いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

この世の全ては贈り物。

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新横浜のドトールにいる。有名人なら誰に似ていると言われますか。昨日、そんな話題になった。私は、うまく答えられなかった。そう言えば「坂爪圭吾は、あの人に似ているよね」と過去に何度か言われたことがある。しかし、それが誰だが思い出せなかった。ただ、今日、朝の街を歩きながら思い出した。あ、そうだ。俺は、ジーザスに似ているのだった。一番似ている有名人は、イエス・キリストだった。

 

 

おおまかなスケジュール

1月1日(水)Rest Inn Peace【無料の宿屋】OPEN@神奈川県横浜市港北区
1月8日(水)19時 THE PRESENTS DEBUT LIVE@東京都渋谷区『La.mama』

1月14日(火)19時 THE PRESENTS アコースティックLIVE@東京『曼荼羅
2月9日(日)12時 THE PRESENTS LIVE@名古屋『Salon jardine art gallery』
2月14日(金)19時 THE PRESENTS presents「PRESENTS is HERE」@大阪


SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu 
  

 

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贈与の霊。

ひとりの人も、誰かといる人も、メリークリスマス。今日はクリスマスだ。大事な誰かにプレゼントを贈る人も、大事な自分にプレゼントを贈る人も、いるのだろう。私は、昨日、自分に『早弾き』と『筋肉痛』と『少女ファイト電子書籍・16冊)』をプレゼントした。自分には無理だと思っていた早弾きも「もしかしたらできるかも」とけしかけて、トライさせることによって習得した。できないと思っていたことができるようになることは、本当に嬉しい。最近、筋トレをはじめたから全身が筋肉痛で、筋肉痛は気持ちいい。少女ファイトとは、私の大好きな漫画だ。

 

インディアンの人々は、贈り物は動いていかなければならないと考えた。私たちは、今、THE PRESENTSという名前で活動している。「贈与の霊」という言葉がある。少し長くなるけれど、クリスマスらしい話題だと思ったので、引用をします。 

 

アメリカ大陸に渡ったピューリタンたちは、そこで原住のインディアンと出会った。ピューリタンたちの目には、インディアンがひどく交際好きで浪費を好む人間のように見えた。インディアンは、たくさんの贈り物を交換しあい、もらったら必ずお返しをしなければ気のすまない人たちだ。倹約家で、こつこつとためるのが好きなピューリタンには、そういう「インディアン・ギフト」の習俗が、ひどく異様に見えたのである。

 

ところが、インディアンのほうでは、ピューリタンのその倹約家ぶりが、信じられないほど以上なことに、思えたのだ。たとえばこんなことがあった。白人の行政官がインディアンの村を訪れた。彼を歓待するために、インディアンは彼にみごとなパイプを渡して、煙草を吸うようにとすすめた。そして帰り際、友情の贈り物として、このパイプを行政官は受け取ったのである。その数カ月後、インディアンはこの人好きのする白人のオフィスを訪問した。そして、その居間の暖炉の上に、あのパイプが飾ってあるのを見て、はげしい衝撃を受けたのである。「白人はもらったもののお返しをしない。それどころか、もらったものを自分のものにして、飾っている。なんという不吉な人々だ」

 

インディアンの思考法では、贈り物は動いていかなければならないのである。贈り物といっしょに「贈与の霊」が、ほかの人に手渡された。そうしたら、この「贈与の霊」を、別の形をした贈り物にそえて、お返ししたり、別の人たちに手渡ししたりして、霊を動かさなければならないのである。「贈与の霊」が動き、流れていくとき、世界は物質的にも豊かだし、人々の心は生き生きとしてくる。だから、贈り物は自分のものにしてはならず、蓄積してはならず、たえず動いていくものでなければならないのである。

 

ところが、ピューリタンはそれを暖炉の上に飾ったり、博物館に収めたり、貯めたりする。自分の身のまわりに集まってきた「贈与の霊」の力を、彼らは蓄積し、使わないままに所有してしまった。無駄遣いの嫌いなピューリタニズム(その経済学的な別名はキャピタリズムである)は、大地を循環する「贈与の霊」の動きをとめることによって、自分の富を増殖させようとしていたのである。インディアンにとって、それはまことに不吉の前兆だった。大地と人のあいだを動き、循環していたなにものかが、とどこおり、動きをとめていく。そのかわり、そこには個人的な蓄積が、将来の増殖を生むという、別種のデーモニックな力が、徘徊していくことになる。それは、人々の物質的な暮らしは豊かにするだろうが、魂を豊かにすることは、けっしてないだろう。なぜなら、人間の魂の幸福は、つねに大地を循環する「贈与の霊」とともにあるものなのだから。

中沢新一『純粋な自然の贈与』【講談社学術文庫】より引用

 

