いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

好きなように生きなさい。

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静岡県富士宮市コメダ珈琲にいる。長野では登山服を着た人々を、山梨ではバイク乗りの姿を大量に見た。登山者は、見ている方も清々しい。彼らは、これから自然に向かって歩き出し、険しい山道を越え、山頂で得る達成感を味わう。モノレールでは味わえないよろこびのため、自分の肉体を酷使する。出発する者の姿は、実際に歩き出した者の姿は、清々しい。春だ。出発が似合う男で、ありたいと思う。

 

 

おおまかなスケジュール

4月21日~27日 FREE!
4月28日 15時 定期期演奏会@わたり食堂【0円食堂】
4月29日 FREE!
4月30日 いばや野球部@芝公園野球場(参加者募集中!)
5月1日~5月3日 FREE!
5月4日 15時 EVENT@三重県志摩市「around.HANA」
5月5日 19時 EVENT@愛知県名古屋市「夜空と月のピアス」

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

逆縁の菩薩。

1日1曲作り続け、41曲ができた。相変わらず罵倒を浴び続け、毎日しっかり傷ついている。が、しかし、それでは批判がなければいいのかというと「違うな」と思った。賞賛以上に、批判や罵倒が自分を鍛えている感覚がある。いまに見てろよと奮い立てるし、調子に乗りそうな自分の鼻をへし折ることができる。同時に、いま、なにかに挑戦しているひとに寄り添うこともできる。もし、いま、なにかに挑戦をしながらも周囲から「お前はくそだ」「お前はかすだ」「お前はごみだ」などと言われているひとがいたら、わたしは、あなたに言いたい。俺も、同じだよ、と。そして「俺たちは、俺たちだ。一緒に頑張っていこうぜ!」ということを、思う。

 

自分を晒すメリットと、デメリットがある。デメリットはシンプルだ。それは「端的に傷つく機会が増えること」である。いろいろ言われる。その度に、しっかり喰らう。しっかりダメージを負うし、しっかり血が流れる。しかし、人前にさらさなければ絶対に鍛えられない筋肉がある、とも、思う。いま、それが鍛えられている感覚がある。よく、作品は「誰かに読まれた時点で完成をする」などと言うが、多分、その通りなのだろう。誰にも見られることのなかった作品は、まだ、完成をしていない。自分以外の誰かに見てもらうことを通じて、はじめて、作品は完成する。その意味で、創作者は自分だけではない。見てくれているひとも、確実に、創作に関係している。だから、ライブを重ねることができていることが、うれしい。

 

逆縁の菩薩という言葉がある。自分に厳しいひと、自分を悪くいうひと、自分をとんでもない目に遭わせたひとこそ、長期的に見ると「自分を成長させてくれた」重要人物であることがわかる。そういった意味の言葉だ。短期的には、むかついたり絶望したり死にたくなったりもするが、褒め言葉だけでも、罵詈雑言だけでも、多分、人間はダメになる。どっちも必要なのだろう。文章については、わたしは、誰からも悪く言われることはなくなった。初期の頃は、散々罵詈雑言を浴びたが、いまでは(言葉に関しては)なにも言われなくなった。が、音楽をはじめて、再び、罵詈雑言を浴びるようになった。この感覚が、懐かしい。たとえ魔法が使えて、いきなりすべてがパーフェクトになれるとしても、わたしは、その魔法を使わないだろう。へたならへたを、楽しみたい。ダメな人間が、現時点ではこの程度の人間が、一年後にはどこまでいけるのかということを、リアルタイムでお届けしたい。

 

note.mu

 

わたり文庫『思うとおりに歩めばいいのよ』

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今回の「わたり文庫無料郵送の一冊」は、ターシャ・テューダー著作『思うとおりに歩めばいいのよ』です。わたり文庫、久しぶりの再開になります。こちらの本、昨日、山梨で開催されたイベントに来てくれた男性が「わたり文庫に寄贈します」と、託してくれた一冊になります。言葉も写真もターシャの魅力にあふれている、素晴らしい一冊です。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、神奈川県にわたりました ※※※

 

これまで、よくやってきたと思いますが、みなさんにお伝えするようなメッセージはありません。もし、わたしに人生哲学のようなものがあるとすれば、ソローの言葉がいちばんよく代弁しています。「夢に向かって自信をもって進み、思い描いた人生を生きようと努力するなら、思わぬ成功を手にするだろう」。まったくそのとおりです。この言葉は、わたしの人生そのものです。

ターシャ・テューダー『思うとおりに歩めばいいのよ』【KADOKAWA

 

丸腰中年団のテーマ

www.youtube.com

 

なにかをはじめるときに、年齢を言い訳にするような生き方はやめよう。世間的には「どれだけ多くのものを増やすことができるか」の勝負をしているように見える中、自分だけは、みんながもっているものをもっていない。家とか、車とか、金とか、家族とか、恋人とか、社会的な名誉とか。しかし、私は、それでいいのだと思う。丸腰でいいのだと思う。生まれたときは丸腰で、死ぬときも丸腰だ。最初から、最後まで、丸腰で生きたいと思う。そういう『初心』みたいな歌になります。

 

note.mu

 

好きなように生きなさい。

なぜ、こういう生き方をするのか。なぜ、こういう生き方しかできないのか。そう言う風に、自分を責めることがある。自分を「ダメだな」と思うことがある。しかし、こういう生き方をしていなければ、絶対に発生しなかった出会いがある。その出会いが、これまでの人生を、まるごと肯定する。生きててよかったな、と、思わせてくれる。昨日、甲府でライブをした。参加者の男性が、別れ際、差し入れと一緒に一枚の手紙をくれた。ライブ終了後、ひとりになり、この手紙を読んだ。内容が超絶素晴らしく、あまりにも感動してしまって「生きててよかった」と思った。

 

こんばんは。いつもツイッター、noteを拝読させていただいてます○○と申します。

今日は、圭吾さんが甲府に来てライブをやるという知らせを見て、「会って圭吾さんを感じたい!」と思い参加させていただきました。私が圭吾さんを知ったのは約2年程前、社会人2年目の時に会社をやめ、自分が何をやりたいのかが分からなくなってしまっていた時、たまたまはてなブログの圭吾さんのページを開いたのがきっかけでした。何度も過去のブログを読みあさって、元気をもらいました。というか、勝手に自分の心が元気になっていました。私が圭吾さんの紡ぐ言葉や文字、音楽を通して、自分の中に芽生えた思いは、「飾らない自分でどこまで勝負できるか」というものでした。圭吾さんの言葉を借りると、純度、とか潔く嫌われる、あたりにかも知れません。自分語りが多くなってしまいましたが、今夜のライブ、楽しみにしてます。

追伸・ギターの弦とピックを入れておきました。圭吾さんの音楽の一部として、活用してください!あと、本を一冊いれておきました。今の自分には必要なくなったので、わたり文庫へ寄贈します。

 

歌いはじめてから、色々なことを言われるようになった。まるで「うまくなければ歌っちゃダメ」と言われているような、まるで「うまくないお前には歌う資格がない」と言われているような、そういう感覚を覚えた。しかし、私は、違うと思う。なぜ、歌うのか。それは「歌いたいから」以外に、理由なんか必要ない。それが得意だからじゃない。それが上手だからじゃない。歌いたいから歌う。踊りたいから踊る。走りたいから走る。作りたいから作る。生きたいと思うから、生きる。目的と手段は、本来、一致するはずだ。誰かのためとか、なにかのためとか、そういうものの一切はおまけだ。周囲のひとはとやかく言うが、もし、なにかをはじめたいと思う人がいたら、私は声を大にして言いたい。是非、やってほしい。と。我々は、誰かに認められるために生まれてきたわけじゃない。ただ、自分が生きたいと思う人生を生きるために、生まれてきたのだと思う。誰かがなにかをはじめる姿が、出発をする姿が、結果的に誰かを勇気付ける。結果的に誰かを元気付ける。そういう前向きな連鎖を、自分でも気がつかない間に、生み出しているのだと思う。

 

 

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人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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