いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

バラバラに生きるのは簡単なんだよ。

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私に十分な信仰心があれば、何が起きても神様が導いてくださると強く思えるのだろう。熱海の家に加え、横浜の家も存続の危機を迎えた。住人が一斉に引っ越すこととなり、継続の危機だ。横浜の家は貸家で、毎月の維持費に20万円程度が必要になる。母屋とは別に個室が4部屋あるため、個室に住んでいる人が毎月5万円ずつ出し合ってこの家を存続させてきた。母屋は誰でも使えるように開放をしている。

 

おおまかなスケジュール

5月22
(土)横浜界隈

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

 

 

人と繋がる。

横浜の家を存続させるために新規入居者を募集することは簡単だ。だが、私はシェアハウスを運営したい訳じゃない。私は、この家で人と繋がるということをやりたい。絆や連帯などと言った言葉を耳にすることは多い。だが、それを実感する瞬間は少ない。金を追い、時間に追われている間に生活はどんどん痩せ細る。自分は誰かに必要とされているという実感よりも、このままでは置いていかれると言う不安や、自分は見放された存在であるという孤立感が、広く世の中に蔓延している。モモの世界で見たように、時間泥棒が私たち人間をバラバラにしてしまった。だが、バラバラになったものをもう一度ひとつにするような、そういうことをやりたい。

 

そのためには場所が必要だと思って、数年前から横浜の家を開放しているのだが窮地だ。これまでも何度か窮地はあった。窮地は初心を思い出すチャンスだ。新規入居者が四人集まれば一時的な問題は解決するが、真の問題はまったく解決しない。真の問題とは「人と繋がる」ことだ。あらゆる活動がそうだと思うが、支出に対して収入が多ければ活動は継続する。だが、ただ継続すればそれでいいのかと言うと、絶対違う。初心は「人と繋がる」ということだ。人と繋がりたいと思いながら、人と繋がる方法がわからない。そういった人間(というか自分)が、人と繋がることを諦めないための力を得る空間。一人は楽だ。余計な軋轢も摩擦もない。だが、一人ぼっちで生きることに限界を感じることは多い。横浜の家を形容する言葉が見つからないが、学校と会社と家庭と教会の要素を兼ね添えた空間を作りたい。

 

このまま何も進展がなければ、来月末には横浜の家を引き払う必要がある。最初は「やばいぞ、これは今すぐにでも新規入居者を探さなければならない」と思い焦ったが、それでは全然本質的じゃないなと思って取りやめた。ピンチの時こそ「最悪を受け入れ、最高を思い描く」ことが大事になる。最悪とは、横浜の家を失い路上生活者になることだ。路上生活は経験がある。よし。腹を括る。そして次に最高を思い描く。私は横浜の家を愛している。だから、最高の理想は「いい感じの人と出会い、いい感じに横浜の家が展開をしていく」ことだ。非常に抽象的だが、私には祈る道しか残されていない。否、違う。私には祈る道が残されているのだ。新規入居者を募集するのではなく、それよりももっと広く「誰か、私を、横浜の家を用いてください」という気持ちになっているのが、今だ。問題は金じゃない。心だ。心がある限り必要なものは与えられる。祈りながらこの家の開放を続けていきたい。

 

バラバラに生きるのは簡単なんだよ。

数日前、神奈川在住の女性Y様から「今度一緒にスタジオ入って私にドラムを叩かせていただけませんか?圭吾さんはエレキギター弾いてくれませんか?ドラムとエレキの音が恋しくてたまらないんです」と連絡をいただいた。今日一緒にスタジオに入った。最初の1時間は音の探り合いみたいな感じになったが、最後の1時間はどんどん音が流れ出して溶け出した。スタジオ練習の後に色々話した。Y様はヨガが好きだと言うこと。しかし子育てが忙しくて全然できていないということ。最近は自力で稼げるようになるためにネットビジネスを研究していること。など。それを聞いて私は「ヨガと真逆ですね」と言った。別にディスりたいとかではなかった。本当にそう思ったからそう言っただけだ。Y様も「本当にそうですね」と笑った。

 

どちらがいいのかはわからない。こどもがいたら尚更だ。こどものために金を稼ぎたいと思う親の心は真っ当だし自然だ。こどもがいるのに「私はヨガにすべてを賭けます」と一切の社会生活を放棄するのも考えものだと思う。だが、私は、きっと私はヨガに惚れたならヨガに賭けたいタイプの人間なのだろうなと話を聞きながら思った。会う人会う人からものすごい言われる。坂爪さんは自由でいいですね。私も独り身の時は自由にあっちこっちに行っていた。だが、いまはこどもがいるから自由に動けない。自分一人ならいいのだけれどこどもの安全や安心を考えると金が必要になる。だから私はお金を稼ぐ。金がなければやりたいこともやれないですからね。と。正しい。正しい。正しい。正しい。正しいのだけれど、何か、冷たい。

 

金を追うほど、世の中がバラバラになる。人間がバラバラになる。前に、天国の絵と地獄の絵を見た。舞台はどちらも同じ、この世のものとは思えないご馳走が並ぶ食卓だった。食卓に座る男女の腕には、長さ1メートルの箸が巻き付けられている。とてもじゃないけれど、その箸で食べることは不可能だ。天国では、その箸を使って互いに食べさせ合っていた。だから、その場にいる全員が幸せに豊かさを分かち合った。それに対して地獄では、誰もが自分だけが美味しいものにありつきたいと願い形相を変えて必死になるが、結果的に誰も何も食べることはできず、飢餓の苦しみを味わう。これは私の偏見だと思うが、金を追う人の姿が、飢餓の苦しみを連想させることがある。幸せの合言葉、それは「みんなで幸せになる」ではないだろうか。カンパニーにはテーマソングがある。みんなで幸せになりたいよ俺は。

 

note.com

 

「パラダイスのテーマ」 詞曲 Keigo Sakatsume 編曲 Masakuni Kumagai

オス!メス!キス!パラダイス!
オス!メス!キス!パラダイス!

ミラーボールがまわりはじめた
昨日よりも ものすごい速さで

明日はもっとよくなる 我ら カンパニー

ひとりぼっちで 生きるのはもう
たくさんなんだよ みんな集まれ

ひとりひとりが輝く SHINE カンパニー

オス!メス!キス!パラダイス!
オス!メス!キス!パラダイス!

恥ずかしいけど 死ぬまでぼくらは
青春なんだよ 狙うぜガッツポーズ

天国だって DIYだぜ カンパニー

これまでの自分なんかまじ もう
どうでもいいから みんな集まれ

みんなで幸せになる 我ら カンパニー

オス!メス!キス!パラダイス!
オス!メス!キス!パラダイス!

オス!メス!キス!パラダイス!
オス!メス!キス!パラダイス!

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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