読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いばや通信

ibaya≪いばや≫共同代表・坂爪圭吾のブログです。わっしょい└( ^o^ )┐

世界を変えるのではなく、世界を増やす。

f:id:ibaya:20160120081046j:plain

前回のブログ記事で「名古屋から熱海に来たいのだけれどお金がなくて困っている女性がいる」という旨の投稿をしたところ、尾張一宮在住の男性から「もしもよろしければお連れすることが可能です」という連絡が届き、一時間後には問題が解決した。さらに、三重県から来たいと言ってくれた女性二人組も同乗することになり、車内は満席となった。また、口座番号を記事上で晒してしまったものだから、様々な方から「振り込みましょうか?」あるいは「既に振り込みました!」という、よろこびの涙がちょちょぎれ(古)る連絡も届いた。


自分の情報をオープンにしていると、何かしらの形で自分を騙して罠に嵌めようとしてくる人がいる。そのため、口座番号などの情報は削除をした。ただ、それでもひとつだけ言えることは「ひとは優しい」ということだ。合言葉は「Don't be afraid, but be careful!(注意深く!でも、恐れないで!)」であり、人間は優しいという前提で生きるのか、人間は信頼に値しない、常に警戒が必要な存在であるという前提で生きるのかで、その後の生き方は大きく変わるような気がしている。


f:id:ibaya:20160120073929j:plain

1月18日(月)に、新潟市西区にあるイロハニ堂さんという素敵なカフェ(一階はツルハシブックスさんという、これまた素敵な本屋さん)で「出張!わたり文庫」を開催した。わたり文庫とは、無理やりにでも誰かに読ませたい本を結集して、それを次から次へとまわし続けていく循環型の図書館(?)です。図書館とは、必ずしも特定の場所をさすのではなく「人と本があれば、それが図書館である」ということにしている。


非常に有難いことに、店舗の一角に「わたり文庫コーナー」なるものを設置してくれていた(感激!)。新潟在住の方で、無理やりにでも誰かに読ませたい本をお持ちの方は、是非、おすすめの本と一緒にイロハニ堂さんまで足を運んでみてください。店主のSカノさんは神様です。中島義道の本が大量に置いてある点も妙にツボです。一階のツルハシブックスにも、近所の大学生の方々や、全国から足を運んで来るお客様で連日賑わっております。


f:id:ibaya:20160120091848j:plain

熱海に戻ると、たくさんの荷物が届いていた。ひとつは「本を読むだけではなく、自由にみんなで絵とかも描ける場所になればいいなあと思って!」という言葉と共に置かれていたスケッチブック&クレヨンで、驚いたことに、私が主人公(?)の手書きの絵本(!)が描かれていた。これには度肝を抜かれてしまった。優しいイラストには、見る人の心を和ませる力がある。絵本の内容があまりにも素晴らしかったもので、このブログ記事の最後に全文(?)を掲載しました。

f:id:ibaya:20160120080642j:plain

神奈川県のTさんからは、手作りのローズマリー軟膏(!)が届いた。手紙には「封筒に入っているものは、私が作ったローズマリー軟膏です。作ったきっかけは、3年くらい前から右手の中指が手湿疹になってしまい、いつも水疱ができて破れては広がり、夜中、かゆみで起きるほどでした。皮膚科に行ってもステロイドを出されるだけで一向に良くならないので、たまたまネットで知ったローズマリー軟膏を期待せず、悟空のような気持ち『やってみっか!』という感じで作ってみたのです。私の家の庭にローズマリーがモサモサと生い茂っていたので『これは…!作ってみろってことだろう』と思いました」と書かれていた。

無水エタノールローズマリーを二週間つけ込んで、二週間後、このローズマリーチンキをワセリンと混ぜ、湯煎でゆっくりとアルコールを飛ばしていくのです。
(このローズマリーチンキは、とても深い緑色で宝石のように美しいのです。ローズマリーは「神様からの贈り物」というのは本当だと思いました)
アルコールを飛ばして、固まるのを待てば出来上がりです。大した工程ではないのですが、作り終わるとすごい達成感なんですよ!!一応、せっかく作ったのでと思い、指にぬって過ごしていたら三週間少しで、ゾンビのような茶紫色の指が、腫れて太くなった指が、かゆみもなくなって治ったのです。人前に出る時は指先がボロボロで恥ずかしくて第二関節を曲げてヤクザのようにしていたのに、ようやくカタギになったような気持ちでした。まだ完治はしていませんが、快方に向かっています。
このことを友人に話したら「私も欲しいな、いいな〜」と言っていたので、今回、第二弾を作りました。友人にプレゼントしようと考えた時、圭吾さんにもプレゼントしたくなり、心を込めてこしらえました。手荒れにはもちろん、リップクリームとしても使えます。また、ローズマリーに含まれるウルソール酸はコラーゲン繊維損傷の修復・改善の効果があるそうでアンチエイジングにもなるそうです。圭吾さんにも使っていただけたら嬉しいです。長くなってすみません、最後まで読んでいただきありがとうございます。
いつまでもお元気で。最後に、そこからみえる海や景色の写真、これからも沢山アップしてくださいね。いつも楽しみにみています!

