いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

損得勘定よりも「美しい」道を。

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まだなにも書かない自分を鞭打つために禊ぐ。滝。滝に打たれると「はわああああああ!!」と声が出る。目が覚める。この声が出ちゃう感じがいいのだろうなと思う。出すと元気になる。出さないと停滞をする。昔、重度の鬱病患者だった男性から「きこりに同行して、巨木をチェーンソーでなぎ倒したら一瞬で回復した」という話を聞いた。わかるような気がする。鬱病になったら滝行をすればいいのかもしれない。滝に打たれた今日はなんだか生き切った気がしてしまって、結果、いまは極めて風光明媚なカフェでまったりしている。アイスコーヒーが美味しい。明日から本番がはじまる。

 

ibaya.hatenablog.com

 

時代が、お金に代わる価値観を見出せないでいる。

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パーイ キャニオン

 

昨夜のツイキャス配信のなかで「時代が、お金に代わる価値観を見出せないでいる」という話をした。昔、なにかの本で「好きでもない仕事をやりながら、同時に、それを失うことを恐れている」という記述を読んだ。当時、わたしは見事にやりたくない仕事をしながら生きながらえていたので、その記述を読んだときは「わっかるぅ〜!」と猛烈に共感した。嫌いな仕事をやりながら、同時に、それを失うことを恐れている。なんという皮肉。なんという軋轢。ちょっとピンと来ないぞという方は、人間関係に置き換えるとわかりやすいのかもしれない。好きでもない人と付き合いながら、同時に、そのひとを失うことを恐れている。これは、ちょっと、思い当たるひとも結構いるのではないだろうか。

 

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断崖に立つ

 

誤解を恐れずに言うと、いま、時代は新しい価値観を求めているように思う。生活のためにお金は必要、だから嫌な仕事でもやらなくちゃいけない。これは、これまで、結構常識とされてきた考えだと思う。でも、その反面で「いつまでこんな生活をしなければいけないのか!」とか「自分はなんのために生きているのか!」と、こころが痛切な叫び声をあげているひとは少なくないと思う。少なくとも、過去の自分のこころは、こんな感じの悲鳴を毎日あげていた。金のために生きるなんて虚しい。もっと、なにかこう「全人間的に生きることはできないのか」と、そんなことを思いながらも突破口を見出せずにいた。

 

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パーイ キャニオンからのサンセット

 

これまでの世界にとどまるのか。それとも、自分が見たいと思う世界に踏み出すのか。もしも後者を望むなら、経済的な安定を求めることはおかしい。なぜなら、経済的な安定とは「これまでの常識のなかで安定した生き方を獲得すること」であり、なんと言えばいいのだろうか、結果的に「経済的には安定するけれど、精神的には安定しない」日々が続くように思う。先が見えないと言えばいいのか、生き方として苦しいと言えばいいのか。では、精神的な安定を、我々はどこに見出せばいいのだろうか。と、こんな感じの話をツイキャス配信で話しているので、興味のある方は聞いて見てください。

 

twitcasting.tv

 

道に迷った時は、損得勘定ではなく、自分の心が「美しい」と思う道を選ぶこと。

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なにか新しいことをやろうとするとき、必ず、それを阻害する出来事が起こる。通過儀礼みたいなものだ。これは、言い換えるならば「従来の常識に引き戻そうとする力」だと思うのだけれど、この時、どう動くかが正念場だと思う。引き戻そうとする力に打ち負けて、従来の常識に舞い戻るのか。それとも、引き戻そうとする力を「うがががががー!」と振り切って、自分はこの道を生きるのだと決断するか。みんなと同じで安心をするか。それとも、自分は自分であることの誇りを優先するのか。岐路だと思う。

 

新しいことをやりたいと思うのならば、最初はどうしたって少数派になる。理解されるよりも理解されないことの方が多くなる。が、無理解であることは「間違いじゃない」と思う。むしろ、無理解こそがパイオニアにだけ与えられる栄光の光だと思う。だからこそ、無理解を嘆くのは違う。無理解に対して憤ることも違う。新しいことをやりたいと思うなら、尽力すべきは「理解されることに力を注ぐのではなく、実際にそれを実現してどや顔を決め込む(「これが未来です!」と目に見える形で提示をする)ことだと思う。

 

道に迷う時は、損得勘定ではない、自分の心が「美しい」と思う道を選ぶこと。潔い、清々しい生涯を送りたいと願うのならば、もう、これしかないんじゃないのかなと思う。昨夜のツイキャス配信後、とても嬉しい感想をいただいた。我々のような人間でも、ただ、生きていることが誰かの力になるのであれば最高に嬉しい。これからも生きていきたいと思う。できることならば、自分の心が「美しい」と感じる道を。金になるからやるだとか、認められるためにやるだとか、無難にまとめあげるためにやるだとか、それだけの動機で動きたくない。高次な次元、精神性の光。愚かだと笑われても、お前は間違っていると後ろ足で砂ばかけられても、それでも尚、自分の心が「美しい」と思う道を歩くこと。その先にこそ、潔い、清々しい生涯は待っているのだと思う。

 

昨日のキャス、ありがとうございました。

仕事を3月で辞め、それから1か月半、人との出会いがあったり、知らなかったことを知ったり、仕事してたときには一週間、1ヶ月単位で見てた人生を、本当に一日一日、一瞬一瞬感じていることはちがうんだなぁと、当たり前のようで全然実感できていなかったことを感じる日々です。

だけど不安もやっぱりあって、人と会ってると楽しかったけど家に帰るとなんかめっちゃ落ちることもあったり。

だけど昨日、坂爪さんと保科さんが言ってくださったことがなんか、なんかすごく腑に落ちて、今朝起きるとすごくすっきりしていました。


一言でいうと、「なーんだ!」っていう感じです。笑


なーんだ、そんなことだったんだ~!みたいな。

起きて、ちょっと体を動かして、なんか書きたくなったのでノートを開いて浮かんだ言葉を並べると、あー自分は、別になにってしなくても、自分といられるだけで、自分として生きているだけでめっちゃ嬉しいんやな~って言葉が並びました。

いつもありがとうございます!


日本も今日はとても晴れてて、空が青いです(*^^*)

 

この空があれば大丈夫だ。。 #thai #pai #gopro #paicanyon #sunset #パーイ #キャニキャ二 #キャニキャ二しているのではなく #キャニキャニさせていただいているのだと #させていただいている #この感覚を失った瞬間 #調子に乗った瞬間に即死する #be謙虚 #どこの国の人も夕日が好き #これはとっても素敵なこと #なにもなくても生きていける #この空があれば大丈夫だ #良い夢を・・・おやすみなパーイ🐬✨✨✨

 

人生は続く。 

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
keigosakatsume@gmail.com
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