いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

実際問題、最大のタブーとは『家族』である。

f:id:ibaya:20170502124617j:image

 

10万円支援者の方に「おはなを届ける」という任務を遂行した。大きな花束をひとにあげる経験は生まれてはじめてのことだったので、果たしてどのような顔をしてお渡しすればいいのだろうかと小一時間程度悩んだ。 支援者の方と、事前にメールでやりとりを交わした時の印象では「言葉遣いも非常に丁寧で落ち着いているし、きっと年齢は40代程度なのかな」なーーーんて勝手にタカを括っていたら、実際に面会させていただいた女性は26歳のうら若き乙女様【都内でOLのお仕事をされていらっしゃるとのこと!】で、驚愕の事実にわたしのアゴはごちゃまぜになった。この若さで、この大胆さとは!素晴らしい!奇跡だ!奇跡を見た!日本の未来は明るい!これで安心をして死ねる!などと思うと同時に、わたしは「俺もしっかりと生きよう…」と、精神の帯を締め直した。

 

 

完全なるわたしの確認ミスで、クラウドファンディングの支援金が振り込まれるのは6月末だということが判明をした。決済手数料も5%だと思っていたのだけれど、いろいろと含めると10%になるみたい【総額430万円程度になります!】で、ああ、こういう初歩的なミスを犯しまくるから自分は社会生活には不適合なのだということを思って落ちた(というのは嘘で、20秒くらいで復活をした)。非常にありがたいことに、実際に手渡しで支援金をダンクしてくださった神様のおかげで、いま、どうにかこうにか移動を続けることができています【こころの底からありがとうございます!!最高に助けられています!!】。もしも、これはもしもの話です、もしも「クラウドファンディングで支援をやり損なったから、いまからするよー!」という神様予備軍の方が奇跡的にいらっしゃいましたら、下記の口座番号まで直接お振込いただけましたら寿命が延びます!!【もちろん、従来通り(クラウドファンディングの記事にある通り)の御返しを誠心誠意を込めてさせていただきます!!】

 

ゆうちょ銀行 10120 54031201 サカツメケイゴ

 

 【ゆうちょ銀行以外からお振込の場合】

銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 018
預金種目 普通
店名 〇一八店(ゼロイチハチ店)〇一八店(ゼロイチハチ店)〇一八店(ゼロイチハチ店)
口座番号 5403120

 

自分で書いておきながら「なんだか心臓がキリキリしてきました…」という心情になっているのがいまです!!実際にお振込いただいた神様は、お手間をかけてしまって非常に心苦しいことこの上ない話になるのですが「振り込んだよー!」的なご連絡をいただけますと非常に幸いです!!折り返し、早急に、御礼の気持ちを全力で込めさせていただいた返信なりお電話なり花束なりをご用意させていただきます!!【こんな感じの愚かもの具合で本当に申し訳ありません!!菊名の家だけは、どのようなことがあっても死守をするのでその点はご安心ください!!】

 

ひとは優しい。

ここ数日、睡眠欲と食欲がもの凄い。どれだけ食べてもお腹は減るし、どれだけ眠っても常に眠気がある(この瞬間もとっても眠いです!!)。どうしてなのだろうかと友達の徹君に相談をしたら、徹君曰く「いま、圭吾さんのことを思っているひとがたくさんいるからじゃないですか?誰かに『生きろ!』って思われているその力が、睡眠欲とか食欲にあらわれているのではないでしょうか!」とのこと。わたしは、ああ、なるほど、そういうこともあるのかもしれないと思った。変な言い方になるのだけれど、1日の密度が通常の3倍程度になっている感覚がある。考え事をしているだけでも猛烈にカロリーを消費している感覚があって、特段カラダを動かしている訳でもないのに体重は減らない代わりに肉体が引き締まっている。この現象はなんなのだろうか。肉体全体がそこはかとない野性味を帯びはじめているような気もしていて、「人間のカラダって面白いな!」と思う。

 

