いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

ギリギリ怒られよう。

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福岡県久留米市のジョイフルにいる。福岡ドーム(前)ライブも無事に終了した。無事に、などと書いたが、開始5分後に警備員の男性から「許可はとってますか?」と問われ、しっかり怒られる形で終焉した。怒られた、などと書いたが「コミュニケーションを取った」と言い換えたい。我々は、警備員の方とコミュニケーションをとることに成功した。別に、一曲だけやれたらそれだけでよかった。既成事実さえ残れば、もう、別にいいのだ。その後、我々は近隣の百道浜に避難した。

 

 

おおまかなスケジュール

6月17日以降、死ぬまでFREE!【イベントに出たい!】
6月30日 15時 定期演奏会@神奈川県横浜市「わたり食堂」


SCHEDULE on http://urx2.nu/xkMu

 

ibaya.hatenablog.com

 

ここにいてよかった。

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俺は醜いが、自然は美しい。

 

百道浜は最高だった。私は、ライブハウスが苦手だ。息苦しい。狭い。パッとしない。端的に「屋外の方がいいだろ」と思う。爆音が気持ちいいひともいるのかもしれない。が、私は、耳がキンキンするのが苦手だ。うるさい、と、思う。もっと言えば楽器屋も苦手だ。ロック好きな店員さんが、ああだのこうだの、聞いてもいないことを上から目線でやんややんや言う。私は、へそ曲がりな人間だから「反権力としてのロックを愛したお前が、楽器屋で権力を振りかざしてどうする」などと思う。が、この前、渋谷で出会った楽器屋さんの店員さんは最高に素敵だった。考えを改めたいと思う。偏見はよくない。いい人も悪い人もいる。どの業界も同じだ。

 

最近、孤独について考える。私は、頻繁に孤独になる。そのときに「あなたは、みんなからこれだけ愛されているのだよ!」と、励まされたりする。それを聞いても、全然、元気にならない。北野武さんを思う。多分、彼は、孤独だ。だって、誰もが「あの、たけしさん!」みたいな感じで付き合うから。北野武は、北野武であるという点において、多くの人々から愛されている。しかし、一匹の人間として、どれだけ彼と付き合っている人間がいるのかは、謎だ。有名になるほど、人間離れをする(してしまう)。みんなから愛されるむなしさは、そこにある。イメージで愛されることと、実態を愛されることの乖離。否、別に、有名無名は問わないのだと思う。損得勘定を越えて、イメージの乖離を吹っ飛ばして、一緒に遊べる(対等の人間として付き合える)人間がいることは、幸福だ。そして、私は、幸福だ。なぜなら、Agape(我々のバンド)メンバーは、そういう点において一致している。

 

私は、音楽をやりたいというより「この人たちといるために」音楽をやっているのかもしれない。そんな風に思うことがある。昨日、福岡のライブを主催してくださった女性が、最高な言葉を残してくれた。それは、こんな言葉だった。生きていると、なんでここにいるんだろうって思うこと、ありませんか???あたしは、あります。でも、今日、海をバックに演奏する坂爪さんや保科さんを見ながら「ここにいてよかった」って思いました。波の音と、空の青と、音楽と、言葉と、なんだかそれらが一体になったような感じがして、ここにいてよかったなあって思ったら、実は、最後の曲でちょっと泣きそうになっていた。と。最高な言葉だと思った。ここにいてよかった。そう思える瞬間には、これまでのすべてを肯定する力がある。

 

note.mu

 

わたり文庫『不良牧師!』

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今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、アーサー・ホーランド著作『不良牧師!』です。アーサーさんにはまだお会いしたことはないのですが、以前、札幌でアーサーさんを愛する方々と立て続けにお会いしたことがあります。アーサーさんを愛する彼らは、一様に、素晴らしい人柄の持ち主でした。宗教でもなんでも、既存のコミュニティに対して、外部の人間は『不信感』であったり『疎外感』を感じるものだと思う。が、札幌の人々には、そういう雰囲気がまったくなかった。気持ちが、常に、外側に流れていた。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、神奈川県にわたりました ※※※

 

大切なのは、自分は勇敢に戦い、道を走り抜き、信仰を持って人を温かい気持ちにさせるためにやり抜いたかどうかということだ。人にどんなに外面的に素晴らしいと評価されても、まったく意味がない。人を温かい気持ちにさせたという思いが、自分のハートの中に残らなければ、それは偽善だ。しかし、その部分ではなかなか人は理解されない。人は外側でしか評価しないからだ。

でも、歴史や人を変えていった人たちの中には、外面ではなく人のハートを温めてきた人たちがいるのだ。そういう人たちは目立たない。いや、目立たなくていい。新約聖書に出てくるバプテマスのヨハネは、神とこの世の橋渡し役だが、街中で語らず荒野で語った。だから、俺もそれでいいのだと思っている。人にジーザスの余韻を残すことができればいい。俺のキャラクターを出しながらやっていけばいいのだといつも思っている。

「人と関わる」ということは、すごくエネルギーがいることだ。疲れるし、人と関わることによって、かえってややこしくなることもある。また、なにか物事をスタートさせるというのも同じである。例えば、あの「ミッション・バラバ」にしても、スタートさせ、それを続けるには相当なエネルギーが必要だ。それに、誤解されたりもする。また、妬まれ、批判されることもある。ちょうどジーザスがそうであったように・・・。

では、最終的にどこで安らぎを得るのか。それは、九十九人がいろいろなことを言って批判しても、たったひとりが理解してくれればいいのだ。九十九人に嫌われても、ひとりの人から愛情が流れれば、人間は癒されるものなのである。

アーサー・ホーランド『不良牧師!』【文春文庫】

 

ギリギリ怒られよう。

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福岡ドーム(前)ライブ

 

予定調和が嫌いだ。ライブなどでも、あらかじめアンコールをされることが前提の上で曲順が決められていることを、不潔だと思う。だから、私は、アンコールは受け付けない主義で行きたいと思っていた。が、思っていたはずなのに、実際にアンコールをされると弱い。「人生にアンコールはないんだよ」とか言いながら、演ってしまう。今回、片道切符で九州に来たため、帰国便も宿泊先もアテがない。そういう話をすると「片道切符なんてすごいですね!勇気がありますね!」などと言われる。その時、私は「人生は片道切符なんだよ」とか、言う。一旦、悪態(?)をつかないと収まらない。そういう部分が、自分にはある。が、時折、悪態のつきようがない出来事に出会う。それを、私は『感動』と呼ぶ。真の感動は、悪態の余地を与えない。ただただ「参りました」と頭をさげる。お前はすごい。完敗です。

 

昨日、百道浜のビッグバナナで焼きそばを食べていたら、19歳の男性「りゅうちゃん」が突然登場した。彼とは、彼が16歳の時に博多で出会った。クラシックピアノの英才教育を受けた彼は、演奏技術も素晴らしく、周囲から「君はきっと史上最強のピアニストになる」と言われ続けて育った。が、実は、彼はX JAPANが好きなのだ。激しいロックが好きなのだ。ゆえに、周囲からのプレッシャーに嫌気がさした彼は、高校を退学してヒッチハイク放浪の旅に出た。そんな影響を、私は、彼に与えた(みたいな書き方は傲慢で嫌だね)。現在、彼は(ピアノを続けながら)生き方を模索する時期を過ごしている。数年ぶりの再会だったが、彼は、いい男になっていた。敷かれたレールの上を歩くだけでは、鍛えられることのない筋力を鍛えている。そんな印象を受けた。要するに「すげーかっこよくなっていた」のだ。

 

りゅうちゃんが自己紹介をする。自分は高校を退学して、現在は生き方を模索している。最近は本ばかり読んでいたが、ひとと会いたいと思う、こうして外に出るようにしている。明後日には片道切符でフィリピンに飛び、海上民族に会ってくる予定です。と。すると、その場にいた別の参加者が「あたしも中卒だよ!15の夜に家出をしたよ!」とか「俺も!俺も!」とか言って、中卒同盟が結成された。りゅうちゃんも「えっ」とか言いながら、はにかんだ笑みを浮かべている。なんだか、すごい、いい風が吹いた。人生、意外とどうにかなるんだよ。そのことを、言葉を通り越して、生き様で具現化している人間がいる。そのことは、希望だ。人と出会うことのなかには、希望の種が隠れている。それは「こんな生き方もできるんだよ」という、希望だ。希望を示す過程で、俄然、周囲から怒られる日々は続く。怒られないためにどうすればいいか。それだけを考えていると、生き方が狭くなり、毎日が窮屈になる。だから「ギリギリ怒られよう」と、私は提案をしたい。怒られた時は、謝ればいいのだ。怒られながら、強く、美しく、逞しくなればいいのだ。

 

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu 

 

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