自分の聖性に忠実でありたい。
車で京都から長野に行く予定が、運転手予定の女性(まだ会ったことはない)から「ごめんなさい!やっぱりこわくなったので行けません!」と直前にご連絡をいただいた。いまの私が坂爪さんに会ったら悪い影響を与えてしまいそうで、とのこと。この気持ち、ものっそいわかる。直前になっておそろしくなって逃げ出したくなる気持ち、ものっそいわかる。だがしかし、小生、すでに車の同乗者を集めてしまっていた。やばい。どうしよう。禿げちゃう。ここで神様が降臨した。「それならば僕が車を出しましょう!ジャジャーン!」とスーパーヒーローが登場をした。
ありのままの自分を表現することは、怖いことかもしれない。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2018年12月5日
ただ、自分を取り繕ったままで生きることのほうが、よっぽど恐ろしいことだと思う。出すほどになにかを得るということは、多分、真実だと思う。
自分をオープンにしている限り人間は死なない。 - いばや通信 https://t.co/8ZojPrlEZF
ブログには書けないことが多すぎる。が、人生はうまくできているものでどうにかなった。結果、京都から長野を経由して今は横浜にいる。長野では森ジムの開墾に邁進した。色々ありすぎてまとめられない。関西では「自分もごちゃまぜの家みたいな無料で家を開放するみたいなことをやりたいとは思うのだけれど、周囲から『馬鹿者!できるわけないだろ!』と言われまくるから困る」と話す人々に複数名会った。私は思う。毎日じゃなくて「一ヶ月のうちの1日とかだけでも、その空間をごちゃまぜの家みたいにする」とかどうだろうか。それなら負担も少ないし、全国にごちゃまぜの家支部的なものを作ることができる。私を客寄せパンダに使って欲しい。やがてはごちゃまぜの家甲子園みたいなこととか、やりたいなあと思う。
生き埋めになりたい。
アナスタシアという本を読んだ。なんでも「野菜の種は植える前に9分間舌の下にいれておくと自分の体内情報が種に伝わり、あなたに適した野菜ができる」的なことが書かれていた。私は「こ、これは!」と思った。なんだかありそうな気がした。今、一応、ごちゃまぜの家的なものが横浜と熱海と長野と佐渡島の四箇所にある。私は、一回、これらの土地に丸一日生き埋めになった方がいいのだと思う。砂浴という健康法がある。砂が毒素を吸い出してくれるように、土も毒素を吸い出してくれそうだ。私の体内情報がその土に伝われば、より一層『その土地と仲良くなれる』ように思う。体を這い回る虫たちは毛穴の汚れを除去するらしい。そんなことってあるのだろうか。ありそうな気がする。土の中は寒いのだろうか。それとも意外と温かいのだろうか。最近は生き埋めになることばかりを考えている。
森ジムを面白がってくれる人がいてくれることが奇跡だ。誰にも理解されないと思っていた。鉈や鋸などの刃物類をいただいたので、森を開墾して道を開いた。若い女性でさえ「手伝いたい!」とか「泊まりたい!」とか言う人がいるから昨今の女性は勇敢である。今、日本全国に空き家や空き地が増えている。見捨てられた土地を見ると残念に思う。有効活用のひとつの手段として、私はごちゃまぜの家(ごちゃまぜの森)を提唱したい。誰でも無料で使えるように開放すること。人間の善意でまわすこと。とか言うと「経費はどうするんだ!」とか「泥棒がきたらどうするのだ!」的なことを言われまくる。これは、やってみればわかる。逆に、やらなければわからないことをやる前に説明することは(佐渡島に行ったことがない人に佐渡島を説明することと同じように)無理だ。だから、私は説明をしたくない。
12月8日&9日は横浜のごちゃまぜの家で無料カレーが食べられる。是非、一回目撃してください。また「自分の家をごちゃまぜの家みたいにしたかったのよ!」的な方がいたら、是非、お気軽にご連絡ください。全国47都道府県(+海外)にごちゃまぜの家ができたら嬉しい。管理人同士の連携プレーが生まれたら楽しい。家に限らず空き地でもいい。海も山も森も活用したい。呼ばれる限り何処にでも行く。時間は(死ぬまでならば)ある。家賃の為に嫌な仕事でも嫌々やらなくちゃいけないみたいな前提を吹き飛ばしたい。や、別にどうにもならなくてもいいのだけれど、生活の不安が薄くなれば「人間はもっとダイナミックに生きることができる」ように思う。そうすれば、世界の熱量は高まる。結果、いまよりももっと一緒に遊べる人たちが増える。私は、単純に、遊びながら生きたいのだ。
わたり文庫『荒野へ』
今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、ジョン・クラカワー著作『荒野へ』です。男性におすすめです。この本は、アラスカの荒野に単身分け入り、四ヶ月後に腐乱死体となって発見された若者クリス・マッカンドレスにまつわるノンフィクションです。男なら、誰もが一度は冒険に憧れたことがあると思う。その初心みたいなものを、消しても消しても消しきれない野生みたいなものを、ページをめくるたびに呼び起こす一冊になると思います。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。
