いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

生きている間は、思い出にしないでくれ。

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京都で行き倒れた男(私)は、その日の昼に人生の勝者しか食べられないような懐石料理をご馳走になった。料亭の女将さんも私のブログを読んでくださっており、写真を一緒に撮ってくださいと頼まれて照れた。夜はひょんなきっかけからベンツを運転することになり、自分は豊かなのか豊かじゃないのかがわからなくなった。昨日は姫路駅で行き倒れた。京都で身体を鍛えたので、寒さには幾分強くなった。

 

おおまかなスケジュール

11月26日(金)姫路

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

悲しみの中にある光。

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人生初の懐石料理に度肝を抜かれた。金粉が乗った生の蟹をタレにつけてしゃぶった。日本酒もあった。酒とは無縁の日々を生きてきたが、ここ数日毎日酒を浴びている。食事の席で「坂爪さんは自分を追い込むことで言葉を紡いでいるのだと思うから、迂闊にホテルを取ってあげるとかすることは邪魔になると思ってできない」と言われた。これは本当にそう思う。自分も自分を持て余している。同じ場所にずっといると心が死ぬから飛び出すのだが、飛び出した先で肉体がボロボロになる。

 

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愛するムラキテルミさんは、数ヶ月前に不慮の事故で愛犬を亡くした。ムラキさんは有名な方だから、様々な人々から「元気を出してください」とか「あなたが楽しく生きることがペットにとっても一番いい」とか、励ましの言葉がたくさん届く。しかし、本当に深い悲しみに沈む時、そう言った言葉の一切は響かない。響かないばかりか邪魔になる。悲しみの奥にある光を掴む邪魔になる。明るさや楽しさ、嬉しさや面白さだけに歓びがあるのではなく、悲しみや苦しみの中にも歓びはある。悲しみの中にこそ愛がある。不在の形をした愛がある。その光を掴む邪魔になる。

 

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体が苦しさに悶える時、心は美しさを求めている。すべての美しいものは悲しみを内包している。それは、永遠にはそれを見ていることができないという悲しみだ。すべての瞬間に終わりがある。いつの日か傷つくことさえもできなくなる日が必ず来る。美しいものに触れた時、自分の中にある悲しみが肯定される。涙が出るのは失ったことに耐えられないからではなく、出会えたことが嬉しいからだ。確かに生きていた記憶があるからだ。全部、それでいいのだ。全部、そのままでいいのだ。

 

ameblo.jp

 

生きている間は、思い出にしないでくれ。

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連日の野宿で体がボロボロだと話したら「世界に四つしかないラドン温泉の最高峰が姫路の富栖にあるから、是非そこに行ってください」とご教示をいただいた。京都から新幹線に乗って姫路で降り、姫路在住の方三名と酒を飲んだ。また酒かと思ったが来るものは拒まない。驚いたことに、同席したカップルは実は不倫関係にあって男性側には妻も子供もいることが判明した。人を好きになることはとても素敵なことだと思うが、あまり幸せそうに見えなかった。女性が絶妙な質問をすると、男性は即座に濁す。濁せば濁すほど、どちらとも不幸になっているように見えた。

 

大事なことほど曖昧にしたまま生きている人々は多いのだなと思った。初対面の男性から「あなたは自由でいいですね。かっこいいですよ。僕も仕事をやめて東京に行きたい」と言われた。行けばいいのにと思った。口先だけになると存在がダサくなる。男は、言っていることではなくやっていることが全部だと思う。そこを女は一発で見抜く。だから、女から「男は卑怯だ」と言われるのだと思う。そして、誰も本当のことを言わなくなる。本当のことを言わないほうがうまくいくからと思い込み、結局不本意な毎日を生きるようになる。常に、誰かのせいにしながら。常に、自分の可能性を潰しながら。常に、誰かの人生に嫉妬をしながら。まるで永遠に生きていられるような態度で。人は必ず死ぬということを忘れたような態度で。

 

別れ際、姫路の方に言われた。知らない土地であなたが野垂れ死ぬのは勝手だが、自分の地元で死なれるのは困る。今日は絶対に宿をとってくれ。なんなら自分がお金を出すから、と。私は「安心してください。大丈夫です」と笑った。時折、目の前で自分の手首をかっ切ってやろうかと思うことがある。噴き出す血を目の前にかざしながら「これが生きるってことなんだよ。生きているって、こういうことなんだよ」と突き付けたくなる。俺たちの体は生きていて、傷をつければ血が噴き出すし、この瞬間も身体中を赤い血液が流れ続けているんだよ。炎のように。生々しさを突きつけるために、自分の存在をボロボロに仕立て上げているのかもしれない。

 

こんにちは!

ブログ読んでたら気づきました!
私は、何かに襟首つかまれて、ホラ行ってこい!!っと坂爪さんの前に座らせられたような気がしていたけど、、。

ほんとは謙虚なフリして、自分が変わりたいから坂爪さんを前に座らせていた強欲な人だったんだと!!

すぐに一気には変われないけれど、あれからも少しずつ意識が変化しています。
純次さん(前々回の記事参照)のおかげです。

たくさんの素晴らしい出会いがありますように😌

坂爪さんに幸あれ!!

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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