いばや通信

ibaya.ex《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

孤独を身に纏う人は美しい。

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金のない僕らに高級料理を食うことはできない。しかし、いかに飯を美味く食うかならば極めることができる。例えば、ただコーラを飲むときよりも「登山をダッシュで往復したあとに飲むコーラ」の方が五億倍美味い。砂漠のど真ん中で見つけた水は、この世のどんな液体よりも美味に感じるだろう。要するに、人生は『差』だと思う。前に、温泉にめちゃめちゃ気持ちよく入るためにはどうすればいいかを友達と話し合った結果、真冬に滝行をしたあとに入ればいいのだということになって決行した。最高だった。

 

 

私は花が好きだ。ボロボロの古民家に一輪の花が凛と活けてあると「ああ、利休。。。」みたいな気持ちになる。逆に、高層タワーマンションの豪華な部屋に花が活けられていても何も感じない。『差』がないのだ。花があることが普通すぎるから、なにも染み渡ってこない。だから、私は(これは大いに妬みもはいっていると思うが)花瓶を割ってやりたい気持ちになる。花瓶にヒビが入っていて、ようやく安心できるというかリラックスできるというかなんというか、鼻につくものも鼻につかなくなる(花なだけに)。センスのない金持ちは下劣だと思う。

 

ibaya.hatenablog.com

 

10月17日(水)ごちゃまぜの家救済企画@福岡県福岡市

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野田知佑著作『のんびり行こうぜ新潮文庫)』という本の中で、こんな言葉に出会いました。
 
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カナダ北極圏に住むインディアンがいっていた言葉を想い出す。
 
「ここでは人は自分ひとりで楽しむことができないといけない(You must entertain yourself.)。それができない奴はみなノイローゼかアル中になって南に帰る」
 
人は都会派人間と、田舎派人間に分けられる。
 
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孤独を身にまとうひとは美しい。
 
33年間生きてきて、そう実感するようになりました。
 
今回は『孤独の愉しみ方』をテーマに、参加者の方々と談笑する企画を開催させていただきます。裏テーマに「ごちゃまぜの家を救う!」というものがあるのですが、事情を説明すると、いま、私は神奈川県横浜市で『誰でも自由に使える家(ごちゃまぜの家)』を運営しております。
 
しかし、あらゆるものを無償で放出し続けた結果、運営資金が底をつくという当たり前すぎる現実に四苦八苦をしているのが昨今です。今回は「寄付を募りながら全国行脚をする!」活動の一環として、非常にありがたいことに福岡市で救済企画を開催させていただく運びとなりました。
 
ごちゃまぜの家とは?
 
都会であるほど、静かな時間・自分を取り戻す時間を確保することが徐々に難しくなっているように思います。そのような思いから「喧騒の中でも、自分を取り戻す(保ち続ける)ことができる空間になれば」と願いを込めて、ごちゃまぜの家の活動を続けています。
 
過去に2年間ほど続けた「家なし生活」や「ごちゃまぜの家」の体験を通じて、今回、みなさまと『孤独の愉しみ方』を共有させていただけたらと思っています。また、ただ一方的にお話をさせていただくだけではなく、参加者の方々のリアルないまのお気持ちなども、差し支えのない範囲でお聞きできたらなおさら最高だなあと感じております。
 
・疲れを吹き飛ばしたい気分だ
・「How to entertain myself」を深めたい
野田知佑の生き方が好き
・色々な考え方に触れてみたい
・動く坂爪圭吾を見てみたい
・ごちゃまぜの家の活動に興味がある
・当日、たまたま福岡にいる
・福岡に行く機会を伺っていた
・参加ついでに九州小旅行をしたい
・ごちゃまぜの家の力になりたい(神)
 
など、動機はなんであれ、あなたさまのお越しをお待ちしております!!
 
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今回、共同主催をさせていただく女性から、こんなメールが届きました。
 
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昨日友人の店で食事してたら、隣に一人飲みの彼女いない29歳男子がいました。
 
どんな女性がいい? と聞いたら「情緒が安定してる人がいいです。。」だって。爆笑。向かいで聞いてた店主の44歳男子も黙って頷いてた。
 
その彼は旅行が好きで、冬は東南アジアに一人で行くんだって。日焼けできて、なるべく日本人に会わないところに。夏は日本で日焼けできるから、国内をバイクでウロウロするんだって。そういう愉しみ方も、良いねぇと思いながら聞いてました。😊
 
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「いいなあ。。」と思いました(坂爪・談)
 
🌸🌸🌸🌸🌸企画趣旨のご案内🌸🌸🌸🌸🌸
 
こちらの企画は『孤独の愉しみ方』について、参加者のみなさまとおしゃべりをするという「あんまり堅苦しくない、いかに楽しい時間を過ごせるか」に重点を置いた企画になります。
 
最初は「テーマはお金とかがいいのかな??」とか「それとも愛??」などと考えていたのですが、それだけでは疲れるというか肩が凝ることに気がつきました。基本的に、テーマはおまけみたいなものであり、みなさまと楽しい時間を過ごせたら万々歳であるということが、当イベントの目指す境地でございます。
 
どなた様でもお気軽に遊びにいらしてください!!(そして、一緒に『孤独の愉しみ方』を探っていきましょう!!)
 
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【タイムスケジュール】
 
18時45分 開場(受付開始)
19時00分 開演・坂爪圭吾による「今回の企画趣旨のご説明」
19時15分 第一部!
20時00分 小休憩
20時15分 第二部!
20時55分 坂爪圭吾による渾身の土下座
21時00分 終了!
 
【登壇者プロフィール】
 
■坂爪圭吾(さかつめけいご)
1985年新潟県生まれ。いばや通信運営。人間は家も金も収入もなくても生きていけるのかを実験するため、2014年から約2年間にわたる「家のない生活」を行い、なんだかよくわからない日々を送る。結果的にブログ読者の方に購買をしていただいた熱海の家に現在は暮らす。2017年、クラウドファンディングで480万円(!)を調達し「横浜に、誰でも自由に無料で使える家」を作る。その名も『ごちゃまぜの家』。しかし、現在、あらゆるものを無料で放出し続けていたために極度の金銭的困窮に喘いでいる。今回は、福岡で出会う方々を通じて「ぼくはこれからどうやって生きていけばいいでしょうか?」ということを、探る。
 
自伝風物語「ホームをレスした話」
 
🌸🌸🌸🌸🌸ご参加にあたってのお願い🌸🌸🌸🌸🌸
 
●こちらの企画は、決して答えを(上から目線で)教え諭すような内容ではございません。ひとつのテーマをもとに、みんなで、和気藹々と(なによりも楽しく!)時間を過ごせることを最大の目的としています。そのため、ご自身のお考えを誰かに押し付けることなく、異なる意見もまあるい心で受け入れていただけましたら幸いです。
●参加者のみなさまが心地よい時間を過ごせるよう、何卒、みなさまのご協力をお願いいたします。(例:論破することを目的とした議論をしない、とか、誰かひとりだけが話し過ぎることのないようにする、など)
 
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日時:10月17日(水)19時00分から21時00分
 
会場:マウントヒル・ヨガスタジオ
福岡市中央区西中洲12号21番地KS第2ビル3F(1Fに焼肉の力飯店が入った雑居ビルの3F。天神中央公園から川を渡ってすぐ右です)
 
※※※当日、会場内にはおにぎりやお茶などをご持参いただいても構いません。開催中も食事をとっていただいて構いませんので、お腹が好きそうな方はお好きなものをご持参ください※※※
 
定員:20名(先着順)
 
参加費:1000円+ドネーション(ごちゃまぜの家の運営資金になります。無論、ドネーションは任意です!)
 
申し込み方法:フェイスブックをやっていらっしゃる方は「参加ボタン」を押していただけたら申し込み完了です。参加費は、当日会場の受付にてお支払いいただく形になります。フェイスブックをやっていない方や、諸事情で参加ボタンを押せない方は、お手数ではありますが①お名前②参加希望人数を添えて、下記連絡先までご連絡ください。
 
お問い合わせ:坂爪圭吾(さかつめけいご)
LINE ID ibaya
mail keigosakatsume@gmail.com

 

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ごちゃまぜの家を救え!対談企画・坂爪圭吾「孤独の愉しみ方」

 

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わたり文庫『のんびり行こうぜ

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今回のわたり文庫無料郵送の一冊は、野田知佑著作『のんびり行こうぜ』です。野田さんの本ばかり紹介をしてしまってごめんなさい。野田さんの生き方が大好きなのです(自分が大好きなものを同じように「大好きだ!」と言ってくれるひとを待ち望んでいるのです)。ご希望される方は何かしらの方法で坂爪圭吾までご連絡ください。御当選(?)された方には70万時間以内に折り返しご連絡いたします。

