いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

応援したものから、応援される。

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奄美大島で開催された著名人のパーティーに呼ばれた。主催の方から「男性文筆家の中で坂爪さんが一番好きです」と連絡をいただき、嬉しいことを言ってくれるじゃないかと思って参戦した。会場には逮捕されていたはずの芸能人がいたり、米国のプレイボーイ誌公認のバニーガールがいた。要するに派手だったのだが、ああ、俺はパーティーが苦手だったと気付いて奥の席で三浦綾子の文庫本を読んでいた。

 

おおまかなスケジュール

12月20日(月)東京

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

世界は突っ込みを待っている。

会場にやたら自分は忙しいアピールをする人物がいた。やることをたくさん抱えている=自分は価値のある人間だ、とでも言いたい感じだったが逆効果だと思った。忙しいアピールは、自分は無能であると宣言しているだけだと思う。いちいち忙しいと言う意味がわからない。時間がないなら、忙しいと口にする代わりに短時間でも充実した時間にするために相手や目の前の出来事に愛と集中を注いだ方がいいと思う。謎の忙しい宣言は、私には「あなたを大切に扱う余裕がありません」と言っているように見えた。「誰か、忙しい私を認めて!褒めて!尊敬して!」と言っているようにも見えた。全体的に幼児的で、ああ、この人はきっと仕事ができないのだろうなと思った。一緒にいるだけで、自分が軽く扱われている不快感を抱いた。

 

私の顔を潰すような真似をしないで、と言っている人もいた。顔を潰す。面白い言葉だ。誤解を恐れながら書くと「その程度で潰れる顔ならとっとと潰れてしまえ」と思った。他人の評価一つで潰れる程度の世間体なら、とっとと潰れた方がいい。そんなものを守るために生きる人生全般は虚無だし、くだらない。見栄とプライドに生きる人々を眺めがら「世界は突っ込みを待っている」と感じた。突っ込みどころの多い彼らは、多分、全身全霊をかけてボケているのだ。だからこそ、的確な突っ込みを入れることでギャグが成立する。漫才の突っ込みは一種の神風特攻隊である。せっかく華やかな場所に来たのだから、よし、俺も華やかに散ろうと思った。

 

死ねる機会を探していたら、ある女性が「親の役割はこどもに安全と安心を与えることで、安心と安全は金で買える。だから金を稼げばいんだよ」と豪語した。いまだ、と思って「○○さん(その人の名前)は、安全と安心があるのですか?」と突っ込んだ。最小限の言葉で最大限の効果を生むために、この一言に己の全神経を集中させて彼女を精神的にぶっ殺すくらいの勢いで静謐に苛烈に突っ込んだら、彼女は号泣した。私は「よし」と思った。ごめんなさいだけど俺はこういうことをやる人間で、こういう人間をこの場に呼んだお前が悪い。実は、その日はこの人の誕生日パーティーだった。だから、誕生日なのに角を立てるような真似をしちゃいけないよなとも当然思った。だが、私は、この人に呼ばれたのだ。だったら、自分全開で接する方が礼儀だと思った。誕生日だからと無難に済ませるのではなく、誕生日だからこそ「これが俺からのプレゼントだ」と、思ったことを真っ直ぐに言った方がいいと思った。結果、色々、破滅した。空間は凍りついたが、爽快な破滅だった。

 

応援したものから、応援される。

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散々悪態をついたが、最終的にバニーガールの女性と美容師の男性と仲良くなり、一緒に東京に来た。奄美大島キリスト教の関係は深い。私は頻繁に道に迷うのだが、教会の静謐な雰囲気に幾度となく助けられた。年の瀬だし、陰が極まり色々と大変な人が多い。明るい時に飛び込めるパーティーやクラブなどの場所は多いが、暗い時に飛び込める場所は少ない。そんな時、教会や寺院の存在は心の拠り所になる。クリスマスも近いし「俺が教会になろう」と思った。奄美大島の名瀬清心教会の懺悔室は当然懺悔をする場所だが、不思議と心落ち着く空間である。誰にでも、誰にも話せないことの一つや二つはもっている。世間的には成り上がることをよしとする風潮もあるが、成り下がることも重要だ。誰にでも哀しみがあり、誰もが淋しさを抱えて生きている。そういう「命の共鳴」みたいなものがあれば、慰められる魂がある。人間共通の哀しみみたいなものに触れた時、感じるものは温もりだ。

 

昼の奄美大島は二十度を超えるが、夜の東京は極めて冷える。東京に着いた瞬間、勝手に戦闘モードになる。奄美で緩んだ体が、東京に来るとシャキッとするのだ。この感覚は嫌いじゃない。様々な場所に足を運んで「どこが一番好きですか?」と聞かれるが、東京だ。東京に一番やりがいを感じる。東京にこそ、心の拠り所が必要だと思う。心の拠り所とは弱さを出せる場所だ。弱さを認められる場所だ。弱さを出すことは弱さではない。弱さを出せないこと、弱さを認められないことこそが弱さであり、危うさであり、脆さになる。曝け出した弱さは強さに変わる。強さとは、互いの弱さを補い合える関係性を世界と築くことだ。信頼関係を築くことだ。

 

自分のボディを教会と称して、全国津々浦々呼ばれた場所に移動するモバイル牧師になりたい。免許も資格も何もないし、パーティークラッシャー的な側面もあるが「それでも会いたい」という方がいたらご連絡ください。鹿児島在住の女性から連絡が届いた。「坂爪さんこんばんは。一昨日『あなたが大切にしているものの応援をあなたは受けるものなのです』と聞きました。人を大事にすれば人に応援されるし、言葉を大事にすれば言葉に応援され、身体を大事にすれば身体に応援され、お金を大事にすれば、お金に応援される」。自暴自棄に陥り自分も他人も大事に扱えない時期が誰にでもあると思うが、体は、心は、魂は、金は、花は、人は、命は、大事にされることを望んでいる。いつだって、我々を応援する準備は整っている。

 

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坂爪さん、こんばんは✨

 

今日は一段と寒いですね⛄️

 

ブログやインスタ、noteなど日々楽しませていただいています💓

 

私は寒い時や眠い時、お腹が減っている時などには一切の知的活動が停止する人間なので、
寒さの中でなお一層輝く坂爪圭吾という人間の光に感動しております。

最近で特に心に残ったのは寒い寒い夜に震えながら詠んだであろう詩と、
「君が無価値なら全部無価値だ」の一言です。

 

一昨日『あなたが大切にしているものの応援をあなたは受けるものなのです』と聞きました。

 

人を大事にすれば人に応援されるし、
言葉を大事にすれば言葉に応援され、
身体を大事にすれば身体に応援され、
お金を大事にすれば、お金に応援される。

 

坂爪さんの夜が、
あたたかいものでありますように。。💓

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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