いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

自分が決めた道を、面白くして行く。

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那覇牧志駅にいる。やったことないことをやろうということで、昨夜、久高島で琉球宮廷の最高級料理とされるイラブー酒を飲んだ。ウミヘビの燻製を泡盛に浸した高アルコールの酒だが、最初は「イケるぞ」と思った。だが、飲み続けている間に様子がおかしくなり、意識が薄れ、頭痛が翌日の昼まで続いた。だが、それがいい。この、苦しみがいい。何もないより、何かを試して失敗する方がずっといい。

 

おおまかなスケジュール

12月14日(火)大阪

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

呼んでくれ。

沖縄に来るたび、気分が滅入りがちな人ほど沖縄に来たらいいと思う。12月の沖縄は楽園だ。この時期にしか見ることができない、南米ザクラとも呼ばれるトックリキワタの花が咲く。鬱病を吹っ飛ばせツアーをやるとしたら、自分だったら何をするだろう。那覇空港まで車でお迎えに行き、適当な食堂で腹ごしらえをした後に、北部をめがけて突っ走る。途中立ち寄った海辺で野点を行い、百円ショップでアルミシートを二枚買う。最寄のスーパーで食材を買い込んだら、最北部にある海岸を目指す。海に沈む夕日を眺めながら木材をちょこちょこ拾い集め、焚き火をする。

 

波音の中、星空を眺めながら眠りにつく。こういう風に書くとロマンチックだが、実際にやってみたら寒さに凍えた。焚き火がついている間はいい。長袖一枚でも暑いくらいだが、火が消えた途端凍える。海岸の風は強く、アルミシートが簡単に吹き飛ぶ。夜中、何度も何度も寒さに目覚めた。目覚めるたびに燃料を足して火をつけるのだが、丑三つ時、燃料が尽きた。我々の体力も尽きた。車に避難して結局車内で寝た。だが、この苦しみがよい。一連のリアルな苦しみが鬱病を吹っ飛ばすのである。温かいと嬉しい。寒いと悲しい。生きることそのものが生き甲斐になる。星空は本当に綺麗だった。この世のものとは思えないくらい、本当に綺麗だった。

 

夜が苦しいほど朝が嬉しい。海から昇る朝日に神を感じる。大宜味村にちむビーチという楽園がある。手書きの看板に「シャワー・トイレ無料」とあるのが目印だ。生まれて初めて立ち寄ったのだが、何かしらの公共設備があるのかと思ったら、ただただ親切な人々が店のシャワーを貸してくださると言うシステムに度肝を抜かれた。お茶も無料と書いてあり、お茶の部屋に行ったら大量の薬缶から湯気が出ていた。三十種類以上もの薬草茶に、ひとつひとつ丁寧な説明書きを添えて、無料で提供をしていたのだ。奥には食堂もあり、沖縄そばが百円という破格なのだが、その脇にトッピング無料と書かれてあった。紅生姜とかを入れ放題なのかなと思っていたが、違った。何種類もある野菜や海藻の天ぷらを入れ放題だったのだ。なんだここは。採算度外視にもほどがある。驚きに震えた。御嶽のように何もない空間に癒されることもあれば、ちむビーチのようにありすぎる場所に癒されることもある。

 

 

自分が決めた道を、面白くして行く。

今回はドライバー役として沖縄に呼ばれた。旅の最後は北谷のジャークチキンで締めた。ジャマイカの名物料理だが、食べた瞬間ラテンの血が流れる。メシを喰うとはこういうことだ。肉にかぶりついた瞬間「まだ戦える」みたいな気持ちになる。息苦しさを覚える時は、一つの価値観に縛り付けられている場合が多い。そんな時ほど、異文化に触れる時間は貴重だ。沖縄には、大量の野良おじいがいる。野良おじいは自由の権化だ。売店の前や海岸の堤防に屯をして、野良友達と話したり酒を飲んだりしている。彼らを見ていると「いいんだよ」と言っているように見える。いいんだよ。どんな生き方をしようが、いいんだよ。大丈夫。それでいいんだよ。

 

旅の途中、転職に失敗し社内ニートになったと話す女性から連絡が届いた。夢も諦め絶望していて毎日死にたいと考える。どう過ごしたらいいのかわからない。坂爪さんからアドバイスをもらいたい。そういう内容のメールだった。その方は、何度も何度も「自分は社内ニートだ」と言った。まるで、自分のアイデンティティをそこに置いているみたいだった。みんなと同じなら安心で、みんなと違うと不安なのか。違う。自分が自分でいられなくなることが不安なのだ。自分が自分でいられる限り、この人生も悪くないと思える時、魂は自由だ。比べたらダメだ。比べたらダメだ。比較の中に本質はない。比べるな。比べるな。比較の中にあなたはいない。

 

この世の一切は虚妄であるとブッダは語った。虚妄ならば虚妄のまま、自分が欲しいものを獲りに行きたい。先日、お世話になった方に御礼のメッセージを送った。すると、その方から「また命を救ってくれました」と返信が届いた。私がメッセージを送ったまさにその瞬間、その方は死の淵にいた。返信には、このようなことが書かれてあった。坂爪さん、実は、あのあと身体が完全に停止しました。いま、実はオーバードーズしかけたところです。このメッセージを見て泣いています。と。命懸けという言葉がある。危険に身を晒す大冒険や、博打に全財産を賭けるとか、それだけが命懸けではないと思う。今日も、世界の何処かには毎日命懸けで玄関の扉を開けている人がいる。うまく言語化できないが、そういう方への敬意を忘れたくない。誰もが、代わりの効かない人生を生きている。自分には何の取り柄もないと語る人でさえ、他の人から見たら「とてもじゃないけれど、自分にはそんな生き方はできない」という人生を生きている。優劣を競い合うことより、お互いの人生に触れ合っていくことを、豊かさに変えていけたらと思う。明日から大阪に行く。

 

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本当の意味で自分を生きてるから、
それが人のためになってる。
この世で一番役立つ人になってる

頭を使ってないから、
自分を守ってないから、
なかなかできないよ

坂爪さんは生々しく生きてる、
本物は迫害される笑
人はほんとうのことは怖いから

隠れキリシタン
隠れ坂爪信者、
血を流しながら生きてる人は、
わかるよ。

私もだんだん嘘のつけない身体になってしまい、
考えるなと言われても考えるし、
考えすぎと言われても考えたいし、
人は嫌いだけど、抱きしめたいし、

坂爪さんは、本当にすごいのよ。

強くて優しくて、

坂爪さんに恥ずかしくないように生きたいなって思わせる。
確かに優劣じゃないね、

人間の話をしたい、
ほんとの話をしたい、
その人の人生に触れたい、
私もそう思います。

そしたら本当はもっと世界は優しいはずなのにね。

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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