俺は勝手に輝く。その光で、勝手に救われてくれ。
震災の影響で新千歳空港の飲食店は半数程度営業を停止していた。いまは札幌にいる。自然災害が起きるとどうしてもその悲惨さが取り上げられる。が、札幌でお会いした方々は「星空が綺麗で感動した」とか「仕事もないから、ビールを買い込んで毎日宴をしていた」とか、震災をエンジョイした人も多かった。ある人は言う。こどもを見ていると物凄い感心する。停電中なら停電中で、彼らは、新しい遊びをどんどん開発する。
合言葉は『ご機嫌をチョイス!』
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月18日
自分の性格を決定づけるものは親との関係だと思っていた。が、違う。一番身近な他人は、家族(他者)じゃなくて自分自身だ。自分との関係が自分を決定づけるのだ。
この世で一番大切な仕事は、自分自身のご機嫌を守ることだ。 - いばや通信 https://t.co/ahJCf8ek9c
東日本大震災のあと、大きな被害を受けた宮城県気仙沼に足を運んだ。ら、現地在住の女子高生が「私は震災が楽しかった派なんです。でも、不謹慎だからそのことをあまり言えなかった」と笑顔で話した。電灯の代わりにロウソクを使う日々は「キャンプみたい!」で新鮮で、明かりが小さいから結果的に家族の距離も近くなる。毎日、食糧の配給にくるトラックを友達と待ち構えては「あ、今日は吉野家だ!」とか「あ、今日はカレー屋さんだ!」とか、みんなでわいわいやっているのが楽しかったと彼女は話した。
10月11日(木)ごちゃまぜの家救済企画@沖縄県読谷村
相次ぐ地震や豪雨などによる自然災害。巷では「お金がただの紙切れに!?財政破綻の日も近い?!」などと囁かれているさっこん。いつ、なにが起こるかわからないいまだからこそ、「なにが起きても楽しく笑って生き延びる」そんな『力』が必要になっているのではないでしょうか。私、坂爪圭吾は、過去に「家も金も仕事もない」という無一物の状態で、それでも人間は生きていくことができるのかということを試しました。最初は「そんなことは無理だろう」と結構後ろ向きではあったのですが、蓋をあけてみるとびっくり!意外とどうにかなってしまうばかりか、家や金や仕事があったときよりも、世界の豊かさを感じることができました。もちろん、いいことばかりではなく大変なこともたくさんあったのですが、それでもなお「人生はどうにかなるのだ」と肌身を通じて実感できたことは、大袈裟な表現になりますが『世界に立ち向かう勇気』を与えてくれました。今回は、坂爪圭吾の経験談も交えながら、お越しいただいたみなさまと一緒に、「なにが起きても楽しく笑って生き延びる(ホームをレスしてもサバイブする)方法」を、一緒に、酒や茶を飲み交わしながらみんなで談笑できたらと思っています。・お金とはなんだろう?・安心とはなんだろう?・便利とはなんだろう?・社会とはなんだろう?・生きるとはなんだろう?・いま、必要とされている力ってなんだろう?など、みなさまのご参加をお待ちしております!!🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸【タイムスケジュール】21時00分 開演・坂爪圭吾による「今回の企画趣旨のご説明」21時15分 第一部スタート!22時00分 〜小休憩〜22時15分 第二部スタート!23時00分 坂爪圭吾による懇願の土下座(その後、フリータイム)24時00分 終焉(宿泊される方は、そのまま宿泊!)【迷える仔羊プロフィール】■坂爪圭吾(さかつめけいご)1985年新潟県生まれ。いばや通信運営。人間は家も金も収入もなくても生きていけるのかを実験するため、2014年から約2年間にわたる「家のない生活」を行い、なんだかよくわからない日々を送る。結果的にブログ読者の方に購買をしていただいた熱海の家に現在は暮らす。2017年、クラウドファンディングで480万円(!)を調達し「横浜に、誰でも自由に無料で使える家」を作る。その名も『ごちゃまぜの家』。しかし、現在、あらゆるものを無料で放出し続けていたために極度の金銭的困窮に喘いでいる。