いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

明るく楽しく絶滅しよう。

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熱海から横浜にバイクで向かう道中、タイヤと諸事情が爆発した。私は電話をもっていない。ロードサービスを頼めない。だが、これをアンラッキーとは認めない。今、ここでパンクをしたことをラッキーだと思おう。あらゆる手段を駆使して無事に乗り越えた。電話がないと不便だが、不便なおかげで臨機応変力が鍛えられる。

 

おおまかなスケジュール

4月25日(日)横浜界隈

以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます) 

 

 

生活は簡素に、人生は豊かに。

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JAFは本当に素晴らしいサービスだし、電話を発明した人も本当にグッジョブだ。自分が窮地に陥ると、それをサポートしてくれる人々の優しさを普段の五億増しで感じて「俺は一人では生きれないのだ」と痛感する。世界って素晴らしい。JAFの人は最高に優しかった。横浜の家に露天風呂を作った。露天風呂なんて作れるわけがねえだろと思っていたが、作ってみたら出来た。30分で出来た。「30分で出来るのか!」と自分で感動した。やってみたらできた。やってみたらできたのだ。なんでも外でやると楽しい。家の中からホースでお湯を持ってきて浴槽に貯め、途中ガスバーナーでお湯を沸かして温度調整をしながら堪能した露天は最高だった。

 

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寝る時以外は外にいる。家の中はやる気を奪う。外に出ると活動的になる。灯油缶を片付けたり庭の剪定をしたり不用品を徹底的に捨てたりしても時間はあまり「次の仕事をよこせ」と思う。家が嫌いなのではない。逆だ。外を好きになると家ももっと好きになる。幸せは外にある。家は確かに私を守ってくれるが、守られているだけじゃダメだ。外に出て疲れてボロボロに帰ってきてこその家だ。屋根は私たちを風や雨から守ってくれるが、月や星を眺める機会を奪った。自然というものが自分の外側にあるものになってしまったのだ。違う。自然は、私たちの内側にある。

 

 
 
 
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家の掃除が捗ると必ず良いことが起こる。今日は久しぶりのメンバーが横浜に集まる。彼らは空気が綺麗な場所でしか生きていけない動物だから、彼らが来るということは空気が良くなった証だ。自然が帰ってきた。嬉しい。自然の中は朝晩の風景がはっきりとしている。朝はしっかりと朝だし、夜はしっかりと夜だ。その日一日が充実するほど、夕暮れた空が身に染みる。小学校時代の放課後をひとりで歩いた帰り道を思い出す。日が暮れると同時に眠気に襲われ、自然と身体のリズムが一致する。生活は簡素に人生は豊かに。満月が近い。夜の色は、黒ではなく青だった。

 

明るく楽しく絶滅しよう。

実家の新潟で暮らしていた頃、あまりにも夕日が綺麗だったから毎日海に行って毎日夕日を見て毎日「ああ、終わっちまう」とか思っていた。海沿いに暮らしているからと言って誰もが毎日夕日を見ている訳ではない。逆だ。夕日が好きで毎日夕日を見ているなどと言うと、大概は物珍しい顔をされて終わる。その表情から「変わってるね」と言われている気分になり、私は自分の好きを口外することを止めた。夕陽に背を向けるのが普通で、空を見るよりスマホを見る方が普通で、風を浴びるより電磁波を浴びる方が普通ならば、俺は変わっている人間でいいやなどと思う。

 

自然が好きだと言う人は多い。自然が多い場所に移住する人も多い。海外の離島で東京から移住してきた人たちの話を聞く機会があった。彼らと一瞬生活を共にしたが、なんだか離島で東京と同じ生活をしているように感じた。雄大な自然に囲まれてはいるが基本的には毎日職場と家の往復で、話題は人間関係の愚痴が多く、自然に飛び込むことは滅多にない。自然は「自分の外側にあるもの」なままで、どれだけの人が自然をちゃんと見ているのだろうかと思った。花を好きだと言いながら、花の水を腐らせたままにしている人がいたら、花を愛しているとは思えない。本当に愛しているなら、好きだと言うだけではなくちゃんと見てやって欲しいと思う。

 

俺たちは絶滅危惧種みたいなものなんだなと時折思う。誰も夕日を必要としていないなら、俺たちが最後まで夕日を見届けて「最高だったぜ」とか言いながら絶滅をしよう。世を恨んだり世を儚んだりしながら絶滅するのではなく、明るく楽しく元気よく、愉快なままで全滅しよう。周りにうまく馴染めないと思い悩む人がいたら同士愛を込めて言いたい。異物である我々の役割はかき回すことだ。異物の哀しみもあるが、しゃーない。地域を変えるのはよそ者とバカ者と若者って言うじゃないか。月が太陽の真似をしても仕方がないし、太陽が月の真似をしても仕方がない。自分を思い切り生きることの威力を知ったなら、誰かに合わせている場合じゃないのだ。悲しみに暮れても誰も幸せにはならない。青さを爆発させていこう。人間に見捨てられることがあったとしても、夕日が俺たちを見捨てることは絶対にない。

 

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「 I 」 作詞 KEIGO 作曲 RYU

 

愛されていることを知ってる

許されていることを知ってる

 

怖くて 痛くて 私にはできない

でも羨ましいと ずっと思ってた

 

丸裸 傷だらけ 血塗れ

ただ愛を叫び続けている

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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