※※※ こちらの本は、岡山県にわたりました ※※※
私は変化がほしかったのであり、平穏無事な生活など望んでいない。刺激と危険と、それに愛するもののために身を捨てる機会をもとめていたのだ。自分の内部には、エネルギーがありあまっていて、われわれの静かな生活には、そのはけ口がなかった。
レフ・トルストイ『家庭の幸福』(クリス・マッカンドレスの遺体とともに発見された書物の一冊のなかで強調されていた一節)
ジョン・クラカワー『荒野へ』【集英社文庫】
自分の聖性に忠実でありたい。
京都から車を出してくれたスーパーマンY様も、今、横浜のごちゃまぜの家にいる。Y様は9日の朝に横浜を出て京都に戻る。この車、残り座席が2席ある。もしも「ちょうど仕事をズル休みして京都観光したかったのよ!」的な関東在住の方がいたら、お気軽にご連絡ください。Y様が無料で護送をしてくれる上に、伏見稲荷神社近くの素晴らしい宿泊先もあります。私はどうするのだろうか。私はこれからどうやって生きていくのだろうか。そういうことを考えると冬型の鬱病になるから考えない。人生は「どうにかする」ものではなく「どうにかなる」ものだと思い込む。自分の意思を超えて、思いもよらなかった場所に運ばれていくことが人生の醍醐味なのだと思う。
連絡先・坂爪圭吾
keigosakatsume@gmail.com
LINE ID ibaya
今、ごちゃまぜの家には「仕事と金を失った」内海さんが滞在している。先日、内海さんと話している時に、同席していた人が「雇用主の都合で仕事をやめさせられたのなら、損害賠償的なものを請求する権利があるんじゃないですか?」という鋭い指摘をした。が、これに対して、内海さんは「僕に請求する権利があったとしても、請求をしたいとは思いません」とはっきり答えた。私は、この、内海さんの回答を聞いたときになんだかホッと安心をした。見る人が見たら、取れる金があるのに取らないことは『もったいない』こととして映るのかもしれない。しかし、過去に何度も何度も何度も金の問題を目の当たりにしてきた経験を経て『身を滅ぼす金の使い方・金の稼ぎ方』というものがあることを知った。損得勘定で見れば損をすることでも、別の視点から見れば徳を積む(自分の純粋性を高める)ことに繋がる生き方がある。その生き方を、私は、内海さんと一緒に見出していきたいと思う。
カナダのモントリオールからメールが届いた。国境を超えてやりとりができることが嬉しい。巷では「自分を大事に」みたいなことが頻繁に言われるが、私は、結構逆のことを思う。自分を大事にするよりも、めっちゃつらいことをやりまくった結果「それ以外のことがほとんど楽勝になる」みたいな状態に自分を育む。そういう生き方があってもいいと思う(しかし、これは男性向けだと思う)。人間、生きているならばどうしても貫き通したいと思う筋があるはずだ。その筋は、貫けば貫くだけ自分を不利な状態に追い込むだろう。しかし、その筋があるからこそ、自分は自分として強烈に在ることができる。純粋性を守れば守るほど、この世界では生きづらくなる。周囲からも罵倒され、村八分の憂き目にも遭うだろう。しかし、生きづらいということは「自分は自分のままである」ことの最大の証明になる。直感が外れることは多いけれど、違和感が外れることは滅多にない。誰かに合わせる必要はないのだと思う。ただ、自分の聖性に忠実でありたいと思う。
道に迷った時は、損得感情じゃない、自分のこころが「美しい」と感じる道を選ぶこと。自暴自棄にはならないこと。希望が消えてなくなる前に、残された時間に最善を尽くすこと。品位をもって、勇気とユーモアと落ち着きを忘れないこと。どのような生き方だとしても構わないから、胸を張って生きること。
— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume) 2017年7月13日
坂爪さん、初めまして、こんにちは。わたしは、○○○○と言います。カナダのモントリオールに住んでいます。わたしのところにも、あなたの命の光が届きました。強く、たくさん感じることがあり、魂が伝えたい気持ちがあるのですが、大きすぎて、ありがたすぎて、まだうまいこと言葉として現れません。また書きますね!ありがとう! ありがとう!! ありがとう!!!会えるのも楽しみにしています。ありがとう!!!!!!今日も、今、この瞬間も、あなたの命が、張り裂けんばかりに喜び、ありがたいなぁ〜と安堵し、体の隅々が冴え渡り、生命力にみなぎり、心地よく軽やかに動き、あなたの命の自然や資質を最大限に満喫されていますように。関わる全ての、生きとし生けるもの、見えるもの見えないもの、あるものないものと楽しく遊んでいますように。☆○○○○より
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu