いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

本気で生きないと、怒るよ。

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なんばのドトールにいる。昨夜、大阪ライブを終えた。驚いたことが三つ。満員御礼になったこと。家を買いたいと言うひとが登場したこと。終了後、リーダーが脱退したいと言ったこと。どれも非常に驚きで、消化不良のままだ。私は、リーダーに「それは、逃げているだけだと思う」と言った。その言葉に、リーダーは怒りを顕にした。バチバチの精神的論争が繰り広げられ、深夜2時まで、全員で話した。

 

 

おおまかなスケジュール

11月23日(土)以降、人生的にFREE!

SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu 

 

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生き様。

愛する夫婦が、ライブに来てくれた。男性は「俺も、もっと本気で野球をやりたくなったよ」と、女性は「スタンディングオベーションをしたかったのに、それを引っ込めた自分が悔しい」と言った。こんな風に言ってもらえることは嬉しい。自分は、本気で生きているつもりだった。だが、実際に本気を出せば出すほどに、自分の弱さが露呈をする。自分が、これまで、いかに本気で生きていなかったのかが顕になる。自己反省は、変化を促す。痛みを経る。経た後に「次こそは」と思えば、飛躍の契機になる。しかし、敗北に屈してしまえば、自分は自分のままで終わる。 

 

挑戦したうえでの不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とではまったく天地の隔たりがある。挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままで降りてしまった奴には新しい人生などはない。ただただ成り行きに任せて虚しい生涯を送るに違いないだろう。

 

一悶着を経た今、強く思うことは「俺は、このメンバーでバンドをやりたいのだ」という思いだ。だから、もし、誰かがやめたいと言っても「信じ続ければ、自分がしつこくまとわり続ければ、関係性は続くはずだ」と思う。だからと言って、ひとが離れていかないために、自分が思っていることを引っ込めることも、違う。言いたいことは言う。やりたいことはやる。それでもなお、一緒にいられる関係性を仲間と呼びたい。別に、音楽を本気でやってほしいとか、そういうことではない。ただ、自分の人生を本気で生きてほしいと、勝手に願うだけだ。自分に嘘をつかないでほしい。自分をごまかさないでほしい。自分の人生から、逃げないでほしい。なあなあにしてきたことの全部を、バシッ!と決める瞬間を、諦めないでほしい。

 

信念のためには
たとえ敗れるとわかっていても
おのれを貫く。

そういう精神の高貴さがなくて
何が人間ぞと
ぼくはいいたいんだ。 

 

引用した言葉は、岡本太郎の言葉だ。私は、岡本太郎が好きだ。恥ずかしくない生き方をしたい。恥をかくことは厭わない。ただ、自分が自分を許せなくなることには、耐えられない。恥をかくほど、軽くなる。自分に恥ずかしくない生き方をすることは、恥の多い生き方をすることだ。昨夜のライブを終え、自分は、Agape以外に音楽をやる必要を感じた。最大の収穫は、多分、これだ。Agapeのメンバーひとりひとりが、Agape以外の『何か』をやる。その『何か』が、音楽であるひともいれば、学問であったり、商売であったりするひともいるだろう。大事なことは、自分の思い、自分の夢から目を逸らさないことだ。Agapeと『何か』。きっと、それが両輪になる。補完し合う。バンド活動とは別に、ソロ活動をはじめたいと思う。

 

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「snows」

もしも太陽が昇るなら もう一度だけ奥歯を噛んで
明日世界が終わろうとも 君のもとへスピードをあげて

今日の君はもう 明日には取り戻せない
そんなことは もう わかってるさ そんなことわかってる

雪の数 雪の数
あの日泣きながら 交わした 交わした
雪の数 雪の数
君の祈りは 儚くて 綺麗だった

天から幼い水晶が 黒く汚れた僕の体を
白い天使はガーゼのように 優しく温かく僕を包んだ

この瞬間はいつも 最初で最後だよ
今だけさ よく見ていろよ 今だけさ 見ていろよ

雪の数 雪の数
あの日泣きながら 交わした 交わした
雪の数 雪の数
君の祈りは 儚くて 綺麗だった

骨身も削った 血も噴き出した
悲しい嘘も 叶わなかった夢も
掻き集めて 燃やし尽くしたよ
君に 続く 道を 照らせ

雪の数 雪の数
あの日泣きながら 交わした 交わした
雪の数 雪の数
君の祈りは 儚くて 綺麗だった

雪の数 雪の数
星の数 夢の数
君の数 僕の数
雪の数 雪の数

二人の 祈りが 大地を 包んだ

君の数 僕の数
雪の数 雪の数

 

