いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

捨てたところにも、人生はある。

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阪急梅田駅近くのサンマルクカフェにいる。数日前「地上の苦しみなど、ひとときの夢みたいなものだ」というフレーズを本で見た。良い言葉だ。まさにその通りだ。もうひとつ。俺と一緒にいることは、人生を捨てるみたいなものだと女との関係を断ち切ろうとする男に、女が「捨てたところにも、人生はあるのだと思います」と真剣な表情で喰らい付いた。格好いい。こういう関係性に憧れる。男気という言葉があるなら、女気という言葉もある。最近、真の『女気』について考える。

 

 

おおまかなスケジュール

6月11日 死に支度、いたせいたせと、愛媛かな【愛媛県今治市
6月12日以降、FREE!【呼ばれたら何処にでも行きます!】
6月13日 19時頃 トーク×音楽@大分県別府市「田ノ浦ビーチ」
6月14日以降、FREE!【呼ばれたら何処にでも行きます!】
6月30日 15時 定期演奏会@神奈川県横浜市「わたり食堂」


SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu

 

ibaya.hatenablog.com

 

「本当のいってらっしゃい」を聞きたい。

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大阪ありがとうございました!

 

婚活をはじめたいと思う。現在34歳。これまで「結婚なんてしてもしなくてもどっちでもいい」と思っていた。が、やはり、ひとりはさみしい。結婚をしたいというよりも「家に帰ったら誰かがいる」という生活に興味がある。基本、私は、常にひとりだ。なにをするのも一人。街中でさみしさにまみれて「誰かに会いたいけど、それが『誰』かわからない」とか「どこかに行きたいけど、それが『どこ』かわからない」などと悶絶することも三日に一回くらいある。居場所がない。居場所がないことがデフォルトになってしまった。しかし、デフォルトを変えることもできる。はず。だ。多分。きっと。できるかもしれない(できないかもしれない)。

 

理想の女性を考えてみよう。先日、大阪でイベントが開催された。そこで「理想の女性のタイプはありますか?」と聞かれた。私は、なかなか伝わらないだろうなと思いながら「私は、本当のいってらっしゃいを言える女性が好きです」と言った。本当のいってらっしゃいを言ってもらえると、俺も、本当のただいまを言うことができるのです。と。これが、非常に驚いたことにウケた。みんな、よくこんな抽象的な表現をキャッチできるなと感動した。私は男で、基本、出発をしたい生き物だ。だが、自分が出発をすることで「相手に迷惑が」とか「相手を悲しませてしまう」などと躊躇してしまうと、出発が鈍る。結果、自分が死に、人生が詰む。だから、自分は結婚なんて絶対に無理だと思っていた。が、仮に「本当のいってらっしゃい」を言ってくれる女性と出会えたらば、結婚もいけるかもしれないと思った。

 

私には4歳年上の兄がいる。兄は変で、WEBで「結婚相手を募集します」みたいなことを書き、自分の結婚観をひたすら書き綴った。自分は恋愛をしたいのではなく結婚がしたいのだ。とか。こどもの養育費にはこれくらいを考えている。とか。自分は爬虫類が好きで陰気な性格に見られることも多いが実際は優しい方だと思う。とか。そしたら、驚いたことに似た価値観を持った女性が兄の前にあらわれ、出会って数週間後に結婚をした。それが、8年くらい前。彼らは、いまも、仲良くやっている。弟の私は、兄を見ながら「すげえな」と思った。なんでもありだなと思った。結婚でもなんでも「このひと『でも』いいかな」と思う相手ではダメだ。自分の心が「このひと『が』いい」と前のめりに愛せる相手と生きること。それが大事だと思う。頭で考える限り、それは損得勘定である。逆に言えば、出会ったら話は早いのだと思う。来年の今頃、私にはこどもがいるかもしれない。それくらい、人生はなにが起こるかわからないものなのだと考えると、ちょっと、わくわくする。

 

note.mu

 

捨てたところにも、人生はある。

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自分みたいな人間と「結婚をしたい」などと思う女性がいるのだろうか。わからない。わからないが「世界にはいろいろな人間がいる」ことはわかる。ならば、変わった女性もいることを信じる。先日、ある既婚者の女性Y様と話した。Y様の旦那さんは自営業をやっているが、諸事情で自己破産をすることになった。このとき、Y様のハートは、絶望する方向には向かわなかった。逆に「人生、生きていると自己破産を経験することもあるんだなあ」と、なんなら置かれた状況をおもしろがっている自分がいた。と、彼女は話した。こういう女性は素晴らしいなあと思う。私といると、多分、いろいろな問題が勃発する。それがストレスになる女性はかわいそう(そして、自分のせいでかわいそうになる女性を見て自分も猛烈に胸を痛める)だが、それを「一緒に楽しめる」ひととは、仲良くやっていける予感がする。

 

最近では複数恋愛(ポリアモリー)なんて言葉もある。しかし、多分、私は「ひとりの人間と深く付き合いたい」と思うタイプの人間だ。月並みだが、岡本太郎岡本敏子ジョン・レノンオノ・ヨーコの関係性を素敵だと思う。仮に、相手が浮気や不倫をしたとしても「それは俺の魅力が足りなかったからだ」と思うタイプの人間で、相手を責めるよりも自分を責める(自分を向上させる)方向に舵を取る。そもそもで、自分と一緒にいない時間になにをしていたのか問うのはエネルギーの無駄遣いだと思うし、不在時になにをしていたのか気にすることもない。大事なのは「一緒にいる時間になにをやるか」で、一緒にいないときになにをしているのかは、冷たいかもしれないがまったく関心がない。楽しそうに生きていてくれたら、それだけで充分だ。いま、書きながら「本当にそうだなあ」と自分で思った。自分で自分の恋愛観を書くことは、楽しい。今度、どこかにまとめて書きたいと思う。

 

実は、私には夢がある。20代は『言葉』に、30代は『音楽』に身を捧げたい。言葉と音楽の共通点は「目に見えない」ことだ。私は、どうやら目に見えないものに興味がある。料理や家を建てることにも興味はあるが、誰かがやってくれるなら「あなたがやってください。私はそれを食べます(そこに住みます)」などと思って簡単に折れる。だが、自分の気持ちを代弁することは、誰にもできない。だから、私は、自分という人間を言葉や音楽を通じて表現する。そこに生きがいを感じる。私は、代わりがいないことをやりたいのだ。そして、他にも目に見えないものはたくさんある。40代以降、目に見えない最たるものを、自分の手でゼロから築き上げる人生をはじめたいと思う。これは、非常に馬鹿げた夢だから誰にでも話せる類のものではない。もし、理想の結婚相手と出会えたとき、私は、私の夢を語りたいと思う。この夢は「この夢を生きようと思う限り、あなたの人生を捨てることを意味する」みたいな夢になる。が、この話をしたときに「捨てたところにも、人生はあるのだと思います」とニコッと笑える素敵な女性と、一緒に生きていきたいと思う。

 

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu 

 

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