残り二日。昔は、人間が嫌いで人間が好きだった。だが、最近は「人間が好きだ」と真っ直ぐに思える。自分が自分をどう思うかが、世界に映し出される。おとなになるということは、自分からひとを愛していけるようになることなのだろう。人から好かれる人には、共通点がある。それは、きっと「人を好きになることが好きな人」だ。誰かを嫌いになることよりも、誰かを好きになることが、好きなひとだ。
大前提として、あらゆるものは「楽しむため」にあるのだと思う。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2019年12月29日
みんなと同じことができない自分を責めるためではなく、みんなと同じことができない自分を楽しむために、生きているのだと思う。
あらゆるものは、楽しむためにある。 - いばや通信 https://t.co/lT5M1SSynN
おおまかなスケジュール
1月1日(水)Rest Inn Peace【無料の宿屋】OPEN@神奈川県横浜市港北区
1月8日(水)19時 THE PRESENTS DEBUT LIVE@東京都渋谷区『La.mama』
1月14日(火)19時 THE PRESENTS アコースティックLIVE@東京『曼荼羅』
2月9日(日)12時 THE PRESENTS LIVE@名古屋『Salon jardine art gallery』
2月14日(金)19時 THE PRESENTS presents「PRESENTS is HERE」@大阪
SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu
あなたはもうひとりのわたしです。
今日、漫画を読んでボロ泣きした。新幹線の中だった。人目を憚らずボロ泣きした。こんな体験は久しぶりだ。琴線に触れた。そうとしか表現できない出来事だった。気持ちよかったし、嬉しかった。自分の腹が括られるような瞬間だった。ボロ泣きの理由を、自分なりに言語化したい。私は、今、音楽をやっている。なぜ、自分が音楽をやりたいと思ったのか。その思いが、具現化されたような瞬間に立ち会えた感動に溢れ、ボロ泣きをしたのだと思う。それは、こんな言葉で表現できる。
お前の辛い思い出なんて、俺が音楽で殺してやる。お前の苦しい思い出なんて、俺が音楽で燃やし尽くしてやる。悲しい出来事がささいなことに思えるくらい、お前を遠くまで連れて行く。そして、いい思い出として生き返らせてやる。
昨日、夢を見た。大きなステージで演奏する夢だった。私は、夢の中で「○○があるから、俺たちは大丈夫だ」と言った。強い確信があった。私はこれを知っている。夢の中で、そう思った。目覚めた瞬間、その『○○』の部分を忘れてしまった。忘れたことを悔やんだが、近い未来、すぐに思い出せる。そんな予感があった。おそらく、これから、全部変わりゆく。変わると言うより、本当の『本当』に戻る。自分が、ずっと知っていた未来に帰る。それは、辿り着くというものとは違う。この感覚は「ワープをする」という表現が、近い。努力を重ねて辿り着くものではなく、意識ひとつで、あっという間にワープをした先に拡がるものが、懐かしい未来だ。
人を好きになることを、好きになろう。
昔は「夢を持て」という言葉が、苦手だった。おとなから褒められるための夢、誰かに強制されたような夢、メディアに煽られて抱くような夢を生きるくらいなら、無目的に死にたいと思っていた。だが、今は、違う。私は、私の夢を生きたいと思う。本当に欲しいものは、絶対に与えられる。だから、手を伸ばすことを諦めちゃいけないのだと思う。自分にはこの程度がちょうどいいとか、こんなことを望むこと自体が間違っているとか、自分で自分の欲求を押し殺してしまっては、ダメだ。
青臭い思いだが、私は、ひとりひとりがもっと生き生きと生きられる世の中を望む。だからこそ、人間が抱く「生きたいと思う力」に賭けたいと思う。どれだけ冷めているように見えるひとも、どれだけ拗ねているように見えるひとも、どれだけ自信がなくて臆病で、意気地がなくて理解者は少ないとしても、それでも「本当は、生きたくて生きたくて仕方がない」部分が、誰にでもあるのだと思う。だから悩み、だから求める。悩むことは、苦しむことは、生きたいと願う最大の証明だ。
なにかを好きになることは、傷つくかもしれない恐怖を伴う。だが、傷つくことがあったとしても、自分がそれを『好き』だと思う気持ちは、同じままだ。私は、好きなものを好きだと思う、自分のことが大好きだ。 みんなが自分をどう思うかは、実は、それほど重要じゃない。自分が『好き』だと思う気持ちが、自分を信用する糧になる。その気持ちがあれば、何度でも、何度でも、戻ってくることができる。だから、恐れることなどなにもない。諦める必要など、どこにもないのだと思う。
人といると疲れるんじゃなくて、我慢すると疲れるだけ。人が嫌いだって結論を出すのはダメ。それはただ、我慢することが嫌いなだけ。愛想笑いが嫌いなだけ。我慢させやがってとか愚痴るのではなく、ただ、我慢をしなきゃいいだけ。言いたいことを言えばいいだけ。言えない場所からは離れればいいだけ。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2019年12月30日
坂爪さん、はじめまして。
長年にわたり、いばや通信を読ませていただいております。
いつも、何かに赦され守られているような気分になりました。
ありがとうございます。年内に一言お礼をお伝えしたくて、メールしました。
まもなくブログは閉鎖されるとのこと。
全頁を印刷したいくらい寂しいですが、坂爪さんも急激に脱皮されている最中ですし、
自分の記憶に、刻んでおこうと思います。多分、大切なことは忘れないと思います。
純度のお話で三歳児の喩がありましたが、飛躍するなら
日本の神様の真性は赤ちゃんではないか、くらいに思っています。
特にイザナギは、嘘や裏表がなくて、ただ心の赴くままに
行動している。善悪や体裁は介在しない。嬰児そのもの。
アマテラスはスサノオの行状に衝撃を受けて引きこもったのではなく、
弟を庇って自分の純度を濁らせたから、心に傷を負った、
そんなふうにとらえています。
坂爪さんの言葉から、なぜこんなに自殺者やうつ病が多いのだろう、と
つらつら考え、嘘や欺瞞を強いられる環境が、人間の持つ真性を歪曲し
濁らせるからかな、と思ったりもします。
坂爪さんから発せられる、嬰児のような純粋さが多くの人たちに拡張し、
そこからじわじわと伝播・交換されていくのだろう、
そう考えたら2020年が楽しみになりました。
ところで、しいたけ占い。自分の星座(おひつじ座)を見たら
坂爪さんのことをイメージして書いているのかと思いました。
https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake2020-h1/contents/01aries/
いろいろ気持ちが走りすぎ、文章がまとまらず失礼しました。
坂爪さんと、坂爪さんの愛するものすべてが豊かでありますように。
感謝を込めて。
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu