いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

我慢するなよ。好きなように生きなよ。

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長野県塩尻市から岐阜を経由し愛知にはいる。木曽川の紅葉が素晴らしい。名古屋が近づくほど、こころなしか空気が俗っぽくなる。昔から名古屋が苦手だった。誤解を恐れずに言うと『ガサツ』な印象がある。運転も荒い。こんな街は早く出よう、などと思いながらデニーズに来た。電源があったらからダメ元で「お借りしても大丈夫ですか?」と(絶対断られるだろうなあと思いながら)聞いたら、女性の店員さんが「よろしいですよ♡」と満面の笑顔。名古屋の印象が一転した。私は現金な人間だ。

 

 

これから兵庫県伊丹市を目指す。昨日の記事で『けいごっち』の話を書いた。早速、岐阜県多治見市にあるピアゴと、愛知県名古屋市にあるタリーズにて救援物資を得た。おにぎりやキムチや納豆やサンドイッチやマスクやホッカイロをもらった。私は、代わりに「お茶でもご馳走させてください」と言ってくら寿司にはいった。回転寿司はお茶としょうがが食べ放題(?)なので気に入っている。私にも社会性はあるので、申し訳程度に寿司を数皿食べ、同伴した女性はケーキを食べた。くら寿司は五皿食べるごとに謎のゲームが発生する。よくわからなかったが、それが当選した。女性は「母が喜びます!」と言って景品を嬉々として持ち帰った。

 

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なんだかんだ言ってハワイ。

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木曽川の紅葉。ため息が出た。


日本の四季は素晴らしい。この国に生まれてよかったと思う。しかし、日本にはないものも結構ある。全国各地をどれだけ探しても、あの、ハワイ島の日々で感じた「なんだかよくわからないけどそこにいるだけで幸せになっちゃうアトモスフィア」がない。当たり前だ。だって、ここはハワイではないのだから。ごちゃまぜの家を全国に!と鼻息を荒く生きているが、いま、私の本音は「関西にひとつ、そしてオアフ島にひとつ」という感じになっている。まだハワイに行ったことのない人を、強制的に連行したい。私の生業は人さらいだ。先入観でいろいろ思うことはあると思うけれど、ハワイは最高だ。私も、行くまでは「ケッ!」とか思っていた。が、実際に行ったら超絶よかった。仮に、オアフ島に「誰でも自由に使える家」があったら、幸せになる人々は増える気がする(なによりも自分が幸せになる)。

 

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思わず「うわあ」と声が漏れた。

 

関空ホノルル間の航空券を調べたら格安だった。11月と12月は往復(片道ではなく!)2万円強。下手な国内旅行より安い。ここで提案がある。誰か、私と一緒にハワイに行きませんか。あるいは、あなたの代わりにさかつめけいごっちをホノルルに派遣しませんか。あなたのお金で・・・(自分で言いながら「こいつ最低だな」とかいまちょっと思った)。小生、5万円あればホノルルで野営をしながら家探しの旅に出ることができる。周囲の友達にも声をかけたが、私の友達は『時間はあるけどお金がない』という生きづらさを抱えているので、なかなかすぐには飛べない。魅惑的なオファーを提供して、スポンサーを獲得する。それがオアフ島に飛ぶための最速ルートだと思った。が、いまいち魅力的なオファーをできていない。再考の必要性を感じている(こういうことを考えながらバイクを運転している)。

 

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昨夜は庄内川の河川敷で野営。テントがかわいい。


なにをしたらスポンサーを得られるのだろうか。毎日動画を送ります!とか。毎日近況報告をします!とか。毎日あなたに耳元で(音声メッセージを通じて)愛を囁きます!とか。私が楽しそうに生きていることがあなたの手によってであるということを実感できます!とか。ああ、こんな程度のことしか浮かばない。暖房の効いたデニーズに座っているとなんだかいろいろどうでもよくなる。このまま永遠に座っていたい。眠い。バイクなんてもう嫌だ。野宿も嫌いだ。俺は布団で眠りたいのだ。風呂にはいりたい。読書をしたい。落ち着いた環境で書き物をしたい。女の人にかわいいねとか言いたい。とか。いろいろな雑念がわく。だがしかし、私は知っているのだ。再びバイクにまたがった瞬間、即刻「バイク最高!自然最高!やっぱり人間風に吹かれないとね!」とか思っちゃうことを。続きはバイクで走りながら考えよう。風に吹かれたら、革新的なアイデアが舞い降りるかもしれない。

 

我慢するなよ。好きなように生きなよ。

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庄内川の朝焼け。名古屋を好きになった。


私は共有財産を増やしたいのかもしれない。いま使っているバイクも、いま使っている野営道具も、自分が使っていない時はどんどん他の人に使って欲しい。家も、車も、GoProも、ドローンも、ロードバイクも、その他全部、必要とする人々で共有できた方がいいと思う。その方が、道具を通じてコミュニケーションが生まれる。普通なら出会わない人々と出会う機会が生まれる。ひとと出会うと『風が吹く』と思う。自分に捕まっている瞬間は自由を感じ得ないが、他者とコミュニケーションを交わすことで逆に自分を発見する。自分が見た先々の風景を写真で公開するのも、根底には「みんなと楽しみたい」という思いがあるからだろう。人間、誰だってよろこびを分かち合いたいと思うものではないだろうか。ただ、その距離感がひとによって異なるだけだ。距離感が嫌いになることはあっても、人間を嫌いになることはない。

 

ハワイのいいところは108個くらいあるが、ひとつは「レジ打ちの女性さえも楽しそうに生きているところ」だ。店員とお客様という関係性ではない、あくまでも『人間と人間』という感じがする。お客さんにも「はーい、元気?」と気軽な感じだ。嫌味はない。私は「こういう感じでいいんだよな」と爽快になる。しかし、実際にこういう風に生きているひとを目の当たりにしなければ、私は、働くことイコール奴隷になることと思って生きていただろう。デニーズの店員さんは、申し訳ないけれど奴隷感が半端ない。過剰にペコペコする。あまりにもペコペコしすぎだろと思う。これじゃ無意識に自尊心がボロボロになる。きっと彼女もペコペコしないと上から怒られるのだろう。かわいそうに。でもしかし人間、あまりにもペコペコし過ぎてはいけないのだと思う。ペコペコしすぎている彼女をノーペコペコのハワイ諸島に『人さらい』したい。そこで彼女に「君はペコペコするために生まれてきた訳じゃないよ。幸せになるために生まれてきたんだよ」とか言いたい。

 

妄想が進み過ぎる。暖房は危険だ。脳みそがとろける。眠気がすごい。バイクに乗らなければならない。伊丹まで180キロある。原付だから8時間程度かかる。18時迄には伊丹に到着したい。私は進学校を出たいわゆる『優等生』タイプの人間だった。行動よりも知識ばかりが先行する、いまの自分から見たら嫌いなタイプの人間だった。知識と行動があるならば、いま、行動を重ねることで「ようやく知識に追いついてきたー!」みたいな感覚を得た。教科書じゃ学べない。本には書かれていない。話を聞くだけじゃわからない。自分の目で、自分の肌で、自分の肉体を通じて感じた手応えを信じる。1日の間に「最高だ!」と「最悪だ!」を何度も経験している。寒いと死にたくなる。あったかくなると生きたくなる。毎日しっかりボロボロになる。ボロボロになって眠れる喜び。これは「ああ、俺は生きた」と思いながら大往生する人間と、ちょっとだけ似ているのかもしれないと思った。

 

 

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人生は続く。 

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
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