余計なお世話だとは思うが、もし、あなたに大切な人がいるならば、その人に「なぜ、あなたは大切なのか」を伝えることを、試してほしい。手紙を書いてもいいし、メールでも、LINEでもいいと思う。直接言うのが照れ臭いなら、贈り物をするだけでもいい。「なにを今更」なんて思わないで、これまでの感謝や、あなたと出会えて変われたこと、あなたから受け取ったギフトや、そのおかげでいまの自分があるのだということを、改めて伝えることを試してほしい。きっと、その時間に『幸せ』を感じると思う。人間は、受け取る時だけではなく与える時にも、幸せを得る生き物だと思う。金がなくても、時間がなくても、できることは絶対にある。

 

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この世の全ては贈り物。

言葉を書く。音楽を作る。これらは全部、自分なりの『贈り物』だ。自分にあるものは少ないから、自分が抱く希望や、自分が抱く光のようなものを、不器用な包装と共に差し出す。それを喜ぶひともいれば、素通りされることも、踏みにじられることもある。ただ、自分は、自分にできることをやるだけだ。命を燃やすこと。そのことが、結果的に「それに触れた人の命も、あたためることになる」ことを信じたい。なぜならば、自分もまた、過去に『命を燃やして生きる人』の姿に、励まされた記憶があるからだ。強く、深く、優しく、背中を押された記憶があるからだ。

 

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五十嵐千尋の記事がよかった。生きていると、稀に、人間の本気に触れる機会に出会う。本気で何かを変えようとしている人、本気で何かを変えていきたいと思っている人は、喜びと共にあるというよりも、実際は『恐怖』で震えている。ただ、その恐怖に屈するのではなく、恐怖があるなら恐怖があるまま、恐怖があるままの自分で生きていく。恐怖を克服してからやるのではなく、恐怖があるままやる。恐怖を抱えたままやる。その姿に、その葛藤に、見るものの胸は打たれるのだと思う。 

 

俺はずっと誰かに遊ぼうって誘われるのを待つだけの子供だった。でもこれからは遊ぼうって誘えるような大人になれたらいいなと思う。素直じゃなかったから、上手く返事は出来なかったけど、誘ってくれる人がいるということに救われた部分もあったから。何より俺がもっと遊びたいから。

 

弱い自分を否定する必要はない。弱いからと言って、なにかをやっちゃいけないことはない。弱さを克服してからとか、強さを築いてからとか、なにかをはじめることに「条件」を定めてはいけない。弱いなら、弱いまま、そのままの自分で飛び込んでいきたい。その過程で、傷つくこともある。諦めそうになることも、なんでこんなことをしてしまったのかと悔やむこともある。だが、それでもなお、諦めないで進んでいれば、全てがつながる瞬間に出会う。その瞬間、私たちは「苦しみさえも、ギフトだったのだ」ということを、実感する。だから、恐怖を前に躊躇すること以上に、恐怖の中に飛び込む自由を、自分に許していきたいと思う。恐怖の中で、苦しみの中でさえも、私たちには「そこからなにかを学び取る」強さがある。 

 

 

坂爪さん、おはようございます!お久しぶりの浜松の○○○です~!

2019年のせわしない年の瀬、坂爪さんの命がますます輝く素敵な知らせをブログで知り、ドキドキウキウキしました!以前しつこい人に絡まれて辛くて死にたくなるって話もあったけど、坂爪さんが生きてて本当に本当に良かった!!って嬉しくなりました。坂爪さんに愛された人は幸せもの。そしてそんな人に出逢えた坂爪さんは超絶幸せものだ~!

いばや通信が無くなってしまうのはとても寂しいけど、本も出るし、もしかしたらアナログ媒体だけど今まで以上にたくさんの人が坂爪さんの紡いできた言葉に触れる機会があるんじゃないかと思っています。そして、それによって触れた人たちの人生が変わっていく…それでどんな世の中になるのか、それを想像するだけでも楽しくなってきます!

二年前に浜松でお会いした時みたいに気軽には会えなくなっちゃうけれど、生きていればきっとまたいつか会えるので、お互いその日まで元気で…。こちらに寄る機会があれば、もし良かったらご連絡くださいね。鰻か浜松餃子をごちそうしますYO~!

最後に、貴方はわたしにとって五億の鈴の中のひとつです。生まれてくれて本当にありがとう!そして、本当に本当におめでとう!サカツメケイゴにますますの幸あれ~!!

それでは、今日もよい1日を☆

○○○

p,s- こども館で一緒に遊んでもらった「ごちゃまぜくん」は、四歳年少さんになりました(^-^)
坂爪さんが言ってた「見てますよ~」を栄養に、おかげさまですくすく育っています~。

 

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Everything is gift of the god

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
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