 

※※※ こちらの本は、新潟県にわたりました ※※※

 

一昨年マッケンジー川を下った時に会ったカナダのコースト・ガード(日本の海上保安庁にあたる)の船の話を書く。これは一度どこかに書いたことがあるが、何度でも書きたい。北極海に近いイヌビクの町の川原で休んでいる時、ぼくはゴードンという名の男に声をかけられたのだ。彼はそのあたり一帯を守備範囲とする警備船『デューミット合』の船長で、三ヶ月の川旅で乞食のようになっているぼくに、シャワーを浴びに来い、汚れ物を洗いに来いと言った。

 

ぼくはそれからイヌビクに滞在中毎日彼の室のシャワーを使い、彼のスコッチを飲み、船の図書館で机に座って本を読んだ。ゴードンはぼくが行く予定の川の水路、海の水深、波が高い時の避難場所など、実用的なアドバイスを沢山してくれた。彼と飲みながらこんな話をしたことがある。

 

「もしぼくがこれからグリーンランドまで行くと言ったらどうする?」

 

「ぼくの持っている北極海の情報を全部君に与えて、グッドラックという。それだけだ。九十九パーセント君は死ぬだろうが、それは君の問題だからね」

 

大人の国の男たちはいいものである。

 

野田知佑のんびり行こうぜ』【新潮文庫】 

 

孤独を身に纏う人は美しい。 

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昔、高田馬場に暮らしていた。近くに早稲田大学がある。駅前には常に大学生がたむろしていた。私は群れる人間が大嫌いだから「お前らは群れないと何もできないクズだ」と悪態をついていた。孤独を身に纏う人は美しい。彼らはひとりで立っている。なににも所属をしていない。逆に言えば『自分に所属している』雰囲気がある。群れる人間は、私の観察によるときっと不安なのだと思う。友達がいなければ、恋人がいなければ、所属している組織なりなんなりがなければ自分のアイデンティティを確認することができない。自分に所属する人間は「ひとりでもやる(ひとりでも生きる)」人間である。誰かに認められるために生きていないし、誰かに褒められるために生きていない。

 

 

先日30歳になる女性からこんな手紙をもらった。「私はずっと孤独を抱えていた。別に家族に問題がある訳じゃない。でも、これは私が長女だからなのか、ずっと『自分は愛されていない』という思いが強く胸にあった。この前、母親に生まれて初めてその気持ちを真っ向勝負で告げた。めちゃめちゃ感情的になったし、涙も出た。でも、ものすごいスッキリした。そして知ることができた。母は、母なりに私を愛していたのだということをはじめて知った。私は、自由になった。いままでは彼氏にサポートを求めていた。それが依存になることも多かった。しかし、私の穴は埋まったのだ。私が思う愛だけではなく、世界には様々な形の愛があるのだと悟った。私は愛を求めてさまよっていた。しかし、愛ははじめからそこにあったのだ。母と向き合う勇気を与えてくれた坂爪さんに感謝を。本当にありがたいと思っている。」という内容だった(これが数億倍可愛らしい感じで綴られていた)。

 

 

私は「最高だな」と思った。僭越ながら「俺は本当に良い仕事をするなあ」と思った。私は思う。誰かの愛を求めてさまよったり、誰かの許可を求めてさまよってしまうことが人生にはある。しかし、実は『とっくの昔からすでに自分は愛されていた』『とっくの昔からすでに自分は許されていた』というのがこの世の真実だと思う。愛の形は様々だ。自分が思う愛とは違う『また別の愛』が、世界にはごろごろ転がっている。あ、違う。私は孤独について書きたかったのだ。 孤独を身に纏う人は美しい。自分の人生を背負って立っている魅力がある。美しい人は「自分の人生を、誰の責任にもしない」雰囲気がある。彼や彼女に穴はない。あったとしても、それを受け入れることができている。では、どうすればそれを受け入れることができるのか。答えは簡単。「自分は自分である」ことを許可したからである。

 

 

#kinokawa #bonfire #lifeisgood

 

人生は続く。 

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE http://urx2.nu/xkMu

 

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