奈々子に。


※※※ こちらの本は、神奈川県にわたりました ※※※
【参考HP】わたり食堂・わたり文庫
奈々子に赤い林檎の頬をして眠っている 奈々子。お前のお母さんの頬の赤さはそっくり奈々子の頬にいってしまってひところのお母さんのつややかな頬は少し青ざめたお父さんにも ちょっと酸っぱい思いがふえた。唐突だが奈々子お父さんは お前に多くを期待しないだろう。ひとがほかからの期待に応えようとしてどんなに自分を駄目にしてしまうかお父さんは はっきり知ってしまったから。お父さんがお前にあげたいものは健康と自分を愛する心だ。ひとがひとでなくなるのは自分を愛することをやめるときだ。自分を愛することをやめるときひとは他人を愛することをやめ世界を見失ってしまう自分があるとき他人があり世界がある。お父さんにもお母さんにも酸っぱい苦労がふえた。苦労は今はお前にあげられない。お前にあげたいものは香りのよい健康とかちとるにむづかしくはぐくむにむづかしい自分を愛する心だ。

人生は続く。
静岡県熱海市伊豆山302
坂爪圭吾 KeigoSakatsume
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