坂爪「使います!(キリッ!)」

f:id:ibaya:20160120080652j:plain

福岡県のMさんからは、ロウソクが届いた。

突然のお手紙失礼します。いつもFacebookで拝見しておりますが、やっと少し落ち着ける場所ができたようで勝手ながら少しほっとしております。坂爪さんがあまりにも私利私欲がないので、もう少し自分の為に使えばいいのにと思うのと同時に、自分も何かできないかなと思い今日はロウソクを送らせてもらうことにしました。
このロウソクはもともと去年誕生日に友人からもらったものなんですが、使ってみるととても気持ちが落ち着きとてもよかったので最近イライラしていた別の友人に送ったところとても喜んでくれました。それで、これは自分の所にあるよりも他の人に使ってもらった方がいいんじゃないかと思いました。坂爪さんが使っていただいてもいいし、欲しい人が持っていっても好きにしてもらってかまいません。本は、いつか自分の手で持っていきたいと思います。
それから私は絵を描いたり、ものを作ったりすることが好きなので、もし何かお役に立てそうなことがあれば、できる限り力になりたいと思っています。私は力もお金もありませんが他のことでも何かできることがあればご連絡ください。
お体の方は本当に大事になさってくださいね。

坂爪「使います!(キリリッ!)」

f:id:ibaya:20160120073547j:plain

あまりにもたくさんのプレゼントが届いたために、我が家は「善意のかたまり」になった。これはもう、自分のために使うのは恐れ多いので、自宅の裏の畑にあるボロボロの物置き(約2畳)を改装して、(母屋の方は完全に開放して)私はそこに暮らせばいいのではないだろうかと思っている。私はあまりにも無力なために、誰か、物置を改装してくれるひとを募集しております。

f:id:ibaya:20160120073557j:plain

自遊空間と名付けた。

f:id:ibaya:20160120073619j:plain

畑の裏には川が流れる。

f:id:ibaya:20160120080708j:plain

情緒豊かな階段もある。

『さよならの先』

f:id:ibaya:20160120075957j:plain

今回の「わたり文庫無料郵送の一冊」は、埼玉県所沢市在住Sさんから届いた志村季世恵『さよならの先』です。Sさん曰く「涙なくして読み進めることができないこの本は、切なさとあたたかさの両方を味わわせてくれます。そして、人っていいな〜とも」とのこと!ご希望される方は、何かしらの形でご連絡をお願いいたします。ちゃっかりと私が読み終わり次第(役得)、早急に郵送いたします。また、現状、坂爪圭吾はWi-Fi乞食であるためにすべてのメールに返信出来ない可能性もありますが、何卒、ご了承いただければ幸いです。たまに怒られてしまうこと(「主催者なのにその対応は何だ!」など)があるのですが、どうか、私を怒らないでください。

※※※ こちらの本は、広島県にわたりました ※※※

世界を変えるのではなく、世界を増やす。


1月15日(金)に、法人としてのいばやは解散した。理由は単純で「役割を終えたから」であり、もっと正直に言うと「いばやというもの(いばやの坂爪圭吾という状態)に飽きてしまったから」でもある。自分たちで設立した『いばや』というものに、周囲に飽きられるよりも先に、自分たちが飽きてしまったのだ。誤解されると困るが、いばやなんてやらなければよかったということではない。いばやは最高で、この二年間半の月日は、宝石のように燦々と光り輝く記憶を残してくれた。


そしていま、私たちは『次に行きたい』と思っている。それは『新しい選択肢を提示したい』という思いにもつながるのかもしれない。言い換えるならば『世界を変えるのではなく、世界を増やす』ということであり、破壊と創造という大袈裟な言葉とは少し異なる、いままでの何かを否定して修正しようとする訳でも、何かをまるごとひっくり返す革命を起こそうとするものでもなく、ただ、静かにこっそりと『新しい世界を増やす』ための、遊びにも似た活動をしていきたいと思っている。

世界に馴染むことができないのであれば、自分で新しい世界を作り出すことも出来るのだということ。その過程において、苦しみ、傷つくこともあるかもしれない。ありのままに生きるということは、傷つかないで済むということではなく、傷つきながらでも自分であり続けようとすることだ。その傷を通じて、自分の身に纏った錆や古い観念のシステムが削り落とされていく、透明に、純度の高い存在になるために、傷つくことを避けては通れないのだろう。


『ぼくはけいご』


f:id:ibaya:20160120083210j:plain

f:id:ibaya:20160120083221j:plain

f:id:ibaya:20160120083235j:plain

f:id:ibaya:20160120083247j:plain

f:id:ibaya:20160120083257j:plain

f:id:ibaya:20160120083320j:plain

f:id:ibaya:20160120083330j:plain

人生は続く。

静岡県熱海市伊豆山302
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
TEL 07055527106 LINE ibaya
MAIL keigosakatsume@gmail.com
広告を非表示にする