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いばや通信

ibaya≪いばや≫共同代表・坂爪圭吾のブログです。わっしょい└( ^o^ )┐

【HND-羽田空港】涙が出そうになるくらい生きろ。

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クアラルンプールを経由して羽田空港に入った。羽田に到着する便が22時45分と遅く、このままだと空港泊になるなと思った私はツイッターから「誰か一緒にお茶をしませんか?」という投稿をした。すると、深夜という時間帯にも関わらず、七名もの男女が駆けつけてくれた。

このような呼びかけに応えてくれるひとは「(良い意味で)何かしら頭のネジがぶっ飛んでいる」人が多く、寝袋を三個持参してくれた女性や、驚いたことに奈良県から駆けつけてくれた女性もいた。世界一周を終えたばかりの女子大生や、地球少年・篠原くん(@yshinoearth )も来てくれた。

終電で帰る人もいるのかなと思ったが、全員が空港に宿泊した。羽田空港の展望デッキからの眺めは最高で、非常に印象深い一日になった。そこで話したことなどを、備忘録も兼ねてまとめます。

1・羽田空港は最高の遊び場所になる。


飛行機から見えた雲が綺麗だった。雲海と呼ぶのだろうか。クアラルンプールから羽田空港までは、最安で片道12000円(所要時間は七時間)からある。羽田空港は都心からのアクセスも(成田空港に比べれば断然)良く、展望デッキから飛行機のある夜景を眺めるためだけに足を運ぶ人もいる。

飛行機が飛び立つ瞬間を目撃できるし、施設内も非常に綺麗で、横になれる空間も大量にある。展望デッキにはテラス席も無数にあるので、買い込んだビールを飲みながら夜景を眺めることもできる。国内線が充実しているために、勝手に羽田空港をイベント会場にして全国から仲間を呼ぶことも可能だ

羽田空港の最大の売りは『朝焼けの美しさ』で、おそらく、東京でいちばん綺麗な朝焼けを眺めることもできる。この朝焼けを見るためだけに、羽田空港に寝袋を持参して泊まり込む価値もある。

2・空港にいくことで擬似的に旅行を味わえる。


いまは本当に飛行機が安い。LCC(格安航空券)の台頭で、数千円から海外旅行を楽しめるようになった。飛行機に乗ることのハードルは未だに高い部分もあるけれど、空港に足を運ぶことで「擬似的にでも旅行気分を味わう」ことが出来る。

ある人が「飛行機が飛び立つ瞬間が私は好きで、ひとりでも良く空港まで足を運びます。飛行機は必ずしもすぐに飛び立つ訳ではなく、右往左往してから滑走路に向かい、エンジンを全開にして、グーンと勢いをつけて空に飛び立つ。その姿を見ていると、不思議と泣けてくるんです」と言っていた。

3・普通の人は行かない領域に、ズンズンドコドコ進んでいく。


世界一周から帰ってきたばかりの女子大生と話しをした。世界一周に旅立つ前は、やはり「そんな危ないことはするもんじゃないよ」と周囲から散々に言われたらしい。自分はそこに『やるだけの価値』を見出しているにも関わらず、なかなか自分の気持ちが周囲に伝わらないことがもどかしく感じた時期もあったという。

極論、他人を説得することにエネルギーを注ぐよりも、自分がやりたいことに全力投下して、そして、自分が自分の選んだ道で楽しそうに生きている姿を見せることが、最大の説得力を持つのではないか、ということを私は思っている。人を動かすのは「正しさ」よりも「楽しさ」であり、自分がそれでいいのだと思ったら(他人からの誤解を恐れないで)どんどんとやってしまうのが良いのだろう。

4・最大の魅力は「新しい世界を見せること」


日本病というものがあると思う。自分の目線よりも他人の目線を優先する感じ、とでも言えばいいのだろうか。突出した人間は即座に叩かれ、周囲と同じであることを強要するような同調圧力の雰囲気がある。少しでも尖ったことをすると「気にくわない」ということになり、多数派から制裁をくらう。

そのような雰囲気の社会では「問題を起こさないこと」が最優先事項になる。お互いがお互いに監視し合い、自分が我慢していることを平気で突破している人間を見かけると「殺せ」ということになり、その芽は瞬時に摘み取られる。

このような雰囲気に耐えられなくなった個人が「精神的な脱藩」をしている。海外に移住をしたり、組織から外れてフリーランスで生きて見たり、通常の仕事をしながら同時進行で個人的なプロジェクトを動かしていたりする。こういう人たちに共通しているのは『新しい世界を見せてくれる』ところにあると思う。日本的なシステムの外で生きている人に宿る魅力は、外の世界を見せてくれる。

5・所有の態度は顰蹙を買うが、共有の態度は仲間を増やす。


一緒に話していて、楽しいと感じるひともいれば「この人といるのはつまらないな」と感じることがある。大きな要素は、思い浮かぶところでふたつある。ひとつは『熱』だ。そのひとに話すスキルがあるかどうかは重要ではなく、話している内容が面白いかどうかも重要ではない。伝えたいと思う『何か』を持っているか、その『伝えたい』と思う気持ちに宿る熱量が高いひとの話は、聞いていたい。

そして、もうひとつは『共有の態度』だと思う。当たり前だけれど、誰だって他人の自慢話を長い時間聞いていたいとは思わない。話が長くて退屈だなと思うひとの多くは、「伝えたい」のではなく「言いたいだけ」なのだと思う。

6・「自分が貢献できるものは何か」という視点。


人間は放っておくと「受けたがる」生き物であり、「この人は自分を楽しませてくれるだろうか」とか「この場所は自分を楽しませてくれるだろうか」みたいな感じで、他人に期待をしてしまう。しかし、最も充足感を得ることができるのは『楽しませてもらった』時ではなくて『楽しみをつくりだした』時だと思う。その瞬間の自分は(受動的ではなく)能動的なものであり、真逆の態度になる。

自分が受けることができるものよりも、自分が与えることができるものに意識を向けている時の方が、精神的な充足度は高い。人間は、与えられている限り不満だらけであり、重要なのは「自分にないもの(足りないもの)」よりも「自分にあるもの(既に備わっているもの)」になる。

7・気前良く与えることのできる人が『豊か』なのだ。


どれだけ豪華なものを持っていたとしても、それをひけらかすだけで周囲に与えようとはしない限り、その人は自分の貧しさを証明しているだけになる。世の中には「豊かそうに見えるひと」と「ほんとうの意味で豊かなひと」がいる。両者の違いは『精神的な余裕』にあり、ほんとうに豊かなひとたちに共通しているのは『精神的な余裕』だ。乱暴に言い換えると(奪うよりも)与えることを意識している。

8・批判や周囲からの誤解に負けてしまっては、その先にある『素晴らしい結びつき』まで、同時に手放してしまうことになる。


世界一周をしてきたばかりの女子大生や、地球少年の篠原くんと、批判についての話をしていた。やはり、普通だったらしないようなことをやっていると、どうしても必要以上の批判を浴びることになる。空港で皆で話していた瞬間にも、批判のメールがちょうど私に届いたりしたので「死にたくなるぜ」みたいなことを話していた。なんで、いちいち批判を受けてまでこんな生き方をしているんだろうか。

その答えがちょっとだけわかったような気がした。私は、根本的に「同じ気持ちになりたいから生きている」と考えている節がある。誰かと同じ気持ちになれたとき、何かを分かり合えた(分かち合えた)と感じた瞬間に、言葉にできない喜びを感じるようにできているような気がしている。そして、このような生き方を通じて(このようなブログを通じて)これをやっていなければ絶対に起こることのなかった『何か』に背中を押されて、現在も図太く生きている。

批判や周囲からの誤解に負けてしまっては、その先にある『素晴らしい結びつき』まで、同時に手放してしまうことになる。月並みな言葉になるけれども、批判に負けてはいけないのだと思う。

9・自分の価値は自分で決める。


いばやの共同代表であるMAYUが素晴らしいツイートをしていた。いばやには様々な関係者がいて、私はいつも彼らの発言や言動に勇気をもらっている。私は青く、いつまでも青春を続けていたい(大人になりたくない)という気持ちを未だに持ち続けていて、結局、好きなひととできるだけ一緒にいたいからいばやという会社をつくったのかもしれない、などと思うことがある。

「この人が好きだ」というのは「この人といるときの自分が好きだ」ということであり、自分を嫌う努力をするよりも、自分を好きでいられる時間や空間や人間を大切にしていきたいと思っている。

10・涙が出そうになるくらい生きろ。


朝の四時になった。朝日が昇って空港ラウンジを照らした瞬間、眠っていたはずの人々も起き上がって、国籍を問わず朝日に向かって駆け出していた。同じ場所で様々な国の人々が朝焼けの写真を撮っている景色を見たときに、この瞬間は最高だなと思った。この瞬間のためにあったんだなと思った。

「この瞬間のためにあったんだな」

そう思える瞬間にどれだけ出会うことができたのかが、人生の豊かさを決めるような気がした。朝焼けに包まれた瞬間、間違いなく、私は半端ないよろこびに触れることができていた。たまらないな、と思った。フランスの小説家であるカミュの言葉が頭をよぎった。

Live to the point of tears. ー 涙が出そうになるくらい生きろ。
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人生は続く。

坂爪圭吾 KeigoSakatsume《ibaya》
TEL:07055527106 or 08037252314
LINE:ibaya  keigosakatsume@gmail.com
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