逃げてるだけじゃねえか。
新横浜駅前のドトールにいる。逃げてるだけじゃねえか。そう言われても、ビクッとしない日々を。逃げてないか。置きにいっていないか。自分に問いたい。言いたいことを言い、書きたいことを書く。結果、しっかりと嫌われる。いろいろな言葉を浴びるが、誤解を招きながら言うと「それは、全部、お前の話だろ」と思う。俺が嫌いなんじゃなくて、自分の中にある醜悪な部分を、認められないだけだろう。
小学生の秀眞から、こんな手紙を貰った。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2019年12月1日
坂爪さんに出逢うまで、ぼくじゃないだれかにならなきゃいけないような気がずっとしていた。どこへ行っても、誰と会っても、そのままのぼくじゃダメだって言われてる気がしていた。(続)
これが、俺からの贈り物だ。 - いばや通信 https://t.co/U2kwAwgB12
おおまかなスケジュール
12月3日(火)19時 坂爪圭吾(THE PRESENTS)LIVE@吉祥寺『曼荼羅』
1月1日(水)Rest Inn Peace【無料の宿屋】OPEN@横浜市港北区
1月8日(水)19時 THE PRESENTS DEBUT LIVE@東京都渋谷区『La.mama』
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu
Rest Inn Peace
ひとの迷惑にならなければ、なにをやってもいい。そんな言葉は、嘘だと思う。迷惑をかけていない人間はいない。「そんなことはない!自分は誰にも迷惑をかけていない!」と思う人は、傲慢だ。人間には、勝手に傷つく自由がある。やりたいことをやる。言いたいことを言う。その度に「お前の自慰行為じゃないか」と言われる。言いたいことはわかる。だが、私は「自慰行為じゃない行為なんて、あるのか」と思う。自分は真面目に生きています。そう言う人は、そう言うことで自慰行為をしているのだろう。大事なことは、セックスをする相手がいるか、どうかだ。
俺を罵倒する人に言いたい。怒りの矛先が俺に向かっているようだが、違う。お前は、過去のお前に復讐されているだけだ。やりたいことをやらせてもらえなかった過去の『傷』が、愛したいように愛させてもらえなかった過去の『疵』が、怒りを生み、他者に矛先を向けているだけだ。お前の怒りを生み出したものは、他の誰でもない、お前自身だ。自分以外に、自分を傷つけられる人間はいない。自分が、自分で傷ついたと認めない限り、誰も自分を傷つけることはできない。不幸な人間はいない。ただ、自分を不幸な人間だと思っている人間がいるだけだ。この点を勘違いしないように。そうじゃないと、お前は、永遠に幼児的な怒りを抱えたまま、セックスする(世界と繋がる)こともないまま、無様な毎日を生きることになるぞ。
ごちゃまぜの家終焉後、名前を『Rest Inn Peace』に変更する。人間が寛ぐための場所ではなく、抽象的だが「新しい音楽がうまれる場所」に変更する。ワンダーランドという曲に「人間の道具になっちゃいけない。人間が道具なのだから」という歌詞がある。前回の記事にも書いたことだが、私は「魂の話をしたい」と思っている。そういう空間は、なかなかない。胡散臭くなりがちだし、濁り、簡単に方向性を見失う。神聖さを維持したまま、新しい音楽がうまれる場所に変更する。生きている者ならば誰でも、必ずひとつは楽器を弾ける。それは『自分』という楽器だ。
「ワンダーランド」
どんなに振り払っても この虚しさは重い
どんなに振り払っても この淋しさは重い
ワンダーランドで死にたいな
地下鉄のホームレスがこっちを見て言った
「人間の道具になっちゃいけない」
戸惑った俺は何も言えずに立ち竦むと
繰り返した「人間が道具なのだから」
行き着く先はみんな同じさ
そこで また 逢えるから
行き着く先はみんな同じさ
そこで また 逢えるから
ワンダーランドで死にたいな
神様 神様 神様 神様
神様 神様 神様 神様
感じさせて あなたを 感じさせて
近づかせて あなたに 近づかせて
神様
逃げてるだけじゃねえか。
もう、言い訳は聞きたくない。なにかをはじめるのに、天才も凡人もない。やるか、やらないか。それだけだ。どうすれば坂爪さんみたいに勇気を持てますかと聞かれても、困る。勇気があるからやる。自信があるからやる。そんな言葉は、嘘っぱちだ。やるか、やらないか。私は、もう「やれ」としか言えない。その言葉が聞きたくないなら、安易に近づかないで欲しい。慰める言葉なんて、かけられない。
自分を縛っている者は、自分だ。ブラジルさえも、自分が「行く」と決めれば、行ける。稀に、出会った人から「ファンです」と言われる。私は、ファンという言葉が嫌いだから「お前は、お前のファンになれ」と思う。頑張ってくださいと言われても「お前が頑張れ」と思う。応援してますと言われても「(ちょっとイラっとしながら)俺も、あなたを応援しています」とか、言い返す。無論、言われ方にもよる。一番好きな言葉は「好きです」だ。ファンと言われるより、一言「好きです」と言われる方が、よっぽど嬉しい。こちらも、そんなあなたが大好きですと、濁りなく言える。なにかを「好きです」という時、自分の『好き』に責任が発生する。
12月3日(火)19時から、吉祥寺曼荼羅でLIVEがあります。是非、遊びに来てください。音楽歴は1年だが、自分歴は34年だ。34年分を、ぶちまけたいと思う。過去生も含めたら、500000000年くらい行ける気がする。一時的に熱狂するファンほど、簡単に離れる。どんどん離れてくださいと思う。本当に『好き』な人は、常に、静かに愛している。自分は、自分の『好き』から、逃げたくない。自分の『好き』を、誰かの一挙手一投足で簡単に壊れてしまうものにはしたくない。そして、自分の『好き』に責任をもてる人々と、残された日々を過ごしていきたいと思う。
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu