【4日目】死ぬまで騙されていたい嘘をつく。
ブルーハーツ時代の甲本ヒロトさんがインタビューで「お前がやっていることはこども騙しだって言われることがあるんだ」と話していた。そして「それなんだよ!ぼくがやりたいのはそれなんだ。ぼくは中学生の頃にロックンロールに騙された。ガキンチョを騙すのがロックなんだよ」と。それがやりたいんだと。このエピソードが大好きで、いまでも頻繁に思い出す。お釈迦様は「色即是空。空即是空。すべては夢でまぼろしである」的なことをいっている(いっていなかったらごめんなさい)。私たちが生きているこの世界は夢みたいなもので、ただ、あらゆる社会通念的なものに『騙されている』だけなのかもしれない。それならば、どうせならば死ぬまで騙されたいたい嘘を生きたいと思う。
みなさまおはようございます!
— 坂爪圭吾 / BillyGyallow🏳️🌈 (@KeigoSakatsume) 2018年4月12日
ハワイ島東南部にあるウォームポンドという温泉【キラウエア火山で温められた海水浴場】に来ました。浸かった瞬間の歓喜が半端なかったので、みなさまもハワイ島に来たときは是非🌈🌈
【3日目】褒められたもんじゃない生き方。 - いばや通信 https://t.co/wU28bw29vM pic.twitter.com/uZMiOyRsRu
🌈🌈🌈3日目の記事はこちらです🌈🌈🌈
Warm Ponds
野営で冷えたカラダを温泉で温める。キラウェア火山によって温められた海水は30度前後のぬるま湯で、永遠に浸かっていたいと思わせる胎内感にあふれていた。今日、朝一でここに来れただけで大正解!もう今日は素晴らしい1日になったと胸が踊る。ふと、足になにかがぶつかるなと思って海底を覗くと小さな熱帯魚が泳いでいた。周囲でおよでいるひとたちを眺める。穏やかな空気が流れている。おだやかな幸福感に包まれている。誰ひとり、眉間にシワを寄せているようなひとはいない。
ウォームポンドを出て、テントや衣類を乾かす。
車を飛ばしてヒロ市街地を目指す。
アサイー男子
坂爪と保科さんがアサイーボウルにはまっているために、ヒロの有名店に足を運ぶ。合計3個のアサイーボウルを注文したあとにとても大切なことを学ぶ。アメリカはひとつひとつが物凄いでかい。徹君曰く「ガリガリ君6本分くらいありますね…」とのこと、こういったものをオーダーするときはひとつだけ購買してみんなでシェアをするのがいいのだと学ぶ。全身が冷える。隣の席の女の子たちを「麗しいなあ…」と眺め温もる。
Rainbow Falls
ヒロやパホアにごちゃまぜの家をつくれたら、ということで車で市街地をまわった。看板に「Rainbow Falls」と出てきたのでそちらに向かう。天気によっては滝に虹がかかる観光名所だ。滝の周辺には森もあり、我々の関心は滝よりも森の方に向かった(ハワイにきてからというもの、自分は暮らすなら海よりも山や森の方が好きなのだなあと感じるようになった)。
Kilauea National Park
キラウェア火山にあるキャンプ場に向かう。一泊15ドルで車1台とテント2個まで持ち込むことができる。3人で利用をしたのでひとりあたり一泊5ドル(500円程度)。物価が高い国ではテント生活も大ありだなあと学ぶ。トイレ常設。焚き火も可能。森に包まれて(ペレに抱かれながら)眠る時間は素晴らしい。適当に拾った木材で焚き火を起こして暖をとる。標高1200メートルにあるこのキャンプ場は、夜、とても寒い。
死ぬまで騙されていたい嘘をつく。
普段は行かない場所に足を運ぶと、当たり前のことだけれど「いまいる場所が世界のすべてではない」ということを知る。テントを持ち運ぶことは「家を持参する」ことと同じで、スマホやパソコンを持ち運ぶことは「仕事を持参する」ことと同じになる。やり方によっては、世界のどこでも生きていけるのだなあと思うときに自由を感じる。いつの間にか、生きてきたなかで養われた癖で、ここでなければ生きていけないとかこれがなければ生きていけないという数々の制約を自分の中に培ってしまう。が、実際は世界のどこでも生きて行くことはできるのだと思う。
それで生きたいと思うなら、生きていけないことはないんだよ。そういうことを思う。日本で死にたいなどと思うようなときは、一度、騙されたと思ってハワイ島に足を運んでみて欲しい。マウナケアの朝日やキラウェア火山の星空、ホナウナウの海岸やウォームポンドの温もりなど、もしもまだ未体験のものであればそれを体験してから死んでも遅くはないと思う。タイのパーイでも、エジプトのピラミッドでも、日本の佐渡島でも何処でもいい。まだテントで眠ったことのないひとには、騙されたと思って一回テントで寝てみてほしいと思う。自然に囲まれた状態で眠ることの豊かさや、人間ひとりが生きて行くために必要なものはそれほど多くはないことなど、知ることができるように思う(日本に戻り次第テントだったらいくらでも無料で貸すし、現地に同行をしてもいいとさえ思う)。
焚き火を終えてテントに戻る。寝袋にもぐって明かりを消す。目を閉じる。ふと、なにも心配をすることはないという言葉が脳裏をよぎった。必要なものは全部揃えてある。あとはただ、遠慮をすることなく、思い煩うことなく、それを受け取るだけでいい。足りないものはなにもない。足りないものが問題になるのではなく、ただ、受け取らなかったものだけが問題というかたちで後に残るのだということを思った。この瞬間も、世界はあなたに向かってさまざまなものを差し出している。受け取りなさい。そして、自分に与えられているものをよろこびなさい。テントの上に雨が降る。その音が心地よかった。受け取るということ、それは「あなたは愛されている」ということを知ることと同じだなと思った。この言葉になら、この思いになら、騙されても構わないと思いながら眠りについた。
心配しなくてもいい。必要なものは全部揃えてある。あなたはただ、遠慮をすることなく、思い煩うことなく、それを受け取るだけでいい。足りないものが問題になるのではなく、ただ、受け取らなかったものだけが問題になる。あなたはただ、受け取るだけでいい。受け取ることが、あなたを次の舞台に運ぶ。
— 坂爪圭吾 / BillyGyallow🏳️🌈 (@KeigoSakatsume) 2018年4月13日
人生は続く。
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu
坂爪圭吾に「生きろ」という方はこちら
《ゆうちょ銀行》※ゆうちょ同士 10120−54031201 サカツメ ケイゴ《ゆうちょ銀行》※他の銀行から 店番号 018 店名 〇一八店(ゼロイチハチ店) 普通 5403120 サカツメ ケイゴ
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
応援メッセージもこころからお待ちしております。みなさまからのお言葉が、へっぽこりんちょになっている瞬間にどれだけ大きな力になることか・・・簡単な一言だけでもとってもうれしいです。みなさまからの応援をよろしくお願いいたします!!
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