いばや通信

ibaya≪いばや≫共同代表・坂爪圭吾のブログです。わっしょい└( ^o^ )┐

精神性を磨く。

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茨城県在住の男性から熱海の家にクリスマスプレゼントが届く。大きな段ボール箱を開けると、中には茨城県産のほしいもが84袋はいっている。わたしは「なんじゃこりゃ!」と驚き、そして、嬉しさを覚える。これは問われているなと思い、私とほしなさんで『【HIM84】わたりサンタ 〜今夜、あなたがほしいもの〜』というイベントを即興的に立ち上げる。内容はシンプルで、ほしなさんの車に大量のほしいも【HIM】を積み、それを欲しいと言ってくれるひとに実際に手渡しで配り続ける配達系サンタクロース型のものになる。

 

熱海の家を車で出発し、横浜駅で「会いましょう!」と約束をしていた女性と落ち合う。私は、ほしいもと花と簡単なプレゼントを片手に横浜駅の中央南改札口に向かう。女性に渡す。女性は「はい、これ」と言って何かを差し出す。その中には、花やわさびや鮫皮のすりおろし道具や佐賀県産の海苔や高級布巾や図書カードやQUOカードがはいっていた。私は、プレゼントを渡しにいったはずだった。それなのに、与える以上に与えられてしまった現実を前にひれ伏した。ここ最近、はな的なサムシングを配り続ける日々を送っていた。しかし、実際にはなを貰う側にまわるのは久しぶりのことだった。女性の思いやりに、ただ、言葉にならない思いがこみ上げてきた。

 

つまらないことを考えるのはやめよう、と。

ほしいもを配っている途中、ひとりの女性から連絡が届いた。私は、最近、ひとと会う前に時間があるときは近隣の花屋に立ち寄り、簡単な一輪挿しを購買してからひとと会う癖がある。先日、こちらの女性とお会いさせていただく前に、私は一輪のカーネーションを購買した。

 

坂爪さん
こんばんは!
今日は干し芋を配っているのですね!
私は今日、江ノ島にいたので、タイミングが合えば藤沢か横浜あたりで干し芋を頂きたかった~!
なんて思いつつ、昨日お花を頂いたばかりなので欲張る心を封印しました(笑)
ここ数日いろいろと考えることがあり、私は何かをするときにすぐ経済効率やコスパということを考えてしまうのですが、
坂爪さんからお花を頂いた瞬間、全ての迷いが吹き飛びました。
つまらないこと考えるのはやめよう、と。
そもそも経済効率を追求したら「生きてること自体が無駄」というところへ行きついてしまうわけだし(笑)
坂爪サンタさんが手渡してくれた可愛いお花が、ダイナマイトのように私の中のつまらなさを一瞬で吹き飛ばしてくれました。
サンタさんというより花テロリストです(笑)
この花の命は数日ですが、これから薄いピンクのカーネーションを見つけるたびに、この日のことを思い出し幸福な気分になれます。
ほんとうにありがとうございました。
今夜は雨が降るようですが、道中お気をつけて、色々なひとに幸福を届けてくださいね。

 

私は、ああ、素晴らしいなあと思った。決して経済効率やコスパ的な概念を否定したい訳ではないけれど、ああ、はなを配っていてよかったと思った。自分が何気なくやっていることが、ただ、そうしたいと思ったからやっていることが、受け取ってくれるひとにとって何かしらの効果を与えることがあるということは、何か、不思議なものを感じる。自分の思惑とはまったく違う所で、ひととひとは、常に影響を与えあっているのかもしれない。私は、前回の記事で「GIVE&GIVE&FORGET」という内容を書いた。忘れていた頃に、咲く、目には見えないはなを見たような気がした。

 

【過去記事】『GIVE&TAKE』から『GIVE&GIVE&FORGET』 - いばや通信

 

受け取ることがプレゼントになる。

花やほしいもを配り続ける日々を通じて「受け取ることがプレゼントになる」ということを痛切に感じた。たとえ、自分が何かを与えたいと思っても、当たり前のことだけれど受け取ってくれるひとがいなければ成立をすることはない。プレゼントを貰うひとは「ありがとうございます!」と言ってくれるけれど、与える側としては「こちらこそありがとうございます!」という気持ちになる。これは、精神的なバトンリレーに似ているのかもしれない。自分が素晴らしいと思うものは、自分ひとりが抱えているだけでは決して広がることはない。誰かを通じて、自分が素晴らしいと思うことを同じように素晴らしいと感じてくれる誰かを通じて、思いは伝播していく。

 

茨城県から届いたほしいもの残りは、まだ、熱海の家にある。ここで、誠に突然ではありますが、このほしいもをブログ読者の方々に無料で郵送をいたします【先着10名様】。おひとりさま一袋程度になるのですが、また、応募締め切りはクリスマスである本日限りになる(数に限りがあるためにすべての方々に郵送できるかどうかはわからない!)のですが、もしも「自分もほしいもが食いたい!」と思ってくださった方は、何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には、70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

また、ここ数日の間に、ここでは紹介しきれないほどの様々な贈り物が熱海の家に届きました。たくさんの贈り物を貰う、という話をすると「みんなお金持ちなんだねえ」みたいなことを言われることが稀にあるのですが、これだけは言いたい。贈り物をしてくださる方は、決して収入が多い方々ばかりではなく、たとえ収入は少ない中でも自分なりの最大限の思いを乗せて、形のあるものを通じて気持ちを届けてくださる方々はたくさんいます。そのような贈り物を、私は、とてもじゃないけれど無碍に扱うことはできない。贈り物をいただく度に「しっかりと生きよう」と、調子に乗りかけていた自分を調律することができます。そして、これらの品々を自分ひとりだけで占有するのは何かが間違っていると思い、12月25日から31日まで熱海の家を開放することにしました。主催者不在の時間帯も多分にあるとは思われますが、読みためていた本がある方や、都心の喧騒を離れて静かな時間を過ごされたい方など、どなたでもお気軽にお越しください。

 

【イベント詳細】わたり文庫@熱海

 

わたり文庫『母』

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今回の「わたり文庫無料郵送の一冊」は、三浦綾子著作『母』【角川文庫】です。クリスマスということでクリスチャンの方々の本を紹介することの多かったこの時期ではありますが、三浦綾子さんの本は私が中学校時代から愛読をしておりまして、なかでもこの本は塩狩峠に並んで『坂爪史上ベスト10には入る日本の小説』になります。まだお読みでない方は、是非、この機会に(年末年始のお供に)手にとってみてください。ご希望される方は、何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡をいたします。

 

※※※ こちらの本は、兵庫県にわたりました ※※※

 

少なくとも、人間たる者は、
医者になるとか、
政治家になるとかいう目標よりも、

どんな生き方の医者になりたいとか、
どんな生きかたの政治家になりたいかを、
問題にすべきではないだろうか。

いてもいなくてもいい人間をこの世に作り出すほど、神様は暇人じゃないし、馬鹿じゃない、愚かじゃない。

日頃自分が恥ずかしいと思っていることが、本当に恥ずかしいことなのか、恥ずかしいと思うこと自体が恥ずかしいことなのか、よく見極めて生きたい。

包帯を巻いてあげられないのなら、むやみに傷口に触れてはならない。

ほんとうに人を愛するということは、その人が一人でいても生きていけるようにしてあげることだ。

受けて立つより仕方のないのが、人生のような気がする。

長い間その人を慰め、励まし、
絶望から立ち上がらせる言葉を、
胸にたくさん蓄えておかねばならない。

一生涯使っても、
使い切れぬほどたくさんに。

 

 【参考HP】わたり食堂・わたり文庫

 

精神性を磨く。

昨日、湘南江ノ島の海岸で「大相撲Xmas場所」というイベントが開催された。五右衛門風呂【命の湯】を設置するためだけに三重県から下道18時間かけて軽トラで来てくれた20代の男性や、相撲部に所属していた男性が我々に稽古をつけてくださったり、小学生や中学生の女の子たちも遊びにきてくれた。なかでも、中学生の女の子が参加後に書いてくれたブログ記事が非常に素晴らしいもので、私は「怖いけどやる」者の勇気を前に感服をした。勇敢さは伝播する。ひとりの人間が勇気を振り絞って何かを行う時、そのひとのエネルギーに触れた周囲の人間にまで、前向きな力を与えることがある。

 

【参考記事】怖いけどやる - ★Erikaのブログ★

 

イベントなどに足を運ぶと、震えながら声をかけてくださる方々と出会う。私は思う。多分、いま、このひとはとんでもない勇気を振り絞って声をかけてきてくれているのだろう、と。家を出るまでの間に、この場所に実際に足を運ぶまでの間に、様々な葛藤や逡巡があったと思う。やる理由よりも、やらない理由を見つけることのほうが圧倒的にたやすかったはずだ。そうであるにも関わらず、いま、こうして実際に自分の目の前で自分の思いを真っ直ぐにぶつけようとしてくれるその態度が、その勇敢な思いが、胸を打つ。全力でぶつかってこようとしてくれるひとには、私も、全力で返したいと思う。リアルに会うに越したことはないけれど、多分、熱海の家に何かを届けてくださる方々や、私に連絡を送ってくださる方々も、普段はなかなか出すことのない類の勇気を振り絞って、連絡をしてくれているのだと思う。

 

そういうことに思いを馳せる時、私は「しっかりと生きよう」と思う。この人生の中で出会える人間の数には限りがある。その中で、目の前にいる人間とこころを交わせるということは、奇跡とも呼べる巡り合わせだと思う。しっかり生きるとはどういうことなのか、まだ、私にははっきりと掴むことはできていない。ただ、自分が素晴らしいと思うひとと実際に出会った時に、恥ずかしくない自分でありたいと思う。もっと、自分という存在を磨き上げてみたい。精神性の高みと呼ばれるものがあるならば、どこまで飛翔できるのかを見てみたい。その場所には、何があるのだろうか。何が見えるのだろうか。何が聞こえるのだろうか。何が感じられるのだろうか。自分自身の純度を高めて行くということ、私は、自分を透明なものにしていきたいと思う。

 

 

人生は続く。 

 

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静岡県熱海市伊豆山302
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
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