いばや通信

ibaya《いばや》共同代表・坂爪圭吾のブログです。

幸せになるのには別に誰の許可もいらない。 ー これを持っていると「いつでも気軽に話しかけてOK!」というサインになる秘密のアイテムをつくりました ー

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今年の頭に「ねこばっじ」をつくりました。これは、このバッジを持っていると「いつでも気軽に話しかけてOK!」というサインになるという、いたるところで出会いを多発させちゃう新感覚のコミュニケーションツールです。現在、東京の渋谷区近辺で約100人、新潟市で約550人が所有しています。

この記事を読んでくれているあなたにお願い!!

奇跡的にこのバッジをつけている人を見かけたら、勇気を出して「にゃー?」と声をかけてみてください。かなりの高確率で「にゃー!」という返事が返ってくると思います。多分きっと楽しい!

今年の頭につくったのにも関わらず、不肖坂爪があまりにも怠惰なために配布を忘れていました。そのために、私の手元に残り150個程度の手つかずのねこばっじが余っています。配布に協力してくださる方を募集します。最初の実験都市はとりあえず新潟市と渋谷区近辺ではあるのですが、あなたのお住まいの地域でも実験的に試してみたい場合などは、是非ぜひ一緒にやれたらと思っています。

連絡先・坂爪圭吾(さかつめけいご)
LINE:ibaya  07055527106 keigosakatsume@gmail.com

ねこ(NECO)とはNEW COMMUNICATIONの略称で、新しい形でのコミュニケーションの形を実現するというコンセプトと共に産声をあげました。私は、例えばカフェでお茶をしていたり、街中を歩いていたりする中で、結構な頻度でまったくの他人に話しかけたくなる衝動にかられることがあります。しかし、突然話しかけると宗教の勧誘と間違えられる可能性だけが残るので、今までは自粛していました。しかし、私のような欲求(知らない人と話してみたい欲求)を持った人は、以外とたくさんいるのではないか??という仮説のもとに、このねこばっじは誕生しました。

ねこばっじは、一言で言えば「許可」です。

それは「いつでも話しかけてOK!」という許可でもあり、もしもこのねこばっじという作品にタイトルをつけるとしたら、それは「私たちはすでに許されている」という言葉で表現することができます。誰だって、何かをやりたいけれど他人からどう思われるかわからないからやらない、って感じる瞬間はあると思います。本当は何をやってもいいのに、いつの間にか何かが制限されているように思い込むようになってしまって、縮こまった態度で人生を過ごすようになってしまうことがあります。誰かに優しくしたいけれど優しくしたら迷惑かなとか、突然声をかけたら迷惑かなとか、自分のやりたいことをやりたいようにやってしまったら他の人にも迷惑をかけちゃうかなとか、いつの間にか私たちは「他人に迷惑をかけてはいけない」とい思考でがんじがらめにされてしまっているのではないかと思うシーンが、生きていると頻繁に垣間見ることができます。

だけど、本当は何も禁止なんかされていない。

そういう謎のパラレルワールドをねこばっじを通じて実現できたら楽しいだろうなあと思っています。難しいことは何もなくて、ただこのばっじをつけている人を見かけたら、少しの勇気を出して「にゃー?」って猫なで声をかけてみてください。言われた相手も突然のことで困惑するかもしれないけれど、しかし、確実に言えることは「挨拶されることを嫌がる人はそんなにいない。むしろ嬉しくなるのが世の常で、ただ慣れていないから恥ずかしいだけだ」ということです。

長々と書いてしまいましたが、このねこばっじのシステムを面白がってくれる人がいればぜひ気軽にお声かけいただければ幸いです。このままだと残りの150個のねこばっちを完全に持ち腐れてしまいます。そんなのは嫌だ!!皆様のお力を貸してください。繰り返します。ねこっばじのコンセプトは、一言で言えば「許可」です。これにタイトルがあるとすれば「私たちはすでに許されている」というもので、本当は何も禁止なんかされていない。他人に迷惑をかけることしてはいけないと私たちは教えられてきたけれど、あることを迷惑だと思う人もいれば、それをよろこびとして捉える人もいるということを忘れてはいけないと思います。

誰かに頼りにされたり、誰かに優しくされたり、誰かに明るく声をかけられたりして、嫌な気持ちになる人はそんなにいない。ただただ慣れていないだけで、最初はちょっと恥ずかしいだけで、だけどその後にきっと嬉しい気持ちが湧いてくるような気がします。「迷惑をかけちゃいけない」という言葉よりも「困ったときはお互い様」という言葉の方が私は好きだし、他人の力がなくてはなかなかどうして私のような欠陥人間は生きていくことが大変難しいです。

「迷惑をかけてはいけない社会」よりも、「困ったときはお互い様。もしもの時は(悲壮感を漂わせるのではなく&深刻な表情を浮かべるでもなく)楽しく迷惑をかけあう社会」の方がハッピー度数は圧倒的に高いと思っています。その礎としてのねこばっじを何卒よろしくお願いいたします。

大事なのことなので繰り返します。コンセプトは「許可」で、私たちはすでに許されている。本当は何も禁止なんてされていないし、やれることならばなんだってやれて、行ける場所にならどこにでも行ける。幸せになるのには別に誰の許可もいらなくって、人生は続く。

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坂爪圭吾 KeigoSakatsume/ibaya 
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