いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

「俺を見ろ」と言いたい。

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タイのルーイ空港にいる。不思議だ。タイにも赤ちゃんは大量にいるが、ギャン泣きをしている場面を一回も見ない。たまたま居合わせた人々が、赤ちゃんをあやしている。誰もがこどもを大事に扱っている。そんな印象を受ける。こどもの声はよく通る。ボイトレなんか受けなくても、誰もが、最初はよく通る声だったのだ。健やかな成長を阻害するもの。そこに興味がある。何かを身につけるのではなく、何かを削ぎ落とすことで、我々は完璧に近づく(元来、完璧であった)のだと思う。

 

 

おおまかなスケジュール

10月6日(日)以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます!)
10月25日(金)18時 坂爪圭吾&RYU LIVE@大阪市鶴見区「Cafe de Lien」
11月4日(月・祝日)14時 坂爪圭吾×壇珠「ファンタジーの魔法の使い方」
11月22日(金)19時 Agape単独ライブ@大阪市心斎橋「
5th-Street

SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu

 

ibaya.hatenablog.com

 

環境に負けるなんて、癪じゃないか。

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チェンカーンの宿。対岸はラオス

 

東京駅に着いた。昨夜、バンコクで元カノの近藤さんとラジオ配信をした。五年前、私は同棲をしていた彼女と別れたことをきっかけに家なし生活に突入した。その、きっかけとなった女性だ。結果的に、そのおかげで私はプチブレイクスルーを果たし、全国各地やはたまた海外諸国を巡ることができた(最終的には、熱海に家を購買していただいた)。ラジオ配信中、近藤さんは「同棲していたとか言うけど、あたしの家にあなたが転がり込んで来ただけじゃない」という、的確な指摘をした。ごもっともだ。頭が上がらない。金がないのは、今も、昔も、同じである。

 

note.mu

 

本当は、9月30日の便でタイにいく予定だった。しかし、あろうことか飛行機に乗り遅れてしまった私は、近藤さんに「ごめん。飛行機に乗り遅れたからタイに行けない」と連絡をした。すると、彼女は、翌日発の格安航空券を複数個調べて私に送りつけてきた。一回乗り遅れたくらいで、たやすく諦めてんじゃねえよ。そう言われている気がした。私は「はっ!」となり、航空券を取り、タイ行きのリベンジを決めた。近藤さんの秘書力は高い。ケツを叩かれると「はっ!」となる。それが、男というものだ。女性に振られた勢いで、自分自身を振り切れるかどうか。いつまでも未練タラタラでは、湿ったダンボールみたいになる。男たるもの、振っていただいた動的エネルギーを最大限に生かし、自分自身を振り切ることだ(自戒)。

 

note.mu

 

ラジオ配信後、このようなご連絡をいただいた。「元旦那と仲良くしてると『いつまでも仲良くしてないでお互い別々に歩まなきゃ💢』とか言ってくる人おんねんけど、うるせーーーー!💩っていつも思うの。別れたって仲良くしてもいいやんねぇ!圭吾くんが元カノさんと楽しそうで、なんかよかった!!勝手に『間違ってないもんねーーー!』って激しく思いました!!笑」。と。いやもう本当にその通りだと思います。恋人同士が、別れたらいきなり他人になるのも、どうなのかなっと。結構な距離感で連れ添った仲なら、第三の家族的なポジションになればいいと思う。坂爪圭吾の『CHINA IS BIG』。死ぬほど暇なときに、聞いてみてください。

 

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「俺を見ろ」と言いたい。

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メコン川の夕暮れ。

 

時は流れ横浜。昨日、代々木公園で演奏会をした。RYUと話す。我々Agapeにもっとも必要なものはなにか。結論は「毎日ライブをすること」となった。あらゆる機会を捉えて、ライブをしたい。全国各地どこでも行きます。必要とあらば声をかけてください。挑戦。実験。目標。遊戯。爆発。言葉はなんでもいい。挑むときに、張り合いが生まれる。タイから戻り日本を歩く。誤解を恐れずに言えば「覇気がない」と感じる。しょうがないの停滞感に溢れている。楽しそうに生きている人間が少ない。絶対に俺より金も地位もあるひとが、俺より不機嫌に見える。なんだこれは。悩み相談的な連絡も届く。社会的底辺の自分が、一般的な人々から悩み相談を受けているこの構造はなんだ。逆じゃないのか。自分が相談をしたいくらいだ。一般的というのは幻想で、実は、誰もがなにかしらを抱えて生きているのだろうか。

 

自分の中で決めたルールのひとつに「誰かを救おうとしない」というものがある。過剰な正義感は、価値観の押し付け(暴力)になる。私は他人に何かを強制したり、自分と同じであることを期待したいとは思わない。自分のためにやることが、結果的に誰かのためになれば幸運だと思っている。だから、悩み相談をされても困る。問題を解決することも、的確なアドバイスをすることもできない。「俺を見ろ」としか言えない。金も家も仕事もなくてもどうにかなったぞ。誰にでもあてはまるかは謎だけど、全部、どうにでもなる気がするぞ。人並み(見栄とかプライド)を捨てたら、俺の場合は楽になったぞ。問題を解決することはできないけれど、問題を抱えたまま幸せになることはできるぞ。こうでなければいけないという世界観の外側には「こんな生き方もありなのか!」が、たくさん転がっていたぞ。 

 

自分なんか、居ても居なくてもおんなじ。そんなことを言う人がいる。私は突っ込む。そんなわけあるかい。命が、そんなことを言う訳がない。生き物としての面白さ。それは、言うまでもなく全員にある。だから、正確には「他人に合わせて生きる限り、自分なんか居ても居なくてもおんなじ」だと思う。Life is a showtime - 聴かせてくれよ。君の歌を。魅せてくれよ。君の光を。そんなことを思う。愛媛のライブに来てくれた男性から、猛烈に嬉しいメールをいただいた。死なないように生きても、死ぬ。人生は(多分)有限だ。ただ、こんな風にも生きられるんだぜと思わせる人間の存在は、それに触れた人々の心に、永遠に生きる。素敵じゃないか。俗世を生きるより、人々の心の中に生き続けようではないか。そんなことを思う。

 

 

坂爪さま


先日は、愛媛県内子町のライブ、本当にとても楽しかったです。
ライブにて、感じることが色々と多すぎて、終了直後は脳みそを整理出来ずにいました。
それと、自分の考えを坂爪さんに言う必要は全くないと思い、ほとんど何もお話し出来ずでした。
しかし、だからといって後悔をしているでもなく、本当に充足感でいっぱいでした。


数日たち、自分の中で整理出来てきまして、これはもしかしたら坂爪さんに伝え方が良いのではないかと思いはじめ、このメールを打っています。
たぶん、超長文になると思いますので、気が進まなければ無視して下さい。
僕は自分の気持ちの整理の為に、この文章を書いています。


僕は2年前に会社を辞めて、今は貯金と、あとはフリーランスの仕事を少しずつやったり、自宅を民泊として運営したりしながら、のんびりと暮らしています。
ちなみに独身です。
毎日時間がたっぷりあるので、自分と向き合ったり、瞑想したり、色んな本を読んだり、思った事をノートに書き留めたり、しています。
そういう事をしていると、価値観がガラッと変わったり、どんどん自分が幸せだったんだと気づくようになったりしました。価値観が変わる時は、コロコロ変わると言うよりは、アップデートしていく感じです。前へ進んでいます。


そんな中、最近の心境は、まず
「ネガティヴは百害あって一利なし」
といった感じで、良いココロの波動を出し続けるように心掛けたり、物事の印象には必ずプラスとマイナスがあるので、プラスを見れば良いじゃん、と、前向きな気持ちになったり、そうこうしているうちに、もうどんな事が人生に降りかかってきても、自分は精神的にダメになる事はないのだから、全ては宇宙に委ねるかぁ、という心境になっていて、すごく静かな日々を過ごしていました。


そんな中、坂爪さんに会えると分かってから、前日の夜にかけて、とある「怖さ」が襲ってきました。
僕は坂爪さんを「完全な本物」だと思っています。
その「本物」に会うと分かってから、自分自身の「偽物感」がどんどん現れました。
そこで、僕は「本物感」と「偽物感」について、ちゃんと考えました。
本物感とは、その人の「心の印象」と、「やっている事の印象」が、食い違っていないかどうか?という事だと思います。
人間は、「脳で考えている事」と「心で感じている事」があって、その人の人生の生き方や、創作活動を見る時に、
「脳で考えている事」=「やっている事の印象」
で、
「心で感じている事」=「心の印象」
というわけです。


で、僕が僕自身に偽物感を感じるのですが、それはそれで、そこまで分析した結果、そこまで悪いものでもないという風に落ち着きました。
僕は、1つの方向に向かい続けるのが嫌いなのです。多様性が好きというか。
何に対しても、1つの視点から見た後は、別の角度から見てみよう、を繰り返す傾向にあるのです。
なぁんだ、研究者向きか?みたいな感じで自己肯定感は再浮上し、落ち着いてぐっすり眠る事ができました。


で、内子町ライブ当日です!