隙間時間を見つけては、支援者の方々に御礼の電話をする日々を過ごしている。みなさまほんとうに優しい方々ばかりで、こんなに電話をしていたら疲れちゃいませんかなんて気遣ってくれる(本当にありがとうございます!!)。事実、電話をする前は「疲れちゃうのかな??やっぱりこういうのって疲れちゃうものなのかな??」と思っていたけれど、実際は真逆だった。電話をする度に元気になる。みなさまが優しい方々ばかりだからというのが多分最大の理由になると思うのだけれど、電話をさせていただけることのメリットは「一気にふたりの距離が近づく」「次に連絡を取るためのハードルが下がる」「メールにはない温度感を感じることができる」「お互いの存在【生きているということ】を確認することができる」「なんだかこころに新鮮な風が吹いたような気持ちになる」などがある。声のことを『肉声』とも言う。肉声には、温度がある。

 

先ほど、お話をさせていただいた女性は鳥取県に在住とのこと。わたしが「どうしてご支援をしてみたいと思っていただけたのですか?」とお尋ねすると、その方は「坂爪さんの存在を知るようになってから、なんだか自分の悩みとか不安なんてどうでもいいことのような気がしてきて、その御礼をさせていただきたいと思ったからです」なんて言葉を与えてくれて、ああ、もう、ひとってなんでこんなに優しいのでしょう!んもう!目の前にいたら抱きしめていたところですよ!!!と感動をした。わたしは「御礼を言いたいのは僕の方です!【それがそもそもの目的なのに、自分が御礼を言われちゃっているこの現象はなんぞ!】」と電話越しに絶叫をしながら、ああ、世界は素晴らしい…こんな僕でも生かしてくださるのだ…なんてことを思いました(なんだか文章が雑でごめんなさい!いま、眠気がピークに来ています!でも、どうしても書きたいことがあるから続けます!!!)。

 

家族をアップデートする。

ごちゃまぜの家の活動をはじめてから、わたし自身の内部で「もしかしたらこの活動は時代の大きな転換期を象徴するものになるのかもしれない」という感覚を覚えるようになった。何かが大きく変わるとき、その時の状態を、映像でもなんでもドキュメンタリーのようなもので残せないだろうかと思っていた。まさにそのタイミングで、映像製作会社の方から「一度取材に行かせていただけないでしょうか?」というご連絡をいただいた。まだ、これからどのような流れになるのかは何も決まっていないけれど、ごちゃまぜの家という活動が「家族をアップデートする」ものになりそうな予感がしている。そして、この予感は決して生易しいものではなく「もしかしたら、実はとんでもないことをやろうとしているのではないだろうか」というある種の恐怖感さえも抱かせる感覚になる。

 

世の中には『タブー』と呼ばれているものがある。以前のわたしは「セックスと、死と、金。これらの3つの話をすることが、世間的にはタブーと言われている」ような感覚を覚えていた。しかし、最近では「実際問題、最大のタブーとは『家族』なんじゃないだろうか」と思うようになった。これは極論になるかもしれないけれど、様々な人々と出会う日々を送りながら、あらゆる問題の根源は「家族関係にある」のではないだろうかと感じることは多い。家族関係(多くの場合は両親との関係)の中に未解決事項がある限り、その問題は、他のあらゆる人間関係(友達とか恋人とか職場の同僚など)に反映をされる。父親【母親】に愛されなかったという思いが強いひとは、父親【母親】の代わりを求めて死ぬまで彷徨う。が、実際の父親【母親】は世界にひとりしかいないために、代わりを見つけることはできない。最高の解決策は「許すこと」だと思うのだけれど、しかし、口にするのは簡単だとしても実際に「許す」ことは難しい。これまでの人生において「どうしても許せないひと」がいる限り、その感情はあらゆる人間関係にも影響【不信感】を与える。

 

家族という集合体は、当たり前に存在をしているようで「その内部では、とんでもない独裁政治が行われている閉鎖的な空間」でもある(と思う)。自分の家庭では普通だと思っていたことが、一歩外に出てみると、実は異常なことだったのだと気付いたという話を耳にすることは多い。あるひとは言う。我が家には、親の言うことは絶対に従わなければいけないという教育方針がありました。そのため、何をするにしても「親の許可」が必要になるために、いつの間にか他人の顔色ばかりを気にする性格になっていました。わたしが何かをするためには、自分以外の誰かの許可が必要になるために、許可がおりない限り「わたしには何もすることはできない」という思いが無意識のうちに内側に蓄積をしていきました。

 

『日々のことば』

f:id:ibaya:20170502171615j:image

 

突然ではありますが、このタイミングでわたり文庫無料郵送のご案内をいたします。今回の一冊は、マザーテレサ著作『日々のことば』です。こちらの本、過去にも何度か紹介をさせていただいた度に物凄い応募数をいただいていた【ほんとうに素晴らしい本だと思います!】のですが、先日、こちらの本をお渡しさせていただいた方が「他にも読まれたい方がたくさんいらっしゃると思うので、是非、この本を使ってください」とわざわざ熱海まで返却をするために足を運んでくれました(しかも!!「これは本の郵送代に使ってください」というお言葉と共に貴重なお金も添えて!!C様、ほんとうにありがとうございます!!)。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、兵庫県にわたりました ※※※

 

4月7日【註・坂爪圭吾の誕生日です!】

 

どんな国であれ、信仰のあるところでは、

わたしたちが働くのに困ったことは、まったくありません。

わたしたちは、すべての人を神の子どもと考えています。

みんな、わたしたちの兄弟、姉妹です。

わたしたちは深い尊敬をもって接します。

わたしたちの仕事は、

クリスチャンも、ノンクリスチャンも同じに、

彼らをいっそう勇気づけます。

心からあふれる愛の働きはどんなものであっても、

人々を神に近づけるものなのです。

 

マザーテレサ『日々のことば』【女子パウロ会】 

 

【参考HP】わたり食堂・わたり文庫

 

実際問題、最大のタブーとは『家族』である。

f:id:ibaya:20170502151530j:image

5月6日(土)まで、東京都文京区の根津という場所にある「ヒタキバ(旧・宮の湯)」で、わたしの友達のMAYUCHAPAWONICAさんが展示をしています。彼女の作品が非常に最&高で(これは無理矢理にでも体験をさせたい!!と強く思う)、且つ、彼女の存在自体がわたしの琴線に触れまくっているのですが、5月3日(水)14時からMAYUCHAPAWONICAによるアーティストツアー【作品解説】なるものが開催されます。わたしも足を運ぶ予定になっているので、もしも、お時間のあります方は現地でお会いできたら(そして諸々のお話を一緒にできたらいいなあ)と思っています。

 

【イベント情報】4/22〜5/6夜の浴場とヒタキバを巡る 小さな冒険 - CHAPAWONICA BLOG ~らぶ&ぱぽぷ~

 

この会場では、すべての服を取っ払って真っ裸になっているMAYUCHAPAWONICAさんの写真も展示をされています。昨日も、根津の会場でMAYUCHAPAWONICAさんと話をしていたのですが「多分、自分自身をどれだけ殺せるかなんだと思う。自分が誰よりも早く自分自身に飽きて、古い自分を一回殺して、新しい自分になって生まれ変わる。どれだけ生きたかっていうのは『どれだけ死ねたか』ということで、ほかの誰でもない、自分が自分自身から『いまの自分、ダサーー!!!』ってなった瞬間から、きっと、何かを変えていかなくちゃいけないのだと思う」という話をしていました(ほんとうはもっといい感じの話だったはずなのだけれど、極上の眠気が記憶のすべてを吹き飛ばしています!!)。

 

シークレットステイトメント3《未来》 - CHAPAWONICA BLOG ~らぶ&ぱぽぷ~

 

いばや的には「答えよりも問いになりたい」という思いがあり、問われているものは「未来を見抜くセンス」なのだと思います。いま、目の前にあるものは答えではなく「問い」があるだけ。MAYUCHAPAWONICAさんは「私は考え続ける。それが生きるってことだから」と言います【これは最高に格好いい言葉だと思うのですが、説明不足で申し訳ありません!!】。昨日、ブログ読者の方から一通のメールをいただきました。そこで引用をされていた言葉が素敵だったので、ちょっとだけ長くなりますが最後に引用をさせていただきます。眠気を言い訳に非常にまとまりのない文章になりましたが、いま、坂爪圭吾は「家族というタブー」に興味があるということだけでも伝わったらうれしいなあという思いから、この記事を更新しました。 それでは、当日、現地でみなさまとお会いできますことを楽しみにしております!!

