坂爪さんからのたくさんの宝石のような言葉に時おりノックされる感覚があります。今の生活で何か違和感を持つ場面に感じます。そしてハッとします。
うまく文章に出来ないのですが、そんな気持ちをお伝えしたかったです。
ありがとうございます😊
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu
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応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!
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