いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

これが、俺からの贈り物だ。

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横浜駅前のドトールにいる。ごちゃまぜの家とAgapeを解散させ、年の瀬感がすごい。今年も残り1ヶ月だが、気分は新年だ。樹木希林の娘、内田也哉子は父の葬儀で「Fuckin' Yuya Uchida, don't rest in peace. Just Rock'n Roll」と言った。Agapeを解散させ、新しいバンドを結成した。名前を『THE PRESENTS』と言う。初期衝動は怒りだ。古い自分を引きずって生きると、ゾンビみたいになっちまう。

 

 

おおまかなスケジュール

12月1日(日)15時 坂爪圭吾(THE PRESENTS)LIVE@GOCHAMAZE no IE
12月3日(火)19時 坂爪圭吾(THE PRESENTS)LIVE@吉祥寺『曼荼羅』
12月4日(水)以降、FREE!

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu 

 

ibaya.hatenablog.com

 

THE PRESENTS

Agape解散にあたり、結構な顰蹙と結構な賛辞が届いた。ある女性は言った。あなたは、大事なことは全部女の人に決めてもらっているじゃない、と。私は答えた。お前は、ただ、その女に嫉妬しているだけだろう。自分が、俺の恩人になれなかったことが悔しいだけだろう、と。女性は怒った。というか、最初から怒っていた。怒る女性を見て「これが、俺からの贈り物だ」と思った。プレゼントには、贈り物という意味の他に『存在』という意味もある。怒ることは、悪くない。もっと自分に怒ってほしい。周囲に怒ると言うよりも、ダサい自分に、もっと怒ってほしい。

 

12月3日(火)19時@吉祥寺曼荼羅セットリスト(仮)

エクスプローラ
ワンダーランド
ノーザンライツ
SARAH
Loneliness is mine
flow-er
ロックンロールとキリスト教(仮)
snows

 

めちゃめちゃ急だが、昨夜、LIVE出演が決定した。12月3日(火)19時から、吉祥寺曼荼羅で開催される『SKETCH』に出演する。出演者は三組で、私はトップバッターだ。開催は明後日だ。急だ。急なのは、良い。お越しいただける方は、連絡をいただけたら嬉しいです。お礼(?)に、おはなを一輪プレゼントさせてください。これまではAgape(神の愛)名義で、活動をしていた。だが、これからはTHE PRESENTS(贈り物)名義で、活動する。生々しい自分の姿を晒して「これが、俺からの贈り物です」と捧げるような、喜怒哀楽の全部を、音楽に注ぎたいと思う。

 

www.mandala-1.com

 

生きている間だけが、人生じゃない。誤解を恐れずに言えば、私は「魂の話をしたい」と思う。源と言えばいいのか。愛でも、宇宙でも、ワンネスでも、サムシンググレートでも、言葉はなんでもいい。それと繋がることができている時の自分は、幸福で、幸運で、安らぎ、なんでもできそうな気持ちになる。だが、それらが断ち切られた時、不安や恐怖や猜疑心に飲み込まれ、世界を信じることが難しくなる。繋がりを取り戻すために、一番手っ取り早い方法が「誰かの魂に触れる」ことだ。生きている間だけが、人生じゃない。肉体は滅びても、残り続けるものがある。

 

www.youtube.com

 

エクスプローラー」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

瞳の奥 またたいて 流れる
記憶の彼方 どこまでも 包む影

通りすがりの 風と惑星 すり抜けて
空にばらまいた 首飾り 時を超える

行こう エクスプローラ
夜の果てなんて そっと飛び出して
永久カーニバル 駆け出した 胸の音に進む

行こう エクスプローラ
地球(ほし)が転がって 宇宙(そら)に繰り出して
tiny festival 抱き締めた 宝箱はからっぽのまま

 

これが、俺からの贈り物だ。

なにかを終わらせるとき、円満であることを重要視できない。逆に「どうぞ、俺を恨んでください。俺を憎んでください。これが、俺からの贈り物だ」と思う。殺すときは殺す。そうじゃないと、ゾンビみたいになっちまう。予定調和がもてはやされるようになって久しいが、人間、本気で苦しむ時期が必要だ。人間、本気で悔しがる時期が必要だ。とりわけ、男。本気で苦しんだことのない男は、本気で悔しがったことのない男は、脆い。都合が悪くなった途端、すぐに逃げ出す人間になる。

 

怒りと悲しみは、密接にリンクをしている。悲しみを封印している限り、怒ることもできない。怒らないことと、怒れないことは別物だ。怒れないのは、ただのバカだ。バカと言うより、弱虫だ。弱虫と言うより、生きる屍だ。本能的な怒りが、自分を、周囲の人間を、前に進める力になる。愛とか、優しさとか、思いやりだとか、生温い言葉で自分をごまかしちゃいけない。人間の中にある、本能的な怒りが、人間を次のステージに進ませる。暴れると書いて『暴く』と読む。自分の中にある暴れる力を認め、それを出してやることが、本当の自分を暴くことになる。

 

自分にできることは、ただ、本当のことを言うことだ。それによって噴き出す血があるとしても、それでもなお、本当のことを言うことだ。俺は、もう、どうしようもなく俺なんだよと、暴れる命を目の前に差し出し、これが俺からの贈り物だと捧げることだ。Agapeでは『技術だけじゃない何か』を合言葉に活動をしたが、THE PRESENTSは『血みどろの何か』を残すことが、合言葉になりそうだ。今年の夏、岡山に暮らす小学生の秀眞から、こんな手紙を貰った。血の涙を流しながら笑う。喜怒哀楽の全部をぶちまけて、輝く。いまここにある瞬間が、最大の贈り物だ。

 

 「ぼくは坂爪さんに出逢うまで、ぼくじゃないだれかにならなきゃいけないような気がずっとしていた。

どこへ行っても、誰と会っても、そのままのぼくじゃダメだって言われてる気がしていた。

坂爪さんに初めて会った時、ぼくは感動した。みんなみたいにうまくしゃべれないぼくをそこら辺にある空気とおんなじように、気にしないでいてくれた。ぼくはそれがものすごいうれしかった。

坂爪さんに出逢ってから、ぼくは永遠に死ぬまでぼくで生きようと決めた。

坂爪さんの歌を聴くたびに、その気持ちを思い出す。坂爪さんとはなかなか会えないし、ずっと一緒にもいられないけど、離れていても会えなくても坂爪さんはすぐそこにいてくれて、「ほら、楽しもうぜ!」って言ってくれる。

ぼくは坂爪さんが大好きだ。

ぼくは一生坂爪さんの友達でいる。」秀眞

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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