今回は、坂爪圭吾の沖縄の兄貴・具志さんのお力添えを通じて「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか?」ということを、みなさまに問う。自伝風物語「ホームをレスした話」🌸🌸🌸🌸🌸ご参加にあたってのお願い🌸🌸🌸🌸🌸●こちらの企画は、決して答えを(上から目線で)ドヤ顔で語るような内容ではございません。ひとつのテーマをもとに、みんなで、和気藹々と(なによりも楽しく!)時間を過ごせることを最大の目的としています。そのため、ご自身のお考えを誰かに押し付けることなく、異なる意見もまあるい心で受け入れていただけましたら幸いです。●参加者のみなさまが心地よい時間を過ごせるよう、何卒、みなさまのご協力をお願いいたします。(例:論破することを目的とした議論をしない、とか、誰かひとりだけが話し過ぎることのないようにする、など)🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸日時:10月11日(木)21時から23時頃会場:Event & Hostel Capcellent定員:20名(先着順)お問い合わせ:坂爪圭吾(さかつめけいご)LINE ID abayamail keigosakatsume@gmail.com===========================================「いばや通信」 http://ibaya.hatenablog.com/GOCHAMAZE no IE https://camp-fire.jp/projects/view/26181緊急連絡先 LINE ID ibaya(坂爪圭吾LINE)===========================================
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ごちゃまぜの家を救え!コスモポリタン・サバイバル入門「ホームをレスしてもサバイブする方法」
わたり文庫『南へ』
今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、野田知佑著作『南へ(新・放浪記2)』です。前作『旅へ(新・放浪記1)』があまりにも素晴らしく、いま、この本を読んでいますが最高です。野田さんの真髄があると思う。「小気味いいとはこのことか」と、ページをめくる度に悶えます。全男性に読んでいただきたい一冊(もちろん女性にも!)です。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。
※※※ こちらの本は、三重県にわたりました ※※※
ライトエースにガクと荷物を積みこんで東京を出た。
関係者には、「今年度十二月をもって東京の事務所を閉め、小生は旅に出ますので今後しばらく連絡はとれません」と印刷したハガキを出し、通知しておいた。
さて、これから俺は自由だ。
夜、テントの中に机と椅子を置き、コールマンのランタンを灯すと、東京を出て以来、最良の書斎になった。旅の生活で一番欲しいのは個室、机、椅子、電気スタンドだ。そこで一日に一時間でもいい、静かに本が読めればどんなに放浪が長くても気持が荒れることはない。日本で客人に個室のプライバシーや机、椅子などを与えることのできる家は少ない。この国は貧しいのだ。そんな家に寒々と泊まるより、テントの方が何倍もいい。より自由な時間が持てる。原稿十二枚書く。
最近、ぼくが一番心地良く、寛げるのは川原、海岸、原野などの無人の広い場所に張ったテントの中だ。他人のことを考えずに、自分のことだけ考えて、自分の快楽のみを追っかけて暮らすこと。これは川幅数キロ、周囲100キロに誰もいないユーコン川で生活した後遺症だ。
野田知佑『南へ』【文春文庫】
ごちゃまぜの家日誌もよろしくお願いします。
ゴルバチョフさんが、札幌から更新してくれました!
— ごちゃまぜ太郎 (@GochamazeKikuna) 2018年9月25日
さかつめけいゴルバチョフさん、ありがとうございます!(あー、ソ連!ソ連!)
