いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

躁鬱病を越えて。 - 完治まで3年かかると言われた病気が半年で治った時の体験記 -

私は5年ほど前に統合失調症と躁鬱病と椎間板ヘルニアを併発して、半年間の寝たきり生活を送っていた。精神科にも通っていたが、医師が言うには「あなたは重症だから完治するまで3年はかかる。ゆっくり様子を見ていきましょう」ということだった。結論から…

【第2回】最近、超凄いと思った女子大生の話。 - 女子大生がヒッチハイクをするということ -

最近、個人的に20歳前後の女性が感じている何かがとても鋭くて恐れおののくことがあります。最近、超凄いと思った女子大生の話。 - 世界を拡張する3つのスキル - でもご紹介させていただいた方のように、こっそりとんでもない哲学や思想を育んでいる人がた…

奴隷経済とは何か? - ソーシャル乞食としての生き方 -

家がなくなった経験を通じて獲得した3つの真実についてでも書いたように、私は頻繁に家やお金を失う。そういう星のもとに生まれたのかもしれない。そういう運命(さだめ)を嘆いても仕方ないので、どうせなら楽しもうと思った。そこで生まれたのが「奴隷経…

21世紀のアリとキリギリスの物語。 - お互いの素晴らしさを差し出し合おう -

アリとキリギリスの童話を捻じ曲げて解釈することで未来を感じることができる。元の話は、アリが堅実に夏の間もせっせと働き、冬が来ても生き延びる事が出来た、しかしキリギリスは夏の間も遊びほうけてバイオリンを引き続け、冬が来ると困窮する、アリに助…

家がなくてもお金がなくても生きていけるのかを実験してみた結果報告。 - 恥を捨てて町へ出よう -

【最終日】家を捨てよ、町へ出よう。 - 生きるためには必要ないけれど、生きていることを実感するために必要なもの - でも書いたように、私は「家がない / 金もほとんどない」状態でどれだけ生き延びることができるのかを試してみた。世間では「金がなければ…

【最終日】家を捨てよ、町へ出よう。 - 生きるためには必要ないけれど、生きていることを実感するために必要なもの -

【1日目】から【5日目】までの流れは以下のリンクよりご覧ください。 【1日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 家の無い生活を送ってわかった5つのこと - 【2日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 飛び込む前は怖くても、飛び込んでみるとどうにかなることが…

【5日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 「どのような人生を送りたいのか?」という問いが人生を決める -

*【1日目】はこちらを、【2日目】はこちらを、【3日目】はこちらを、【4日目】はこちらをご覧ください。自分は自分にどのような人生を求めるのか。どのような人間になりたいと思い、どのような人間にはなりたくないと思うのか。自分は自分に何を求める…

【4日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 自分自身が「作品」になる -

*【1日目】はこちらを、【2日目】はこちらを、【3日目】はこちらをご覧ください。私にとって最も尊敬に値する人間とは、金や権力を持っている人間でもなく、幸せな家庭を築きあげた人間でもなく、立派な業績を成し遂げた人間でもない。私が最も尊敬する…

【3日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 奪い合えば足りず、分け合えば余る -

*【1日目】はこちらを、【2日目】はこちらをご覧ください。この日に得た教訓を一言で表現するならば、「奪い合えば足りず、分け合えば余る」という言葉に集約される。自分ひとりで生きようとする限り、常に何かを失うことに怯えることになる。誰かと何か…

【2日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 飛び込む前は怖くても、飛び込んでみるとどうにかなることが9割 -

*【1日目】はこちらをご覧ください。私はムーミン谷に出てくるミーを愛している。毒舌ながら愛があり、胸にチクリと刺さる言葉を吐き出しながらも、最終的に人をあたたかい気持ちにさせる。そして前を向くエネルギーを与えてくれる。私もミーのような存在…

【1日目】家を捨てよ、町へ出よう。 - 家の無い生活を送ってわかった5つのこと -

東京でのホームレス生活を続けながら、多くの愛と勇気と絶望を味わいました。誰にでも経験があると思うけど、「誰もが当たり前にできていることなのに、自分にはそれができない」と感じる時の苦痛はかなりのものがあります。 例えば、私は「みんなが当たり前…

家出のすすめ。 - とりあえず一週間くらい、家に帰らない生活をしてみると人生が変わる -

代官山にある「空と麦と」の黒豆パンが死ぬほど美味しくて悶絶しています。世界で一番美味しいと心が震えて、これを知らなかった今までの私の人生は何だったのかと思いました。「人生を変えるパン」であると言っても過剰ではなく、皆様も機会があれば是非立…

最近、超凄いと思った女子大生の話。 - 世界を拡張する3つのスキル -

私は現在、「他力本願でどこまで行けるかツアー@東京」を自主的に開催している。所持金が限りなく少ないので、さまざまな人にご飯をご馳走してもらったり、宿を提供してもらうことでライフラインを確保しながら、東京のいたるところでふらふらしている。ち…

「私EXILEのATSUSHIと友達なんだよね」という人のクソさ。 - 所有はNGで共有はOK! -

「私EXILEのATSUSHIと友達なんだよね」と言っているクソみたいな人がいて、その言い方が鼻についたので考えてみた。どうしてこの人はこんなにクソに見えたのだろう。有名人と知り合いであることで、さも自分も重要人物であると勘違いをしているのだろうか。…

