いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

【最近聞かれる10の質問】家がなくても金がなくても食べるものがそこら辺に生えているキノコしかなくても、人とのつながりがあれば死なない。

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最近聞かれる10の質問】


ありがたいことに様々な場所に呼ばれて自分のライフスタイルから学んだことを人前で話す機会が増えてきました。直近では10月25日(土)と27日(月)に東京の高円寺と国分寺で開催されるイベントに出演します。私が足を運ぶ先々で「頻繁に尋ねられる10の質問」があるのでまとめました。

1・『坂爪さんは実際どこに住んでいるのですか?』

今は生まれ故郷の新潟県の海岸沿いに(いつ怒られるのかビクビクしながら)テントを張って暮らしています。「家がなくても生きていける」ということを実証できたら面白いだろうなと思っていて、自分を使って実験生活を行い、そこで発見したことなどをSNSやブログ記事で発信しています。イベント出演や講演会の依頼を受けた際には、Twitterを通じて知り合った佐賀県出身東京在住の方に無料で譲っていただいたスーパーカブにキャンプ道具一式を積んで、野営をしながら行脚することもあります。


2・『食事やお風呂はどうしているのですか?』

有難いことに周囲の方々がテントに差し入れを持ってきてくれたり、ご飯をご馳走してくれたり、労働力を提供する代わりに日用雑貨や食料を与えてくれたりします。この前、海辺にテントを張って眠っていたら、近所に住む人が「君は何をしているのかい?」と声をかけてくれました。「これこれこういう生活をしています」と答えると「面白いね、もしも困ったらシャワーくらいなら貸せるからいつでも声をかけてね」と言ってくれました。地方都市では見知らぬ他人にもラフに話しかけてくれる人も多く、物を貰う機会も多く、日本には八百万の神様がいるのだと感動することが頻繁にあります。

3・『ご両親は?坂爪さんは捨て子なのですか?』

両親は健在で比較的仲も良いです。困った時は即座に実家に戻ったりもしています。私は三人兄弟の末っ子で、上の姉と兄はどちらも結婚して子供もいます。『三人いたら一人位バグる人が生まれてもしょうがないだろう』と私は思っていて、両親も良い意味で私のことを諦めてくれています。口やかましく言われることは皆無で、先日、実家で母親と話していた時は「あんたは何をしているのかよくわからないけれど、とりあえず何だか楽しそうでいいね」と言われました。父親には「そんなエネルギーがあるなら何か別のことに注げ」と言われました。私は笑顔で「お父様の言う通りです」と答えました。

4・『これからどうするつもりなのですか?』

何も考えていません。今を生きるのみです。


5・『冬もテント生活を続けるのですか?』

何も考えていません。新潟の冬は厳しいので冬のことを考えると気が滅入るので考えないようにしています。今朝方の日本海周辺の気温は8度でした。凍えて目覚める機会が増えてきたのでどうしたものかと悩んでいます。実家に戻っても良いのですが、それでは面白みに欠けるので新しい展開を待ち望んでいます。何かユニークな私の使い方を閃いた方は是非教えてください。冬は南国で暮らしたいとも思っています。


6・『仕事は何をしているのですか?』

私はいばやという合同会社を一年前からやっているのですが、今の最大の関心が『金がなくても人は生きられるのか』に向かってしまっているために、経済活動と呼べることを(能動的には)何もしていません。経営者失格ですが、有難いことに所持金が0に近づく度に新しい仕事の依頼や救世主との出会いが舞い込んで来て、九死に一生を得ています。ただでさえ生きていれば辛いことが多いのだから、いちいち苦しんでいる暇(いとま)はありません。人生はどうにかなるように出来ているのだと盲信していて、「最悪の場合はピザハットでアルバイトをすれば死なない」と自分自身に言い聞かせています。


7・『最近は何に感動しましたか?』

私は朝焼けと夕焼けが大好きで、美しい景色を目にした時は『他には何もいらない』という最大限の感動を覚えます。沈みかけている夕日を目撃すると思わず「うおおおおおおお!」と叫びながら駆け出してしまうのですが、本当に何かに心を動かされた時は頭よりも先に心や身体が反応するものなのだと思うようになりました。頭で考えるのではなく、実際に身体を使ったり心が反応する方向へと自分自身をドライブしていけば、何処でも感動に溢れた日々を送れるのだと思うようになりました。この気付きこそが最大の感動でした。


8・『批判されることはないのですか?』

頻繁にあります。しかし、批判をする人は暇か不幸か愛情不足な人であると思っているので、そんな人の言うことを気にする必要は皆無であると思っています。面白がってくれる人は面白がってくれるし、罵倒してくる人は罵倒してきます。私が注力するべきなのは『他人がどう思うか』ではなく『自分自身が自分の生き方に胸を張れるかどうか』であると思っていて、満点とは程遠いけれど現在は比較的良い感じです。罵詈雑言が止まらない人間には、時にかぼちゃの画像を送りつけてやることもあります。


9・『将来が不安になることはないのですか?』

ないです。過去を思えば後悔や怒りが湧き、未来を思えば恐怖や不安が湧き出してきます。しかし、実際の所は過去も未来もまるで重要ではなく、今までとこれからも何も関係がないものであると思っています。今、目の前にある瞬間瞬間を最高だと思えるものにしていけば、結果として勝手に人生全般も最高なものになるのではないかと睨んでいます。『過去』や『未来』を言い訳に『現在』を犠牲にするような生き方を私は続けてきてしまっていたので、これからは目の前にある瞬間瞬間を可能な限りの集中砲火で焼き尽くすような生き方をしたいと思っています。全然出来ていないけれども。


10・『V6の坂本さんに似ていますね』

岡田君を目指して頑張ります。岡田君になりたい!!

【番外編】

Q・『テント生活をしていると危険な目にあうことはないのですか?』

A・あります。(続きはリアルで、人生は続く)


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