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わたり文庫『星の王子さま

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今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、サン・テグジュペリ著作『星の王子さま』です。大好きな一冊です。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、長野県にわたりました ※※※

 

「なつかせたもの、絆を結んだものしか、ほんとうに知ることはできないよ」キツネが言った。「人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから、人間たちにはもう友だちがいない。きみも友だちがほしいなら、ぼくをなつかせて!」

「どうすればいいの?」王子さまは聞いた。

「がまん強くなることだ」キツネが答えた。「はじめは、ぼくからちょっとだけ離れて、こんなふうに、草のなかにすわるんだ。ぼくは横目でちらっときみを見るだけだし、きみもなにも言わない。ことばは誤解のもとだから。でも、日ごとにきっみは、少しずつ近くにすわるようにして・・・」

サン=テグジュペリ星の王子さま』【新潮文庫

 

本気で生きないと、怒るよ。

開演前に屋外に出た。空。曇り。星は見えない。意識を遠くまで飛ばす。雲の上。星の上。はるかかなたの宇宙まで意識を飛ばす。そして、そこから自分を眺めた。宇宙規模で見れば、自分は、なんてちっぽけな存在なのだろう。呼吸。遠い星のかなたから、自分に降り注ぐ光のイメージを描いた。日常生活の中で忘れてしまうことは多いが、いま、この瞬間も私達は地球という得体の知れない惑星の上で、転がり続けている。どれだけ曇り空に覆われていたとしても、雲の上は、いつだって晴れている。おおいなる源。そんな言葉は大袈裟だが、それと繋がることができる限り、私達はなにが起きても大丈夫だ。そう思えたことが、精神統一に役立った。宇宙規模で見れば、俺たちは余裕だ。宇宙規模で見れば、俺たちは永遠に大丈夫だ。

 

いつの間にか、音楽のない場所で、生きることができない体になってしまった。酸素を求めるように、音楽を求めている。誰もが、個別のリズムを生きている。会話も、体を重ねることも、リズムだ。個体が発しているリズムと、自分が発しているリズムが、一致した瞬間に官能的なハーモニーが生まれる。逆に言えば、不協和音の中を生きる日々は、つらい。自分の心を歪めてしまう。嘘をつきたくない。その思いが、誤解を与えたり、軋轢を生んだり、嘲笑されたり、孤独をもたらすことは多い。それでもなお、自分の本音を生きるからこそ、出会えた存在を喜べる。自分を知るために、ひとりになる。それは、孤立することとは違う。ひとと繋がるために、ひとりになる。自分のリズムを知るために、ひとりになる。自分が、自分という楽器を完成させるからこそ、他人の楽器と一緒に、音楽を奏でることができる。

 

失恋の歌が好んで聞かれるのは、きっと、失うということが私達の常態だからだ。いま、この瞬間も若さを失い、いまこの瞬間も「いま」を失っている。流れ続ける時の中で、これだけはと思った瞬間を、永遠に刻み込もうとする行為。それが表現であり、それが生きるということだ。表現をするということは、常に切実なものであり、生きているということは、常に切実なものだ。その『切実さ』を、いましかないのだという哀れみを、時に対して抱く行為、命に対して抱く行為を『慈しみ』と、呼ぶのだろう。夕日を眺めるときの切なさは、終わっちまうことの切なさだ。なにもかも、終わっちまう前に。胸が苦しくなるほど生きている。まぶしいくらいに、生きたいと思う。この星に生きた思い出を、言葉に、歌に残したいと思う。

 

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu  

 

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