弱さは希望だ。

私の人生を大きく支えてくれたものが2つある。それが「音楽」と「起業」だ。高校時代、集団生活にまるで馴染む事ができず、自分は社会不適合者なのだと思っていた。誰もが当たり前にできることが、自分にはとても難しく感じていて、そう感じてしまう自分は…

シェアハウスからシェアタウンへ。 - 正論を共有したって誰も動かないから、興奮を共有しなければダメだ! -

シェアタウン構想について周囲の人たちと話しまくっている。シェアタウン構想を簡単に説明すると、その街に住むそれぞれの人が、それぞれが持つ何かしらを地域全体でシェアする構想を指す。例えば、家の一室が空いている人や使っていない庭や畑や田んぼを持…

「捨てきれないこと」こそが後悔であり、捨てて後悔することはない。

私は大学を2年ほど通って退学した。最大の理由は「ここにいたら自分がダメになる気がした」からであって、別に他に何かやりたいことがあった訳ではなかった。大げさだけれど、あれが自分にとって生まれて初めてくだした「決断」だった。決断とは、何かを「…

これが答えだ! - 充実した人生を送るためのたったひとつの法則 -

結論から言うと、「自分を出す」ことさえ徹底していれば人生は確実に充実する。世界に自分と同じ人間はいない。自分というこの世に唯一無二の存在を遠慮せずに前面に押し出せば、そこには必ずオリジナルな価値が発生する。あなたの周りにいる、魅力的で生命…

怒られないように考えるのではなく、怒られてから考えよう。 - 突破力を磨く3つの掟 -

スナックのママでさえ、これだけ振り切っているのだ。私も見習わなければいけない。私の故郷は新潟で、「新潟を盛り上げたい!」という思いで活動をしている人達が無数にいる。先日もそうした方から「会って話をしたい」という連絡をいただき、僅かばかりの…

3ヶ月で15キロ落とした私の「超ダイエット法」と、人生はどうにかなる理論。

4年ほど前に借金と躁鬱病と統合失調症と椎間板ヘルニアを併発して、自暴自棄による過食を繰り返しておよそ1ヶ月で20キロ太り、半年間の寝たきり生活を送ったことがある。だがしかし、時は流れて今では超元気だ。身体と精神をぶっ壊した理由は様々で、一概…

普通じゃないことをした記憶が、思い出になる。

普通じゃないことをした記憶が、思い出になる。これが私の信念のひとつである。私はibaya≪いばや≫という団体の共同代表をやっていて、いばやとは「やばい」を逆にしただけの名前で、「とにかくやばいことだけをやる」というコンセプトを掲げて活動をしており…

「いつやるの?」「死後でしょ!」的なJAPANへのアンチテーゼ。

「やりたいことをやっている人生はハッピーで、やりたくないことをやっている人生はアンハッピー」なんて誰にでも分かることなのに、それが適用されていない今の世の中って圧倒的に異常で、無駄で、まるで未来を感じないなあって最近すっごい思います。 「将…

お客様満足なんてクソだ! - 私は「エッジの効いたゆず」になりたい -

自分が100楽しんでいれば、80くらいは相手に伝わるものだ。私は過ちを犯していた。私は4年ほど前から、自身の活動のひとつとして料理教室を主宰している。名前を「good morning babies」と言って、「童心を起爆する空間をデザインする」というコンセプ…

誰かに助けを求める時に死守すべき3つのコツ。 - 「他人に迷惑をかけちゃいけない」というのは大嘘で、「どれだけ楽しく迷惑をかけられるか」の勝負だ! -

家がなくなった経験を通じて獲得した3つの真実についてでも経緯を述べたように、私は東京の家を失った。ホームをレスした私は矢継ぎ早にヘルプを求め、そして奇跡が起こった。具体的に言えば、Facebookで「おとといからホームをレスしているのですが、モー…

家がなくなった経験を通じて獲得した3つの真実について。

家がなくなった。今までにも家がなくなった経験が4回だけある。一回目は4年ほど前、当時芝公園付近で一緒に住んでいた昔の彼女の家を追い出された。ある日、家に帰ると彼女がウルトラ激怒していた。意味がわからなかった私は「どうした?何があった?」と…

都知事選を終えて。 ~北風よりも太陽になろう~

都知事選が終了した。家入さんの選挙ボランティアに参加して感じた3つの違和感というエントリを投稿したら、各種SNSでも拡散されて3万PVを超える反響があった。賛否両論あり、「こういう内側の声が聞きたかったんだ」「気持ちを代弁してくれてスッキ…

家入さんの選挙ボランティアに参加して感じた3つの違和感。 - 「正しさ」ではなく「楽しさ」で振り切れ -

家入一真さんが東京都知事選に立候補した時は身体中に電流が走った。高齢者ばかりの候補者の中に、家入さんは彗星の如く登場した。常識として、若くても都知事選に立候補できることは知っていた。しかし、実際にそんなことをする人なんて未だかつて見たこと…

生きていることを実感したければ死ね。

新年一発目からくだらない記事で皆さまのご機嫌を伺って参ります。2013年12月31日17時頃、私と私の友人である阿部さんとで、何かメモリアルなことが出来ないかというテーマで緊急会議が開かれた。私たちはあまのじゃくで、お洒落なことができない。何かこう…