いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

嫌な人のためにやめないで、好きな人のために続けてください。

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愛は無条件。親から愛されればとか、経済的な安定があればとか、自信や能力や才能や造形的な美しさがあればとか、そういう条件は全部嘘だよ。日頃の行いがいいから太陽は私たちを照らす訳じゃない。行いがいい人にも行いが悪い人にも、木漏れ日は優しく降り注ぐ。愛は無条件。愛せない人間も、愛されない人間もいない。

 

おおまかなスケジュール

5月4日(火)
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます) 

SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

 

汝らの仇を愛し、汝らを責むる者のために祈れ。

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伊豆半島を周遊した。新緑が綺麗で、花の香りが素晴らしい。そんな中メールが届いた。そこには「死ね」とか「消えろ」と書かれていた。誹謗中傷を避けることはできないが、誹謗中傷に慣れることもできない。どれだけ自然に囲まれていても、言葉一つで簡単に気分は落ちる。昨日読んだ本に「汝らの仇を愛し、汝らを責むる者のために祈れ」と書かれてあった。有名な聖書の言葉だ。汝の敵を愛せ。難しいが大事な言葉だ。私は、私に死ねと言ってくる人を愛することはできるだろうか。

 

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嫌な出来事を通じて、自分が取り組んでいることを諦めそうになることがある。マイナスの渦に飲み込まれて「こんなことをやって何の意味があるのだろうか」とか「自分は誰にも必要とされていないのだ」と、ネガティブな意見を採用してしまう。だが、誰かが何かを始める時というのは、必ず好きの力が働いていたはずだ。私が書くのは、私が歌うのは、過去に誰かが書いたものや誰かが歌ったものにどうしようもなく心を打たれて、自分が受けた感動を自分も誰かに与えていきたいと願うような、そういう光を見たからだ。だから、嫌な出来事に負けちゃいけないのだと思う。嫌な人のためにやめないで、好きな人のために続けてくださいと思った。

 

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誰かが何かを悪く言う時、多くの場合はその人の思い込みによって嫌っている。中国を嫌いだと言う人も、実際は中国に行ったことはなかったり、多くの人々が中国に抱いているイメージをそのまま継承しているだけで、多くは知らないのが実際だと思う。すべてを知れば、多分、すべてを許せる。すべてを知れば、すべてを愛せる。何かを嫌ったり憎んでいる間は、まだ、知るべきことを知れていないサインなのだと思う。自分に対しても同じだ。よく、私たちは「自分が嫌いだ」とか「人生に疲れた」みたいな言い方をする。だが、実際問題、私たちは私たちのことをどれだけ知っているのだろうか。私たちは私たちが生きる世界のことを、どれだけ知っているのだろうか。知っていることよりも、まだまだ全然わかってはいないことの方がずっと多いはずだ。だから、嫌いになるには早すぎる。何かを憎むには早すぎる。まだまだ、好きになれる余地はたくさんある。発見する余地はたくさんある。

 

嫌な人のためにやめないで、好きな人のために続けてください。

明日から横浜に行く。引き続き新規入居者を募集しているので、興味のある方はご連絡ください。数日前、みんなでスタジオに入った。虚空の蝶という曲を演奏し、その時の音源を何度も何度も聴いている。私たちの曲は、当たり前だが私たちが演奏をしない限り誰にも聴いてもらえない。曲にも命があるとしたら、私たちが曲を演奏しない限り曲という命を見殺しにすることになる。きっと、この世の中には多くの「日の目を見なかった傑作たち」があるのだと思う。誰もが一度は、自惚れではなく「これはすごいものができたぞ」と思えるような詩や絵や歌や踊りを過去に生み出した経験があると思う。だが、誰かの心ない一言によって自分には才能がないのだと諦めて、幾つもの傑作たちは結局日の目を見ることなく埋もれてしまう。これは、本当に悲しいことだ。傑作が埋もれてしまうことは、人類全体の損失だ。

 

誰かに迷惑をかけたくない。誰かの負担になりたくない。誰かを不快にさせたくない。そう思っている人は自分を含めたくさんいると思う。だが、迷惑をかけないことが人生の最優先事項になってしまうと、途端に生きることが窮屈になる。人間は、誰かに迷惑をかけずには生きていけない存在だ。その度合いを極力低くするための思いやりは必要かも知れないが、私たちは「誰かに迷惑をかけないため」に生まれてきたわけではない。青臭い言葉だが、私たちは私たちなりのラブソングを歌うために生まれてきたのだと思う。迷惑をかけたくないというだけでは、あまりにも消極的だ。迷惑になってもいいから、負担をかけてしまってもいいから、自分の本当の思いに従うべきだ。そうじゃなければ、生きていることがさみしいままだ。

 

だから、マイナスを避けるような生き方をしないでくれ。失敗を避けるような生き方をしないでくれ。格好ばかりを取り繕って、本当の思いを出し惜しみするような生き方をしないでくれ。嫌な人のためにやめないで、好きな人のために続けてください。自分らしくあることとか、誰かの真似だとか真似ではないとか、そういったことはどうでもいいんだ。楽しければいいんだ。嬉しければいいんだ。幸せならばいいんだ。ギターを弾いて自分が作った曲を歌う。それだけで元気になれる、単純な自分がそこにはいた。そして「人生に音楽があってよかった」と強く思った。人生に音楽があり、音楽を一緒にやれる仲間がいる。これだけでもう充分に奇跡だ。

 

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「虚空の蝶」詞 Masamichi Mitsumori 曲 Chihiro Igarashi 編曲 Masakuni Kumagai

 

君の足跡 捜して彷徨う

割れたガラス瓶 草むらの陰に 

 

傷口から羽化が始まる

止まない雨 Dead or Alive

ひらひらと舞い散る憧れ

 

月明かり 目指して

檻の中 飛び立つ

心の満ち欠け 神様のシナリオ

川辺の蕾は うかつに綻ぶ

 

魔法の言の葉で 夢か現か

導く羽音 に操られている 

静寂に響く 香り伝って

秘密の扉が開いた

 

咲き誇る 花々

宵闇のアゲハ蝶

夢見ているのは もういやだよ 会いたい

 

追いかけ 離され

近付き また離され

たとえば お互いを 見つめ合えなくても

同じ時に 同じ空を 二人で愛し合えたら

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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