君の求める光は、君自身の内にあるのだ。
【家を拾うまで帰れま10@四国編】も3日目にはいった。1日目は、今治市在住の女性が松山空港まで迎えに来てくださり、大三島にある大山祇神社のクスノキ群を経由して、しまなみ海道の来島海峡急流観潮船から渦潮を見た。夜は松山に戻り、会って話したいと連絡をくれた複数名の女子とお茶をした後に、適当な屋内施設の床にエマージェンシーシートを敷いて寝た。横になりながら「これからは島だな」ということを思った。大陸に吹く風は淀んでいる。新潟の佐渡ヶ島もさることながら、いま、個人的に一番行きたい日本の島は長崎の五島列島になります。
【過去記事】天を相手にし、人を相手にするな。 - いばや通信
2日目は、松山在住の女性が三津浜界隈を案内してくれた。しかし、私の精神が不調を訴えてしまったために、途中で逃げ出してしまった。松山市駅近くのセブンイレブン前にあるベンチで2時間程度くたばっていたら、愛媛県大洲市在住の男性がやってきて「大洲市に行きましょう」となり、いま、大洲市にいる。昨夜は大洲市内のゲストハウスに宿泊をした。3日目の今日は、香川県在住の男性が「仕事を辞めて時間があるので、車を出しますよ!」と連絡をくれたので、これから大洲市で合流した後に車で高知県に向かう(12日の夜に高知市内で何かをやるかもしれない)が、それ以降の予定は何も決まっていません。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
TEL 07055527106
MAIL ibaya@ezweb.ne.jp
いつでもお気軽にご連絡ください。
四国の風景「大山祇神社」
しまなみ海道
来島海峡急流観潮船の渦潮
日本一海に近い駅だった「しもなだ駅」
町並みの風景
『シッダールタ』
今回の「わたり文庫無料郵送の一冊」は、1946年にノーベル文学賞を受賞したドイツの代表的な文学者、ヘルマン・ヘッセ著作の『シッダールタ』です。ヘッセの紡ぐ言葉には『詩がある』ような気がしていたら、ヘッセ自身が「詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である」と言っていました。下記に、私の好きなヘッセの言葉を羅列します。ご希望される方は、何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には、24時間以内に折り返しご連絡をいたします。
※※※ こちらの本は、ミャンマーにわたりました ※※※
詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である。
恋とは、私たちを幸せにするためにあるのではありません。恋は、私たちが苦悩と忍耐の中で、どれほど強くありえるか、ということを自分に示すためにあるものです。
世の中に実に美しいものが沢山あることを思うと、自分は死ねなかった。だから君も、死ぬには美しすぎるものが人生には多々ある、ということを発見するようにしなさい。
あなたの苦しみを愛しなさい。それに抵抗しないこと、それから逃げないこと。苦しいのは、あなたが逃げているからです。それだけです。
名声などというものに、いったい何の価値があるだろうか。本当に内容も価値もある人間たちが、みな有名になって後世に知られているとでも、あなたは思っているのだろうか。
鳥は卵からむりやり出ようとする。卵は世界である。生まれ出ようとする者はひとつの世界を破壊しなければならない。
自分の道を進む人は、誰でも英雄です。
私が人生を諦めて、自分一個の幸不幸などはどうでもよいと悟って以来、少なくとも人生は、私にやさしくしてくれるようになった。
君の中には、君に必要なすべてがある。「太陽」もある。「星」もある。「月」もある。君の求める光は、君自身の内にあるのだ。
君自身であれ!そうすれば世界は豊かで素晴らしい!