【9月24日】今日の日誌・わたり食堂開催のおしらせ(ゴルバチョフ) - ごちゃまぜの家日誌 https://t.co/krkdru1HFP
俺は勝手に輝く。その光で、勝手に救われてくれ。
札幌の前は大阪で開催をされたイベントに出た。遊びにきてくれた方々から「関西にもごちゃまぜの家をつくってください」と言われた。嬉しかった。これは実現をしたいと思った。みんないい人たちばかりだった。京都ではムラキテルミさんにお会いした。ムラキさんから「バブルが崩壊したときと同じ雰囲気が、いまの日本にはある。財政破綻とか自然災害とか、これから日本は何が起こるかわからないから、自給自足の準備をしておきなさい!引き剥がされる痛みを乗り越えるものは、生きる力よ!」と鞭を打たれた。私は「は、はいぃ〜!」と緊張した。バブル崩壊前、街中に新札が溢れたらしい。国が大量の紙幣を刷っているサインだ。これと同じ現象がいま起きているのだと言う。
この世で一番大切な仕事は、自分自身のご機嫌を守ることだと思う。ご機嫌の威力は尋常じゃない。自分の機嫌が良いと、勝手に周囲もご機嫌になる。誰かに何かをしてもらうことを待たないで、今、自分がしてもらいたいことを「自分が自分にしてあげる」「自分が自分に許可を出してあげる」ことだと思う。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月17日
危機的状況の中で言うことではないかもしれないが、いま、全国にごちゃまぜの家をつくれたらと思う。宝くじ企画の際には「もしも当選金額がおおきかった場合はエストニアに亡命しよう。そして『エストニ家(ごちゃまぜの家のエストニア版)』をやろう」とか思っていた。高額当選をすることはなかったが、常に希望を胸に抱いていたいとは思う。希望という言葉は大袈裟だ。ただ「楽しみにできる未来」を、常に胸に抱いていたい。不安を原動力にするのではなく、あくまでも『楽しさ』や『よろこび』を原動力としたい。ごちゃまぜの家の活動は、大変なことも多いけれど、それを上回る『楽しさ』や『よろこび』がある。だからこそ「ごちゃまぜの家を一緒にやってみませんか?大変だけど、面白いよ」ということを、みんなにも伝えていきたいと思った。
なにかしなきゃとか思わなくていいよ。なんにも属さないでいいよ。からっぽなまんまでいいよ。すっからかんでいいよ。こうでなくちゃいけないことはないよ。足りないものはなにひとつないよ。何者かになれないことが苦しいんじゃなくて、何者かになりたいと思うことが苦しいんだよ。全部それでいいよ。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月23日
なにをするにせよ「やりたいからやっています」と言える自分でありたい。無論、時には血を吐きそうになることもある。しかし、これも「血を吐きたくて吐いています」と言える自分でありたい。誰かのためとか、なにかのためとか、そういう言葉はあまり好きじゃない。自分のためにやっていることが、結果として誰かのためにもなったら最高だと思う。私は、あくまでも「問題解決のためではなく、みんなで一緒に楽しみながらやっていたら、いつの間にか問題が問題ではなくなっていた」という状態【問題の無効化】を理想とする。多分、これから『組織』と呼ばれるものはなくなるのだろうなと思う。会社には理念があり、それを社員全体で共有することで一丸となる。多分、こういうあり方には無理がある。だって、みんな少しずつ違うのだから。全員が同じ目的を共有することを動力とするのではなく、目的はバラバラなまま、ただ、一緒に遊んでいたら「いつの間にか、気が付いたときにはいい感じの世の中になっていた」という状態を、私は理想と考える。だからこそ、ごちゃまぜという東洋的混沌を基盤に置いた名前を授けた(のだと思う)。私は、誰かを救いたいとは思わない。ただ、私は私のために輝きたいと思う。その光で、勝手に救われる人々が出てきてくれるのであれば、それを幸運だと思う。
誰かのためとか言い始めたら1アウト。「こんなに頑張っているのに」とか思ったら2アウト。やりたいからやっていますと言えなくなったら3アウト。チェンジ。生き方を変える合図だ。誰かの期待に応えるために、自分は生きている訳じゃない。すべての人類に望む。あなたはあなたのために生きるように。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月23日
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu