いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

【NRT-山下公園】「精度の高いわがまま」を極める。ー 自分の状態をピースフルなものにしておくことが、勝手に平和に貢献する。

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山下公園でいばやピクニックを開催したら、驚いたことに50名近くの方々が参加してくださって顎が外れた。非常に善き日となった。そこで話したことや感じたことの徒然を10か条にしてまとめます。

1・「軽いことをしに遠くに行く」人は格好いい。


広島県から16時間かけて、はるばるピクニックをするためだけに横浜まで来てくれた男性がいて、非常に良い感じだった。「軽いことをしに遠くにいく」のはクールである。ひとつひとつの行動にもっともらしい理由や重苦しい意味を持たせるのではなく、ふらっと出かける感覚で、何でも気軽にやってしまうマインドは素敵だなあと思いました。


2・小さい世界の枠(常識)を飛び出せ!



こんなことを主催者が言うのは最悪かもしれないけれど、当日は山下公園に大きなブルーシートを広げて開催した。しかし、いばやの関係者は非常に落ち着きがなかったので、木登りをはじめたり、キャッチボールをしたり、公園を離れて昼飯を食べに行ったり、自由に好き勝手に行動をしていた。

そして「みんな枠の中が好きなんだなあ(狭いブルーシートに座らなくても、広大なスペースがあるというのに!)」みたいなことを話していた。ただ、ブルーシート側にはブルーシート側の楽しさもあったみたいなので、それはそれで非常に素晴らしいことなのだということも、もちろんわかります。

サントリーの角ハイボールでお馴染みの小雪風に言えば「枠の中が、お好きでしょ」という感じになるんだろうね、みたいなことを感じた。時間が経つに連れて、ブルーシートを離れてしゃぼん玉をぶちまける人々や、木を登るひとにつられて木を登るひとたちも登場したのが、非常に良かったです。

3・「自分で楽しむ」ことだけがルール。


いばや設立時に50万円を与えてくれたあべさんも参上してくれて、上記のような言葉を残してくれた。「お互いに気を遣わないこと」は非常に重要な態度だと思う。人生とは自分を楽しませることであり、「自分で楽しむ!」とさえ決めてしまえば、その場全体の空気感も、最高なものになったりする。


4・「精度の高いわがまま」を極める。


中途半端ではない「精度の高いわがまま」を極めよう。

5・人生は意外とどうにかなるから、あんまり考え過ぎないで、やりたいと思ったことをやろう。


この日に開催されたピクニックには様々な年代の方々が集まり、具体的なタイムスケジュール的なものも皆無であったために、比較的カオスなものになった。しかし、カオスならカオスなりに成立しているという一面もあって、もちろん「本当はこの人とは話したくはないのだけれど、しょうがないから我慢して話すか」みたいに思っていた人もいたとは思うけれど、自分で楽しむことがルールであるためにこれはもう「ドンマイ」としか言えない。

6・「戦争反対」という戦争。


ピクニックをする前に、いばやのMAYUやとおるくんと、昨今のSNSで頻繁に垣間見る「戦争反対!」的な投稿に感じる「嫌な感じの黒い色」について話していた。私も戦争なんてしたくないから、戦争に反対するひとの気持ちはとてもわかるつもりでいるけれど、だからといって「阿部、死ね」とかは言ってはいけないと思う。これでは戦争をしていることとまったく同じ状態じゃないか、と思う。

7・「白か黒か」より「白でもないが、黒でもない(それでいてグレーでもない)」


本質的に、未来はレインボーである。

8・本当に元気な人は誰も憂鬱にしない。


みっつさんが非常に良いことを言っていた。私はサザンオールスターズの音楽が好きで、彼らの音楽を聴くと「何となく良い感じ」になる。楽しまなければいけないとか、楽しめない奴はクズだとか、そういうものではなく、非常にライトな感じで「楽しもう」という気持ちになる。私はこうした『良い感じのもの』が非常に好きで、本当に元気な人は誰も憂鬱にしない。

9・明るいバカに人は集まる。


元気であることとテンションが高いことは必ずしもイコールではなく、高すぎるテンションには無理を感じる。別に、常に「いえーい!」と吠えている必要はない。私は大勢でワイワイ盛り上がることよりも、少人数でしっぽりと猿の気持ちを味わいながら、木登りを楽しむ感じの方が好きだ。

10・自分の状態をピースフルにしておくことが、勝手に平和に貢献するのだ。


最終的に行き着いた結論がこれで、自分の状態をピースフルにしておくこと以上に、平和に貢献するものはないんじゃないだろうかという気持ちになった。本来であれば『いばやの話を聞くため』に集まってくれた方々も、最終的には『自由に好き勝手に遊び始める』状態が、山下公園には生まれていた。

広島から16時間かけて来てくれた大学三年生の男性が「なんのために生きているのかとか、そういうことを考えることはありますか?」と尋ねてくれた。それに対して、いばやのMAYUが「面白いことをするため」と即答した。いばやは、根本的に(それほど明確なものはなくて)非常にざっくりとしている。

MAYU曰く「わたしが面白いと感じるものにはいろいろなものがあるんだけど、とりわけ『新しいことをやっている』時にそういう気持ちになることが多いから、明確に『これ!』とか『これをやるために生きている!』とか、そういうものがあるわけじゃなくて、とにかく『これは新しい!!!!!』と思えることをやっていたら、勝手に日々は面白くなるんじゃないかな」みたいなことを話してくれた。

みんなが幸せになる方向で「精度の高いわがまま」を極めよう。

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人生は続く。

坂爪圭吾 KeigoSakatsume《ibaya》
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