【参考HP】わたり食堂・わたり文庫
君の求める光は、君自身の内にあるのだ。
いやだなあと思うものを受け入れることは、いやだなあと思うものに自分も加担をしていることになる。自分の心が「美しくない」と思うものには、明確な拒否を示すこと。いやだなあと思うことを続けていると、美しくないと思うものを受け入れてしまうと、自分の存在まで醜いものに成り下がる。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2016年4月9日
四国に到着をした直後、一通のメールが届いた。成田空港で徹夜をした私は、四国に到着をした段階ですでにボロボロになっていた。しかし、このメールを読んだだけで露骨に元気が出た。ないと思っていたはずの気力と体力が蘇り、新鮮な風が吹き抜けて、心の状態が体に与える影響力は半端ないのだなと思った。そして、私は「一緒に生きるぞ」と返信をした。このメールは、過去記事「俺は俺だ」にまつわる感想のようなものであり、この記事の最後にメール全文を転載します。
初日の夜に出会った女性は、今月限りで現在の仕事を辞めるのだと話してくれた。彼女曰く「自分は仕事ができないから、いまの職場でも叱られることが多いのですが、あまりにも叱られ続けていると自分には何も価値がない人間なんだというような気持ちになってしまいます。『このままではやばい!』と思ったので、一度距離を置きたいと思って、しがらみもたくさんあるのですが勇気を出して辞めることにしました。そして、いままでは『自分にもできそうなこと』を基準に仕事を選んでいたのですが、これからは『(無理なことかもしれないけれど、それでも)自分がやりたいと思うこと』を軸に選択をしていきたいと思います」と話してくれた。
いやだなあと思うものを受け入れることは、いやだなあと思うものに自分も加担をしていることになる。自分の心が「美しなくい」と思うものには、明確な拒否を示すこと。そうでもしなければ、魂は、簡単に腐ってしまうように出来ているのだと思う。自分の内側にある光を守るものは、他の誰でもない、自分自身だ。無様でも、不器用でも、どれだけ周囲の人間からは蔑まれたとしても、自分が「美しい」と思うものを選択すること。何があっても、何を言われたとしても、自分だけは自分を離してはいけないのだ。
圭吾さん、おはようございます! 今日、四国にご出発ですよね。そんな朝に、どうしようかなぁと迷いつつ、やっぱり感謝を伝えたくてメールします。
少し前の圭吾さんのブログ記事で、「困った時のおまじない」が書いてありましたよね。
3月に一緒に圭吾さんに会いに行った8才の息子ですが、「学校」というものが嫌で、不安で、怖くて、私と一緒じゃないと行けずにいました。
以前は、先生に何か言われるだけで、命令されていると感じ、その時点で負けてしまって、床に泣きながら寝転んだり、逃げ出したりと、なんというか、男なのに情けないなぁと思っていたのです。
せめて、嫌なら嫌で、「嫌だ」と言って歩いて帰ってきてほしい と思っていました。
昨日は、始業式だったのです。「もう3年生にもなったから、いくら嫌なことがあっても、へろへろと力を無くして床に倒れこむみっともないのだけはやめてほしい。」といって、圭吾さんの修羅場のエピソードを教えたんです。
「ここぞというときは、お腹の下に力を込めて、集中して、多くは語らなくてもいいから、足で踏んばって、『いる(在る)』ように」と。
そうしたら!
校長室で(息子はクラスには入れないので、新しい校長先生と顔合わせをすることになってました)、息子は手をグーにして、ちょっとほっぺたをふくらませて、校長先生のお話に「ん。」「ん。」と短い返事をしていました。私は、初め分からず、「何なの?ちゃんと話をして。」と言ったら、手のひらに「さかつめ」と書いてきて…!
今、圭吾さんの真似しながらがんばってるんだ!と思ったら、ちょっと笑えて、ちょっと泣けてきました。
年度初日で、初めて会う校長先生と話すだけでも、息子にとってはすごい緊張だったはずなのに、圭吾さんのおまじないで、それに負けることなく自分を維持することができました。感動✨!
圭吾さん、本当にありがとうございます!←ひとつめの感謝!
それと、二つ目は、さっき寝る前に、村元さとみさんのFBから流れ流れて圭吾さんのツイートが携帯の画面に出ていたのですが、それを息子が見て、「自分と同じだ」と言いました。
https://mobile.twitter.com/KeigoSakatsume/status/586183175497322496?ref_src=twsrc%5Etfw
話を聞くと、(まだ8才なのに)「死にたい」ってよく(頻繁に)思うんだそうです…(*_*)
不憫に思う反面、これまでの息子の様子を見ていると、「そっか~。『死にたい』って思うのもしょうがないよね。分かる気がする~。」と、なんだか共感してしまいました。
親として、「命は大事だからそんなこと言わないで!」とか、もう思えなくなっている自分にも気づきました。
自分らしく生きられないって、(子どもでも)死ぬほど辛いことなんだなぁと思いました。
「まぁ、ママは⚪︎⚪︎くん(息子)に生きていてほしいからさ、今、何したい?」と聞いたら、水が飲みたいというので、いつもは「自分で汲んで飲んで」というところを、汲んできてあげました。「ママが汲んだお水、おいしい✨生き返る~!」と喜ぶ息子。
どれだけ私、愛情あげられてないのかなぁ?と思うけれど、私なりに頑張ってはいて、それを息子も分かってくれています。
それでも、多感で、生き辛い過敏な感受性をもち、周りからダメだダメだというメッセージを受け続けてる息子に、「『同じだ、似ている!』と思える人がいる…」ということ、圭吾さんが、そのままで、全力で生きていてくれることが、本当に私たちの力、希望になっています。本当にありがとうございます!
四国でも、圭吾さんの清清しい生き様を、私たちに発信してくださいね!
圭吾さんのストーリーを、息子に聞かせて、話し合っていきたいと思います。
偶然ですが、そのツイート、ちょうど1年前のものなのですね。びっくり!
時を越えて、私たちを励ましてくれる圭吾さんの呟き。本当に、いつも刺さります! ありがとうございます‼
圭吾さん、行ってらっしゃい!応援しています!
⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
人生は続く。
静岡県熱海市伊豆山302
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
TEL 07055527106 LINE ibaya
MAIL keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://goo.gl/s6F9wE