いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

飛び出せ!どうぶつの俺。

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姫路駅に向かっている。連日の移動で身体的にはボロボロだが、疲れを取る方法は二種類ある。思い切り休むか、思い切り叫ぶか。油断をすると前者ばかり選ぶが、勇気を出して音楽スタジオに篭ると必ず元気になる。よっしゃ、生きてやるぜみたいな気持ちになる。ロードームービーや無謀な旅日記を読むと元気になる原理と同じで、自分の中にある野生が蘇る。ああ、俺は飛び出していきたいんだなと思う。

 

おおまかなスケジュール

11月20日(土)姫路

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

吉と出るか、京都出るか。

昨日、京都でS様とお会いした。S様は話した。坂爪さんの文章はずっと読んでいてなんで自分はちゃんとできないのだろうと自分を責め続けてきた自分を許せるようになって、私には来年社会人になる娘がいるのですが坂爪さんが関西にいることを知って「この人に家に泊まっていただきたいんだけどどう思う!?」って相談したら、娘からお母さんアホちゃうのみたいな顔をされて「なんで知らない人を泊めるの?危険かもしれないよ?お母さんはすぐに人を信じ過ぎるけど世の中はそんなに甘くはないよ?その人に騙されているだけかもしれないよ?」と言われました。

 

S様は続けた。だから私も娘に言ったんです。でもな、私はこの人のブログを五年間とかそれくらい見ていて、ほら、この人は本も出している人なんだよと言いながら坂爪さんの本を見せました。すると、娘は「五年間ずっと騙しているだけかもしれないよ」と言いました。なので、私はどんなことを書いているのか知ってもらえたらと思って本を差し出してみたのですが、娘は「そんな本、読みたくもないし興味もない!!」と言いました。これは家に泊めるのは無理だなと思って、今日はお食事をご一緒できたらと思いました。と。こういったことを出会い頭に言われたので、遠回しにディスられているような気がした。そして、愉快な気持ちになった。

 

これが社会だ。家庭は社会の縮図だ。誰かが「この人を招き入れたい!」と思っても、同居人が反対をすれば不可能になる。当然であり自然だ。人生的にディスられ続けてきた私は、基本的にこの家で弾かれたように社会からも弾かれた。極論、世界が全員娘さんみたいな人々だったら私はとっくに死んでいた。だが、S様のような人がいたからこそ私は命を維持することができている。社会からは弾かれても、個人とは繋がれるのだ。異物の役割は常識に波風を立てることだ。S様との別れ際、私は捨て台詞を残した。私のことを五年間ずっと騙し続けているだけかもしれないと話した娘さんに、家に帰ったら伝えてください。「よく、わかったね」と。

 

飛び出せ!どうぶつの俺。

S様と別れ、次の予定も家も金も宿も生きる希望もないしどうしようかな死のうかなと思っていたら「大阪でごはん食べませんか!」と連絡が届いた。それはもう行くに決まっているではありませんかと返信をしたら、京都在住のT様から「けいごさん!今夜時間があったら焚き火をご一緒しませんか!?」と連絡が来た。私が大阪に行かなければならない旨を伝えると、T様は運転手役をやらせてくださいと名乗り出た。T様は三日前に結婚をしたばかりで、新婦のC様も共に同行することになった。さっきまで死のうかなとか思っていた男の界隈が、突然賑やかになった。

 

車内では「これまでの人生で最高だった体験と、最低だった体験を話そう」と言う話題で盛り上がった。新婦C様の衝撃的な事実が飛び出し、私と新郎は驚愕した。こんなことを書いてもいいのかわからないが、書こう。若かりし日のC様は単身バックパックでインド旅行を計画していた。初の海外ということもあり、C様は緊張していた。何事も経験だ。自分の目で見ることが大事だ。そう思ったC様はたとえインドで死ぬことになっても構わないと腹を決めて航空券を取った。インドに惹かれた一番の理由は、地球の歩き方に載っていた写真だ。その写真があまりにも綺麗で、自分の目で見たいと思ったからだ。インド旅行中、C様は砂漠のように荒凉とした場所で迷子になり、一人、心許なさを味わっていた。すると、目の前から一人の男性が歩いてきた。日本人だ。C様が声をかけると、その男性は快くC様を助けてくれた。どうしてインドに来たいと思ったのか聞かれたC様は「この写真に惹かれたからです」と、地球の歩き方を見せた。すると、その男性が「その写真を撮ったのは僕だよ」と言った。目の前に、自分が長年憧れ続けていた写真の創造主がいたのだ。「そんなことを言われたら好きになっちゃうじゃないですか、で、そのあと私たちは付き合うことになったのです!」と、C様はテンション高めに話した。

 

結婚ホヤホヤの女が新郎の目の前で話す話題じゃねえだろと思ったが、あまりにもドラマティック過ぎたために何も言えなかった。T様は微笑みを浮かべながら、心持ち細目で運転を続けた。私は「最悪の出来事は16歳の時に原付試験に落ちたことで、最高の出来事はその次の日に合格したことです」と言おうとしていた自分を恥じた。ドラマティックな出来事は、自分の世界を飛び出した飛距離に比例をする。「人生とは、何かを計画している時に起きてしまう別の出来事」という言葉もある。とびだせ。動物の俺。生きる意味や何かをする大義名分などを探してしまうこともあるが、大前提としては飛び出したいと思う命の衝動があるだけだ。自分の中にある野生を蘇らせていきたいと思う。その後、結局我々は大阪で一緒に食事をした。大阪での食事に誘ってくださったY様は離婚を経験していて、元旦那さんは現在闘病中の身だ。そんなY様からは、このような言葉で食事に誘っていただいた。

 

おはようございます!

元旦那さんの具合が良くなくて、癌が骨や肺やたくさん転移してるし、薬の副作用で他の臓器も弱って、切除したりな今日この頃ですが、私は存分に遊んでます🔥

行きたいところに行き、会いたい人に会い、見たいものを見て毎日を過ごしています!

 

家を処分してからこの土地に居る必要はないのではと思っていましたが、元旦那さんがホスピス入るか、5年生きるまで近くに居ようと思います。

とっても不器用で、痛い辛い苦しいって言うの苦手だから、言わせて聞き役になります。

現夫婦じゃないのが心穏やかです。看取ることもないし、死亡連絡も来ないでしょう。全然好きじゃないけど愛なのでしょうがないです。

 

坂爪さんも今日、今、大切にしたい事を大切にしてください!当たり前に明日が来るとは限らないから、今日、今、会いたい人に会って、あなたが大好きだ大切だって伝えてください!押し寄せましょう✨恋をしましょう✨恋がしたいぞー❤️‍🔥

 

大阪来たら一緒にご飯たべましょうね😋

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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