いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

星に願いを。生活に祈りを。

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人間も天気もきっと同じだ。晴れの日もあれば、曇りの日もある。それを「晴れじゃないといけない!(いつも元気でいなければ!)」などと思ってしまうから、自責の念が生まれたり、自分を取り繕ってみたり、誰かと比べて自信をなくしたりするのだろう。生きている限り、雨の日もあれば、嵐の日もある。でも、それは悪いことではない。あがる日もあれば、さがる日もある。それが自然だ。それが『当たり前のこと』なのだと思う。

 

 

ここ数日、体調不良で寝込んでいた。失って気付く。健康は資本だ。病床で『かもめ食堂』を読んでいた。大好きな小説だ。北欧に足を運びたくなる。この「なにかをしたくなる」という透明で前向きな気持ち、ああ、これが希望だなと思った。生きていればまた北欧に足を運ぶことができる。そう思うことが『生きる力』になる。希望がなければ、多分、体調不良も治らない。同時に、もうひとつの希望が生まれた。かもめ食堂を読んでいたら「熱海食堂をやりたい」という思いが、自分の内側からふつふつと湧き出した。

 

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熱海食堂開催のお知らせ

私は料理が不得手である。が、自作のあずき玄米と、自作の味噌汁は「なぜか最高にうまい!」と絶賛していただけることが多い。これに気を良くした私は、ああ、別に豪華な料理は出せないけれど「あずき玄米と具沢山の味噌汁とつけあわせの一品」程度の素朴な飲食店ならばできるかもしれない、などと思った。お客さんからお金をとると『営業』ということになるので各種届け出が必要になるけれど、すべてを無料で振る舞い続けている限り営業許可を出す必要はない(だって、営業をしていないのだから)。

 

それならば、一回試しにやってみよう。ということで、熱海駅徒歩20分の逢初庵で『熱海食堂』を期間限定で開催することに決めました。基本的なメニューは「あずき玄米と味噌汁となにか一品」という素朴極まりない内容になります。あとは、家にあるお茶や珈琲を出す程度しかできない飲食店になります(お金をとらないからお店とも言えない。これは『おままごと』みたいなものだと思う)。こういうやり方、もしかしたら、自分以外にも「やりたいと思っていた!」みたいなひともいるのかもしれない。そういう人と出会えた時は、逢初庵を常時開放して「常に誰かが料理をしている無料で飲食できる空間」みたいな感じで、機能をしたりするのかなあなどと夢想をしています。

 

お金さえ取らなければすぐに開業できる。すぐに夢をカタチにできる。これはちょっとした発見だと思った。無料でやれば、数日後には夢を叶えられるのだ。熱海食堂では、話したいひとは話し、読書をしたいひとは読書をし、昼寝をしたいひとは昼寝をする。家でもあり、カフェでもある、止まり木のような空間だ。逢初庵の近くには、伊豆山神社や走り湯温泉浜浴場もある。熱海食堂は肌にあわなかったとしても、伊豆山神社に行き、温泉に入り、海を見て帰る。それだけでも結構なリフレッシュになると思う。あとはもう『実際にやりながら考える』道を選びたい。仲間が増えたらうれしいと思う。が、まずは自分から。興味のある方は、どなた様でもお気軽に遊びに来てください。

 

熱海食堂(実験開催!)

 

日時・9月7日(金)から9日(日)10時〜18時頃

場所・逢初庵(あいぞめあん)

住所・静岡県熱海市伊豆山302

JR熱海駅より徒歩20〜30分。熱海駅前4番バス乗り場から乗車5分・バス停「岸谷」から徒歩3分程度。駐車場がありませんので、各種公共交通機関をご利用ください。

参加費・無料【0円】

 

初開催になるために諸々の不手際が予想されます。根本的に「やりながら考える!」スタイルを採用しておりますため、そういうあり方を歓迎してくださる方々のお越しをお待ちしております。場合によっては品切れになっている可能性もございます。その際は「ま、いっか!」と軽く受け流していただけましたら幸いです。

 

遠方からお越しになる方々など、逢初庵に宿泊をしていただくことも可能です(無料)。だがしかし、その際は庵主・坂爪圭吾と同部屋で雑魚寝という形式になりますため、宿泊希望者の方に限りましては、事前にご連絡をいただけましたら幸いです。お風呂もあります。トイレもあります。

連絡先・坂爪圭吾(さかつめけいご)

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🌸🌸🌸 9月30日はわたり食堂【0円食堂】を開催します 🌸🌸🌸

 

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わたり文庫『かもめ食堂

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今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、群ようこ著作『かもめ食堂』です。まだ読んだことのない方は是非!こころから是非!そして、過去に読んだことがある方も「もう一回読んで見たらまた違うよ!っていうか、同じ感動を再び味わうことができるよ!」と、坂爪圭吾は訴えます。私は読書が好きな方だとは思うけれど、毎回、素晴らしい本と出会える訳ではない。だからこそ、素晴らしい本との出会いは「まじでうれしー!」という気持ちになります。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、神奈川県にわたりました ※※※

 

「ああいうのもいいけど、本当に人が食べる毎日の食事って違う」

 

それがサチエのテーマになった。母が漬けていた糠味噌漬けもひきついだはいいが、どんどん味が悪くなっていって、あせった時期もあった。それでも試行錯誤して糠床に昆布を足したり、ときには魚の頭もいれたりして、何とか元に戻した。

 

「私、おいしい御飯とお新香とお味噌汁があれば、何もいらないな」

 

と学校でいったら、

 

「おばあさんみたい」

 

と笑われた。サチエにとっての究極の食事はこれだった。研究がてら、いろいろな店で食事をしても、素材を油や調味料でごまかしているものが多くて、サチエにとって濃い味付けが多かったが、クラスメートはそういう味の濃いものを、おいしいと喜んで食べていた。みんな薄味よりも濃い味のほうがずっと好きで、食物科に通っていながら、自分の食事はいつもカップ麺という子さえいた。

 

「華やかな盛りつけじゃなくていい。素朴でいいから、ちゃんとした食事を食べてもらえるような店を作りたい」

 

勉強をしていくうちに、だんだんサチエの夢はふくらんでいった。

群ようこかもめ食堂』【幻冬舎文庫

 

自伝風物語もよろしくお願いします。

 

 

 

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ごちゃまぜの家日誌も(現時点では)毎日更新中! 

 

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家、あたたかな循環が生まれる場所。

横浜在住のN様から「未使用のホットプレートをあげます」とご連絡をいただき、N様のご自宅にお邪魔をした。私の生活はいただき物で成り立っている。本当にありがたいと思う。感謝の思いを伝えると、N様も「ありがとうございますはこちらの方です。けいごさんとお会いするようになってから、私の生活も大きく変わったんですよ。いままでは自分の手料理に自信なんてなかったけれど、わたり食堂に参加をしてから、誰かに自分が作った料理が食べてもらえることとか、美味しいと言ってもらえることの嬉しさを知りました」とのこと。私は、ああ、素晴らしいなと思った。N様は続けて話す。

 

・・・ それからというもの、元気をなくしている友達がいたら「うちに来て、ごはんでも食べていきなよ」って声をかけるようになりました。私はあんまり頭がよくないから、具体的なアドバイスを与えることはできないけれど、あたたかいごはんを食べさせてあげることはできるなあって。それと、私は、昔から父親との関係があまり良くなかったのですが、母親が病気になり、実家に手料理を届けるようになったんです。すると、料理を通じて父親との会話が生まれたりして、悪くなっていた関係がゆっくりと修復されつつあるというか。料理を作ることを通じて、静かに、穏やかに、たおやかに、前向きに自分の生活が変わっていることを実感しています。 

 

素晴らしい話だと思った。なんだかすごいよくわかるなあと思った。ごはんを食べさせると言うことは、極端に言えば「お前はもっと生きろ」と(言葉ではなく料理を通じて)伝える行為なのだとさえ思った。同じ釜の飯を食う。それだけで、言語を超えた繋がりを生むことがある。古臭い考え方かもしれないが、私は、そのように思う。何か特別なことをしようとするより、何か特別な人間になろうとすることより、いま、目の前にいるひとに自分ができる精一杯の優しさを示そうとすること。それが、相手のためだけではなく、結果的に「自分のために最上のことをしている」ことは頻繁にある。粗雑な暮らしは粗雑なこころを育み、丁寧な暮らしは丁寧なこころを育む。生活を愛すること、世界を愛すること、自分を愛すること、誰かを愛することは、同じことなのだと思う。

 

 

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風邪を引きました。心労がたたったのだと思います。最近色々ありました。なんてことはないと強がっていましたが、極端にカラダに出ました。ごちゃまぜの家をお借りして、療養をさせていただくことにしました。水をたくさん飲み、塩をたくさん舐めることにしました。ら、大阪から青森のりんごが届きました。手紙に癒されました。弱っているときに優しさは染みます。男性を落としたい女性がいたら、弱っているところに付け込むのがベストだと思いました。いとも簡単にコロッと行きます。コロッと。コロコロコローっと。疲れているときは擬音が沁みます。ジュワッ。ジュワッ。ジュンジュワァワァッ。見舞いついでにごちゃまぜの家に遊びにいらしてください。なにを食べたらいいのかわからないので、りんご、ひとりで独占してやろうと思います。にぱにぱ。くぴぴぴ。ちゅぱぁ。んむぁはぁん。 #りんご #けいご #lifeisgood

 

人生は続く。 

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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