いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

本物を知ると、偽物が分かる。

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京橋のドトールにいる。昨日は大正で眠り、今日は京都に行く。私の悪い癖だが、誰かと会った時に「本物か、偽物か」で見る。子供は、大概本物だ。大人になると、濁る。瞳から濁る。しかし、人間は水からできている。濾過すれば透明。だから、私は、言葉や音楽を濾過機として使いたい。濁ることの一番の原因は「愛されることの恐怖」だ。どこかのタイミングで、自分のままでは通用しないと思い込んだ瞬間、人間は偽りの仮面を被る。偽りの仮面を通じて、愛を獲得しようとする。

 

 

おおまかなスケジュール

12月14日(土)15時 坂爪圭吾 弾き語りLIVE@大阪市東住吉区「おうち」
12月21日(土)16時 坂爪圭吾&五十嵐千尋&MIKI 演奏会@ごちゃまぜの家
1月8日(水)19時 THE PRESENTS DEBUT LIVE@東京都渋谷区『La.mama』

1月14日(火)19時 坂爪圭吾 弾き語りLIVE@東京都吉祥寺『曼荼羅
2月14日(金)19時 THE PRESENTS presents「PRESENTS is HERE」@大阪


🌸🌸🌸すべてのイベントで、参加者募集中です🌸🌸🌸

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu 

 

ibaya.hatenablog.com

 

愛は、とっくの昔からそこにあった。

25歳の頃、鬱病を患い実家で療養していた。鬱病を患うと、自分が自分を信じられなくなる。自分なんかいない方がいい。迷惑をかけるだけだ。自責の念に苛まれ、死ぬことばかりを考える。そんな時、母親は「あんたは大丈夫だよ」と、のんびり構えていた。鬱病ど真ん中の時期は「俺の気持ちも知らねえくせに」と思っていたが、結果、母親が自分以上に自分を信じてくれたことが、鬱病完治に役立った。もしも、母親も一緒になって苦しんでいたら、自責の念は倍増していたと思う。母親は、言葉だけではなく態度を通じて「あんたは大丈夫」と、私に語り続けていた。

 

鬱病が悪化するまでは、孤軍奮闘していた。東京で暮らし、どうにか仕事に行き、倒れそうになる体をひきずりながら生きた。だが、もうダメだ。自分の力だけでは生きていくことができない。そう思い、藁にもすがる思いで新潟にある実家に電話をした。助けてくれ。そう言いたかった。すると、父親が電話に出た。私は、どう切り出して良いかもわからないまま「実は、疲れている」というようなことを言った。すると、父親は、私の声色から事情を察したのか、深いことは何も聞かず「疲れたら、いつでも帰ってこい」と言った。私は、狼狽しながら「いいのか?」と聞いたら、父親は続けた。当たり前だろう。お前は、俺のこどもなんだから。と。

 

当たり前だろう。お前は、俺のこどもなんだから。

 

私は、この言葉に、自分でも驚くほどの衝撃を覚えた。別に、家族仲が悪かった訳ではない。むしろ、良い方だと思う。しかし、それでもなお「甘えてはいけない」という思いが、自分の中に強烈にあった。その思いは、良く働けば自立を促すが、悪く働くと孤立を促す。鬱病の体験は辛いものだったが、鬱病を経て、私は「(気持ち悪い表現になるが)両親の愛」を、確認することができた。母親は、自分を信じている。父親は、自分を信じている。そのことを、言葉を通じて、確認することができた。思いとは、言葉にされることでこれほどまでの力を生み出すものなのか。そう思った。そして「愛は、とっくの昔からそこにあったのだ」と、思った。

 

