「何もしない」をやりたいんだ。
台湾を経由してタイのクラビに到着した。台湾では頭痛に喘ぎ、タイではパパイヤサラダの青唐辛子に撃沈して死の淵を彷徨っている。写真だけ見たら「坂爪は楽しそうでいいなあ」と思う人もいるかもしれないが、現実は惨憺たるものだ。前に、何かで「社会不適合者が生き残る道は二つしかない。小説家になるか、ロックンローラーになるかだ」という言葉を見た。私は、これにお笑い芸人を付け加えたい。神様的なサムシングから「お前はお前を笑えているか?」と問われている気分だ。
自分なんかダメだと思うことが一番良くない。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2019年1月3日
自分を否定しても誰も幸せにならない。そんなことより『自分は宇宙全体における偉大なる黄金色のお米粒だ』と開き直れば、世界も開く。小さいならば小さいまま、小さな自分を誇るのだ。
必要なものは与えられる。 - いばや通信 https://t.co/9ZQ224zq9D
おおまかなスケジュール
1月5日 8時 桃園国際空港【台湾】到着以降FREE!
1月6日〜7日 クラビ【タイ】で日に焼けるバカンス
1月8日 11時 クアラルンプール空港【マレーシア】到着以降FREE!
1月11日 12時 チャンギ空港【シンガポール】到着以降FREE!
1月12日 10時 アテネ空港【ギリシャ】到着以降FREE!
1月12日 20時 ワルシャワ空港【ポーランド】到着以降FREE!
1月13日 20時 ルートン空港【イギリス】到着以降FREE!1月14日 11時 EVENT『坂爪圭吾解体新書 』@ロンドン【イギリス】
その後、欧州各国を呼ばれるままに移動(だがしかし予定はない)1月27日 帰国次第ごちゃまぜの家@横浜でわたり食堂【0円食堂】開催
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu
最大の観光名所は人間だ。
出国前に日本で動画配信をした。みなさまは、イギリスで0円生活をしているマーク・ボイルさん(著書『僕はお金を使わずに生きることにした」など)をご存知だろうか。動画配信の後半からUTMさんに謎のスイッチが入り、彼が「マーク・ボイルさんに電撃取材をしてきます!あなたが聞いてほしいことも代わりに聞きます!なので、そのための費用を協力してください!」ということになった。マーク・ボイルさんは、聞くところによると三年以上ロンドン界隈で「一円もお金を使わない生活」をしているらしい。話を聴きながら、私は「ロンドンで得た情報を最大限に生かし、帰国次第UTMさんも東京のど真ん中でそれを実現してほしい」と願った。
10年来の友人GODAとラジオ配信をした。私は台湾が苦手だ。台湾に行くたびに体調を崩す。しかし、私はGODAが好きだ。GODAは台湾の中部に在住している。台湾は苦手でもGODAがいるという点において台湾は聖地だ。そんなものだと思う。青唐辛子のせいで意識が朦朧としているためにGODAの魅力を伝えきることができない。このラジオ配信を一時間聞いてみてもらえたら最高にうれしい。そして「私もGODAさんに会ってみたい!」なんて思われた人がいたら、是非、一緒に台湾に行こう。GODAに会うためだけに台湾に行く。そういう移動は素敵だと思う。来月か再来月ならGODAも時間がある。一緒に行こう。GODAをホノルルに呼び出してみんなでホノルルに集まるとかでもいい。身軽にふらっと世界を飛び回れたら楽しい。
素晴らしい出会いは人生を肯定する。最大の観光名所は人間だ。出会いが人生を高速回転させるのだ。UTMさんには「マークボイルさんの家の隣にUTMさんも古屋を建てて『ごちゃまぜの家@ロンドン』を実現してきてください」とお願いした。お金とはコミュニケーションコストを0にしたものである。金があればあらゆる問題は高速解決できる。誰かに土下座しないでもホテルに宿泊できるし、物乞いをしなくても食物を得られる。しかし、人との出会いは断絶されたままだ。金がないなら金がないことを最大限に有効活用して「あっ!と驚くような異様なコミュニケーション」を重ねてほしいと思う。同様に、自分自身に対しても同じことを願う。
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「何もしない」をやりたいんだ。
言いたいことはすべてお師匠様が言ってくださった。ミユ様は世界に誇る天然記念物だと思う。こんなブログを読むくらいだったらミユ様のnoteを毎日拝んだほうがいいと思う。1日1F。1日に1回「自分が怖いと思うこと(FEAR)をやる」だけで人生は動きはじめる。私の場合、青唐辛子を食べて人生は一旦思考停止に陥ったが、そういうのも含めてトータルでおっけー!だからもういい。自分が思う『これが自分だ』は大概間違っているのだろう。自己破壊。これをやり過ぎると躁病になるけど、小さな頃はみんな積み木を壊すことも楽しかったはずだ。喜びは創造することだけではない。破壊することの中にも清々しい喜びがあるのだ。
とりあえず100日続けてみて思うのが、最近よく言われるように『自分らしくあろうとする』のもいいが、自分で自分を驚かすような自分らしくないことをやって、自分で自分に持つイメージや限界を壊して「見たか、ただの思い込みじゃったろう!お前の負けじゃ、バーカバーカベロベロべ~~」と己に言う方が気持ちがいいんじゃないか?ということだ。
いよいよ書くことがなくなったタイミングで幼女二匹が私の側にやってきた。国籍を問わず幼児とおばあちゃんにだけはモテる。幼児とおばあちゃんにだけはモテることを主張することによって「坂爪圭吾は意外と人畜無害ですよ」と読者にアピールすることができる。台湾では台湾語で話しかけられた。タイではタイ語で話しかけられたし、京都のリッツカールトンホテルでは英語で話しかけられた。私は何人なのだろうか。などと書くことによって「最近の坂爪圭吾は国際色も豊かになってきていますよ」と読者にアピールすることができる。ふふふ。いよいよこのブログの読む価値も薄くなってきたところで、今、ノルウェー人の集団に話しかけられた。
聞くと、近くに夕日が綺麗なスポットがあるからそこに一緒に行かないか、とのこと。「サンセットハンティングに君を連れ出したいんだ」と北欧の人々から誘われた私の身体からは何か独特の体臭が出ているのだろうか。飲みかけのマンゴージュースを飲み終えたらおれも出発をする準備をするからちょっと待ってね、と伝えてこのブログ記事を書き終えようとしている。日に焼けるバカンスでクラビに来たはずなのに結果的に舌が焼けたまま私の1日は終わろうとしている。焼ける夕日を眺めながら私は何を思うのだろうか。何も思わないかもしれない。からっぽなまま生まれてきて、からっぽなまま死ぬのだろう。それは悪いことではないと思った。
なんとかするより『なんとかなる』のが人生だ。自分だけの力じゃない、無限の網の目の中で『なるようになる』のが人生だと思う。だから、困ったことが起きても、別に困らなくてもいいのだと思う。自分を閉ざす必要も、後悔する必要もない。肩の力を抜いて、安心して、身を委ねていればいいのだと思う。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月2日
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu