いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

【3日目】褒められたもんじゃない生き方。

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ワイキキビーチで保科さんが虹を発見する。朝、珈琲を飲みながら保科さんは話す。昨日はよく眠れた。夢を見た。初恋のひとが出て来た。彼女は完璧な女性で、その子の前にいると「自分も完璧でいなくちゃ!」という気持ちになる。彼女が目の前に現れる。自分は「あっ!」と自意識が出て来て前髪を整えてみたりする。彼女は目の前を通り過ぎる。自分は「ああ…」と一瞬がっかりするけれど、直後、彼女がこちらに引き返してくる。なんだろうと思って見ていると、彼女が自分の目の前でぶわっと両手を広げる。すると、たくさんの方々からの自分への応援メッセージが壁一面にぶわっと広がる。感動のあまり号泣する。自分が号泣をする声で目覚めた。なんだかすごい夢だった。久しぶりに彼女に会えたことは嬉しかったが、冷静に考えてみると、もしかしたら彼女は完璧な自分があまり好きではなかったのかもしれない。と。

 

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カリオストロの城が上映された頃のインタビューで、宮崎駿監督が「ルパンが本当にやりたいことは財宝を盗むことじゃない。それは『自分たちを窒息させる社会システム的なものに風穴を開けること』なんだ」という話をしていた。それを聞いたときはわっかるぅ〜!って激しく同意したのだけれど保科さんの話を聞いていたらなんだかそのことを思い出した。ルパンは泥棒だけれど弱い者いじめをする訳でもないし誰彼構わずなんだって盗むという訳でもない。泥棒という職業は社会的に見たらダメな職業に決まっているけれど、彼らには哲学がある。その哲学におれたちは惹かれているのかもしれない。

 

🌈🌈🌈2日目の記事はこちらです🌈🌈🌈

 

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ワイ島に到着をする。

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キャッチボールをする保科さんと徹さん。


オアフ島を離れてハワイ島に到着する。予約なしでレンタカーを借りる。一週間で600ドル。普通なら300ドル前後で借りることができるために、車を使う場合は事前予約は必須だと学ぶ。車に乗る。運転をする。途中マーケットに立ち寄る。食材を買い込む。食パンにブルーチーズを合わせる。美味すぎて何枚もいただく。食後の運動にキャッチボールをする。写真を撮る。動画を撮る。横になる。寝る。ハワイ島の女神・ペレ様に挨拶をするためにキラウェア火山に向かう。時刻は19時過ぎ。周囲は真っ暗。しかし、まるでライトアップをされているかのように光り輝いている一帯があった。

 

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キラウェア火山。噴火している炎が可愛い。


保科さんと徹さんは話す。けいごさんは特別な一手を考えることが得意。僕たちは地道な一手を考えることが得意。地道な一手とは、ゴミを拾ったり掃除をしたりすることで生まれるコミュニケーションから小さなつながりを見出していくやり方。僕たちはけいごさんのお助けをするためにここにいる感覚がある。だから、けいごさんが思う理想のイメージを僕たちに伝えてくれたら、それを聞いて僕たちは動く。たとえるならばけいごさんはブレイン。僕たちはボディ。けいごさんはできるだけなにもしない方がいい。カフェでのんびり座りながら理想を描き続けるのがけいごさん。動くのは僕たち。と。

 

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野営をする。虫の声に癒される。


ごちゃまぜの家@ハワイ島の理想を考える。日本のごちゃまぜの家では横浜にある古民家で比較的文化的な生活を送ることができる。それならばハワイでは原始的な生活をみんなで楽しめたらと思う。理想は「トイレとシャワー付きの土地。あとは自由にテントなりタイニーハウスを建てることができる」状態。太陽光発電で、鶏や猫の動物がたくさんいて、自然に恵まれ、果樹園のように、閉じられていない雰囲気のなかで…このあたりのイメージを、これからの日々のなかでより具体的に想像&創造したい。現在の時刻は午前6時20分。野営で冷えたカラダを温めるために、ハワイ島東南部にあるウォームポンド(温泉)に向かう。

 

褒められたもんじゃない生き方。

宮崎駿さんの言葉を思い出す。自分たちを窒息させる社会システム的なものに風穴を開けること。わたしは昔から権力と呼ばれるものが嫌いだった。偉そうに振る舞う周囲のおとなたちをみると「なんぼのもんじゃい!」と都度都度楯突く日々を過ごしていた。当時の自分も、現在の自分も、願っていることはひどく単純なことなのかもしれない。それは「ただ、自分でいたいだけ」という子供染みた思いだ。学校や職場では「お前はお前のままでは通用をしない。だから、お前はお前以外のものになる必要がある」というメッセージが頻繁に放たれているように思う。わたしは、そのような状態にどうしても慣れることができなかった。

 

完璧であれば褒められる。褒められるとうれしくなる。やがて「もっと褒められたい」などと思うようになり、自分がやりたいと思う道ではなく他人から認めらえる・褒められる道を無意識に選ぶようになる。これが悪いとは思わない。が、行動基準が褒められるかどうかだけになると、褒められるからやる、褒められないことはやらないということになる。行動基準が他人に置かれる。幸せになることよりも「幸せだと思われること」が大事になる。他人から認められる限り自分には価値があり、他人から認められない限り自分には価値がないということになる。これではなにかがおかしいと思う。これでは肝心な部分がスカスカなままだと思う。

 

昨夜、保科さんが夢の中で「完璧そうに見える彼女も、実は、そんな自分が嫌いだったのかもしれない」と感じた部分は、そのようなことに由来をしているのかもしれない。認められるからやるのではなく、認められないことだとしてもやる。褒められるからやるのではなく、褒められたものではないけれどやる。ルパン三世やポルコロッソなどに宿る魅力は、そうした「褒められたもんじゃない生き方」にあるのだと思う。こうでなければならないとされる社会通念に風穴を開けるということ、誰かがこれしか道はないと叫ぶ中で「こんなものがあってもいいじゃないか」と新しい選択肢を指し示すこと。誰かに認められるとか認められないとかではない、誰かに褒められるとか褒められないとかでもない、ただ、自分が自分を認めることができる生き方をしたいのだと思う。

 

 

ハワイ島に来ました!! #BillyGyallow #hawaii #lifeisgood #やっぱりハワイ島が好き #ごちゃまぜの家は無事に実現するのでしょうか #愛車ペレ #真っ赤っか #宮崎駿さんがカリオストロの城のインタビューでこんなことを話していました #ルパンが本当にやりたいことは財宝を盗むことではなく #自分たちを窒息させる社会システム的なものに風穴を開けること #だから弱いものいじめをしたり変なものを盗んだりはしない #わっかるぅ〜 #自分であることの難儀さと尊さ #ハワイ島ではなにがまっているのでしょうか #全然関係ないけど黒柳徹子さんのインスタが素敵 #みなさまも素晴らしい旅路を🌈🌈🌈

 

人生は続く。

 

坂爪圭吾 KeigoSakatsume
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