いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

圧倒的に世の中がバグってきている6つの理由。 〜自分の心が感じる違和感を大切にしよう〜

世の中を俯瞰して見ると、色々とバグっているなあと思う。

1・自殺者が年間3万人いる。
2・鬱病患者が100万人いる。
3・結婚したくても結婚出来ない人がいる。
4・就職したくても就職出来ない人がいる。
5・仕事がなさすぎて自殺をする人がいる。
6・仕事がありすぎて自殺をする人がいる。

これは、明らかに世の中がいい感じに狂っていると思う。

何も難しい話がしたい訳ではなくて、社会正義を振りかざして「ここがおかしい!」「もっとこうするべきだ!」って叫びたい訳でも全然なくて、ただただ、超単純に、これは誰が見ても「これって明らかに異常だよね☆」って感じだと思っていて、そう思うのは自分だけじゃないはずだと思って書きます。

これはゲームで言えば、永遠にクリアすることの出来ない、いつまでも報われることのない「クソゲー」と同じだと思います。いつまでも報われることがないのは、決してその人個人が悪いんじゃなくて、明らかにシステムが悪い。今のシステムはいい感じに限界を迎えているから、そろそろネクストステージに行った方がいいよね、ということを常々感じています。これは、別に今までのシステムを否定したい訳ではなくて、今まではそれで機能していたからそれで良かったのだと思います。

ただ、そろそろ今までのシステムも変えた方がいいよね、だんだんシャレにならない感じでバグりまくってきているよね、結婚したくでも出来ない人が男女共にたくさんいるのは絶対におかしいよね、何かが完全に噛み合っていないよね、これじゃまるでタイタニック号と同じで最後にはみんな沈んで死んじゃうよね、ということを感じています。

だから、これから何か新しいことをやろうとする時は、今までのシステムの中での話をしてちゃいけないのだと思う。それじゃ、タイタニック号に乗っている状態は同じだから、結局いつまでも報われることがないし、最後には沈んでみんなしんでしまう。大事なのは、今のシステムの外側の、まったく新しい形での世の中のあり方をどういう形で提案していけるのか、そこにあると感じています。

私が感じている重要な視点は以下の3つ。

①お金についての考え方を変える。
②働き方についての考え方を変える。
③人生の豊かさについての考え方を変える。

①お金について。今は、謎に「お金がなければ生きていけない」という思い込みが蔓延している。これは完全に幻想で、例えば日本では処理代も含めると年間10兆円を超える食糧が廃棄されている。圧倒的に食糧は過剰にあるから、日本で飢え死にすることはまずない。これで衣食住の「食」はクリア。日本の空き家率もこれからどんどん増えていくし、私の故郷である新潟市でも家賃一万円でワンルームに住めるし、住む場所さえ選ばなければどうにでもなる。これで衣食住の「住」はクリア。服なんて、お洒落を一時的に諦めることでいくらでもどうにでもなる。これで衣食住の「衣」はクリア。乱暴にまとめているのは承知の上で、これでとりあえず生きていける。悲愴感を帯びる必要は微塵もない。

②働き方について。上記を踏まえると、案外月額5万円位稼げばどうにかなる。この5万円をどうやって稼ぐか。ひとつの仕事で5万円稼いでもいいけど、1000円稼げる仕事を50個持ってもいい。仕事はひとり一つか二つかなんてルールはこの世に存在しない。好きなことを遊び感覚でためして、そこからおひねりをもらえばどうにかなる。地方には耕作放棄地も大量にあるから、そこで自給自足をしてもいい。自分で育てた野菜は格別だし、わざわざ都会から自然に触れたくてやってくる人と友達になれる。

③人生の豊かさについて。豪華な家&豪華な車&豪華なものに囲まれた生活を望む人なんて、多分全体の5%にも満たないと思う。豊かさの定義が変わった。モノの中に豊かさはないって多くの人がとっくの昔に気づいている。所有から共有へ。人との繋がりが豊かさを実感させてくれるし、夕日の美しさとか、満点の星空の下で愛する人達と語り合う豊かさとか、焚き火を囲む豊かさとか、実は「本当の豊かさ」ってたいしたお金がかからないものがほとんどだということを多くの人がもう既に知っている。

なんだか乱暴にまとめることしか出来ないけど、断言できるのは「人生はどうにかなる」ということで、金なんかのために死ぬ必要は微塵もないことがわかる。YOUTUBETEDも海も星も山も森もすべて無料だ。世の中はすでに圧倒的に豊かで、それを享受するためにかかる費用はわずかなものだ。

今は、多くの人の行動の動機が「不安」になってしまっていると思う。とりあえず就職しておかないと不安だから就職するとか、とりあえず今の仕事は好きじゃないけどやめたら生きていけるかどうか不安だからやめることができないとか、この人のことは実はあまり好きじゃないけど嫌われてしまうのが不安だから人間関係の悩みが尽きることがないとか、不安を動機に行動を起こしてもろくな結果にはならない。

人間にはハートがある。ハートが最高のナビゲーターになる。

「なんとなくこの人のことは信じられない」って思うことは、生きていれば誰にでもあると思う。そして、ほとんどの場合、その直感は当たっている。ハートが感じる正解率はめちゃめちゃ高い。ハートは最高のナビゲーターであることをここに断言する。自分の心は、自分の頭で考えることよりもずっと先にとっくに答えを知っている。自分の心が感じる違和感を大事にした方がいいと思っている。

自分の心が感じる違和感を大事にした方がいいと思っている。

生きていれば、「これはちょっとおかしい」とか「なんでこんなことをしているんだろう」とか、日常の中で違和感を覚えることは無数にある。それを信じるべきだと私は思う。違和感の中に正解がある。ここで一番やってはいけないのは、違和感を感じる自分の心を否定してしまうことだ。「こんなことを考えてしまう自分はおかしいんじゃないか」とか、「自分が甘いからこんなことを考えてしまうんだ」とか、自分を否定してしまうと最高のナビゲーターが死んでしまう。自分の心をもっと信じてあげたほうがいいと思う。これは自分自身にも言い聞かせている。自分の心が叩き出す正解率は本当に高い。

以上、最近感じていることは以下の3つ。

①今の世の中はいい感じにバグっている。これは誰が見ても明らかだと思うから、ネクストステージに進むためにはどうすればいんだろうね、という話をしていきたいと思っている。

②「金がなければ生きていけない」というのは思い込みのおばけ。おばけなんていない。「存在していないものを、存在しているように感じてしまって不安になって動けなくなる」ことって意外に多いから、私は「おばけ退治」の専門家になりたいと思っている。実践する専門家になるのだ。

③自分の心が感じている違和感を大切にしよう。

私は「生きている」ことは本当に素晴らしいものだと思っている。人生は続く。

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坂爪圭吾 KeigoSakatsume/ibaya 
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