人生はボーナスタイムである。
ハロー!みんな元気?僕は胃潰瘍。マレーシアからシンガポールに移動したものの物価の高さに度肝を抜かれているよ。都会は孤独を浮き彫りにするよね。日本を出る前に愛する読者の方々から海外の通貨を色々貰っていたから、これまではどうにかなった。でも、それは物価の安いタイとかマレーシアだから通用しただけの話。いよいよ明日から欧州だ。ぼくの所持金が尽きるのが先か、命が尽きるのが先か、いずれにせよみんな最後には死ぬんだから「遅いか早いかの差」でしかないよね。
大事なことは、先延ばしにしないで、いまやらなくちゃいけない。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2019年1月10日
自信があるからやるのではなく、自信がなくてもやる。嫌われてもいいからやる。延命措置みたいな日々にお別れを告げて、いま、歩き出すことだ。
「最高だね」って言いたいし、言われたい。 - いばや通信 https://t.co/4F1wrshu4a
おおまかなスケジュール
1月12日 10時 アテネ空港【ギリシャ】到着以降FREE!
1月12日 20時 ワルシャワ空港【ポーランド】到着以降FREE!
1月13日 20時 ルートン空港【イギリス】到着以降FREE!1月14日 11時 満席御礼!『坂爪圭吾解体新書 』@ロンドン【イギリス】
1月15日 個人的な用事@グラストンベリー【イギリス】
1月16日 15時 ストックホルム空港【スウェーデン】到着以降FREE!
1月17日 何かしらの方法でタリン【エストニア】到着以降FREE!その後、欧州各国を呼ばれるままに移動(だがしかし予定はない)
1月27日 帰国次第ごちゃまぜの家@横浜でわたり食堂【0円食堂】開催
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu
踊れない革命はいらない。
奇跡的にロンドンで開催されるイベントは満席になった。30名を超える方々が参加をしてくださることになり「ロンドン在住の30人が力を合わせたらそれなりのことが実現できるんじゃなかろうか」なんて思っているよ。今回は、ぼくの友達の保科亮太さん(所持金3万円)と嘉向徹さん(所持金マイナス150万円)とUTMさん(所持金2万5000円・全員無職)も日本から来ることになった。せっかく無職みんなでロンドンに集まるのだから「空手で祖国に戻るわけにはいかない」ってなるのは当然の流れだよね。ごちゃまぜの家みたいなものをロンドンに、なにかこう『公共性』のあるものをヨーロッパに残すことがぼくらの旅の最終目標になりそうだ。
無職で金もないくせにロンドンに行くなんてふてぶてしいよね。最近のごちゃまぜの家日誌を見ていると、なんだかもう「支援してください!」とか「お金ください!」ばっかりで、乞食のコミューンみたいでダサいよね。家主は実は遺憾なんだ。別に助けを求めることを悪いとは言わない。ただ、その前に「お前はやるべきことをちゃんとやっているのか」と問いたい。こんな報告があがっている。数日前、ごちゃまぜの家の居間で男性2人(44歳と29歳)が完全にだらけていた。それを見た女性Mは、単刀直入に「この空気嫌だからどっちか出て行って」と思ったらしい。しかし彼女は優しいから、それを実際に伝えることはなかった。しかし、男性諸君、女性陣からこのような意見が出てしまっている時点で君たちはダサい。(無論自分も含めてだけれど)日々に緊張感をもって生きていこうではないか。
人生はチームプレーだよね。ひとりではできないことでも『力を合わせる』ことでできることがある。とりわけ、我々無職一同は「ひとりになったら即死する」弱さを抱えているよね。全部自力で成し遂げる必要はまったくない。むしろ、自分は全体における重要な一部分であるという強烈な自覚が、最高の形で自分を生かすことがあるよね。我々の目標は「公共性の実現」であり、我々のテーマは「力を合わせること」だと思うんだ。ぼくたちが一生懸命生きるから、視聴者の方々も応援をしたいと思ってくれるのであって、その逆は『甘え』だよね。それを忘れた瞬間に人間はダサくなるよね。ダサくなったら退場だよね。罰則は別にないけど『軽蔑』の対象になるよね。そんなひととはいられないよね。よし。行こう。欧州で会おう。
人生はボーナスタイムである。
今、ベイフロントにある超高級施設の一角で1000円近くするスイカジュースを飲みながら(虫の息で)この記事を書いている。非常にありがたいことにシンガポール在住の家族二組から別々にご連絡をいただき「せっかくだからみんな一緒に会いましょう!」となって夜から一緒に夕ご飯を食べる。明日はアテネで保科さんと軽く茶をしばき、その日のうちにぼくはポーランドに飛んで(ちょうど前日からワーホリでポーランドで暮らし始める予定の)ブログ読者の男性と合流をする。明後日にはイギリスに入国し、空港まで迎えに来てくださる女性のご自宅にお世話になる。
こういう生き方になんて名前をつけたらいいのだろう。移動を続ける日々を過ごしてかれこれ5年、既に「一生分生きたなあ」なんて思うことも頻繁にあるけれど、それでもまだまだ生きてていいということは『人生とはボーナスタイムである』って毎日思う。まさに余生で、まさに道楽である。それでは残りの人生を何に捧げよう。ぼくは『魔法』とか『奇跡』とかそういう大袈裟なものが大好物だ。昔から一発逆転ホームランに憧れていたぼくは、基本的に敗者の視点から物事を眺めることが多かった。でも、それは決して卑屈になることではなく「一発逆転を狙うふてぶてしい(現時点での)敗者」であり、常にあるのは『いまに見てろよ』というマインドだったんだと思う。ぼくは『差』が大好きだから、ダメな奴ほど逆転した時のインパクトは大きい。金があるからできた。才能があるからできた。それじゃ普通だ。なにもないのにできた。なにもないのに元気だ。なにもないのに笑ってる。そこに希望がある。あるから元気なんじゃない。ないのに元気だから面白いんだ。
聖書に「弱い時、私は強い」って言葉がある。意味不明だけど、感覚的にわかる。ロンドン行きの無職四人組でグループメッセンジャーのやりとりをしている。合言葉は『夢を見せるのがぼくらのお仕事』みたいなものだ。みんな奇跡が見たいんだよ。みんな魔法が見たいんだよ。生きていればこんなことがあるんだっていう奇跡、ダメな自分たちでもこれだけのことが起こり得るのだという魔法、そういうものを誰よりもぼくら自身が見たいんだ。だから海外に行く。あてもないのに行く。引き寄せの法則じゃない。いつだって『押し寄せの法則』を採用して、勝手に押し寄せて、勝手に何かが巻き起こることを期待する。こういう生き方になんて名前をつけたらいいのだろう。見る人が見たらきっとこう言うのだと思う。お前らはバカだね。と。そしてぼくらは笑うのだと思う。バカだなんて最高じゃないか。と。
誰かのためとか言い始めたら1アウト。「こんなに頑張っているのに」とか思ったら2アウト。やりたいからやっていますと言えなくなったら3アウト。チェンジ。生き方を変える合図だ。誰かの期待に応えるために、自分は生きている訳じゃない。すべての人類に望む。あなたはあなたのために生きるように。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年9月23日
When we can't dream any longer we die.- Emma Goldman
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu