いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

「今の生き方の先に自分が思う幸せはあるのか?」という問いに個人個人が徹底的に真摯に向き合って、自分が成し得る最善を尽くすことが、輝く未来に続く突破口になる。

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【最近思うことあれこれ】


1・『ショックドクトリン』ー 非常時のどさくさに紛れて大きな政治改革を行うことを「ショックドクトリン(災害資本主義)」と呼び、災害時に法律を変えたり極端な税率変更を行うことなどを指すのですが、今回の過剰な台風報道の裏側で特定秘密保護法閣議決定されていました。


2・ソチオリンピックの最中にウクライナ問題が勃発したように、多くの人々が何か別のことに多大な関心を寄せている間に、その裏側ではとんでもないことが進められていることが結構頻繁にあると思います。今回もそのひとつだと思う。


3・かと言って、今の自分に何が出来るのかを考えると「自分たちの身は自分たちで守るしかない」という程度のことしか思い浮かばない。誰かに何かをやってもらうことを期待するのではなくて、自分が出来ることから(そして時には「自分には出来なさそうに思えること」さえも)着実に少しずつはじめていくことしかないような気がしています。


4・私は家のない生活を通じて「最大のセフティネットは安定した仕事につくことよりも、銀行に大量のお金を預けておくことでもなく、自分にもしものことがあった時に助けてくれる人がどれだけいるかなのだ」と思うようになりました。


5・非常時と呼ばれるものの代表格が「戦争」「自然災害」「財政破綻」の三つだと思うけれど、今はこのどれが起きても不思議ではない状態にあると思う。別に不謹慎な話がしたい訳では決してなくて、もしもの時に備えたライフスタイルなりセフティネットを今のうちから構築しておくことは、これからを生きる上でもきっと大きな自信に繋がると思う。


6・極論、人との繋がりがあれば死なない。逆に言えば、何かひとつの組織に依存するような生き方をしていると、その命綱が途絶えた瞬間に突如として路頭に迷うことになってしまう。人生の手綱を他の誰かに握られてしまうことになる。


7・世の中が大きく変わろうとしている時に重要になるのは、残すべき価値観と捨て去るべき価値観の見極めだと思う。要するに「今の生き方の先に自分が思う幸せはあるのか?」という問いに個人個人が徹底的に真摯に向き合うことだと思う。違うと思えば改めて、正しいと思えば続ける。


8・何かをはじめることよりも、何かを「やめる」ことの方が難しい。「捨てる」「止める」「やめる」ことには不安が伴うけれど、同時に人間的な清々しさも味わうことが出来る。今までは『幸せになるためには新しい何かが必要だ』と思い込まされてきたけれど、幸せになるためには新しい何かを「得る」よりも先に「捨てる」必要があるのだと思う。それは『幸せになる』というよりも『幸せを取り戻す』という感覚に近い。誰もが子供の頃に戻るような感覚に似ている。


9・断捨離のコツは「あるものを減らす」よりも「すべてを失ったあとに、再びそれを取り戻したいと思うかどうか」だと思う。地震や火事ですべてを失ってしまった時に、再びそれを取り戻したいと思わないなら捨ててしまっても問題ない。


10・自分にとって必要なものとそうでないものを見極めることは、他の誰でもない自分自身にしか出来ない。他人が思う「重要なもの」に振り回されることなく、自分ではない誰かに自分の人生を良くしてもらいたいと願うのでもなく、「今の生き方の先に自分が思う幸せはあるのか?」という問いに個人個人が徹底的に真摯に向き合って、自分が成し得る最善を尽くすことが、輝く未来に続く突破口になる。人生は続く。


坂爪圭吾 07055527106 or 08037252314
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