僕は坂爪さんに会って、神様に直接会ったくらいのじんわりとした感動がありました。
黒目が綺麗でした。
歌って動く肉体が、楽しそうでした。
やおよろずの神は万物に宿ると申しますので、木にも石ころにも神は宿るくらいですから、人間の坂爪さんに神が宿っていないはずも無く、よって、坂爪さんに神を見るのはまんざら大袈裟な表現でもありません。


歌と歌詞もむちゃくちゃ良かったです。


ジュリーの歌詞で、
世界は愛で出来ていると思ってたけど
どうやら世界は恋で出来ているようだ
って歌詞を聴いて、そうかもしれない!と思いました。
「愛」と「恋」という言葉について、「愛」とは、相手のことを思い、何かを与える事で、「恋」とは、自分の為に、何かを欲しがる事だと思います。
なので、愛が上で、恋が下で、愛が良くて、恋はまだまだで、そんな価値観を持っていたのですが、だんだん、「欲しがらなきゃダメだ!」と思えるようになってきました。
ここからは恋愛の事よりももっと人生全般の話になりますが、僕は会社員のころは、世間や自分の生き方に対して、「違う!違う!」ともがき苦しんでいました。
でも今は、悟ったかのように、「全ては、そうだ。」という境地に入りかけています。
それはそれで大切なのですが、坂爪さんの曲を聴いていると、「違う!違う!」ともがき苦しんでいる人も美しいし、「欲しい!欲しい!」と苦悩する事も、必要な気がしてきます。
そう考えると、世界は、「愛」という、静かな、満ち足りた、分け与える慈愛で満ちているというよりは、「恋」という、活動的で、枯渇的な、情熱が原動力なんじゃないか?
自分は家で瞑想している場合なのか?
本当は寂しいんじゃないのか?
でも、寂しいのも、自分を不幸に感じるのも、別にいいんじゃないか?
それでも心に感じる何かを、切実に追い求めて探求していけば、それは美しいんじゃないのか?
と思えてきました。
坂爪さんは、ココロは共通して、踊りたがっているんじゃないか?と言っていて、僕は直感的に、「多分その通りだ!」と思いました。
別にダンスが好きとかではないですが、活動を、喜怒哀楽の活動を、楽しくやりたがっているんだと思います。多分その通りです。


そんなこんなで、ライブが終わった後は受け取った荷物が多すぎて、僕は坂爪さんに何も話しかける内容がありませんでした笑


家に帰ってから、もう一度、頭を整理しました。


「ネガティヴは百害あって一利なし」
の価値観はアップデートされました。
「愛」は充足感から、与えたい気持ち。
呼吸でいうと、息を吸って吸って、吐きたくなってる所。
「恋」は枯渇感から、欲しい気持ち。
呼吸でいうと、息を吐いて吐いて、吸いたくなってる所。
どちらが良いも悪いもないし、どちらも素敵。
ポジティブもネガティヴも、両方大事。


心は踊りたがっている。
爽やかな空気を吸って、美しい息を吐きながら。


いけないのは、妥協したものを欲しがって、あげたくないものをあげる事。
それはつまり、やりたくない仕事をして給料が少ないと愚痴を言う事とか。
それと、完全に息を止める事。(死んじゃうからね!)

 


と、言うわけで、坂爪さんのおかげで、価値観がアップデートされて、素晴らしい体験でした。
本当に本当にありがとうございました。


坂爪さんは、人から聞いた事や、本で読んだ事をそのまま言っているのではなく、かなり自分の中で考えて、何より自分の「心で感じて」歌詞を書いてらっしゃると思いますし、その歌詞と歌を、ギター1本で、目の前で歌うというのは、すごくすごく説得力があります。
またそれは、雑に歌ってないからだとも思います。
ちゃんと練習して、ちゃんと心を込めて、ちゃんと毎回新鮮な気持ちで歌ってらっしゃるからだと思います。
(ちなみにプロの方でも、雑に歌っている場合「あれ?1番が2番に聴こえる」ってなります)


本当に良いライブでした。
あ、それと、子ども達が外で遊び回ってて、坂爪さんがそれを全く気にしていなくて、っていうのが、すっごく心地良い空間でした。
「心は踊りたがっている」と歌いながら「ガキどもよ黙って座って俺の歌を聴け」なんて表情してたら、矛盾してますもんね。
「子どもは遊ぶ!俺は歌う!大人はそれを聴く!どうだ!」みたいなビューティフルワールドが生まれてました。

 


長くて、抽象的で、ごく個人的な文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もちろん気が進まなければ返信不要です。
ブログへの転載等は、ご自由にお使いください。


これからの活動も楽しみにしております。
坂爪さまの健康と、幸せがますます降り注ぐ事を、お祈りしております。


また、地球のどこかで!

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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