愛は時間。
1月5日以降海外に行くことになった。こんなことを言うのは非常に情けない話だが、もし、使う予定のない海外のお金をもっている方がいたら譲っていただけたら嬉しいです。一応、足を運ぶ予定の国は台湾とタイとマレーシアとシンガポールと欧州各国になる。特に予定のないぶらり旅なので、現地でお会いできる方がいたらお気軽にご連絡ください。海外在住の方々に諸々アテンドしていただけたら爆裂に幸福です。ギリシャまでの航空券はあるが、到着以降はノープランの片道切符になる。航空券を取るとボルテージが高まる。「はじまったな」という気持ちになる。
衝突を恐れていては自立できない。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年12月28日
真の自立とはなにか。それは「他人を必要とする」ことだ。人間関係はぶつかり稽古である。他者と、世界と真剣勝負のどすこい相撲をとることで生じる摩擦熱が、ボディを、世界を温めるのである。
人生はどすこい相撲である。 - いばや通信 https://t.co/t4CwQuT7Dy
おおまかなスケジュール
12月30日〜1月4日迄 文武両道@ごちゃまぜの家【日本】
1月5日 8時〜14時 桃園空港【台湾】界隈でFREE!
1月6日〜7日 クラビ【タイ】で日に焼けるバカンス
1月8日 11時 クアラルンプール空港【マレーシア】到着以降FREE!
1月11日 12時〜24時 チャンギ空港【シンガポール】界隈でFREE!
1月12日 10時 アテネ空港【ギリシャ】到着以降FREE!
1月14日 11時 EVENT@ロンドン市内【イギリス】(決まり次第更新)
1月27日 帰国次第ごちゃまぜの家@横浜でわたり食堂【0円食堂】開催
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu
マッチ売りの少女を殺したのは誰か。
年末年始で軽度の鬱っぽい人もいるだろう。親戚一同の集まりは一見和気藹々としているようで、比較的苦行だ(と感じている人は多いと思う)。先日、家族と断絶状態にあって家も金も仕事もロスした男性M様がごちゃまぜの家に来た。住民票を置くために、栃木の田舎にある家賃二万円の安アパートを借りたものの、生活拠点は東京に置きたいので都内で路上生活をしているのだとM様は話す。私は「それなら栃木の家を解約してごちゃまぜの家に毎月二万円をダンクして、住民票もここにおけばいいじゃないか」と話した。人にはそれぞれ事情がある。世間では『帰省ラッシュ』などと言われるが、死別や断絶など、原因は様々だが『帰省する先がない』人々は結構いる。そう言う人は、是非、ごちゃまぜの家に来たらいいと思う。
冬と言えばマッチ売りの少女だ。マッチ売りの少女は、生活のために路上でマッチを売るがなかなか売れずに凍死をしてしまう。仮に、少女がマッチを売るのではなく「助けてください」とストレートに周囲に助けを求めたら、凍死をすることはなかったのではないだろうか。誰かに迷惑をかけてはいけない、生きるためには何かを売らなければいけない、という前提は本当なのだろうか。そういう記事を過去に書いたら、ロンドン在住のS様から連絡が届いた。S様は、今回、ロンドンで開催されるイベントのきっかけを与えてくれた。限定された人間関係の中では、行動や発想も限定的なものになる。しかし、常に、自分の外側には「自分の知らない世界」が広がっている。余裕がなければ、外側の世界の存在に気づくことは難しい。
・実は、皆が何かを誰かに与えたいと思っている。・他人から施しを受けるのは惨めなことではなく、寧ろ崇高な経験になる。・すべてを受け取ることを自分に許しなさい。
わたり文庫『星の王子さま』
今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、サン=テグジュペリ著作『星の王子さま』です。ごちゃまぜの家では、日々、深い人間理解を問われている。人類皆兄弟という言葉もあるが、やはり、この本に出てくる『王子さまとバラの関係』や『王子さまとキツネの関係』の中に、私は、血縁を超えた結びつきを覚える。絆を結ぶと言うことはどういうことなのだろうか。前に、キリスト教牧師から聞いた「愛は時間です」という言葉が蘇った。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。
※※※ こちらの本は、東京都にわたりました ※※※
君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ。
君は、飼いならしたものしか知ることができないんだよ。
人間たちには、もう何かを知るための時間がない。
だから、お店に行って、出来合いのものを買うだけさ。
だけど、友だちはどこにも売っていないから、人間たちは友だちを持っていないんだ。
サン=テグジュペリ『星の王子さま』【新潮文庫】
愛は時間。
何度も何度も私からダメ出しをされている青年Nが、再度、ごちゃまぜの家に遊びに来た。彼は話す。自分はいま29歳で、家族とも絶縁関係にあり、人間関係も希薄で友達も少ない。これまではそんな自分をダメだと思うことばかりに時間を割いてきてしまったが、これではいけない、もっと『人間的に成長をしたい』と思ってごちゃまぜの家に来た。成長とは何かと坂爪さんに問われたが、自分にとって、成長とは『自分の世界に、自分以外の誰かが入ってくること』だと思っている。これまで、自分の人生には自分しかいなかった。しかし、これからは『自分以外の誰か』を自分の心に招き入れて、それと向き合う方法を学び取っていきたい。と。
私は、青年Nの誠実な話ぶりに感動した。誠実な人間とは、誠実な関わり合いをしたいと思う。稀に、初対面の人々から「私も仲間にいれてください!」と言われることがある。しかし、仲間や友達というものは「頼まれたからなる」ものではないと思う。双方に対するリスペクトが前提にあって、はじめて成立をするものだと思う。私は、青年Nの誠実な人柄に触れたことで「このひとと付き合っていきたい」と思った。付き合うということは、苦楽を共にするということだ。楽だけではない、苦しみも共に乗り越えることで強化されるものが絆だと思う。このひとはなんだかな、と思う人に対して、私は「このひとは『楽』は大歓迎なんだろうけど、それが『苦』になった瞬間に逃げ出すのだろうな」という印象を勝手に覚える。都合が悪くなった途端に逃げ出すようなひとと、自分は、絆を結ぶ方法を知らない。
苦楽を共にする覚悟。それが時間だと思う。星の王子さまはバラに時間をかけた。時間をかければ時間をかけるほど、王子さまにとってバラは「かけがえのないもの」になった。時は金なりと言う言葉はきっと的確じゃない。時は命だ。物置で眠ったままの高級品があるように、金をかけたものすべてが大事になるとは限らない。しかし、何年も使い込まれたもの、何度も修繕を重ねたものには『愛着』が宿る。前に、キリスト教牧師から聞いた「愛は時間です」という言葉が蘇った。生まれてから死ぬまでの間、一生の付き合いになるものはそれほど多くはないだろう。しかし、自分自身とは、誰もが『生まれてから死ぬまでのお付き合い』になる。付き合うということは、苦楽を共にするということだ。自分の身の上に降りかかる、楽だけではない苦も引き受けるとき、自分は、自分自身を『一生物』として大事に扱っていけるようになる。それが、自分自身との『絆』になり得るのだと思う。
人間関係において「嫌われないこと」とか「不快感を与えないこと」を最優先にしてはいけないのだと思う。優しさは大事だ。思いやりも大事だ。でも、それ以上に大事なことは「自分の思いを伝えること」だと思う。他人軸を続けていると、自分の本音を見失う。誰のために生きているのかが分からなくなる。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年3月13日
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