いばや通信

ibaya≪いばや≫共同代表・坂爪圭吾のブログです。わっしょい└( ^o^ )┐

生きることを諦めてしまわぬように。

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小沢健二の「天使たちのシーン」を聴きながら道を歩く。熱海駅から東海道新幹線に乗って、兵庫県西明石を経由して、奈良県大和郡山市に向かっている。明日は奈良市内で開催されるイベントに登壇(?)をして、明後日は結婚式にご招待をいただいたので私服で参加をする。わたしはスーツを持っていない。過去に結婚式に参加をした経験もないので、今回で結婚式バージンを卒業することになる。また、3月1日から「おはなをあげに、いかんばなんね」を再開する。幸せを祈る、幸せを誓う、幸せになるということ。天使たちのシーンという曲の最後に『神様を信じる強さを僕に。生きることを諦めてしまわぬように』という歌詞がある。わたしは、この曲のこの歌詞が何よりも好きで、時折思い出したように口にしては、ああ、ほんとうにそうだなあという気持ちになる。

 

【イベント詳細】おはなをあげに、いかんばなんね。

 

先日、熱海の家で「わたり食堂【0円食堂】」を開催した。宮城や長野や栃木や愛知や広島や福岡や台湾など、全国各地から足を運んでくださる方々がいた。多分30人以上は出入りをしていたのだと思う。が、大勢のひとで賑わっている場所があまり得意ではないわたしは、屋外で本を読むか日光浴をしているか部屋の片隅で膝を抱えたりしているか、している。部屋の片隅で膝を抱えていると、同じように「部屋の片隅で膝を抱えたがりがちなひと」と出逢う。わたしは、こういうひとたちと比較的静かにゆっくりと落ち着いた状態で話をすることが好きで、こういうこと(ひとが集まるようなイベントの企画)を主催しているのかもしれない。

 

神様を信じる強さを僕に。

わたり食堂の会場には、様々な食材が集まった。柑橘類やいちごなどのフルーツ、自宅で作った大量のカレーを鍋ごと持って来てくれた方や、豚の肩ロースのカタマリ3キロ、パスタや漬物や炒めものや煮物やプリンや手作りケーキやお菓子類などの手土産など、食べきれないほどの料理がテーブルの上を彩った。基本的にみなさまの善意で成立をしているのだけれど、料理以外にも「自分にできること」ということで、占いやマッサージやカウンセリングなどをしているひとたちもいた。すべてが自然発生的で、特別なプログラム(何時になったらこれをやって、その次はこれをやるなどの予定)も一切ないために、ほったらかしにされているカオスティックな状態の中で、誰もが好きなように時間を過ごしている。

 

わたしはこどもが好きだ。だから、わたり食堂にこどもたちが来てくれると楽しくなる。謎の叫び声や突拍子もないダッシュや諸々のアクションを見ているだけで「おお、生きているな」と静かな感動を覚えるし、お母さんの言うことをいい感じに聞かない様を見て「これからもお母さんの言うことを聞くなよ!(お母さんのことは大事にしつつ、言うことは聞かないというこの絶妙なバランスを掴めよ!)」などと念じたりもする。また、みんなの前で口数が多い人よりも比較的口数が少ないひとを見つけては「このひとは何かを持ってそうだ」と勝手に見抜き、わたしは、そういうひとを見つけてはそれとなく外に導き出して対面で話せるように仕向けることを好む。

 

参加者の若い女性の方が「わたしは会社で働いているのですが、いま、岐路に立たされているような気がしていて、バリバリ目標を立ててそれを目指して『成長!成長!』みたいな雰囲気が周囲にはあって、でも、わたしはあまり成長がどうのというよりは簡素でも穏やかな日々を過ごせたらいいなと思っているのですが、成長思考の環境にいるとそれについていけない自分はダメな人間なんじゃないのかなって思い悩んでしまうことがどうしてもあって、あっ、ごめんなさい、話していたらなんだか涙が出てきそうになっちゃいました」などと話すものだから、帰り際、全人類を代表してわたしは彼女にハグをした。そして、非常に阿呆な言い方になるけれど「俺、いま、すごいいい仕事をしている」と思った。このひとと出逢うために今日という日はあったのだ、と、そう思える瞬間の中には人生を肯定する力がある。

 

『坂本布なぷきん製作所(普通の日用)』

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今回のわたり食堂には、子宮委員長はるちゃんが遊びに来てくれた。幅広い年代層の女性陣に大人気の彼女は、当日も参加者のみなさまに囲まれて「御まん託」なるものをエンドレスで授け続けていた。はるちゃんが一言言葉を発する度に、周囲の女性陣が熱狂をする。わたしは、それを側から見ながら「すげえな」と思っていた。そんなはるちゃんが、わたり食堂のお土産に布ナプキンなるものを二枚もご贈呈してくださった。男のわたしがこれを配布するのもどうなのかなとは思うものの、先着2名様限定になりますが送料無料でお譲りいたします。これもある種のひな祭りの贈り物、ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。

 

※※※ こちらのなぷきんは、新潟県にわたりました ※※※

 

『人生は廻る輪のように』

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今回の「わたり文庫無料郵送の一冊」は、エリザベス・キューブラー・ロス著作『人生は廻る輪のように』です。こちらの本は、世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の自伝になります(本書解説より引用)。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、東京都にわたりました ※※※

 

ヒトラーが各地につくった悪名高い死の工場のひとつ)マイダネックであたまに浮かんだ疑問のすべてにたいして、ゴルダはゴルダの流儀で答えてくれた。わたしはマイダネックにくるまで、人間の潜在的な凶暴性について、ほんとうにはわかっていなかった。だが、貨車に山積みされた赤ん坊の靴をながめ、微かなとばりのように空中に漂う死の異臭を嗅ぎさえすれば、人間がどれほど残虐になれるものかは容易にみてとれた。それにしても、あれほどの悲惨な経験をしながら憎しみを捨て、ゆるしと愛を選んだゴルダのことは、なんと説明すればいいのだろうか。

 

ゴルダはその疑問にこういって答えてくれた。「たったひとりでもいいから、憎しみと復讐に生きている人を愛と慈悲に生きる人に変えることができたら、わたしも生き残った甲斐があるというものよ」

 

わたしは了解し、来たときとは別人になってマイダネックをあとにした。人生を最初から生きなおすような気分だった。ー エリザベス・キューブラー・ロス『人生は廻る輪のように』【角川文庫】

 

【参考HP】わたり食堂・わたり文庫

 

生きることを諦めてしまわぬように。

西明石駅から徒歩20分程度の場所にある青龍神社に足を運ぶ。わたしは、昔から自分の背後に青龍のような存在を感じていて、青龍は常に「金の心配はするな」と囁いている。つまらない真似さえしなければ、衣も食も住もあらゆることも、大概のことはどうにかなる。だから、余計な心配をするくらいならお前がやりたいと思ったことを貫け。恐れることは何もない、ただ、お前の好きなように生きなさい。そんなことを青龍は囁き、わたしは、青龍の存在を盲信し続けてここまで生きてきた。現在の年齢は31歳で、これまではどうにかなってきたけれど、これからもどうにかなるのかはわからない。もしかしたら、来月の今頃にはどこかの路上で野垂れ死んでいるのかもしれない。しかし、物凄い大きな意味では「何が起きても大丈夫なのだ」という妙な安心感が根底にあり、この場所に戻ってこられる限り平常心を維持することができる。

 

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青龍神社の空は青く、空気は澄み渡っていた。

 

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小沢健二の「天使たちのシーン」を聴きながら道を歩く。神様を信じる強さを僕に。生きることを諦めてしまわぬように。わたしは、この歌詞がとても好きで、まるでおまじないを唱えるように何度も何度も口にする。これまでの日々を生きてきて、わたしは、いまだ生きることの意味をわからないままでいる。しかし、生きたいと思うことの意味ならば、少しだけわかってきたような気もする。私の場合、それは「好きなひとに好きだと言うため」だ。平易な言葉になるけれど、でも、これしかないんじゃないだろうかとさえ思う。満開の桜が、春の訪れを告げるている。春が来て、氷が溶けて流れ出すように、春が来て、蕾が顔を出すように、東の空から太陽が昇り、一日のはじまりを告げる。わたしは「今日も生きよう」と思う。

 

 

人生は続く。

 

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