 

 

坂爪さん、ありがとうございます。

お返事いただいて、驚きました。
食事をしていた手が、漫画みたいに止まりました。
もちろん、嬉しかったです!

名字ではなく名前で、
それも10人中7人は呼び間違える名前を間違えずに呼びかけて下さって、
これが坂爪さんの、一人一人との関わり方なんだなあと思いました。

それは、たくさんの方が贈り物を何か返したくなるなぁと思いました。


私も、今日ちょうど大事な会のお知らせに載せようと思っていた、
瞑想の先生の言葉を、坂爪さんにお送りしてみたくなりました。

なんだか坂爪さんと響き合うような気が、勝手にしまして。

お時間ある時、ちょっと読んでみていただけたら嬉しいです。

あ、無限にお忙しい中、お返事はいただかずとも、大丈夫です。
たくさん、お気持ち、いただきました。


坂爪さんみたいな方が、元気でこの世界にいて下さることへの感謝をこめて


◯◯◯◯◯


***


あなたのからだはダイナモ〈発電機〉だ。

 

使えば使うほど

無限なる源泉からのエネルギーの供給は、

ますます大きくなる。

 

活動を通して、あなたはエネルギーを新たにする。

 

使えば使うほど

源泉からのエネルギーはいっそう得やすくなる。

 

 

あなたもまた、永遠の中に根を下ろしている。

 

エネルギーを使うときには、

あなたはこの〈無限〉からエネルギーを吸っている。

 

あなたの根が、働き始める―

 

 

どの次元のことであっても、

同じ法則があてはまる。

もっとほしいと思うものがあれば、

何であれ、同じようにやってみなさい。

 

もしあなたが愛の無限の源泉となりたいのなら、

できるかぎり多くの愛を分かち合いなさい。

 

けちんぼにはなりなさんな!

 

もしただ流れ続けていられたなら、

もっともっと多くが、あなたの手に入るようになる。

 

 

イエスがどこかで言っている。

 

「もし生命に執着したら、あなたはそれを失うだろう。

 

もしそれを失くす用意ができていたら、あなたはそれを溢れんばかりに得るだろうー」

 

 

いつでも、あなたが何かを与えるなら、根からもっともっと入ってくる、

もっとが与えられる。

 

〈神〉は与える者、無条件に与える者だ。

 

 

もしあなたもまた与える者なら、両手を空っぽにしておくことだ、

そうすれば、〈神〉はあなたにもっと多くを与えられる。

 

もしあなたがけちけちする人なら、

神性なるものとあなたとの関係は断ち切られることになる。

 

その時、あなたはただの小さな一つの波、

いつもいつも失うことを恐れている、小さな波になっている。

 

 

大海のように生きるがいい。

大海原になりなさい。

失うことなど決して考えずに・・

失われるものなど何ひとつない。

 

あなたはただ〈全体〉の一つの顔、

〈全体〉がたまたまそのように起こった在りようだ。

 

 

それについて何も心配することはない。

それには決して終わりが来ない、

この〈実在〉には始まりもないし、終わりもないー

 

 

楽しむといい

祝うといい―

活動的になるといい。

 

 

そして、いつもいつも、与える者になりなさい。

 

トータルに与える者になることで、

何かをとっておく、しまっておくなどということは

決して考えないようになりなさい。

 

それが唯一の祈りとなるようにー

 

与えることは祈ること

与えることは愛することー

 

 

そして与えることができる者は

必ずもっと多くを与えられる。

 

***

 

https://www.instagram.com/p/BTkj17eD7Rl/

ざわざわ。。。

 

人生は続く。

 

413-0002

静岡県熱海市伊豆山302
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
TEL 07055527106 LINE ibaya
MAIL keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

photographed by 一ノ瀬健太