いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

神様は、目の前の人の中にいる。

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竹富島を歩いて一周した。市街地を歩くと死にたくなるし、アクティビティに参加するほどリア充でもない。自転車を借りる金がないから歩いて移動をした。結果的に大正解だった。疲れてクタクタになりながら記事を書く。久しぶりの感覚が嬉しい。ああ、俺はボロボロになりたかったんだ。瞬間で寝落ちできるくらい疲れてなかったこととに、毎日自分を持て余していたことに不甲斐なさを感じていたんだ。

 

おおまかなスケジュール

3月7日(日)以降、FREE@波照間島界隈

SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu

 

世界は生きるに値する。

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ワイ島を思い出した。自然に囲まれると人の毒が抜ける。これだ。これが欲しかったんだ。単独行動をしている人間は私くらいで、ほとんどの人が家族や友達や恋人といた。何処に行くときも一人だ。時折、そのことを寂しく思うこともあるが、一人じゃなければできない動き方をできることは嬉しい。旅の醍醐味は予測不可能性にあると思うが、誰かといると奇跡に遭遇する確率は圧倒的に下がる。おそらく社会が発生するからだろう。一人で動くことで、誰でもないただの人間になれる。

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バナナの花は食えると聞いていたから食ってみたらとてもじゃないが食えなかった。全然食えねえじゃねえかと悪態をつきながら唾を吐いている時間が楽しい。野性が蘇る。動画を撮影してサポートをしてくださった方に送る。少しでも沖縄の風を感じてもらえたら的なことを話しながら撮影したが、これは確実に風を届けられた気がして「いいぞ」と思った。当たり前だが、自分がいまいる場所だけが世界ではない。世界は広い。生き方は自由だ。だが、私たちはそのことを簡単に忘れる。

 

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浜辺に座りギターを弾き出した途端、絶賛曇天予報だった空が一気に晴れて「俺は祝福されている」と思った。器になりそうな貝殻を探したり、そこら辺にいたヤドカリを観察していたらあっという間に時間が過ぎた。死にたくなったらまたここに来よう。そう思った。死にたい時は「死にたい」と思う世界に頭が支配をされている。そういった時は、世界にはこんなに素晴らしい場所があるんだってことを忘れている。忘れているだけならば、ただ、思い出せばいい。世界は生きるに値する。

 

神様は、目の前の人の中にいる。

旅に出ると直感的になる。インスピレーションが閃き、自分で歩いているというよりは誰かに歩かされている感覚を得る。偶然の一致や奇跡的な巡り合わせが重なり、その日の朝には想像もしていなかった夜を迎える。そして思い出す。生きていること自体が旅であり、人生そのものがインスピレーショナルな幻想であったことを。日常に埋没すると「そんなことは科学的じゃない」と鼻で笑うような出来事に、旅先では頻繁に遭遇する。絶対に会うはずのない人と再会をすることは多い。

 

明日、急遽、日本の最南端である波照間島に行くことになった。「私の代わりに行って来て。そして日本の最南端からパイパティローマの写真を撮ってきて」とおつかいを頼まれたからだ。波照間の船便は揺れることで名高い。私は緊張をしている。時を同じくして、波照間島在住の方から到着に合わせて車で迎えに行くからドライブをしましょうと連絡が届いた。私は船酔いをしたくないタイプの人間だから、波照間島なんて所詮他人事だと思っていた。それが、途端に自分事になった。

 

自分じゃ絶対にやらないことを他人がやらせてくれる。自分と向き合うとか、自分と繋がるなんて言葉もあるが、本当にそれを望むなら「他人と向き合う」「他人と繋がる」ことは避けられないと思う。自分だけの力で自分を知るなんて限界がある。内側だけを見ていても沼にハマる。答えは案外外側にある。これが自分だと思っていた外側に、もっと大きな自分がいる。日常に埋没すると「そんなことは科学的じゃない」と鼻で笑うような出来事に、旅先では頻繁に遭遇する。科学的じゃない時間を過ごしているときの方が、当たり前だが人間は生き生きとする。まじか。とか。こんなことってあるのか。とか。そういう新鮮な驚きは感性を若返らせる。生きていることを面白がらせる。だから、直感を打ち消すなよ。ひらめきを無視するな。直感的なことよりももっと実際的なことを考えたくなる気持ちを一回脇に置き、勇気を出して飛び込むんだ。道に迷っても大丈夫。海が、星が、風が、花が、太陽が、行く先々で出会う人々が、これから進むべき道を示してくれるのだろう。

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu 

 

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