本物を知ると、偽物が分かる。

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この出来事を経て、私は、無駄な努力をしないようになった。『無駄な努力』と言うと語弊があるが、自分の中にある何かが氷解して、ただ、自分のやりたいように生きようと思った。ただ、自分の好きなように生きようと思った。もう、誰かの承認を求める必要もない。もう、誰かの愛情を求める必要もない。愛情は、とっくの昔からそこにあった。承認は、とっくの昔からそこにあった。自分は、ただ、自分に与えられた命を、精一杯に生きれば良いのだ。そのことが、巡り巡って恩返しになるような、そういう生き方をすればいいのだと、晴れやかに思うようになった。 

 

明日のことを思いわずらうな。明日のことは、明日自身が思いわずらうであろう。(マタイによる福音書6:34)

 

ある父親が、息子に言った。「一般論とか、世間の常識とか、そんなものに惑わされたらダメだぞ。みんなが考えることが、必ずしも『正しい』とは限らないんだ。だから、お前は、違うと思ったものには違うと言える勇気をもて。そして、どれだけ周囲からバカにされても、お前の心が『これは本当だ』と感じたものがあるならば、それを信じる強さをもて。ほかのひとから見たらゴミクズに見えるようなものでも、お前にとっての宝物になり得るんだ。だから、お前は、お前の宝物を死ぬまで守り続けるんだよ。お前は、お前が思う『本当』のど真ん中を生きるんだよ。」

 

一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。(ヨハネによる福音書12:24)

 

私は文章を書き、私は歌を歌う。それが褒められることもあれば、それが貶されることもある。褒められても、貶されても、自分は自分のまま。人間の価値は不増不減で、褒められたから増えるものでもなければ、貶されたから減るものでもない。ただ、私は、自分の心が「これは本当だ」と思ったことを、書きたいと思う。自分の心が「これは本当だ」と思ったことを、歌いたいと思う。すべてが実を結ぶとは限らない。しかし、すべてがダメになるとも限らない。私は、自分に宿る『愛情』を信じる。本当の思いは、本当の心に届く。そのことを信じて、今日も、明日も、生きている限り、書き続けたいと思う。生きている限り、歌い続けたいと思う。

 

坂爪さん、お久しぶりです!○○○○です。

今、坂爪さんの曲を聴いて、そのあと続きに書かれていた文章を読みました。そうしたら自然と笑顔が溢れてきて、なんかこう肩肘を貼るわけでもなく、力まず、でも自分もがんばろうって、うまく言えないんですけどそう思いました。最近あんまり笑えてなかった気がします。

僕はすぐにダラダラしてしまいそうになるのですが、そんな時、伊勢で坂爪さんと保科さんに出会ったことを思い出すと、何やってるんだろう、自分ももっと生きよう!って気持ちが奮い立ちます。ありがとうございます。

燃え盛る炎の中に自分がものすごく欲しくてやまないものがある。そんな時、火傷するって分かってるから諦めるか、それとも火傷するって分かってるけど、それでも飛び込んで取りに行くか、2つの選択肢があると思います。僕はそこで全力で飛び込んで行けるようになりたいです。そして多分それが、かっこいい男なんじゃないかなと思います。

すごく辛いことがあっても、全く答えが出ないことがあっても、僕はそれを見ないふりして蓋をするより、それに向き合って生きて行きたいなって思います。それで全てが解決するわけじゃないけど、そういう生き方ができたら、1日の終わりに美しい夕日が観れる、そんな気がします。

伊勢でお会いした日から、僕もギターを練習しています。コードチェンジとか、Fコードとかまだ良い感じに出来ないけど、もっと弾けるようになって、いつか坂爪さんと一緒にギターを弾けるようになりたいです。まだ出来ないことだらけだけど、出来ないからやめるっていうのはもうやめようと思います。

こんな事を言っていますが、またどこかでうまくやれない日や、弱くなってしまう時は、絶対くると思います。でもそれも受け入れて、生きていきたいです。

坂爪さん、本当にありがとうございます。僕も生きていこうと思います。

 

https://www.instagram.com/p/BvpXBNcBaWn/

Chalice Well Gardens

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu 

 

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