いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

音楽をやるな。音楽になれ。

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何かを成し遂げるには人生はあまりにも短い。だが、道の途上で息絶えても体から抜けた魂は死後もその道を歩み続けるだろう。道の途上で息絶えることは決して不名誉なことではない。真に恐るべきことは道を失うことだ。本当は誰もが道の途上にいる。道を指し示すものがその人の業だ。どうしてもみんなと同じになり切れない部分、世間的な安定を投げ捨てたくなる魂の逆流が進むべき道を示す。道の途上で息絶えることだ。道を見失った魂が、死後、地縛霊や浮遊霊になるのだと思う。

 

おおまかなスケジュール

11月1日(月)東京

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

俺を殺しても、次の俺が現れる。

銀座でK様から焼肉をご馳走になった。K様は毎回ギリギリのところで声をかけてくれて私を窮地から救い出してくれる。肉を食べながら露骨に元気になり、食後に訪れた喫茶店は過去にジョンレノンとオノヨーコが時を過ごした聖地だと知った。K様から続けようと思わないでくださいと言われた。毎回終わらせてください。自然現象。野ざらしでいてください。ツアーとかやらない。人を動かさないでいいから人智を超えたものを動かしてください。損得で生きてない人は損得じゃないところから生かされる。道の途上で死ねばいいのです。死んだ後も体から抜けた魂がそのまま飛んでいきます。だけど道を忘れたらおしまい。地縛霊とか浮遊霊になる。

 

興行ではなく自然現象になってください。ロック歌手が生活なんてクソ食らえだとかステージの上から叫びながら真面目にライブスケジュールをしっかり立てて多種多様なグッズを販売して著作権を守りファンクラブの会員から毎月決まったお金を徴収して自分たちの生計を安定させていることはもはや矛盾ではなくこの世の常識となっていますが、あなたたちは先のことなんて考えないでください。次があるとか思わないでください。毎回これが最後だと思って毎回しっかり終わらせてください。虹も雷も定時に出現するなんてことは無理です。自然現象は人間のコントロールを超えています。人間を動かさないでいいから人智を超えたものを動かしてください。人間に認められなくていいから人智を超えたものから認められてください。

 

やっておいた方がいいことなんてこの世の中にゴマンとあるから、その程度の熱量のことはやらないでいいです。ツアーもグッズ販売もファンクラブも楽曲をリリースして著作権を守ることも「やっておいた方がいいこと」だとは思いますし実際やろうと思えばいくらでもできることだと思いますが、そんなものに惑わされる必要はありません。あなたたちは人間と人間以外の間にいる存在なのだから、人に聞かせるとかそういうことではないのです。そうじゃないものが聞いているし、違う世界に響かせていないと選んでもらえません。存在として消えてしまいます。音楽を練習するとかそういうことでは全然なくて、大事なことは鳴り響かせることです。萩尾望都さんのラーギニーという漫画では七人姉妹の踊り子がタンブーラという楽器を奏で続けますが、それを見た人がお前たちは一日中遊んでいるなみたいなことを言います。それに対して彼女たちは「違います。私たちが世界を支えているのです」と答えます。ラーギニーとは女性音楽のこと。男性音楽はラーギと言います。

 

音楽をやるな。音楽になれ。

人を動かさないでいいから、人智を超えたものを動かしてください。音楽であり続けてください。そうすれば時代やそれ以外が動きます。いつまでもあるとは限らないと言うことをそのまま体現してください。みんな道の途上なんだってことを思い出すために鳴り響かせてください。興行ではない、一瞬の奇跡。虹や雷のような自然現象として、人間のコントロールを越えたところから音楽を鳴り響かせてください。音楽は練習するものではありません。音楽をやるのではなく音楽であり続けてください。人に認められるのではなく、人智を超えたものに認められてください。

 

数年前、北海道で介護の仕事を辞めたばかりの女性と会った。仕事を辞めたいと父親に相談した時、父親から「お前はなんで介護の学校に入ったんだ」と聞かれた。彼女は「介護の仕事なら食いっぱぐれることもないと思ったから」と答えた。それを聞いた父親は、彼女に「自分の好きなことをやりなさい」と言った。「自分の好きなことをやりなさい。それで食えなくなったら水を飲みなさい。水も飲めなくなったら死になさい」と言った。それを聞いた彼女は稲妻に打たれたような衝撃を覚えた。そして、父親の強い愛を感じた。やっておいた方がいいことは無限にある。だが、これをやらなきゃ死んでも死に切れないと魂が求めるものはひとつだけだ。

 

何かを成し遂げるには人生はあまりにも短い。だが、道の途上で息絶えても体から抜けた魂は死後もその道を歩み続けるだろう。道の途上で息絶えることは決して不名誉なことではない。真に恐るべきことは道を失うことだ。本当は誰もが道の途上にいる。道を指し示すものがその人の業だ。どうしてもみんなと同じになり切れない部分、世間的な安定を投げ捨てたくなる魂の逆流が進むべき道を示す。道の途上で息絶えることだ。道を見失った魂が、死後、地縛霊や浮遊霊になるのだと思う。

 

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「セイム」 作詞・Gi/作曲・RYU/観賞・KEIGO

 

何でもない日に別れがあったり

「ちょっと待って」なんていう間もなく

咲く前に折れちまった枝もある

まあ 俺たちは勝手な生き物だよ

元は同じ 元は同じ

顔は違えど 元は同じ

 

まだ“どう生きようか”って考えてる

そのうちどんどん陽が高くなって

「ああ、また」なんて憂いてる

どうやったって生きたい動物だよ

元は同じ 元は同じ

元はさりとて 死ねば土

 

遠い 遠い 遠い山を見てる

低い 低い 低い谷がのぞく

どこかで飛べると思ってる

羽もないのにイメージしてる

 

ジョナサンが太陽に突っ込んだ

 

元は同じ 元は同じ

元はといえば同じ光

みんな光から生まれてきたんだ

速いから一瞬なのか

 

元は同じ 元は同じ

元を辿れば同じ光

ああ 眩しいな 何にも見えないや

生まれたところに帰るんだな

生まれたところに帰るんだな

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
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